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英語「自動詞」「他動詞」!2つの違いを理解して使いこなそう!

 

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英語の「動詞」には、「自動詞」と「他動詞」という2つの役割があります。

言葉だけは聞いていても、イマイチ違いがよく分からないという方も多いのではないでしょうか?この2つの違いを理解しておくことで、英語での表現の仕方や捉え方がよりスムーズになります。

今回は、そんな英語の「自動詞」と「他動詞」について紹介します!

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「自動詞」と「他動詞」の違い

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まずは、英語の「自動詞」と「他動詞」の違いについてです。

以下の2つの文を見て下さい。

I dropped.

I dropped my glasses.

どちらも”drop”という「動詞」の過去形である”dropped”が使われています。

同じ「動詞」なのに、文によって、それぞれ「自動詞」と「他動詞」の役割をしているのです。

「自動詞」と「他動詞」のややこしく感じられる原因の1つは、このように「どちらの役割もできちゃう動詞」があるところです。

どうして同じ英語の「動詞」でそういうことが起きるのか?それを理解するためには、「自動詞」と「他動詞」の違いをしっかりと感じることが必要になってきます。

では、上の2つの文を使いながら、その違いについて見ていきましょう!

「自動詞」について

簡単に言ってしまうと、「自動詞」というのは「目的語がいらない動詞」のことです。

特に動作の対象になる人や物がなくても、その動作が成り立つときには、その「動詞」は「自動詞」と呼べるのです。

文が「主語」と「動詞」だけで完結できます。もう少し詳しく、上の例文を使って確認していきましょう。

     I     dropped.

「主語」   「動詞」

これだけで完結しています。だから、この場合、“dropped”の役割は「自動詞」ということになります。

「前置詞」や「副詞」などを使って後に言葉を付け足していくことはできます。

I dropped from the tree.(私は木から落ちた。)

I dropped suddenly.(私は急に落ちた。)

「他動詞」について

「他動詞」というのは、「目的語が必要になる動詞」のこと。つまり、動作の対象になる人や物が必要ってことです。

先ほどの例文で考えると、こんなイメージです。

 I        dropped       my glasses.

「主語」   「動詞」    →    「目的語」

“I”という「主語」の「動詞」である”dropped”の後に、”my glasses”が来ています。と、いうことは、この”dropped”の対象が”my glasses”ということです。

「私がメガネを落とした」という意味になります。

「動詞」のあとに「目的語」が入ることで、その「動詞」が表す動きのイメージが、一気に「目的語」に対して向かっていくんです。

ちなみに「目的語って?」という方は、以下の記事も参考にしてみて下さい。

【英語の文型!5つのパターンを使いこなすための基礎知識!】

※「自動詞」と「他動詞」を上手く使い分けるコツとして、私は以下のように考えるようにしています。参考にしてみて下さい。

・英語を読んだり聞いたりして「英語を受け取る」ときは、「目的語ないから自動詞なんだ」、「目的語があるから他動詞なんだ」という意識を持つ

・英語を話したり書いたりして「英語を発信する」ときは、「自動詞として使いたいから、目的語は置かない」、「他動詞として使いたいから目的語を置こう」という意識を持つ

では、さらに2つの違いや使い方を明確にするために、いくつかの「動詞」の例で見ていきましょう。

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「どちらにもなる動詞」の例

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まずは、上の項目で例として使った”drop”のように、どちらの役割もできる英語の「動詞」から紹介していきます。

attend

①自動詞

「注意して聞く」や「精を出す」というような意味になります。

We attended.
(私たちは注意深く聞いた。)

もし、「○○を注意して聞く」というように言いたい場合は、前置詞の”to”を入れてこのように言うことができます。

We attended to what our boss was saying.
(私たちは上司が言っていることを注意深く聞いた。)

②他動詞

おそらく、こちらの意味の方が良く知られているでしょう。「○○に出席する」という意味です。

We attended the conference.
(私たちは会議に出席した。)

change

①自動詞

「変わる」という意味。主語自身が「自ら変わる」というときは、「自動詞」として使います。

Paul changed.
(ポールは変わった。)

「ある状態に変わった」とか「こんな風に変わった」と言いたいたときは、「前置詞」の”to”や「副詞」を使うことができます。

Paul changed to a honest man.
(ポールは正直な男に変わった。)

Paul changed completely.
(ポールは完全に変わった。)

②他動詞

「○○を変える」というニュアンスになります。

Paul changed his opinion.
(ポールは彼の意見を変えた。)

move

①自動詞

「引っ越す」、「動く」という意味で使われます。

Our teacher moved.
(私たちの先生は引っ越した。)

具体的に「○○に引っ越す」と言いたい場合は、「前置詞」の”to”を使います。

Our teacher moved to Chiba.
(私たちの先生は千葉に引っ越した。)

②他動詞

「○○を動かす」という意味。

Our teacher moved her chair.
(私たちの先生は椅子を動かした。)

run

①自動詞

よく知られている「走る」という意味です。

Steve ran.
(スティーブは走った。)

「○○の中を走る」というときには、「前置詞」の”in”を使ってこんな風に言います。

Steve ran in the park.
(スティーブは公園の中を走った。)

②他動詞

ここまで紹介した「動詞」は、「自動詞」でも「他動詞」でもそんなに意味は変わりませんでした。

ところが、この「他動詞」としての”run”は全く違う意味になり、「経営する」という意味で使われます。

Steve runs his own beauty salon.
(スティーブは自分の美容室を経営している。)

walk

①自動詞

これもおなじみですね。「歩く」という意味。

My grandfather walks.
(うちのおじいちゃんは歩く。)

「○○に歩いていく」というときには、「前置詞」の”to”を使います。

My grandfather walks to the office.
(うちのおじいちゃんは歩いて会社に行っている。)

②他動詞

「○○を散歩させる」という意味です。

My grandfather walks his dog every morning and evening.
(うちのおじいちゃんは毎朝毎晩、犬を散歩させてる。)

ここで紹介したもの以外にも、両方の役割を持つ英語の「動詞」というのは山ほどあります。

それらの使い分けに戸惑ってしまうこともあるでしょう。ただしその都度しっかり使い方を意識すれば、なんの問題もありません!

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「自動詞」の例

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続いては、英語の「自動詞」としての役割しか持たない「動詞」を紹介していきます!

apologize

“apologize”は「謝る」という意味。

He apologized.
(彼は謝った。)

この”apologize”には、「○○に謝る」というニュアンスは含まれていないんです。単に「謝る」という行動そのものだけ。

なので、「○○に謝る」という風に、謝る対象が必要となる場合には「前置詞」の”to”をつけます。

He apologized to his mother.
(彼は母親に謝った。)

arrive

英語の”arrive”は「到着する」という意味で、「○○に到着する」というニュアンスはありません。

I’ve just arrived.
(今ちょうど着いたところだよ。)

具体的に場所を入れて「○○に着いた」と言いたいときには、以下のように「前置詞」の”at”を使います。

I’ve just arrived at the airport.
(今ちょうど空港に着いたところだよ。)

happen

「起こる」という意味です。

The accident happened.
(事故が起こった。)

「その事故が自分の身に振りかかった」というような感じで言いたいときには、「前置詞」の”to”をつけて以下のように言うことができます。

The accident happened to me.
(私に事故が起こった。)

lie

「横たわる」とか「寝そべる」という意味の英語。

My father lied.
(お父さんは寝そべった。)

「○○に寝そべる」のように、場所をつけて言う場合には、「前置詞」の”on”を使って、以下のように言うことができます。

My father lied on the floor.
(お父さんは床に寝そべった。)

「他動詞」の例

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次に、英語の「他動詞」の役割しか持たない「動詞」についてです。

discuss

これは代表的な例かもしれませんね。

“discuss”という言葉に「○○について話し合う」という意味があるので、その○○を埋めるための「目的語」が絶対に必要になります。

We’ll discuss the next project.
(僕たちは次のプロジェクトについて話し合うつもりだ。)

よく間違いやすい例として挙げられますが、“discuss”自体に「○○について」という意味が入っているので、「前置詞」の”about”をつけないようにしましょう。

mention

「○○を述べる」とか「○○について言及する」という意味を持っている「動詞」なので、こちらも○○を埋めるための「目的語」が必ず必要。

She mentioned the new policy.
(彼女は新しい方針について言及した。)

oppose

“oppose”は「○○に反対する」という意味を持つ英語。「○○に」という意味が入っているので、「目的語」を置きます。

My parents opposed my future plan.
(両親は私の将来のプランに反対した。)

resemble

「○○に似ている」と言う意味の英語です。こちらも言うまでもなく、「○○に」の部分を表す「目的語」が必要。

Rachel resembles her mother.
(レイチェルは彼女のお母さんに似ている。)

おわりに

今回は、英語の「自動詞」と「他動詞」について紹介しました。いかがでしたか?

少し複雑に感じられるかもしれませんが、英語の「動詞」が持つこの2つの役割を理解しておくと、英語の捉え方や発し方というのが変わってきます。

よりスムーズに理解したり伝えたりするのに、とても役立つので、ぜひ少しずつ慣れていって下さいね。

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