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英語の代名詞「it」の使い方!各用法で適切に使おう!

 

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英語の”it”と言えば、どんなときにどんな風に使われるでしょうか?

改めて、使われている例を浮かべると、いろいろな文に”it”が存在してることに気がつきます。”it”=「それ」というイメージが強いかもしれませんが、その訳だけでは本当に”it”を理解するには難しいかもしれません。

今回は英語”it”の使い方について、各用法ごとに紹介します!

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「前に出てきたもの」を指す

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前に出てきたある物や事柄を表す「名詞」を指すときに”it”を使います。これがおそらく日本語の「それ」に1番近い感覚かもしれませんね。

英語の特徴として、1度会話の中で出した具体的な「名詞」は繰り返さずに、他の言葉に置き換えるということがあります。

“it”もその置き換えるための言葉の1つなんですね。

この使い方はピンとくる方も多いと思います。1度話題に出た物について指すときの使い方です。

A: How is the coffee?
(そのコーヒーどう?)
B: It is good.
(おいしいよ。)

この場合、Bさんの言う”it”とは、Aさんが言った”the coffee”のことですね。

出来事

何かある出来事について話題が出たときに、その出来事を表す「名詞」を指すときにも”it”を使います。物について言うときと感覚は一緒です。

A: I was on a business trip.
(出張に行ってたんだ。)
B: What was it like?
(どうだった?)

ここでは、”a business trip”という出来事をBさんが”it”に置き換えて感想を尋ねています。

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「状況」を指す

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ここからは、もう「それ」という訳は通用しなくなってきます。

天気や時間、曜日など、人が生活してる空間がどういう状況なのかということを伝えるに使われる英語の”it”の役割です。

天気

天気や気候、気温などを言うときの使い方ですね。

It‘s sunny and hot today.
(今日は晴れて暑いね。)

この”it”は、「晴れていて暑い」という「状況」を単に指しているだけです。

曜日・日付

曜日や日付などを言うときの使い方です。

It‘s Thursday.
(木曜日だよ。)

It‘s June 8th.
(6月8日です。)

それぞれ「木曜日」、「6月8日」という「状況」を指し示すために”it”が使われています。

時間

「時間」というのもその状況の1つですから、”it”が使われるんですね。

It‘s 8:00 sharp.
(8時ちょうどだよ。)

“it”を使って「8時ちょうど」という「状況」を指していますね。

もうここまで来ると、英語の”it”が「それ」と言う意味だけでは考えられないこと、あるいは「それ」と訳す必要がないことを感じられてきたかな、と思います。

では、最後にもう1つ「状況」を示すときの使い方です。

距離

距離を指すときにも”it”が使われます。

It‘s about 100 meters from here.
(ここからだと100メートルくらいだよ。)

「ここから100メートルある」という「状況」を指していますね。

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「本当の主語の代わり」をする

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英語では、文の終わりに重心を置くという傾向があります。

つまり「主語」+「動詞」の部分はできるだけ短くして、あとの部分を長めにするということです。

もちろん「主語」+「動詞」の部分が長くなることもありますし、それも表現の1つなのですが、それを避けるために「長い主語」の代わりに”it”を使うという方法があるんです。

“It”+「動詞」+○○+”to”+「動詞」

【”to”+「動詞」】の部分が本当の主語だけど、それを「主語」の位置に置いちゃうと頭でっかちになっちゃうから、とりあえず”it”を代わりの主語にするというパターン。

まず、この文を見て下さい。

To spend time with him at the luxury restaurant last night was wonderful.

「昨晩、彼と豪華なレストランで過ごせたことは素晴らしいものだった」という内容です。

この文の「主語」はどの部分でしょうか?そうです。”To spend time with him at the luxury restaurant last night”の部分です。

日本語だと、こんな風に主語が長くなってもさほど気にならないのですが、英語ではあまりよろしくないのです。

これを解消するために”it”を使って、こんな風に言うのです。

It was wonderful to spend time with him at the luxury restaurant last night.
(昨晩、彼と豪華なレストランで過ごせたことは素晴らしいものだった)

内容は同じことですが、英文としてかなりスッキリした感じになります。

「主語」の代わりとして使われてるので、この”it”自体には意味はないんです。英語の性質上、「主語」がないのはおかしいから形として置いてるだけ。

「表向きは”it”を一応主語にしてるだけで、実際は違うんですよ」という、ある意味お飾りのような感じ。

堅い言い方で「形式上の主語」なんて言われるのは、そのためですね。「形式上」つまり「形だけ」ってことです。

“It”+「動詞」+○○+”that”+「主語+動詞の文」

【”It”+「動詞」+○○】以降の部分が変わるだけで、考え方は先ほどの【”to”+「動詞」】が続く場合と同じです。

では、例文を見てみましょう。

It is clear that he stole Nancy’s bag.
(彼がナンシーのバッグを盗んだことは明らかです。)

本当の主語は「彼がナンシーのバッグを盗んだということ」です。

やっぱりそれを主語に持ってきちゃうと頭が重くなってしまうっとことで、”it”を形だけの主語として使っているんですね。

“It”+「動詞」+○○+”whether/if”+「主語+動詞の文」

「○○かどうか」「○○しようがしまいが」などの意味で使われる”whether”や”if”を使うパターンを見てみましょう。もちろん、考え方はここまでと一緒ですよ。

It doesn’t matter if she comes or not.
(彼女が来るか来ないかは問題じゃない。)

“if”以降の「彼女が来るか来ないか」という部分が主語ですね。

“It”+「動詞」+○○+”wh-“+「主語+動詞の文」

“wh-“が表わしているのは、”when”とか”what”という英語の「疑問詞」と呼ばれるものですね。”wh-“ではありませんが、同じ「疑問詞」の仲間である”how”も使えますよ。

It was interesting why he had made that decision.
(なぜ彼がそのような決断をしたかということは、興味深かった。)

「興味深かった」と感じたことというのは、「なぜ彼がそのような決断をしたかということ」です。これが本当の主語にあたるものですね。

「本当の目的語の代わり」をする

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「主語」の次は「目的語」の代わりをする”it”の使い方について紹介します。

英語というのは「目的語」の部分を長くするのも避ける傾向にあるんですね。「目的語」になっただけで、発想としては「主語」のときと同じです。

いろいろなパターンでその使い方を確認していきましょう。

「主語」+「動詞」+”it”+○○+”to”+「動詞」

本当の目的語は【”to”+「動詞」】の部分だけど、そこが長くなっちゃうとわかりづらいから”it”を置く使い方です。

まず、この文を見てみてください。

I thought to apologize to her soon was better.

「目的語」にあたるのはどの部分だか分かりますか?

答えは”to apologize to her soon”の部分なんですが、長くて分かりづらいですよね。

こんなときに”it”をこのように使うんです。

I thought it better to apologize to her soon.
(彼女にすぐ謝った方がいいと思った。)

だいぶスッキリしましたね。”it”をとりあえず「目的語」の位置に置いて、「形だけの目的語」にします。そして、本当の主語は文末に持ってくるんです。

「主語」+「動詞」+”it”+○○+”that”+「主語+動詞の文」

考え方は、上の【”to”+「動詞」】が本当の目的語の場合と同じです。【”that”+「主語+動詞」】に変わるだけ。

We think it important that we never give up.
(私たちが決してあきらめないことが重要だと考えてます。)

“that we never give up”の部分が本当の目的語ですね。

「主語」+「動詞」+”it”+○○+”whether/if”+「主語+動詞の文」

“whether”または”if”を使った部分が、本当の目的語という場合です。

I found it unclear whether this project will succeed or not.
(この計画が成功するかどうかは確かじゃないということが分かった。)

この例文の本当の目的語は、”whether this project will succeed or not”という部分になります。

おわりに

いかがでしたか?今回は英語の”it”の使い方を紹介しました。

日本語の感覚にはない使われ方をする英語の1つでもあるので、短い言葉でありながら、なかなか侮れないですよね。使い方によって、”it”を書略しても通じちゃうくらい軽いものかと思えば、あるものの代わりをするという絶対外せない重要な役割をしたり。

それぞれの使い方の中で、英語の”it”の役割というのをしっかり感じてみて下さいね!

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