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「泣きそう」を英語で!悲しい時や感動した時の涙のフレーズ15選!

 

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「やばい、泣きそう!」
「あの時は泣きそうだったよ。」

悲しい時、嬉しい時、感動した時は思わず涙がポロッと出てしまいそうになりますよね。そんな時は友達や家族に泣きそうな事を伝えておきたいです。

さて、英語で「泣く」は“cry”と言いますが、「泣きそう」はどう表現するのでしょうか?今回は色々なシチュエーションで使えるフレーズをたくさん紹介しますね。



まだ泣いてないけど「泣きそう」

すごく感動したり、嬉しかったり、悲しかったりして涙が出そうだったけど出ない時とかってありませんか?

ここで紹介するフレーズはそんな時にピッタリな「泣きそう」の英語表現になります。

I’m about to cry.

私は泣きそうです。

普段“about ○○”は英語で「○○ぐらい」という意味で使われます。でも“about to ○○”という英語表現は「○○しそう」という意味になるんです。

例えば“it’s about to start”と言えば「始まりそう」という意味になります。今回は「泣く」という意味の“cry”が使われているので「泣きそう」だという事が表現できるんです。

A: Happy birthday! We made a surprise dinner for you!
(お誕生日おめでとう!サプライズで夕ご飯作ったんだよ!)
B: Oh my god! I’m about to cry. Thank you!
(すごい!泣きそうだよ。ありがとう!)

他にもこんな英語表現が。
I was about to cry.(私は泣きそうでした。)
You are about to cry.(あなたは泣きそうです。)

I’m ready to cry.

私は泣きそうです。

普段“ready”は英語で「用意ができて」という意味で使われます。でも、ここでは「今にも○○しそう」という意味で使っているんです。

A: I made this scarf for you.
(このマフラーをあなたに作ったの。)
B: Oh wow! I’m ready to cry.
(すごい!泣きそうだよ。)

I almost cried.

私はあと少しで泣きそうでした。

ここでは“almost”を使って「○○しそう」という英語表現をしています。“almost”は名詞の前に使うと「ほとんど」という意味になりますが、動詞の前だと何かをする寸前だったことを表現できるんです。

この表現は過去形だけにしか使えません。ここでは“cry”の過去形を使って“I almost cried.”(あと少しで泣きそうだった。)という表現をしています。

A: Have you watched this movie? The ending is so sad.
(この映画見た?最後が悲しいよね。)
B: I watched it last weekend. I almost cried.
(先週末に見たよ。あと少しで泣きそうだった。)

I could cry.

私は泣きたいぐらいです。

“could”は“can”の過去形で、「することができた」など色々な意味と使い方があります。ここでは、英語で「○○したいぐらい」という意味で使っているんです。

このフレーズは悲しい時、怒っている時、嬉しい時、感動した時の感情と一緒にして使う事が多いと思います。

A: Do you want to go out for dinner tonight?
(今夜一緒にご飯食べに行かない?)
B: No. I’ve got so much work I could cry.
(いいや。泣きたいぐらい沢山仕事があるんだ。)

I was close to tears.

私は泣きそうでした。

“tear”は名詞だと英語で「涙」という意味なんです。他にも違う発音で「破る」という意味の動詞にもなります。

“close to ○○”は距離などが「○○に近い」という意味で知られていますが、ここでは「○○しそう」という表現になるんですよ。

このフレーズは過去形にして使われる事が多いので“was”を使っています。涙を流しそうになった時の事を伝えたい時に使ってくださいね。

A: How was the farewell party?
(お別れ会はどうだった?)
B: It was good. But I was close to tears when I was giving a speech.
(良かったよ。でも私がスピーチをする時に泣きそうになっちゃった。)

I was on the verge of tears.

私は今にも涙が出そうでした。

もう一つの「今にも○○しそう」という意味の英語表現が“on the verge of ○○”になります。“verge”は英語で「縁」や「端」という意味なんですよ。

このフレーズもよくネイティブの方が使っています。あと少しで泣きそうだったと言いたい時に使ってみてくださいね。

A: So, tell me how he proposed.
(さて、彼がどうプロポーズしたのか教えてよ。)
B: He kept it simple but it was sweet. I was on the verge of tears.
(シンプルだったけどすてきだった。私は今にも涙が出そうだったよ。)

I was on the brink of tears.

私は今にも泣きだしそうでした。

実は“on the brink of ○○”も英語で「○○の寸前で」という意味なんです。“brink”も先ほど紹介した“verge”と似ていて「縁」という意味なんですよ。

先ほど紹介したフレーズとこちらのフレーズは意味がまったく一緒です。でも、“on the verge of”はいい意味で使われることが多くて、“on the brink of”は悪い意味で使われる事が多いと思います。

A: When I heard this terrible news, I was on the brink of tears.
(この最悪なニュースを聞いた時は今にも泣きだしそうだったよ。)
B: It is so sad. It took so many innocent lives.
(すごく悲しいよね。たくさんの罪のない命を奪ったし。)


涙目の「泣きそう」

ここでは目がうるうるしているけど、涙は流していない時にピッタリな英語のフレーズを紹介しますね。

I got all misty-eyed.

私は涙で目がかすみました。

“mist”は英語で「霧」や「かすみ」という意味なので、“misty”は本来「霧の深い」や「かすみのかかった」という表現で使われます。

でも、目という意味の“eye”をくっつけた形容詞の“misty-eyed”は「涙で目がかすんだ」という意味になるんです。

このフレーズは“I got all”とセットになって使われる事が多いんです。“all”を付ける事で目の全体がうるうるしている事を強調しています。

A: When I was watching this documentary about dogs, I got all misty-eyed.
(この犬のドキュメンタリーを見ていた時に涙で目がかすんじゃった。)
B: You really love dogs. But I agree that this story is very touching.
(本当に犬が大好きなんだね。でもこの話はすごく感動的だと私も思うよ。)

I felt the tears welling up.

私は涙が込み上げるのを感じました。

“welling up”は英語で「湧き出ている」というような意味でも使われますが、“tears”(涙)に使うと「込み上げている」という意味になります。

“felt”は“feel”の過去形で「感じた」という意味なので、涙が込み上げてきたのを感じたと言いたい時に使ってくださいね。

A: How was your sister’s wedding ceremony? Did your dad cry?
(あなたの妹の結婚式はどうだったの?あなたのお父さんは泣いた?)
B: Oh, yes. My parents were both crying. Even I felt the tears welling up.
(そりゃもう。両親両方とも泣いていた。私まで涙が込み上げるのを感じたよ。)

I was fighting back tears.

私は涙をこらえていました。

“fight”は英語で「戦う」という意味でよく使われます。でも、“fight back”になると「抑える」や「こらえる」という意味になるんですよ。他にも「反撃する」などの意味もあります。

涙を流さないように一生懸命こらえている時はこの英語のフレーズがいいですよ。

A: I thought you were going to cry.
(私はあなたが泣くかと思っていた。)
B: I was fighting back tears because I didn’t want to cry in front of her.
(彼女の前で泣くのは嫌だったから涙をこらえていたんだ。)

My eyes brimmed with tears.

私の目は涙で溢れそうでした。

“brimmed”は“brim”の過去形で、英語で「溢れそうになった」という意味なんです。“with tears”と付けることで「涙で」と特定することができます。

目がうるうるしてきた時にはこの英語のフレーズがピッタリだと思いますよ。

A: I missed you so much. When I heard your voice, my eyes brimmed with tears.
(すごく寂しかった。あなたの声を聴いた時に、目が涙で溢れそうだったもの。)
B: It’s great to be back. There are so much things I want to tell you.
(やっぱり戻ってくるといいね。たくさん話したい事があるんだよ。)


すでに泣いている「泣きそう」

泣きべそをかいている時など、あと少しで「わー」っと泣いてしまいそうな時はどう英語で表現できるのでしょうか?

ここではそんな時にピッタリな「泣きそう」の英語のフレーズを紹介しますね。

I got teary.

私は涙ぐんでいました。

“teary”は先ほど紹介した“tear”(涙)の形容詞バージョンで、ここでは「涙ぐむ」という意味で使われています。他にも「涙の」や「涙を誘う」というような意味もあります。

このフレーズは目が涙で溢れてしまいそうな時に使ってみてくださいね。

A: I got teary when I saw my niece at her graduation ceremony.
(私の姪の卒業式を見た時は涙ぐんじゃったよ。)
B: Do you mean the graduation from kindergarten? That must be so cute.
(卒園のことを言っているの?それはかわいいだろうね。)

I was all choked up.

私は涙で声を詰まらせました。

過去分詞の“choked up”は本来英語で「ぎっしり詰められた」という意味で使われます。でも泣きそうなときに使う場合は「涙で声を詰まらせる」という意味になるんですよ。

涙をこらえている時や泣いている時はうまくしゃべれませんよね。このフレーズはそんなシチュエーションを表現するのにピッタリです。ネイティブの方がよく使っています。

A: You should read this book. It’s really good and I was all choked up at the end.
(この本読んだ方がいいよ。すごく良くて最後は涙で声を詰まらせちゃった。)
B: Is it that sad? I don’t like unhappy stories. They make me feel depressed.
(そんなに悲しいの?私は悲しい話が好きじゃないんだ。気分が落ち込んじゃうからね。)

I felt a lump in my throat.

私は喉を詰まらせました。

こちらも先ほどのフレーズとニュアンスが似ています。感動や悲しみで喉がぎゅっとした時に使うのがいいかもしれません。

“lump”は英語で「塊」という意味で、“throat”は「喉」になります。泣きそうで喉がぎゅっとした時にこのフレーズを使ってみるのもいいですよ。

A: When I left my baby at child care center, I felt a lump in my throat.
(私の赤ちゃんを託児所に預けた時、喉を詰まらせちゃった。)
B: Oh, no. Was your baby crying?
(あれまー。あなたの赤ちゃんは泣いていた?)

I was red-eyed.

私の目は赤くなりました。

「赤」という意味の“red”を“eye”とくっつけて形容詞にすると涙で「目が赤い」という表現になるんです。

泣かなかったけど目が赤くなるぐらい涙が出たことを言いたい時に使ってみてくださいね。

A: I cry easily. My friend told me I was red-eyed after I listened to a nice music.
(私は簡単に泣くんだよね。きれいな音楽を聴いたあとに私の目が赤くなっていたって友達が言っていた。)
B: You must have a really soft heart.
(すごく優しい心を持っているんだね。)

おわりに

いかがでしたか?
英語には「泣きそう」の表現方法が色々とありますよね。今回は涙が出そうな加減に分けてたくさんのフレーズを紹介しました。

ほとんどのフレーズが悲しい時でも、嬉しい時でも、感動した時にでも使えますよ。あなたがどのくらい泣きそうだったのかによって、これらのフレーズをうまく使い分けてみてくださいね。

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