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英語の使役動詞の使い分け!make/let/have/getの違いを知ろう!

 

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英語で「○○させる」を表現することのできる「使役動詞」と言えば、どんな言葉が思い浮かぶでしょうか?

“make”、”have”、”let”、”get”、この4つのいずれかを思いついた方が多いと思います。

日本語にすると、同じ「○○させる」となる4つの言葉には、ニュアンスの違いがあるんです。それは一体どのような違いなのか?

今回は、英語の「使役動詞」の使い方について紹介します!

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「make」の使い方

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まずは、”make”の使い方についてです。

英語の「使役動詞」として使われる”make”には「強制」の意味が含まれています。

相手が嫌がっていようが何だろうが、相手の意思は関係なく、何かをさせるというときに使われるんです。

“make”+「目的語」+ 「動詞の原形」

英語の「使役動詞」の”make”を使った以下の例文を見てみましょう。

My father made me help him mow the lawn.
(お父さんは私に芝刈りを手伝わさせた。)

“make”の過去形”made”を使った文です。このように言ってるということは、「私は芝刈りを手伝いたくなかった」ということです。

「やだよー、やりたくないよー」と言ったのに、お父さんに「ダメだ、やりなさい!」と無理やり手伝わされたという感じですね。

“make”+「目的語」+「形容詞」

「目的語」のあとに「形容詞」を続けると、「ある状態・気持ちにさせる」という意味で使うことができます。

その人はそんなつもりなかったのに、ある人や事によって「本人の意思は関係なく、そういう風にさせられてしまった」という感じです。

Henry made us laugh out loud.
(ヘンリーは私たちを大笑いさせた。)

「私たち」は大笑いする気はなかったけど、ヘンリーによって「大笑いせざる得なかった」ということを表現しています。

ヘンリーが相当面白いことを言ったりして、大笑いせずにはいられなかったんですね。

「be動詞」+”made”+「目的語」+”to”+「動詞の原形」

英語の「使役動詞」の”make”は、「受動態」の形にすることもできます。

では、上の例文の“My father made me help him mow the lawn.”を「受動態」の形にしてみましょう。

I was made to help my father mow the lawn by him.
(私はお父さんに芝刈りを手伝わさせられた。)

「私は無理やり○○させられたんだ!」というように強調したければ、こんな風に「受動態」でいってもOKです。

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「have」の使い方

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続いては”have”の使い方です。

英語の「使役動詞」として使われる”have”には、“make”ほど強い強制のニュアンスはありません。

相手が好んでやるかどうかは問題ではないのです。「一般的にやって当たり前のこと」や「立場上、それをするのは当然のこと」について使われます。

「当然と考えられることをするように頼む」というニュアンスですね。

“have”+「目的語」+「動詞の原形」

では、英語の「使役動詞」の”have”をどのように使うのか、例文で確認しましょう。

She had John make one hundred copies of the document for tomorrow’s meeting.
(明日の会議のために、彼女はジョンに書類を100枚コピーさせた。)

“have”の「過去形」である”had”を使っています。

この場合、「彼女がジョンにコピーを取らせた」のは「ジョンの立場上それが当たり前」ということが感じられます。「それやっておいてね」と頼んでる感じ。

ジョンがそれを好んでするのか、嫌々するのかは関係ないんです。それが「仕事の一部」であるから、自然なこと。

それを「させた」というだけの話なので、”had”が使われているんですね。

この文は、「同じ職場内」の出来事ですが、「業者などに顧客があることを頼む」というときにも”have”は使われます。

He had the concierge check some events in the city.
(彼はコンシェルジュに市内のイベントを調べてもらった。)

直訳すると「調べさせた」、つまり「調べてもらうように頼んだ」ということ。

コンシェルジュにとって、そういったことは「業務の一環」であり、「やって当たり前のこと」ですね。だから、“had”を使うのが自然。

ちなみに、英語の「使役動詞」の”have”は、「受動態」にできません。

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「let」の使い方

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続いては、”let”の使い方。

英語の「使役動詞」の”let”には強制力もなければ、説得するようなニュアンスもありません。

相手がそれをすることを望んでいて、「やっていいよ」と許可をするときに使われます。「望みどおりにさせてあげる」という感じですね。

“let”+ 「目的語」+「動詞の原形」

例文で、英語の「使役動詞」の”let”がどのように使われるか見ていきましょう。

I let my daughter wear my hat.
(娘に私の帽子を被らせた。)

この文章からは、娘が「ねえねえ。ママの帽子被っていい?」と許可を求めたのに対して、お母さんが「いいよ」とOKを出したというシチュエーションが浮かべることができます。

娘が「帽子を被りたい」と望んだことを「していい」と許可したので、”let”がピッタリ。

「知らせてね」という意味で、こんな風に”let”を使うことも多いです。

Please let us know if you can’t join.
(もし参加できないなら、私たちに知らせてね。)

この文では、“let us know”という表現を使って、「私たちには知りたい、だからそれを知ることを許してね」という気持ちを伝えているんですね。

ちなみに、“let”にも「受動態」で表す使い方がありません。

ですが、“let”のニュアンスで受動態にしたいときには、「許可する」という意味の英語”allow”などを使うことができます。

例えば、上の例文“I let my daughter wear my hat.”を”allow”を使って「受動態」にすると、こんな感じです。

She was allowed to wear her mother’s hat.
(彼女はお母さんの帽子を被ることをOKされた。)

直訳すると「許された」ですが、内容的にそれだと硬すぎる感じがするので「OKされた」という訳し方をしています。

「get」の使い方

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最後に、”get”の使い方です。

英語の「使役動詞」の”get”にも「強制」の意味合いがあります。

ただし、嫌がる相手を説得してさせるなど、やってもらうために何かしらのアクションを取るというニュアンスです。

“get”+ 「目的語」+”to”+「動詞の原形」

他の3つと違い、この”get”は「目的語」のあとに”to“が入ります。それが、なぜなのかは後ほど解説しますね。

まずは、例文で”get”の使い方を確認してみましょう。

We’ll get him to stop seeing that girl.
(私たちは、彼にあの女の子とを会うことをやめさせる。)

「私たち」は「彼はあの子に会わない方がいい」と考えていて、「彼は嫌がるかもしれないけど、どうにか説得してそれをやめさせる」という気持ちが表れている内容になってます。

「無理やり」でもなく、「許可」でもなく、「当然」でもない。「説得も含めて、いろいろアクションを起こして、その方向に持っていく」だから、”get”なんですね。

この”get”も「受動態」の形にして使うことはしません。

そして、“get”は、厳密に言うと使役動詞ではないのです。だから、文の作り方が他の3つ違っていたんですね。

ただ、日本語にすると「○○させる」という意味を持ち、よく使われていて、他の3つ使い方を混同させやすいということで、「使役動詞」としてひとまとめにしている文法書や解説も数多くあります。今回の記事では、そのスタイルを取りました。

「じゃあ、”get”は使役動詞でなければ、何なのか?」ということになりますが、正確に言うと”get”というのは「使役動詞的な役割をする動詞」なんです。

まとめ

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最後に、今回のまとめとして、英語の「使役動詞」として紹介した4つの言葉の使い方を確認してみましょう。読みながら、ニュアンスの違いを感じてみてくださいね。

A: I wanted to go out tonight, but my mother made me stay home.
(昨日の夜出かけたかったのに、お母さんに家にいろって言われたんだよ。)
B: That’s too bad. I didn’t go out, either. My parents had to go out, so my mother had me stay home to take care of my little sisters.
(それは残念だったね。僕も出かけなかったよ。両親が出かけなくちゃいけなくて、ちっちゃい妹たちの面倒を見るために、お母さんに家にいるように頼まれたんだ。)
C: I didn’t go out, either. Although my entire family was going out, but I didn’t want to, so my mother let me stay home.
(私も出かけてないわ。家族みんなで出かけるつもりだったんだけど、私は行きたくなくて、そしたらママが家にいていいって。)
D: I really wanted to go out, but my mother got me to stay home because she thought it was dangerous to go out at night.
(俺はすごい出かけたかったんだけどさ、おふくろに夜出かけるのは危ないから家にいろって説得されちゃって。)

自然な会話の流れにするために、「○○させる」という言葉は使っていないのですが、それぞれの言葉の使い方やニュアンスの違いを感じられたでしょうか?

どの文も直訳すると「お母さんに家にいさせられた」なんですが、そこに込められている意味は全て違います。

まず、Aさんの場合、“made”を使っているので「出かけたかったのにダメだと言われて、強制的に家にいなくちゃいけなかった」という気持ちが表現されています。

次に、Bさんですが、「自分がそうしたいと思う思わないということ以前に、両親が出かけなくちゃいけなくて小さい妹が家にいるという状況から、そうすることが当然で、それを頼まれた」ということから、“had”を使っているんです。

そして、Cさんは、“let”を使っています。「家族みんなで出かける予定だったのにもかかわらず、自分は行きたくなくて家にいたかった。それを許してもらった」というニュアンスですね。

最後のDさんの場合、Aさん同様に出かけたかったのは事実ですが、“get”を使っているので、Aさんと違って強制的にというよりは、「夜出かけるのは危ないと考えるお母さんに、いろいろと説得されてそういう風になった」ということが感じられます。

おわりに

今回は、英語の「使役動詞」の使い方について紹介しました。いかがでしたか?

日本語にすると同じ「させる」という意味を持つ4つの動詞ですが、それぞれが違うニュアンスを持っています。1つ1つの使い方をしっかりと理解して、英語の「使役動詞」を上手に使い分けてくださいね!

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