気になる話題イッパイ!英会話の上達に役立つニュースメディア

≪英語講師AMO流≫英語のスペルの覚え方!確実に身につけていく方法!

 

LINEで送る
Pocket

s_389864029

みなさんは英語のスペルを覚えるとき、どんな方法を取っていますか?

英語のスペルというのは、日本語と全く違うのもの。覚えるときに苦労するのは当たり前なんですよね。そうとは分かっていても「効率のいい覚え方はないかな」と思ってしまうのも事実。

今回は英語のスペルの覚え方について、私AMOがおススメする方法を紹介します!



音で覚える

s_194651861

英語のスペルを覚えていく上で、英語が持つ音を理解していくというのは非常に大切なことです。音と文字が一致しなければ、なかなか身につきません。

では、その音を理解していくにはどうしたらいいのか?その方法を紹介します!

ローマ字読みを忘れる

「ローマ字読み」は、英語を読む上で、時としてヒントになることはあるのですが、あくまでも日本人が独自に作ったルール。英語の本来の読み方とは違うんです。

私が英語教室で教えてる子供たちの中にも、ローマ字読みを交えながら、”Monday”を「モンデイ」と覚えたりする子がいます。

テストのためにとか、一時的な覚え方としてはありですし、後々「あのときこうやって覚えたんだよね~」という楽しいネタの1つになるかもしれません。

ですが、長い目で見たときには、これは覚え方としておススメできるものではありません。

正しい音とスペルがいつまで経っても一致しないですし、そのやり方には限界がありますよね。

「ローマ字読みで覚える」というのは、あくまでも学生時代の「知恵」と「ネタ」という範囲です。大人が学習するときの覚え方としてはNGだと個人的には感じます。

まずは、ローマ字読みのことは忘れましょう!

フォニックス読みを知る

じゃあ、どうやって音を理解していけばいいのか?

それは「フォニックス読み」を知ることです。

「フォニックス読み」というのは、「アルファベット読み」とは別にアルファベットの文字が持つ音の読み方のことです。

例えば、アルファベットの”B”は「アルファベット読み」をすると「ビー」になります。

ですが、「男の子」を意味する”boy”を発音するときには「ビー」とは言いません。「ブッ」という音になります。これがアルファベット”B”の「フォニックス読み」なんです。

アルファベット1つ1つに、この「フォニックス読み」というのが存在します。英語の読み書きをするために、この「フォニックス読み」を知る必要があるんです。

この「フォニックス読み」には、アルファベット1つ1つのものだけでなく、2文字以上のセットでの読み方というものもあります。

例えば、“ie”の読み方。これは「アイ」という読み方をします。「ネクタイ」の”tie”や「パイ」の”pie”に入っている音です。

これ以外にも、「フォニックス読み」のルールには様々なものがあります。

結構な量なので、覚えるのは大変かもしれません。ですが、この「フォニックス読み」を知っているのと知っていないのとでは、スペルの身につき方が大きく変わってくるのです。

例外を受け入れる

「フォニックス読み」さえマスターしてしまえば、怖いものはない!・・・というわけではありません。英単語を読むときのスペルと音のルールには、例外というものが多く存在します。

「何で!?」と文句を言いたくなる気持ちもありますが(笑)それにいちいち突っかかっていたら、キリがありません。

日本語にもいろんな例外がありますよね。母国語だから自然と身につけていて、疑問も持たず使っているだけなんです。なので、英語に関しても「そういうもんなんだ」と受け入れる心持ちが必要です。

「そうは言ってもね・・・」とまだモヤモヤするなって人には、例外の中にも法則を見つけ出すことができます。

例えば、“knife”や”knee”という言葉。この2つの単語、どちらも最初の”k”は発音しません。

「フォニックス読み」のルールで行くと、”k”は「クッ」と発音されるはずなのに。まさに例外ですね。

ただ、この例外の中にも「”kn”で始める単語は”k”を発音しないんだ」という法則を見つけられます。

このように、例外の中の法則を見つけながらスペルを覚えていくと、スムーズに例外を受け入れられるかもしれません。


読んで覚える

s_82087726

音のルールが理解出来たら、英語を読みながら身につけていく覚え方を紹介します。

「スペルの覚え方なのに、読む必要があるの?」と思うかもしれませんが、目で文字を見て、それを正しい音を声に出して読める。これが大切なんです。

単語をたくさん読む

スペルを覚えたい単語を、声に出してたくさん読む練習をしましょう。「地道な覚え方だな」って感じるかもしれませんが、魔法のようにどんどん身につく覚え方ってそうはないものです(笑)

文字を見ながら、ひたすら声に出して言うだけです。1日の目標回数などを決めて行うといいですね。

いくつかの英単語を集中的に覚えたいときにおススメです。

これを繰り返していくことで、音と文字のルールがより身についてきて、音からスペルを思い出すことができるようになってくるんです。

文を読む

単語だけでなく、文を読むという方法す。特に、たくさんの英単語を広く確認したいときにおススメの方法です。

もちろん、このときも声に出して読むのが効果的です。

ニュース記事や物語など、自分が読みやすいものや興味のあるもので行いましょう。

文章になると、英単語の数が増えて、それだけ触れるスペルの数も多くなります。

読み方が分からない単語が出てきたら、必ず調べるようにして下さいね。そして、それをメモして後でおさらいをしましょう。

前に学んだ英単語が出てくることも多いので、復習にもなります。覚えた気になっていたのに、実は覚えていなかったり忘れてしまっているものを発見できるかもしれませんよ。


書いて覚える

s_397774450

学生時代に、ひたすらノートに単語の練習をしたという記憶があるという方は多いと思います。

とても時間のかかる作業ではありますが、英語のスペルを覚えるということを目的としているのであれば、欠かせない覚え方の1つです。

声に出して書く

英語のスペルは書けば書くほど覚えられます。

ひたすら書き続けるだけでもOKですが、さらに身につけるスピードをあげるために、その単語を声に出して言いながら書いていきましょう。

始めのうちは、音と文字を1つずつじっくりと確認しながら、発音しながらゆっくりと書いていきます。そして、段々とそのスピードを上げてみて下さい。

スピードを上げたことで、「正しく書けない」、「言う速度に書くのが追いついてないな」などと感じた場合には、1つスピードを戻して行いましょう。

日常生活の中で書く

人間というのは自分の興味があるものや関係のあるもの程、忘れないものです。その特徴を生かした(?)覚え方の1つ。

日記やSNSなどを活用して、どんどん英文を書いていきましょう。日常の中で触れる回数が多い単語というのは、それだけ書く機会が増えるわけですから、自然と覚えられます。

スペルを覚えたい単語を使った文章を書くというのもいいですね。英単語ありきで文を作るのです。

「今週はこの単語を10回以上使おう」とか「今回の日記の中でこの単語を3回使おう」とか、自分なりのルールを作ってチャレンジしてみましょう。

楽しんで覚える

s_398117605

ただ「読んで、書いて」だけだと飽きてしまうこともありますよね。

「なんか学習がマンネリしてきたな」というときに使える、おススメの覚え方です。ぜひ気分転換にやってみてください。

制限時間を作って書く

覚えたい英単語を1つ選んで、それを制限時間以内で何個書けるかというチャレンジです。制限時間は短すぎず長すぎないくらいがいいでしょう。30秒から1分くらいがおススメ。

スペルを覚えていないうちは、確認しながらになるので、あまり数は書けません。それがスペルを覚えてくると、どんどんスラスラ書けるようになり、当然書ける数は増えてきます。

そうすると、自分がスペルを覚えてきたんだという実感もできますし、自分の記録を更新できるというワクワク感も味わえます。

1人でもできますが、誰かと競って行うとより楽しいです。「暇つぶし」としてでもいいので、家族や友達とやってみてもいいかもしれませんね。

書き終わった後は、きちんと書けているかを確認することをお忘れなく!特に長い単語になると、記録を作ることに夢中になりすぎて、文字が1個抜けていたりということが結構あるんです。

それだと、本来の目的が何だったのか?という話になるので(苦笑)気をつけましょう。

アプリを活用する

便利な世の中になったもので、英単語のスペルを覚えるためのアプリというものも数多く存在しています。

空いている時間に練習をしたくても、文字を書ける環境じゃないときには、スマホやタブレットで使えるアプリというのは、とっても便利!

無料で使えるアプリもあるので、そういったものをどんどん活用しましょう。

ただ机に向かって勉強するのに疲れた!というときには、アプリを使って、違った角度から学習するというのも良い方法の1つですよ。

おわりに

今回は英語のスペルの覚え方について、おススメの方法を紹介しました。いかがでしたか?

他の学習方法と同様に、個人の性格やライフスタイルによって合う覚え方、合わない覚え方があるかと思います。

目的を達成するために、楽しみながら無理なく続けられる方法で学習を続けていきましょう!

LINEで送る
Pocket