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「口が軽い」は英語で?おしゃべりで秘密を守れない人の表現10選!

 

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おしゃべり上手な人は素敵ですが、話しても良いことと悪いことってありますよね。

なんでもかんでも軽率に話してしまうと、秘密を守れない人だと思われて信用されなくなってしまいます。では、この「口が軽い」って英語ではどのように言うのでしょうか?

今回は、日本語の「口が軽い」にあたる英語の表現をご紹介します!



基本編

まずは、おしゃべりで秘密を守れないことを伝える基本の英語フレーズを見ていきましょう。

She has a big mouth.

彼女は口が軽い。

“have a big mouth”は、「おしゃべり」という意味の英語表現です。

日本語には「大きな口をきく」という慣用表現がありますよね。英語の”big mouth”は、文字通り大きな口を開けてよくしゃべる人のイメージです。全く違う意味ですので、覚えてくださいね。

A: I told Mary.
(メアリーに言ったよ。)
B: Seriously? She has a big mouth.
(冗談でしょ?彼女は口が軽いよ。)

He has a loose tongue.

彼は口の軽い人だ。

“loose”は、「ゆるんだ」、「締まりのない」という意味の形容詞です。直訳すると「締まりのない舌を持っている」となります。

軽率になんでも話してしまう人を表すのにぴったりの表現です。

A: I found out he has a loose tongue.
(彼は口の軽い人だってわかったの。)
B: What happened?
(何があったの?)

She has loose lips.

彼女は口が軽い。

“loose lips”=「締まりのない唇」も、おしゃべりでなんでも軽率に話してしまうことを意味します。唇は、上唇と下唇がありますから複数形にしてくださいね。

A: I shouldn’t have said it to her.
(彼女には言うべきじゃなかった。)
B: I told you. She has loose lips.
(言ったでしょ。彼女は口が軽いよ。)

“loose lips”を使った英語のことわざもあります。
Loose lips sink ships.(口が軽いと船が沈む=口は災いの元。)

He can’t keep things to himself.

彼は口が軽い。

“keep ~ to oneself”は、「~を胸にしまっておく」、「~を人に言わない」という英語のイディオムです。「物事を胸にしまっておくことができない」=「なんでも軽率に話してしまう」という表現になります。

A: He can’t keep things to himself.
(彼は口が軽い。)
B: I know. I can’t have a serious conversation with him.
(だよね。彼とは真面目な話ができないよ。)

She never keeps her mouth shut.

彼女は口が軽い。

“shut”は「閉じる」という意味ですので、”keep one’s mouth shut”は直訳すると「口を閉ざしたままにしておく」となります。そこから「秘密を守る」という意味の口語表現になりました。

”never”で否定することによって、「彼女は決して秘密を守らない」という意味になります。

A: She never keeps her mouth shut. Now everyone knows what happened.
(彼女は口が軽いね。もう全員何が起こったか知ってるよ。)
B: Her sister keeps her mouth shut though. I can’t believe they are sisters.
(彼女の妹は口が堅いのにね。姉妹だって信じられないよ。)

He talks without thinking.

彼は口が軽い。

“without ~ing”は「~することなく」という意味です。直訳すると「彼は考えることなく話す」となります。

話すことと話すべきでないことの配慮に欠ける人を表すのにぴったりの表現です。

A: Why did he say that to her? It’s hard to understand.
(なんで彼は彼女にそのこと言ったんだろう?理解に苦しむんだけど。)
B: I’m not surprised. He talks without thinking.
(私は驚かないな。彼は考えもなしにしゃべるよ。)

She can’t keep a secret.

彼女は口が軽い。

口が軽い人は、秘密を守ることができずにべらべら話してしまいますよね。おしゃべりで人の秘密まで軽率にしゃべってしまうことを直接的に伝える表現です。

A: For your information, she can’t keep a secret. Be careful when you talk with her.
(ご参考までに、彼女は秘密を守ることができないよ。彼女と話す時は気をつけてね。)
B: That’s good to know. Thanks.
(いいことを聞いたよ。ありがとう。)


スラング編

次は、口の軽い人を表す英語の口語表現をご紹介します!

She is a blabbermouth.

彼女は口の軽い人だ。

“blabbermouth”は、「人の秘密でもべらべらとしゃべってしまう口の軽い人」を表します。”blab”=「べらべらしゃべる」という動詞から派生したスラングです。

A: She is a blabbermouth. I can’t talk to her anymore.
(彼女は口の軽い人だね。もう彼女には話ができないや。)
B: See? I told you so.
(ほらね?そう言ったじゃん。)

“blabber”も、おなじく「口の軽い人」のことです!
She is a blabber. (彼女は口の軽い人だ。)

He is blabby.

彼は口の軽い人だね。

“blab”が元になっているフレーズをもう一つご紹介します。”blab”の形容詞”blabby”は、「口軽な」という意味の英語の口語表現です。

A: He is the one who told her. He is blabby.
(彼女に言ったのは彼だよ。口の軽い人だね。)
B: You didn’t know that?
(知らなかったの?)

She is a gossip.

彼女はうわさ好きだね。

「うわさ話」、「ゴシップ」という意味の“gossip”には、「人のうわさ話をふれ回る人」という意味もあります。

おしゃべりが過ぎてうわさを広める中心になる人っていますよね。そんな人を表すのにぴったりの表現です。

A: I saw her talking about it in the break room. She is a gossip.
(そのことを彼女が休憩室で話しているのを見たよ。彼女はうわさ好きだね。)
B: I’m trying to stay away with her. I’m not fond of office gossip.
(彼女には近づかないようにしてるんだ。職場のうわさ話は好きじゃないの。)


おわりに

いかがでしたか?

今回は、秘密をべらべらしゃべってしまう「口が軽い」人を表す英語フレーズをご紹介しました。

日本語と同じように、慣用句やことわざのようなフレーズもありましたね。ぜひ覚えて英語の表現の幅を広げてみてください。

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