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英語面接の質問!よく聞かれる問い&参考にしたい回答例5選!

 

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誰でも緊張してしまう面接!それも英語でのやり取りとなったら、より堅くなってしまいそう…。しかしドキドキを完全に取り除くことはできなくても、ある程度準備をすることで軽減することはできるはず。

今回は英語面接でよく登場する定番の質問と回答例をご紹介!答えを作る時のコツやポイントを含めてお伝えするので、大事な面接前にしっかりと読んで対策をしてみてくださいね。



【質問①】自己紹介をしてくれますか?

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まず前半にほぼ聞かれるのが「自己紹介をしてもらえますか」という質問。提出したレジュメ/履歴書にある程度概要は書いてあるのに、あえてこの問いを投げかけてくるわけですから、賢く返したいものですよね!

【質問の英語フレーズ】
Can you tell me about yourself?(あなたについて教えてもらえますか?)
Can you tell me a little about yourself?(あなたについて少し教えてもらえますか?)
Please tell me about yourself.(自己紹介をしてください。)

【回答例】
Hello, my name is Kanako Yamada. I will be graduating with a Business Management degree from XXX University in March. I have completed an internship with YYY last summer where I could gain hands on experience as a sales representative. I see myself as a great communicator. In fact, at the last internship I proposed an e-mail newsletter to help the company build on the existing relationships and create customer loyalty. I’m very interested in how companies can use web tools to better market themselves, and would love to bring my skills and interests to your company.

(こんにちは、私の名前はカナコ・ヤマダです。この3月に経営管理学の学位をもってXXX大学の卒業を予定しています。去年の夏はYYY社でインターンシップをし、営業として現場での体験をしてきました。私はコミュニケーション能力が高い人間だと思っています。事実前回のインターンシップでは、既存の関係性をより強くし、新たに顧客ロイヤルティを作り出すべくメルマガを提案しました。私は会社がWebのツールを使って、より自分たちを売り出していくことに非常に興味があります。私のスキルと関心を御社に持っていくことができれば嬉しいです。)

短く簡潔に!

ダラダラと経歴を全て語って5分以上もの時間を使ってはいけません!そういった内容はすでに提出済みの書類に記載してあるわけですから、手短に済ませましょう。

要点を絞って、少なくとも2、3分に収めるようにしてください!

面接官に知って欲しい部分を取り上げる!

言いたい事がたくさんあるのは理解できますが、特に面接官にアピールしたい部分だけを取り扱うようにしましょう!この仕事を手に入れるためにピッタリとされるエピソードをセレクトする必要があります。

事前準備の段階で、試しに今までの経験でベストと思われるものを2、3個選んでみてください。自己紹介の時点で勝負は始まっていますよ!

なぜ自分がこの仕事にピッタリかを匂わせる!

自己紹介の目的は、自分がなぜこの仕事に適しているかを訴えること!つまりあなたが週末に何をしているとか、どこ出身であるかなどは関係がないわけです。

自己紹介の最後は、「自分と会社」がどう繋がることができるかを伝えて終えるようにしましょう!

英語面接の自己紹介フレーズがもっと知りたい場合は、コチラの記事も合わせて読んでみてください!

英語面接で自己紹介!今すぐ使えて好印象を残せるフレーズ11選!

【質問②】我が社について知っていることは?

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今ではどこの会社も自社のオフィシャルサイトがあり、”About”(会社概要)の欄を読めば簡単にその企業について勉強をすることができます。となると「この質問はテスト?」や「100%暗記しなきゃ!」と考えがちですが、それとは少し違うんです。

【質問の英語フレーズ】
What do you know about this company?(この会社についてどんなことを知っていますか?)
What do you know about us?(我々についてどんなことを知っていますか?)

【回答例】
I see that your company has been in business for more than twenty years with an excellent reputation for supplying high quality vitamins and food supplements to promote a healthy lifestyle for people on the go. I’m personally drawn to this mission because, as a person who studied Nutrition Science, I have always felt the need for an easy way to stay healthy. I believe healthy living will increase the level of happiness, so in a way your company is helping people attain mental peace and satisfaction.

(御社は20年以上に渡り営業を続け、忙しい人々の健康的なライフスタイルを促進させるために高品質なビタミンと保健食品を提供していることで素晴らしい評価を受けている会社だと理解しています。栄養学を勉強した者として、常に簡単に健康を維持できる方法の必要性を感じていたので、個人的にこのミッションに魅力を感じます。私は健康的な生活は幸福度を高めると考えていますので、ある意味御社は人々の心の平静や満足度を実現する手助けをしていると思います。)

会社にどれだけ関心があるかをアピール!

「我が社について何を知っていますか?」という質問は、あなたの知識量を試しているわけではありません。これはあなたがどれだけこの会社に関心があるかを見るための質問なのです。

当然ですよね。会社に興味が薄い人に対して、会社が興味を持つわけがありません!

ちょっとして考え方の違いですが、「どれだけ大事に思ってるか」や「どれだけ気にかけているか」という視点を持って答えましょう。

個人の感想につなげる!

ここで大切なのは会社概要を説明するだけで終わらないこと!あくまでもこれはあなたが採用すべき人かチェックするための面接なので、主役は自分自身になります。

必ず最後に個人的なエピソードや考えに結びつけるようにしてください!あなたの情熱や経験が、いかに会社に役に立ちそうかをアピールするのです。


【質問③】5年後の自分はどうなっていると思いますか?

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日本語の面接ではそこまでメジャーではないかもしれませんが、英語面接においてこの質問は鉄板と言えるでしょう。5年後という近い将来のビジョンを聞いているわけですが、実はコレは少し奥深い問いになります!

【質問の英語フレーズ】
Where do you see yourself in five years?(5年後の自分はどうなっていると思いますか?)
Where do you see yourself in five years from now?(我々についてどんなことを知っていますか?)

【回答例】
In five years I would like to be seen as someone with deep expertise in brand strategy and management, so I am very excited by this position because it will let me have an even better understanding of this field. Also, I have always loved working with people. Ultimately, I would love to take on managerial responsibilities here, where I can use my people skills and field knowledge to benefit the people I work with, and the company as a whole.

(5年後にはブランド戦略と管理に深い専門知識を持った人間として見られたいです。そのため今回のポジションはこの分野における理解をより深めさせてくれるので大変ワクワクしております。また、私はいつも人と関わる仕事が好きだと感じていました。最終的には管理者としての責任をここで担い、私の社交術と分野知識を使って一緒に働く人と会社全体に利益をもたらしたいと考えています。)

この会社が自分のキャリアに合っているかどうかを説明!

なぜ面接官が5年後という将来の話を聞くのかというと、あなたがこの会社に所属することで双方にメリットがあるかどうかを確認したいからなんです!

自分の描くキャリアに合っている仕事であれば簡単に辞めることはないですし、仕事に打ち込むことができますよね。それはつまり会社としても利益になるわけです。

というわけでキャリア計画をある程度しっかり考えているかどうか、そしてそれがその会社で達成できるかを見極められています!将来の話をしつつ、相性を見られてるんですね。

何も考えずダラダラ答えるのはNG。「きっと御社で働いています」や「別の仕事をしていると思います」なんていう論外な返答をしないようにしましょう!

前向きで野心的な姿勢を演出!

将来のビジョンに関して中期と長期で計画ができている人は、しっかり者というだけでなく、前向きで野心的とも言えます!「将来こうなりたい」→「じゃあそのためにはどんなステップを踏むべきか」を考えられる人材は非常に魅力的。

現実的に考えて、自分自身と会社が共に成長できるかどうかを見極め、その姿勢を答えの中にいれるようにしてください!目的意識と向上心は英語面接にとって重要になります。

【質問④】なぜこの仕事がしたいんですか?

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こちらは比較的ストレートな質問ですよね。面接をやる上で外せない基本になります。だからこそ事前準備は大切なんです!

【質問の英語フレーズ】
Why do you want to work for this company?(なぜこの会社で働きたいんですか?)
Why are you interested in this job?(なぜこの仕事に興味があるんですか?)

【回答例】
First of all, I have always been passionate about cosmetics and beauty industry, so your company’s reputation is certainly a factor. Leading the industry for more than 30 years, XXX is one of the best companies without doubt, so I would be proud to be a part of it. Also, I respect how your company values customer satisfaction. I have applied to this position of customer support because I love the constant human interaction and the satisfaction that comes from helping someone solve a problem. I feel that my passion and skills make me an excellent match for the job requirements.

(まず第一に、化粧品・美容業界には常に夢中になっていましたので、御社の評判は確実に志望動機の1つです。業界を30年間リードしていて、XXX社は間違いなくトップクラスの会社ですので、是非その一員になりたいと思いました。また、御社が顧客満足を大切にしていることにも尊敬しています。この顧客サポートの仕事に応募した理由は、私が人とのかかわり合いと問題解決を手助けすることで得られる満足感が好きだからです。私の情熱とスキルは、この募集要項にピッタリなのではないかと感じました。)

自分と会社の相性の良さを強調!

先ほどの「5年後の自分」と被る部分ですが、いかにあなたが会社と相性がいいかを強調することがポイントになります。

よく面接はお見合いに喩えられますが、まさにその通り。両方にメリットがなければ、結婚は成立しないわけです!ということで自分のスキルや経験がいかに活かせるかを重点にして考えましょう。

共感と情熱を伝える!

「御社が好きです!」という気持ちは分かりますが、それだけではただのファンで終わってしまいます。「好き」の気持ちも大事ですが、それ以上にビジネスややり方に共感できるか、そこに情熱を向けられるかをアピールするといいでしょう。

会社概要やポリシーを事前にチェックして、共感できる部分を書き出してみてください!

【質問⑤】何か質問はありますか?

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いわゆる「逆質問」と呼ばれるものですね。今まで質問攻めだったのに、急にそのマイクが自分に回ってくるとドキッとしてしまうものです。質問を通しても、自分をアピールすることは大いに可能!しっかり準備しましょう。

質問に関しては「正解」はありませんが、確実に「不適切」なものが存在します。面接中の会話にしっかり耳を傾け、何がベストかを見極めてくださいね!

【質問の英語フレーズ】
Do you have any questions?(何か質問はありますか?)
DO you have any questions for us?(私たちに何か質問はありますか?)

【回答例】
・What do you like the most about working here?
(ここで働いていて一番好きな事はなんでしょうか?)

・How would you describe a typical day in this position?
(この仕事の典型的な一日はどのようなものでしょうか?)

・What are the biggest challenges that someone in this position would face?
(この仕事をしている人が直面するであろう一番大きな挑戦はなんでしょうか?)

・What advice would you give to someone in this role?
(この仕事をしている人に対してどのようなアドバイスをしますか?)

・What are the skills and experiences you’re looking for in an ideal candidate?
(理想的な候補者に求めるスキルや経験は何ですか?)

・Where do you see this company in the next few years?
(この数年で御社はどのようになっているとお考えですか?)

・What are the common career paths in this department?
(この部署でよくあるキャリアの道は何でしょうか?)

・What is the company and team culture like?
(この会社とチームのカルチャーはどのようなものでしょうか?)

・How would you describe the work environment here?
(こちらの職場環境はどのようなものでしょうか?)

・What are the next steps in the interview process?
(今後の面接プロセスはどのようなものでしょうか?)

事前準備をしてきたかを試される!

この逆質問はほぼ必ず聞かれるもの。それなのにも関わらず、「えーっとそうですね…」となってしまっては、明らかな準備不足!

相手はこの面接にあなたがどれだけ真剣に取り組んできたかを見てきます。本当にこの仕事が欲しいなら、それだけ普通は準備をするものです。躊躇無く質問をして、しっかりとした姿勢を見せつけましょう!

ここで注意が1つ。英語面接前に「これを聞こう!」と準備していても、面接内の会話ですでに「答え」が出されている場合もあります。そのケースでは臨機応変に対応し、別の質問に変えるようにしましょう!

そうでないと「話聞いてた?」と疑われてしまいます!

仕事に関心があるかをチェック!

きちんと適切な質問をすることで、あなたが本当にこの仕事に興味があるかを示すことができます。英語で緊張し過ぎて「特に何もありません。」と言わないようにしましょう!

おわりに

いかがでしたか?
今回は「英語面接でよく聞かれる質問と回答例」をご紹介しました!定番中の定番である問いを厳選しましたが、実際の英語面接で全て必ず聞かれるとも限りません。しかしこれらの事前対策すれば、自信や安心感を得られることは間違いありません!

また回答例はあくまでも参考までに利用してください。100人いれば100通りの答えがあるように、ここで紹介したものが100%正解になることはあり得ないのです。

英語面接でも自分らしさをしっかりとアピールできるよう頑張ってください!

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