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≪バイリンガルMeg流≫確実に英語が上達!言い換えエクササイズ!

 

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みなさん、こんにちは!英トピライターのMegです!

「英語を上達させたいけど、具体的に何をしていいか分からない…?」

努力の仕方が分からずに困っている人はいませんか?今回はそんな方必見の練習法である「言い換えエクササイズ」をご紹介します!

とってもシンプルかつ分かりやすい方法ですが、これを毎日10分行えば確実に英語力が上達しますよ!では早速気になる詳細を見ていきましょう。



毎日10分!英語上達の「言い換えエクササイズ」

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まずは「言い換えエクササイズ」が一体どんなものかを紹介します!

自分の言いたい内容を1つ選ぶ

最初にどんな内容を英語にしたいかを考えましょう。難しいトピックを選ぶのではなく、比較的シンプルなものを選んでみてください。自分の生活に関係のある事柄だと簡単ですね。

例えばこんな内容など!

・今日行った場所
・嬉しかったこと
・悲しかったこと
・家族の紹介
・自分の紹介
・将来の夢
・目の前にある物の説明

誤解してはいけないのは、ここで選ぶのはあくまでも「トピック」だけということ。日本語の文章を作って、直訳するのは絶対にNGです。日本語を見てから訳そうとすると、英語を使って養われる柔軟な発想が育ちにくくなります。

英語でその内容を伝える文章を作る

さてトピックを選んだら、その内容を英語で伝えるために文章を作りましょう。まずはパッと思いついた表現で1つ文章を作るのです。深く考えなくても出てくるようなフレーズを心がけましょう。

必要であれば、紙に書き出しても構いません

既に作った文章を別の英語で言い換える

1つ文章を作り終えて安心してはいけません。この「言い換えエクササイズ」の一番大切なことは、文字通り「言い換える」ステップにあります。

既に作った英語の文章を、別の英語を使って言い表してください。最初のものと全く同じでなければ何でもいいのです。その方法にはいくつか種類があります。

【語順を変える】
たとえば「目の前にある物の説明」をトピックに選んだとしましょう。最初の文章は次のように作りました。

① This is a red book.
(これは赤い本です。)

では語順を変えてみましょう。

② This book is red.
(この本は赤いです。)

①も②も同じ意味を持ち、ほぼ同じ単語を使用しています。ただ語順が違うのです。これも立派な言い換えになります!

【単語を変える】
小さなニュアンスの差はあっても、だいたい同じような意味をもつ英単語のペアはたくさんあるものです。その例を見るために、トピックを「家族の紹介」にしましょう。

① My mother is nice.
(私のお母さんは親切です。)

“nice”を別の単語に変えます。

② My mother is kind.
(私のお母さんは親切です。)

①の”nice”も②の”kind”も人間に対して使われると「親切な」という意味になりますよね。単語自体は違くても、大体同じ意味を表すことは可能なんです!

【表現を変える】
全く別の言い方でも、結果的には同じ内容を表現できていれば問題ありませんよね。今回のトピックは「自分の紹介」にしましょう。

① I like spring.
(私は春が好きです。)

次は別の表現を使います。

② My favorite season is spring.
(私の好きな季節は春です。)

①では「好き」という動詞の”like”を使っていますが、②では「お気に入りの」という形容詞”favorite”を使っています。全く異なる英語表現ですが、内容は同じですよね。

どのような方法を使っても構いませんが、とにかく一番最初に作った文章を言い換えてみてください。何らかが変わっていればいいのです。ただし最終的に同じような内容を伝えられているかが大切です!

可能な限り文章を言い換えてみる

「言い換えエクササイズ」の手順は大まかにこんな感じになります。

①トピックを選ぶ
②英語の文章を作る
③②の文章を言い換え
④可能な限り言い換えを続ける

言い換えを行うことで、みるみる英語力は上達するはずです。ただし1回言い換えをして満足をしてはいけません。自分の限界に挑戦するつもりで、出来る限り多くの文章パターンを作ってみるのです!

「もうさすがにないか…」と諦めようとしたころに、「あ!」とひらめくこともあります。まずは頑張って自分の表現スキルを試してみましょう!

この「言い換えエクササイズ」は1セットで大体10分を目安に考えてください。1つのトピックに関して30分も1時間も悩む必要はありません。とりあえず10分と時間を決めて、毎日行っていきましょう!

長時間考えるより、毎日言い換え方法を考えることを継続するほうが英語は上達します!


早速トライ!エクササイズをする上でのポイント

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概要が分かったところで、この「言い換えエクササイズ」をやる上で気をつけたいポイントをお伝えします。英語上達を確実にするためには、効率の良いやり方&と長続きさせる環境作りが大切ですよ!

英語で伝える内容はざっくりと選ぶ

トピックはとにかくざっくりと選ぶのがコツ!内容を詳細に設定し過ぎると、最初の英語文を作る際に変に時間をかけ過ぎてしまいます。前半部分で悩み過ぎるとエクササイズ自体を面倒くさいものに感じてしまい、毎日続けることができなくなってしまうかも

とにかく最初の英文を手短かに作ることができるテーマを選びましょう。

「自己紹介」という大きなくくりで自分の話をするのでもいいですし、小学生が夏休みの日記を書く感じで「今日やったこと」を英語にするのもアリです。シンプルで大きなジャンルを意識してトピックを決定してくださいね!

日常生活に関係のある内容を選ぶ

英語にする内容を選ぶ時にもう1つ大切なのが、自分の生活に関係のあるテーマに絞るということ。「言い換えエクササイズ」で練習したフレーズが実際の会話ですぐに役立つようなものであれば、自分の英語力上達をしっかりと感じることができますよね!

「週末やったこと」、「自分の趣味の話」、「恋人の紹介」など、日常生活によく登場するトピックを意識しましょう!作った文章が実践で使えるようなものだと便利ですよね。

日本語を直訳せずに簡単な英語表現を使う

英語の文章を作る時は比較的シンプルで簡単な表現を使うように心がけましょう。どうしても難しい表現になってしまう時は、大抵日本語で文章を考えて、それを直訳しようとしているから。文章を作る時点で、英語で考える訓練をしていきましょう。

例えば「今日あった嫌なこと」をテーマにしたとしましょう。仕事で地方への転勤を命じられ、家族や友達が住む東京から離れなくてはいけなくなり落ち込んでいることを書くことにします。

「地方」、「転勤」、「落ち込む」といった日本語に気を取られると、どんな文章を作っていいか悩みますよね。しかしそんな難しいことは考えず、とにかく簡単な英語表現を使うのです。

・「地方」はいっそ異動先の県名を言ってしまう
・「転勤」は「仕事のために引っ越す」にする
・「落ち込む」は「悲しい」といった言い方にする

そのように考えれば、こんな簡単な文章ができあがります。

I’m sad. I have to move to Tottori for my work.
(悲しいです。仕事のために鳥取県に引っ越さなければいけません。)

こんなシンプルな内容でいいのです。とにかく直訳せず、英語で考えて文章を作るようにしましょう!

ちなみに表現を変えるなら、こんな感じに。

I didn’t like that my boss told me to move to Tottori. 
(上司が私に鳥取県に引っ越すように命令してきたのが嫌でした。)

「完全な文章」を心がける

英語の文章を作る時は「完全な文章」にしましょう。英語の文法や構図を頭に叩き込むために、絶対に意識しなくてはいけないポイントです。英語では“complete sentence”と言うので、一緒に覚えておきましょう!

「完全な文章」とは以下の条件を満たしているものを指します。

①大文字から始まる
②ピリオドで終わる(もしくは「!」や「?」)
③主語がある
④動詞がある
⑤内容が完結している

つまり”I am a student.”は「完全な文章」と言えます。逆に1単語だけの”Student.”や、内容が完結していない”Because I am a student.”は「完全な文章」ではないのです!

紙に書かずに口頭でその場で考える&言う

この「言い換えエクササイズ」に慣れてきたら、紙に書かないで練習をしていきましょう!その場で言い換えを考えて、すぐに口に出してみるのです。こうすることで目の情報に頼らず、英語で文章を考える力をつけることができます。

ただし最初のうちは難しいと思うので、自分の文章を紙に書き出すことをオススメします。そうすればビジュアルを通して英語を意識できますし、スペルもチェックできますよね!

慣れてきたら実践の英会話に備えて、口頭で言えるようにしましょう。


「言い換えエクササイズ」が英語上達につながる理由

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応用力が上がる!

1つの内容を伝えるために様々な表現方法を考えるわけですから、英語の応用力がグングン上達します!何回も自分の頭で考えて言い換えをすることで、とっさに文章を変化させる力が身に付き、実践の英会話ですぐに反応ができるようになるのです。

シンプルな言い方が身に付く!

この「言い換えエクササイズ」では簡単な英語表現を作れるための特訓でもあります。

日本語の表現に引っ張られてやたら小難しい言い方をするのではなくて、「つまりコレってこういうことだよね」とシンプルに言い回しを考える判断力が上達するのです。

よく「中学英語だけでコミュニケーションは取れる」と言いますが、まさにその通り。深く考えず、簡単な言い方を心がけましょう。ネイティブの日常会話ではシンプルなフレーズをよく使うものです。

日本語直訳から脱却できる!

言い換えを何パターンも行うと「同じような内容にするにはどうしたらいいか」という思考回路になります。そのため1つの日本語文章に頼らなくなり、直訳するのを自然にやめるようになります。

直訳から脱却できれば、後の上達スピードはとても速くなるもの。英語で考え、シンプルな表現をパッパッと出せるようになりますよ!

おわりに

「言い換えエクササイズ」の内用は実にシンプルなものですよね!1日のうちの、ほんの10分だけでいいんです!1つトピックを決めて、英文を作ってみましょう。そこからどれだけ言い換えができるか挑戦するのです。

一ヶ月も続ければ、相当上達するはず。言い換え力がつけば、実践の英会話で楽に喋れること間違い無し!騙されたと思って試してみてください!

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