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「同棲」は英語で?恋人と暮らし始めた/一緒に住んでいる時の表現6選!

 

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大好きな恋人と憧れの同棲!カップルにとってはワクワクの生活ですよね。

そんな幸せでいっぱいのみなさん、「同棲」は英語でどうやって言うか知っていますか?

今回は「恋人と同棲している時の英語フレーズ」をご紹介します!



「同棲」は英語で?

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まずは「同棲」を英語で何て言うかをご紹介!

「同棲する」=「live together」

「同棲」って英語でどうやって表現するんだろう…?

そう悩んでいる人は、日本語を英語に直訳しようとする思考回路を持っている証拠。日本語のワードを訳そうとするのではなく、その言葉を「英語でシンプルに説明しよう」とすれば、きっと解決方法が見つかるはず!

同棲をするということは、つまり「恋人と一緒に住む」ということですよね。なので英語表現は以下の通り!

to live together with ○○
(○○と同棲する)

“live”は「住む」なので、”with”(と一緒に)を合わせれば、日本語で言うところの「同棲」を英語で伝えることができるのです!

○○のところに相手をいれれば、色々なバリエーションができます。

boyfriend(彼氏)
girlfriend(彼女)
partner(パートナー)*男女問わない
fiancé (女性から見た男性の婚約者)
fiancée(男性から見た女性の婚約者)

日本語の「同棲」は、正式に結婚していないカップルが同じ家で一緒に暮らすことを指します。そのため「夫」や「妻」の関係でない相手を”with”で結んで表現すれば、同じような意味になってしまうんですね!

「同棲し始める」=「move in together」

これから一緒に暮らし始めるという場合は、以下の英語表現になります!

move in together with ○○
(〇〇と一緒に同棲を始める)

“live together”は「既にに一緒に暮らしている状態」ですが、“move in together”は「これから一緒に暮らすというアクション」を指す英語。

状況に合わせて、しっかり使い分けをしてください!

「live in sin」(罪の中で暮らす)のオモシロ表現も!

“live together”と”move in together”という英語表現をご紹介しましたが、中にはこんな面白い言い方もあるんです!

live in sin
(罪の中で暮らす=同棲する)

これは宗教上の理由で、結婚前の同居が禁止されていた時の考え方から来ている言い方になります。昔は多くの人がこのルールに従っていたため、入籍していないカップルが一緒に暮らすことは罪深いことだとされていたんです。

そういった文化の名残を感じられる英語でしたね!

ただし現在でも信心深いキリスト教徒の間では、結婚前の同居を禁止している場合もあるようです。

他にも“cohabit”という英語でも「同棲する」という意味になります。(名詞の「同棲」ですと“cohabitation”に。)ただしこれは堅い言葉で、日常英会話では滅多に出てこないでしょう。

基本的に”live together”、もしくは”move in together”のどちらかを使えば問題ないですよ!


「同棲」の英語フレーズ!

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「同棲」の英語表現を学んだところで、フレーズの中でどうやって使っていくかを見ていきましょう!他にも便利な言い方も紹介しますよ。

I live together with my boyfriend.

私は彼氏と一緒に住んでいます。

自分が今恋人と生活をしていることを伝えるなら、この英語フレーズを使ってみましょう!

また現在進行形を使えば、今まさにそういう状況であることを強調できます。
I’m living together with my girlfriend.(彼女と一緒に住んでいます。)

“together”と”with”は近い意味の英語でもあるので、あえて”together”をいれなくてもOK!
I’m living with my partner.(パートナーと一緒に住んでいます。)

We’re living together now.

私たちは今一緒に暮らしています。

主語を”we”(私たち)にする場合は、”with”を使う必要はありません!

また”now”(今)を最後につければ、現在そういう環境であることをより強くアピールできますね。

My partner and I have lived together for a year now.

パートナーと私が一緒に住み始めてから1年になります。

どれくらいの期間、恋人と一緒に暮らしているかを説明する時は、現在完了形を使いましょう。

そして主語で「恋人と私」という形を取る時は、必ず自分が最後にくるのが英文法的に正しい言い方になります。”My boyfriend and I”(彼氏と私)といった感じですね!

もちろん「私たち」を主語にしたり、”been living together”にしてみてもOK。
We have been living together for about 6 months.(私たち一緒に暮らして大体半年になります。)

We’re moving in together next month.

来月から一緒に暮らし始めます。

これから恋人と同居をすることを周りに報告するなら、この英語フレーズ!

もうすぐで実際に行われる予定の話をする時は、未来形を使わなくても現在進行形で表現できます。

一緒に暮らすことを決心したことを伝えるならコチラ!
We decided to move in together.(同棲することに決めました。)

“officially”(正式に)という英語をつければ、より報告感が増しますよ!
We’re officially moving in together!(正式に一緒に暮らすことになりました!)

We’ve just moved in together recently.

最近一緒に暮らし始めたばかりなんです。

もう一緒に暮らし始めたことを英語にするなら、”just”を現在完了形に使って表現してみましょう。そうすれば「今まさにそうした」という直近のニュースの話をすることができますよ!

Moving in is a big deal.

同棲するって重大なことだよね。

ガールズトークで同棲についての話が出たら使ってみたいのが、この英語フレーズ。

“big deal”は「一大事」、「大きなこと」を意味するので、「恋人と暮らし始めるのがいかに大きな決断か」を伝えたい時にピッタリ!


アメリカ人は「同棲」をどう考えてるの?

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では最後にアメリカにおける「同棲」の常識についてお話します!

未婚で同居している人は多い!

実はアメリカでは結婚をする前に一緒に暮らしているカップルが非常に多いんです!もちろんその割合をアメリカと日本で比べることは難しいですが、感覚としては日本以上に同棲が一般的なものとなっているでしょう。

そこまで珍しいことではないので、先ほど軽く紹介した”cohabitation”のような堅い形式ばった言葉が使われないのかもしれません。

むしろ結婚前の同居が普通!?

逆に最近では「結婚前に同居をスタートさせるのが普通」と考えている若い人も多いくらいでしょう。結婚は大きな決断ですから、一緒に暮らしていけるのかを事前に試してみるという意味もあるのですね。

多くのカップルの場合、お付き合いが真剣なものになってきたら、まずは同居をスタート。そこから愛を育んでいって、プロポーズ→結婚となるのが一般的とも言えます。

アメリカは子供の独立を尊重する!

実はアメリカでは高校を卒業して18歳になったら、ほとんどの子供が家を出るようになります。18歳はもう「大人」としての扱いを社会的に受けるようになるので、色んな意味で巣立たなくてはいけない年齢なのです。

それに比べ日本の場合、両親との同居は普通です。特に女の子は実家から大学へ通ったり、会社に通勤することもありますよね。でもアメリカではそれはNG。子供の成長と独立をサポートしていないと考えられ、あまり周りからいい目をされないことも。

こういった文化背景があるため、多くの親にとって同棲は喜ばしいこと「新しい家族を持つ=独立」のファーストステップとして、応援をしてくれる家庭が多いのです。

もちろん例外も。敬けんなキリスト教の家庭では、婚前同居を認めないはずです。

家庭環境によって考え方は違いますが、アメリカでは「同棲」が一般的であることには間違いありません!

おわりに

いかがでしたか?
「同棲」という言葉を難しく考えてしまいがちですが、よく考えてみれば「一緒に住む」というシンプルな英語表現で伝わることが分かりますよね。

その国の文化や世代によって結婚前の同居に対する考え方は変わってきますが、そういった違いを感じるのも言語習得の楽しみの一つ!適切な英語フレーズを学ぶと共に、気になる海外の恋愛観をチェックしてみてくださいね。

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