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これで英会話も上達!言いたい英単語が出てこない時の対処法!

 

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英語で話をしていると「アレってなんて言うんだっけ?」と悩む機会が多いと思います。言いたい単語の英語訳が分からなかったり、ただ単にど忘れしてしまう時もありますよね。

実はそんな英会話の困ったシチュエーションに対応できる方法があるんです!今回は「言いたい英単語が出てこない時の対処法」をご紹介します。

これをマスターすれば、英会話力もグンと上達するはず!



【基礎】英単語が出てこない時の対処法

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英会話で伝えたい単語がパッと出てこない時は、これから紹介する方法を使えば簡単に対処することができます!手順とフォーマットを覚えて、英会話を上達させる便利な対応法を学んでいきましょう。

【ステップ①】分からない言葉の種類を決める

まず始めに、伝えたい単語がどのようなタイプのものかを考えます。このカテゴリーには様々なものがありますが、基本的に以下の5つの種類を覚えておけば対応できるはず!

・物であれば⇒ “thing”
・人であれば⇒ “person”
・行為であれば⇒ “action”
・場所であれば⇒ “place”
・感覚であれば⇒ “feeling”

例えばこんな感じの分け方になります。

・「税金」⇒ “thing”
・「宇宙飛行士」⇒ “person”
・「すすう」⇒ “action”
・「体育館」⇒ “place”
・「恋しい」⇒ “feeling”

知りたい言葉を大きなジャンルで分けた時に、どれが一番しっくりくるかを考えて種類を決めましょう。

【ステップ②】子供に話すように英単語を説明する

言葉の種類を決めたら、次はそれをシンプルな方法で説明してみましょう!子供に話しかけるように、簡単な表現を使ってみるのです。しっかりと定義を教えようとするのではなく、具体的な例を挙げるのがポイント。思いつくものは全て言ってみましょう!

例えば「税金」について説明をしましょう。あなただったらどんな表現で子供に伝えますか?

It’s money.(それはお金です。)
Everyone has to pay to the government.(みんな政府に払わないといけません。)
We make roads with the money.(そのお金で道路を作ります。)
It’s collected to pay for the things we share.(私たちで共有するものを払うために集められます。)

誰が聞いても分かるように説明してあげましょう。推測ゲームのように特徴を教えてあげる感覚ですね!

【ステップ③】①と②を繋げて1つの文章にする

さて、先ほどのステップ①と②で行った作業を合わせていきましょう!

A: ①で選んだカテゴリーに”the”をつける

今回例で使う「税金」は物なので”thing”のカテゴリーに入ります。特定された何かについて話しているので、必ず冠詞の”the”を頭につけましょう。

The thing

B: 繋ぎの言葉を選ぶ

「あなた自身」を主体に説明したいなら“where”を使うことができます。”where”以下は主語と動詞が揃った完全な文章にすることをお忘れなく!

The thing where you have to pay to the government
(あなたが政府に払わなきゃいけないもの)

「知りたい言葉自体」を主体に説明したいなら“that”を使いましょう。”that”以下は直接動詞を入れることが可能です!

The thing that is money
(お金であるもの)

The thing that is collected to pay for the things we share
(私たちで共有するものを払うために集められるもの)

ちなみに知りたい言葉の種類が「人」である場合は、“who”を使ってください。

The person who designs clothes
(服をデザインする人)

さぁ、これで完成です!この表現ができれば言いたい言葉の英語が思いつかなくても、相手に何を言いたいか説明することができますよね。英会話力を上達させるために絶対知っておきたい方法です。

話し相手がネイティブなら、きっとあなたがどんな英単語を探しているか察してくれるはず。とにかく言葉のジャンルを選び、なるべく簡単に説明をするように心がけましょう!


【応用】対処法を英会話で使う時の便利表現

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伝えたい英単語がパッと出てこない時の対応はもうバッチリですよね!今度は実際の英会話でその対処法を使う時に、合わせて覚えておくと便利な表現方法を見ていきましょう。

これさえ押さえれば、会話力が上達すること間違い無し!

I forgot how to say that in English.

それを何て英語で言うか忘れちゃった。

「本当は知ってるのに、ど忘れしちゃった」という場合は、このフレーズがオススメ!

A: What is this?
(これ何?)
B: Umm…it’s…oh boy, I forgot how to say that in English.
(あー、それはね…しまった、それ何て英語で言うか忘れちゃった。)
A: Let me guess. Is it a hair gel?
(考えさせて。ヘアジェルかな?)
B: No, it’s the thing that makes your hands clean.
(ううん、手をキレイにしてくれるものなんだ。)
A: Oh, is it a hand sanitizer?
(あ、手の除菌ローション?)
B: Yeah! That’s it!
(そう!それ!)

実際その英単語を知らなくても、強がって知ったかぶりをしたい時にも使えますね!もちろん自身の上達を妨げるので、嘘をつくのはオススメしません笑

I actually don’t know how to say that in English.

実はそれを英語で何て言うか分からないや。

最初から英語でどう言うのか分からない時は、相手に教えてもらうために素直にこう言いましょう。正直な方が学べることが多いですし、上達も早くなります!

A: What’s this room for?
(この部屋何のためにあるの?)
B: You mean this? I actually don’t know how to say that in English.
(これのこと?実は英語で何て言うか分からないや。)
A: I might know what it is.
(私だったらもしかしたら分かるかも。)
B: It’s the place where you sit or lie down to get hot and sweat.
(座ったり横になりながら、暑くなって汗をかく場所なんだ。)
A: I got it. It’s called a sauna.
(分かった。サウナって言うのよ。)

What’s the word?

何て言葉だっけ?

「なんだったかなー」と思い出せない気持ちを口にしたい時は、英会話の中でサッとこの言葉を使ってみましょう!

A: What do you think of Jason’s new girlfriend?
(ジェイソンの新しい彼女どう思う?)
B: You know, I feel like she just wants his money. She is a sort of…what’s the word? 
(なんていうか、彼女は彼のお金が欲しいだけのように感じるんだ。いわゆる…何て言葉だっけ?)
A: What do you wanna say?
(何が言いたいの?)
B: It’s the person who seduces a man for money.
(お金のために男を誘惑する人だよ。)
A: A gold digger?
(ゴールド・ディガー?)
B: That’s what I wanted to say!
(僕が言いたかったのはそれだよ!)

ちなみに例文で出てきた”gold digger”は恋愛に関係する英語スラングになります。気になる人はこの記事をチェック!

恋愛トークの英語スラング!ネイティブっぽく恋バナをする表現13選!

Wait, I know this…

待って、分かるから…

「知っている言葉なのに、すぐに出てこない…」っていう時ありますよね。素直に相手に聞けばいいのですが、どうしても自分で思い出したくて「待って言わないで!」と言いたい時は、このフレーズを使いましょう!

英会話の中で「本当は知ってるんだよ!」というのをアピールできる表現です。

A: What is the feeling where you remember something from the past and wish that you could experience it one more time?
(過去の何かを思い出して、もう一度経験したいと願う気持ちって何だ?)
B: Wait, I know this…
(待って、分かるから…)
A: It’s…
(正解は…)
B: No, don’t say it yet! It’s…nostalgia!
(ダメだって、まだ言わないで!答えは…ノスタルジアだ!)
A: Bingo!
(正解!)

It’s on the tip of my tongue.

ここまで出かかってるんだけど(思い出せない)。

「すぐに思い出せそうなのに、出てこない」というもどかしい経験は誰でもあると思います。日本語だと「喉元まで出かかってる」と表現しますが、それを英語にすると”It’s on the tip of my tongue.”となるのです。

直訳すると「下の先にある」となり、日本語の喉とは違って英語では舌で言い表しているのが分かりますね!英会話で非常に重宝しそうなフレーズです。

A: Hey, I have a question on a Japanese word. 
(ねぇ、日本語の質問があるんだけど。)
B: Sure, what is it?
(いいよ、何だい?)
A: What does “hatsuon-suru(発音する)” mean?
(「発音する」ってどういう意味?)
B: Er, hang on, it’s on the tip of my tongue. It’s the action where you make the sound of a word.
(えーと、待ってね、ここまで出かかってるんだけど。言葉の音を発する行為を指すんだ。)
A: I think I know what it is now. Is it “to pronounce”?
(やっと分かった気がする。”pronounce”かな?)


おわりに

今回ご紹介した対処法を使えば、言いたい単語が出てこなくても英会話を続けることができますよね。英単語を覚えることも大切ですが、思い出せない/知らない時に言葉を説明できることはもっと重要なんです!

もちろん英語のネイティブだって単語をど忘れすることもありますし、知らない英単語もあります。「英語が苦手だから…」と弱気になるのではなく、伝えたい言葉を相手とのやり取りを通して見つけ出すことが上達の鍵!

早速実践の英会話で使ってみてくださいね!

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