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≪バイリンガルMeg流≫1日5分!日記を書いて英語を上達させる方法!

 

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みなさん、こんにちは!英トピライターのMegです!

「英語を上達させたいけど、具体的にどういう努力をしていいか分からない…」

そんな悩みをお持ちの人、必見ですよ!なんと1日5分で続けられる上達法があるんです。

今回は英会話講師でもある私が、実際に生徒さんにオススメをしている「日記を書いて英語力をアップさせる方法」を紹介します!



【どうやって?】1日5分!日記を使った英語上達法

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まずは日記を使った上達法がどういったものかを見ていきましょう!慣れればとってもシンプルなので、5分程度で終わってしまいますよ!

日付を英語で記入する

日記を書く上で大切なのは、「どの日」の1日を振り返っているかをしっかり記録すること。

そして日付に関しては「月」(1月〜12月)「日にち」(1日〜31日)の組み合わせですので、一度覚えてしまえば楽勝!日記を書く度に日付を英語で書く癖をつければ、“What’s the date today?”(今日って何日?)と聞かれても、慌てずにサッと答えを出してあげられますね。

日付はこのように表記していくといいでしょう。

April 24, 2016
(2016年4月24日)

「曜日」を書きたい場合はこちら。

Monday, June 13
(6月13日、月曜日)

ちなみに「月」の表現は以下の通り。

January(1月)
February(2月)
March(3月)
April(4月)
May (5月)
June(6月)
July(7月)
August(8月)
September(9月)
October(10月)
November(11月)
December(12月)

今日したこと/思ったこと/起こったことを英語で書く

日記に書きたい内容は人それぞれですし、その日によっても変わってきます。今日やったことを書いてもいいですし、感じたこと思ったこと、そして周りで起こったニュースなどを記録してもいいですよね。

とにかく書く内容は何でも構いませんので、目標5行くらいの英文を書いてみましょう。

例えばこんな感じ!難しいことを言おうとしなくていいので、シンプルな文章からスタートしてくださいね。

July 18, 2016
(2016年7月18日)
It was sunny and hot today.

(今日は晴れで暑かったです。)
I went shopping with Haruka.
(ハルカとお買い物に行きました。)
We bought swimsuits.
(私たちは水着を買いました。)
We are planning to go to the beach next weekend.
(私たちは来週末ビーチに行くことを計画中です。)
I’m so excited!
(とってもワクワクしてます!)

分からない言葉を調べる

必要があればその時書きたいと思っている言葉を、英語でどう言うか調べてみましょう。

例えば「花粉症」や「成人の日」といった言葉は、どれだけ悩んでも英語が出てこないですよね。ボキャブラリーを増やすという意味でも、日記を書く中で気になった言葉は調べてみましょう

ちなみに「花粉症」は “hay fever”で、「成人の日」は “Coming-of-Age Day”と表現します。これは調べないと絶対に分からないですよね!

表現方法で悩んだら、別の言い表し方を考える

分からない言葉を辞書で引くのは何度やっても構いませんが、表現方法で悩んだ場合は別の方法で言い表せないかを考え直しましょう

例えば「新しいバッグを彼氏に買ってもらった」を英語にするとします。「『買ってもらう』って英語で何て言うんだろう?」と悩んだら、もっと違った視点で考えてみてください。

「新しいバッグを彼氏に買ってもらった」はつまり「彼氏が私に新しいバッグを買った」ということですよね。そうすれば文章は至ってシンプルに!

My boyfriend bought me a new bag.
(彼氏が私に新しいバッグを買ってくれました。)

自分でも英語にすることができる表現方法を模索するのがポイントです!諦めずに色んな言い方を考えてみましょう。

文法をサッとチェックする

今日の分を書き終えたら、簡単でいいので自分の文章をチェックしてみましょう。文法的に大きなミスが無いかを確認するのです。

「ネイティブは実際にこういう言い方はしない」といった不自然な表現などをチェックすることはできなくても、日本人がよくやる文法の間違いを見つけることは自分でも十分可能

自分自身で一個ずつ確認するのもいいですが、オンライン上で無料に提供されている文法チェックサービスも利用してみるといいでしょう!

気軽に使いたいなら、こちらのReversoがオススメ。自分の書いた文章をいれて、”Check”のボタンを押せば、文法的により適切な表記を緑色で紹介してくれます。

ただしあくまでも機械の判断なので、100%正しいわけではないことをお忘れなく!参考程度に使ってみてください。

最後に日記を音読する

可能であれば自分の書いた日記を音読してみましょう。書いた文章を声に出してみるのも、上達させるのに欠かせない習慣です!

「これの読み方が分からないな」と感じたら、すぐに発音をチェック。人は読み方と書き方を覚えて、初めて文字を記憶できるようになります。日記から英語力を上達させるために、目と耳の両方使って取り組むようにしましょう。


【アドバイスは?】日記学習法のコツ

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どうやって日記を書くかはもうバッチリですね!次はこの上達法に取りかかる前に知っておきたいコツをご紹介します。

日記帳/スケジュール帳/SNS等、自分に合った方法で書こう!

日記を書く先は何でも構いません。実際に紙に書き込むタイプでもいいですし、キーボードで打ち込んでネット上で行うのもアリ。

定番は専用の日記帳を用意する方法。日記帳として販売されているのものなら、既に日付の欄などが準備されているので便利ですよね。またデザインが気に入ったノートであれば、毎日ワクワクしながら日記を書けるかもしれません!

スケジュール帳を愛用している人であれば、週カレンダーの余白スペースを利用して書き込むのもオススメ。毎日目にするスケジュール帳なので、日記をつける習慣が自然につきますよ!

直接書くより打ち込んだ方が好きな人は、ネット上に日記を投稿するのもアリ!日記専用ブログを開設してみてもいいですし、鍵付きのTwitterアカウントを作ってつぶやくように日々の記録を残すのもオススメです。最近は日記専用アプリも多く存在するので、そういったものを利用しても!

このように日記を書く手段はたくさんあります。大切なのは自分に合った方法を吟味すること。無理なく続けられることがポイントですので、自分の性格やライフスタイルを考えながら選びましょう

無理のない程度に継続しよう!

毎日この上達法を実践できるのが一番いいですが、忙しいと実際なかなかそうもいかないですよね。「毎日やらなきゃ!」とプレッシャーに感じる必要はありません

とりあえず「可能な限り頻繁に日記を書く」ように意識してみましょう。数日分まとめて書くのも問題ありません。たとえ週に1回しか書けなくても、長い目で見れば継続していることになります。

ただ日を空け過ぎると「日記を書く」という習慣がつきにくくなるので、忘れない程度の頻度で書いていってください!

1日1行でもいいから何か書いてみよう!

目標は1回の日記で5行ほど英文を作ること。ただ最初のうちはその5行でも辛いかもしれません。

何よりも大事なのは、とにかく英語で文章を書くということです。どれくらい書くかという量より、「まず書く!」、「英語に触れる!」ことを意識してください。

ということで1日1行でも全然OK!書くことが無ければ、天気の話をして“It was cloudy today.”(今日は曇りでした。)だけでも大丈夫。もしくはいつもの習慣である“I wake up at 6 every day.”(毎日6時に起きます。)でも構いません。

まずは英語で何かを表現してみてください!「英語で考える」、「英語で表現する」機会を増やすことが何よりも大事!

言いたいことをシンプルに伝えよう!

書きたい内容を英語になかなかできない時は、大抵日本語を直接英語にしようとしている場合です。

直訳しようと思っても、なかなか上手くいかないことの方が多いでしょう。日本語特有の表現も多くありますし、文法の構造上英語にすると不具合が生じるものたくさん存在します。

日記を書く時は言葉の表現を小学生レベルに落とすようなつもりでやりましょう!とにかく言いたいことをシンプルに考えるのです。そうすれば自然と英語でも言い表せるようなフレーズが見つかるかもしれません。

言い換え力を試そう!

先ほどの「言いたいことをシンプルに伝える」という点に共通しますが、文章を書く時は自分の言い換えスキルを試してみましょう!

1つの事柄を伝えたい時に、1文だけでなく何通りもの表現が思いつけば、言語力がかなり上達していると言えます。言い換えられる分だけ表現パターンを熟知していることになり、たくさんの応用ができることを意味するのです。

ということで「他にはこんな言い方もできるかな」と自分なりに模索してチャレンジをしてみるといいでしょう!

感情豊かに日記を書こう!

書いたことがある人は分かると思いますが、日記は文章でありながらも「口で喋っているような感覚」で表現することが多いですよね。

日記も感情豊かに書くことで、実際の英会話にもすぐ応用できるコミュニケーション方法を身体に覚えさせることができるのです。

①同じ文字を繰り返す
「すごーーーーい」や「すごおおおおい」というように、強調を込めて同じ文字を繰り返し書くことってありますよね。英語でも同じことをすることができるんです!

It was soooo good!
(すごおおおく良かった!)

②大文字を使う
大声で言いたいことや特に強調したい部分は、全て大文字にするのもアリ。

It was so good, I mean REALLY GREAT.
(すごく良かった、とにかく本当に凄く良かった。)

③特定の感情表現ワードを用いる
その時伝えたい感情を表す時にピッタリなワードというのがいくつかあるのですが、そういった言葉を書くことでも気持ちを豊かに文字にすることができますね!

wow(わお)⇒喜び・驚きなど
uh-oh(おっと)⇒失敗した時など
phew(ふぅー)⇒ホッとした時など
yay(わーい)⇒歓喜・賛同など
yuck(おえー)⇒嫌悪・反感など
ew(げっ)⇒生理的嫌悪感など

英文の構造を整理しよう!

基本的なことではあるのですが、難しいことを考えているとつい忘れがちなのが「英文の構造」。日記を書く時は英文のベースとなる形を整理しながら、「自分が何を書きたいのか」を明確にして文章にしていきましょう!

誰がどうした

She cooked.
(彼女は料理した。)

主語と動詞を合わせて、「誰が何をしたのか」を表す形。

誰がどうした何を

She cooked an omelette.
(彼女はオムレツを作った。)

動詞のアクションの対象となる「何を」を加えた形。

誰がどうした誰に何を

She cooked him an omelette.
(彼女はオムレツを作った。)

「誰に」対して動詞のアクションを行ったのかを表す形。

ネット検索で確認しよう!

自分の作った英文や使った表現が正しいかどうかを調べるなら、まずネットで検索をかけてみましょう!Googleなどの検索エンジンにそのまま英文や熟語を入れて結果を見るだけでOKです。

極端にその表現を使っている結果数が少なければ、あまり自然ではない言い方と思った方がいいでしょう。逆に同じ表現を使った結果数がたくさんあるようであれば、一般的な表現/文法的に正しい言い方と判断して良さそうです。

ただしネット上の情報が全て正しいものとは限りません。ネイティブスピーカー以外が英語で書いていることもよくありますし、ネイティブスピーカーだとしても文法的には間違っているスラングを使っていることもあります。

あくまでも参考程度にネット検索を利用してくださいね!


【得することは?】日記を書くメリット

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今回紹介した日記での上達法を使えば、こんなにたくさん良い事があるんです!

日常会話で使う表現が身に付く

日記は難しい内容を書く場所でなく、日常生活に関する身近な内容を記録する場所。つまりそこで覚えた表現は、実際の英会話にもすぐに使えるものばかりになります。

日常的にこういった表現を繰り返し使うことで、頻繁に会話に登場する言葉を定着させることが可能なのですね!会話力がアップするというわけ!

英語に触れる機会が増える

日課として日記を書くことを習慣づければ、必然的に英語に触れる機会が増えていきます。どれだけ短い文章でも1日1回でも英語で物事を考える時間があれば、それは後に大きな力へと変わっていくのです!

英会話スクールに通って英語に接する時間を定期的に持つのは少しハードルが高いですが、家で気軽にスタートできる日記なら簡単ですよね!

英語に親しみを覚える

日記を続けることで頻繁に英語を使って文章を作る機会が増えるので、自然と英語に親しみを覚えるようになります。普段から目にする/使用する言語になることで、英語に対する意識はかなり和らぐはず!

吸収力がアップする

普段から日記を書いていると「これって英語で何て言うんだろう?」という疑問を持つ機会も増えるので、何もしていないよりも学びの多さが全然違います

日常生活の中で英語に対する質問をたくさん持つことでエピソード記憶にもなりますし、きっと英会話の中でも使えるような表現力を伸ばしていけるでしょう。

綴りの練習になる

単なる英会話だけですと「発音」ばかりに気を取られますが、日記として文章にすることで「綴り」にも意識を向けることができるようになります。

スペルをしっかりと覚えて単語をかけば、言葉も記憶されやすくなるので非常に良い練習になるのです!

おわりに

いかがでしたか?
今回は日記を使った英語上達法についてお話をしました。「日記なんて小学校の夏休みの宿題以来!」という人も、是非試して頂きたい方法です。

コツコツ一ヶ月も続ければ、かなり英文の構造に慣れてきます。三ヶ月も努力すれば日常会話に頻出する英単語がバッチリ定着。そして半年もすれば、日本語から訳すことなく文章が変える英語脳を手に入れることができるかも!

努力次第で上達スピードが変わってきますので、まずは試しに1日5分を1週間トライしてみてくださいね!

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