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英語の代名詞の使い方!マスターするために例文を使って徹底解説!

 

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みなさん、英語の代名詞をスムーズに使いこなせていますか?

実は英語にの代名詞には多くの種類があります。日本語の感覚にないものもあるので、使い方が難しいと感じるかもしれません。

ですが、これらの使い方をマスターして使えるようになると、表現の幅が一気に広がること間違いなしです!

というわけで、今回は英語の代名詞の使い方について紹介します!



【使い方①】人称代名詞

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まずは、「人称代名詞」にの使い方について紹介していきます。

英語の「人称代名詞」は、”I”や”you”などの「主格(主語)」、”him”や”it”などの「目的格(目的語)」、”my”や”her”などの「所有格」に分けられます。

ちなみに「主語って?目的語って?」」という方は、以下の記事を参考にしてみて下さいね。

英語の5文型!SVOCの意味を例文つきでわかりやすく解説!

1人称単数

「1人称単数」とは、「私」や「俺」など「自分のことを指す言葉」ですね。

①主格(主語)

これは、もちろん“I”です。日本語にはいろんな1人称がありますが、英語ではこの”I”だけです。

I usually do some grocery shopping after work on weekdays.
(平日の仕事帰りに食料品の買い物をすることが多いよ。)

②目的格(目的語)

「誰かが自分に対して○○した」というような内容を言うときには、目的格の“me”を使います。

Katy called me for the first time in a long time.
(ケイティが久々に電話をかけてきた。)

③所有格

「私の○○」という風に言いたいときは、”my”を使います。自分の持ち物や家族、その他関係のある人や物などを言うときですね。

This is my best friend from junior high school.
(これが中学からの私の親友。)

1人称複数

「1人称複数」は「自分も含めた数人の人たち」です。日本語で言う「僕たち」や「私たち」に当たる言葉ですね。

①主格(主語)

「自分たち」を主語にしたいときには、英語では“we”を使います。

We have known each other since when we were little.
(僕たちは小さいころからお互いを知ってるんだよ。)

②目的格(目的語)

「○○が私たちに△△する」というような形で、ある人の行動の対象が自分たちになっているという内容を話すときには、“us”を使います。

Why is that man looking at us?
(何であの人私たちを見てるんだろう?)

③所有格

「自分たちの○○」のように表現をしたい場合は、”our”を使います。

Our house is 30 years old.
(私たちの家は築30年よ。)

2人称単数

「2人称単数」は、「目の前にいる1人の人」のこと。

①主格(主語)

英語では“you”を使って表現しますね。

You are so kind.
(あなたってすごく優しいよね。)

②目的格(目的語)

「○○があなたに△△する」のように、主語の動作の対象が相手である場合も、主格(主語)のときと同じように“you”が使われるんです。

I’ll pick you up at 5.
(5時に迎えに行くよ。)

③所有格

相手の持ち物などを表現したいときは、“your”を使うことができます。

Your new jacket is really sophisticated and fashionable!
(あなたの新しいジャケットとっても洗練されてておしゃれね。)

2人称複数

「2人称複数」とは「目の前にいる何人かの人たちのこと」ですね。単数と複数の違いはありますが、使う言葉は「2人称単数」のときと全く同じです。

①主格(主語)

「2人称単数」と同様に“you”を使います。

You are wonderful players.
(君たちは素晴らしい選手だよ。)

②目的格(目的語)

こちらも“you”を使います。

Mr. Parker must be worried about you.
(パーカー先生は君たちのこと心配してるに違いないよ。)

③所有格

「2人称単数」と同じ“your”で表現します。

How are your children?
(君たちの子供たちは元気?)

3人称単数

「3人称単数」は、「自分と相手以外の人や物事、動物」を指しています。「単数」ですから、もちろん「1人」や「1つ」ですね。

①主格(主語)

主語にしたいのが「男性または男の子」であれば“he”「女性または女の子」であれば“she”、そして「物事や動物」であれば“it”を使います。

He is the most popular singer among young girls.
(彼は若い女の子の中で人気ナンバーワンの歌手だよ。)

She always complains about her subordinates.
(彼女はいつも部下の不満を言ってる。)

It seems to break easily.
(それはすぐ壊れそうだね。)

②目的格(目的語)

目的語にしたいのが「男性または男の子」であれば“him”「女性または女の子」であれば“her”となります。「物事や動物」の場合は、主語と同じ“it”です。

They doubted him about it.
(そのことに関して、彼らは彼を疑っていた。)

Don’t ask her about the honeymoon.
(ハネムーンのこと、彼女に聞くなよ。)

Please submit it to the accountant.
(経理にそれを提出しておいて。)

③所有格

「男性または男の子もの」“his”「女性または女の子のもの」は「目的格」と同じ“her”を使って表現します。「物事や動物のもの」を表現するときに使うのは“its”です。

Have you met his wife?
(あいつの奥さんに会ったことある?)

Keiko always has her nails beautifully done.
(ケイコはいつも爪をキレイにしてるよね。)

My dog often scratches its body.
(うちの犬はよく体を掻くの。)

3人称複数

「3人称複数」は、「自分と相手を含まない複数の人」または「複数の物事や動物など」を指します。

①主格(主語)

何人かの人やいくつかの物事などを主語にするときには、“they”を使うことができますね。

They seldom go out together.
(彼らはめったに一緒に出掛けない。)

They are useful devices to clean the house.
(それらは掃除するときに役に立つ道具だ。)

②目的格(目的語)

複数の人や物事を目的語にするときには“them”を使って表現します。

I can never get along with them.
(あいつらとは絶対にうまくやっていけないよ。)

I have to carry them up to the fourth floor.
(そこにあるのを4階まで運ばないといけないんだ。)

③所有格

「彼らの○○」や「それらの○○」という風に言うときは、“their”を使います。

Their company has been growing little by little over the years.
(彼らの会社は何年もかけて少しずつ成長し続けている。)

How do lions take care of their babies?
(ライオンは彼らの赤ちゃんをどうやって世話するの?)


【使い方②】所有代名詞

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続いては、英語の「所有代名詞」の使い方についてです。「所有代名詞」には”mine”や”ours”などがあり、ひと言で「○○のもの」を意味することができます。

例えば、日本語の感覚だと、「これ誰の?」と聞かれたときに答える「私の!」のような言葉です。

他の英語の参考書やサイトによっては、これも「人称代名詞」の項目で説明しているものもあります。

この記事では「人称代名詞」とは別項目で使い方を説明していきますね。

1人称単数

英語で「私のもの」一言で自分の持ち物などを言いたいときには“mine”を使って表現できます。

Look! That house is mine!
(見て!あの家が私のだよ!)

1人称複数

「僕たちのもの」や「私たちのもの」と言う場合には、“ours”を使います。

Ours is a silver car.
(僕たちのはシルバーの車だよ。)

2人称単数

英語で「相手のもの」と一言で表現するときの言葉は、“yours”です。

Which shoes are yours?
(どっちの靴がお前のだっけ?)

2人称複数

英語で「あなたたちのもの」と複数の相手のものであることを言うときにも、“yours”を使うことができます。

That white house is yours, isn’t it?
(あの白い家があなたたちのよね?)

3人称単数

「男性または男の子のもの」は「人称代名詞」の「所有格」と同じ“his”「女性または女の子のもの」“hers”です。「所有代名詞」の「3人称単数」はこれだけです。

「え?”it”には所有代名詞はないの?」と思った方もいると思います。

そうなんです。「1つの物事のもの」や「一匹の動物のもの」のように表せる言葉は英語には存在しません。

These One Piece action figures are all his.
(このワンピースのアクションフィギュアは全て彼のものだよ。)

Hers is a small blue bag.
(彼女のは小さくて青いバッグだよ。)

3人称複数

自分と相手以外の「複数の人のもの」を表すには“theirs”を使います。

Do you know which notebooks are theirs?
(どのノートが彼らのものだかわかる?)


【使い方③】再帰代名詞

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英語の「再帰代名詞」とは、日本語の「○○自身」にあたるものです。主語である人や物が、目的語にもなる場合に使われます。

英語の「人称代名詞」の中の、「所有格」または「目的格」に”self”または”selves”をつけた形の言葉です。「単数」であれば”self”、「複数」であれば”selves”をつけます。

1人称単数

主語が”I”、つまり自分が主語で、自分がその動作の対象である目的語となるときには“myself”を使います。

I looked at myself in the mirror and thought.
(私は鏡で自分のことを見て、考えました。)

1人称複数

主語が「自分を含めた数人の人」を表す”we”で、目的語にもなるときは”ourselves”を使います。

We told ourselves “We can do it!”
(僕たちは「僕たちならやれる!」と自分たちに言い聞かせた。)

このとき、必ずしも主語は”we”である必要はありません。

「自分を含めた他の誰か」を表す言葉が主語であり、目的語になる場合にも、“ourselves”を使うことができます。

Terry and I told ourselves “We can do it!”
(テリーと俺は「俺たちならやれる!」と自分たちに言い聞かせた。)

2人称単数

目の前にいる相手を主語にして、さらに目的語とするときには”yourself”を使うことができます。

You need to encourage yourself.
(自分で自分を励ましてあげなきゃ。)

2人称複数

目の前の複数の相手が主語の場合も”you”を使うことができますね。

ただし、さらにその人たちを目的語にするときには、「複数」の意味を持つ”yourselves”とする必要があります。

You can be proud of yourselves.
(自分たちを誇りに思っていいと思うよ。)

3人称単数

「1人の男性または男の子」、「1人の女性または女の子」あるいは「1つの物事や1匹の動物」などが主語で、それらを目的語とするときには、それぞれ“himself”、”herself”、”itself”を使います。

He introduced himself to the president of the company.
(彼はその会社の社長に自己紹介しました。)

She continued to blame herself.
(彼女は自分自身を責め続けたんだ。)

It can clean itself automatically.
(それは自動で掃除される。)

必ずしも主語は”he”、”she”、”it”のいずれかである必要はありません。

1人の人や1つの物事、1匹の動物などを指す言葉が主語の場合にも使うことができます。

それぞれの主語が、「男性」なのか「女性」なのか「物事」なのかで使い分けましょう。

John introduced himself to the president of the company.
(ジョンはその会社の社長に自己紹介しました。)

Olivia continued to blame herself.
(オリビアは自分自身を責め続けたんだ。)

This ventilator can clean itself automatically.
(この換気扇は自動で掃除される。)

3人称複数

「複数の人や物事、動物」を表す”they”が主語の場合で、それが目的語の場合は”themselves”を使います。

They enjoyed themselves at the amusement park.
(彼らは遊園地で楽しんだ。)

They updated themselves regularly.
(それらは定期的にアップデートされる。)

They can cool themselves by flapping their ears.
(それらは耳を動かすことで自分たちを冷やすことができる。)

こちらも、主語は”they”である必要はなく、「複数の人や物事、動物」を表す言葉であれば、”themselves”を使うことができます。

My sons enjoyed themselves at the amusement park.
(息子たちは遊園地で楽しんだ。)

These smartphones updated themselves regularly.
(これらのスマホは定期的にアップデートされる。)

Elephants can cool themselves by flapping their ears.
(ゾウ達は耳を動かすことで自分たちを冷やすことができる。)

おわりに

今回は、英語の「代名詞」の使い方について紹介しました。いかがでしたか?

英語の「代名詞」には他にもいくつか種類がありますが、今回紹介したものはまず基本となるので、まずはしっかりとこれらをマスターしてしまいましょう!

今回の記事にも出てきた中の”it”について、以下ではさらに詳しい使い方を説明しています。参考に読んでみて下さいね。

英語の代名詞「it」の使い方!各用法で適切に使おう!

「代名詞」の仲間である「関係代名詞」については、以下の記事をご覧ください。

英語の「関係代名詞」の使い方!人や物を説明する(例文付き)

関係代名詞「what」の例文!パターン別に使い方を覚えよう!

英語「which」の使い方!疑問詞・関係代名詞で使うための基礎知識!

英語「whose」の使い方!疑問詞・関係代名詞で使うための基礎知識!

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