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「other」と「another」の違い!英語で「その他」を表現する英単語!

 

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英語学習中のみなさんを混乱させる単語はいろいろあると思います。その中の1つが、今回のテーマの”other”と”another”ではないでしょうか?

日本語でいうと「その他」とか「別の」なんていう風に、同じように訳されるこの2つの言葉。ですが、当然ながらその役割は違います。

今回は”other”と”another”の違いについて紹介します!

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「other」と「another」の違い

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詳しい使い方を確認する前に、”other”と”another”の違いを簡単に見ておきましょう。

それぞれの使い方とその数に違いがあります。

“other”     ⇒ “other”+○○、”others”、”the other”、”the others”
“another” ⇒ “another”、”another”+○○

“other”には4つ、”another”には2つの使い方のパターンがあるんです。

そして、それをまとめると以下のようになります。

“other”     ⇒ “other”だけでは使えない。
“another” ⇒ “the”や”s”をつける使い方はない。

それでは、それぞれの詳しい使い方を紹介します!

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「other」

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other+○○

“other”という言葉は単独で使われることはなく、あとに「複数名詞」が続きます。「他の何人かの○○」「他のいくつかの○○」といった意味です。

例えば誰かがあるアイディアを出した後で、他にはアイディアはないかと尋ねるときには以下のように言います。

Do you have any other ideas?
(何か他のアイディアはある?)

この場面で、他のアイディアは1つとは言い切れないので、”ideas”と複数形にするのが自然な形です。

他の名詞に関しても同じことが言えます。1人あるいは1つと言い切ってしまうのが不自然なときは、”other+複数名詞”にしましょう。

では、単数で言ってもおかしくないときはどうするのか?それはのちの”another”の項目で紹介しますね。

さらに、のちに紹介する”the other”などの形で使うときには「単数名詞」を使えるという違いがあるので、この”other”で使うときだけは「複数名詞」という風に覚えておきましょう。

others

これは”other”そのものを複数形にするパターンです。

“other+複数名詞”の「複数名詞」の部分をあえて言う必要がない場合などに、”others”とします。

残っているものの中で特定せずに、何人かまたはいくつかを指すときには”the”をつけずに使います。

I don’t like this shirt. Could you show me others?
(このシャツは気に入らないな。他のを見せていただけますか?)

洋服店であるシャツを見せてもらったけど、どうも気に入らない。「それ以外で何着か他の物を見たい」と伝えている例文です。

この場合、特定はせずに、お店にある他のシャツという意味合いで使っています。

ちなみにこの“others”は”some others”という形でも使うことができます。

the other

“other”に特定する冠詞”the”をつけるパターンです。“other”との違いは「特定できるかできないか」です。

2つのものがあって、そのうちのもう片方を指すときの使い方。「残りの」とか「もう1つの」というような意味になります。物に対しても人に対しても使うことが可能です。

つまり「2つのうちの残り1つ」ってことなので、聞き手と話しての間で特定することができますよね。そのため、”the”をつけて表現するんです。

I have two bags. One is blue. The other is green.
(2つバッグを持ってるの。1つは青で、もう1つは緑。)

この例文では、まず2つバッグを持っていることを伝えています。なので、どちらかについて説明した後は、残りはあと1つだなということが分かるので、”the other”を使っているんです。

さらに、3つ以上のものがあるときにも”the other”を使えるパターンが存在します。

それは、3つ以上あるものについて言った後、「残りの1つ」を表現するときです。

There are three cups on the table. One is white, another is blue, and the other is pink.
(テーブルの上に3つコップがあります。1つは白、別のは青、残り1つはピンクです。)

3つのうち2つの色を言えば、あと残っているのは1つだと特定することができるので”the”をつけた”the other”で表現することが可能です。

the others

“the other”の複数バージョン。いろいろなものを説明した後で、残りが複数存在していて、それらが同じ特徴をもっているときに使うことができます。

「残り全部」とか「残り全員」っていうニュアンスです。残り全てを特定するので、”the”をつけます。

2人または2つ以上であれば、残りがどれだけいてもあっても使えます。

A: Wow! Is everything yours?
(わあ!これ全部、あなたの?)
B: No. One is mine, and the others are my mom’s.
(ううん。1つは私ので、あとはママのものよ。)

上の例文では、「たくさんあるものの中で1つは私のもの。残ってる他のもの全部がママのもの。」ということを伝えています。

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「another」

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another

実は”another”というのは、“an”と other”が組み合わさってできた単語。

「単数名詞」と共に使われて、物でも人でも使うことができます。

「これ!」と特定せずに「どれか1つ」を表す”an”と「その他」を表す”other”がくっついたものなんです。つまり「どれでもいいから他の何か1つ」というニュアンス。

もともと冠詞の”an”だったわけですから、そこにさらに冠詞の”the”がついたり、複数形になったりするのは不自然な話なのです。

友達にペンを借りたけど、インクがあまりよく出ない。どれでもいいから、今借りてるもの以外の別のペンを借りたい。そんなときに使えるのが”another”です。

Can I use another one?
(他のもの借りてもいい?)

3つ以上のものから、ある1つについて言ったあと、さらに別の1つについて言うときにも”another”を使います。

“another”というのは特定をしない表現なので、1つ目の物を言った後でまだ残っているものがあり、さらに別のことについて言いたい場合、とっても便利な言葉なんです。

I have four dogs. One is black, another is gray, another is white and the other is brown.
(犬を4匹飼ってるんだ。1匹は黒、別のは灰色で、もう1匹別のは白、残り1匹は茶色だよ。)

another ○○

“another”そのものが複数形になったり、そこに冠詞が付くパターンはありませんが、あとに「数字」や「数字+複数名詞」を続けるという使い方があります。

特定する必要はないけど、具体的に数字を伝えて「他の○○」「別の○○」などというときです。

例えば、ある語学学校で留学生の出身地について説明する場合、以下のような表現ができます。

One of them is from Japan, another from China, another two from Korea, and the others are from Singapore.
(1人は日本、もう1人は中国、別の2人は韓国、残りはシンガポールの出身です。)

ここでは特に「どの人が」という特定は必要ありません。「日本の人、中国の人がいて、あと別に2人韓国の人がいる」という情報だけを伝えているのです。

さらに「複数名詞」をつける言い方は以下のようになります。

I’m afraid it takes another three weeks.
(あいにく、あと3週間はかかります。)

特定した3週間というわけではなく、ただ漠然とそれくらいの期間がかかるというニュアンスなので”another”を使うんです。

“another”を「複数名詞」と共に使うときは、必ずそこに「数字」が入ることを忘れないでくださいね。”other+複数名詞”との違いです。

“another weeks”のような使い方はないのでご注意を!

まとめ

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さて、ここまで”other”と”another”の違いを見ていきました。最後にそれぞれの違いを改めて確認するために、以下の4つの文を見てみましょう。似たような文ですが、ニュアンスが全く異なります。

One is a teacher and the other is a lawyer.
(1人は教師でもう1人は弁護士です。)

これはある2人の人について話しています。「1人は教師」といった後で、「残るもう1人が弁護士」ということです。特定できる1人の人のことなので”the other”を使います。

One is a teacher and the others are lawyers .
(1人は教師で残りの人たちは弁護士です。)

これは3人以上の人について話しています。「1人は教師」で「他の人たち全員弁護士」ということを伝えてます。残りの人たちを全て特定できて、さらに複数なので”the others”が使われます。

One is a teacher and another is a lawyer.
(1人は教師で別の1人は弁護士です。)

こちらも3人以上の人についてです。「1人は教師」で「残りの人たちのうち1人は弁護士」ということです。

まだ他にも人がいて、残っている人たちのうち誰なのかは特定できないけど1人なので”another”が適してます。

One is a teacher and others are lawyers.
(1人は教師で別の何人かは弁護士です。)

こちらも3人以上の人のこと。「1人は教師」で「残りのうちの何人かは弁護士」ということです。

こちらも他にも残っている人がいるので、特定はできないけど複数なので”others”を使います。

おわりに

今回は”other”と”another”の使い方の違いを紹介しました。いかがでしたか?

日本語だと同じ言葉になってしまうこの2つですが、そこには明確な違いがあります。特に”another”が”an”と”other”の組み合わせでできたものとわかると、その違いが今までよりもクッキリしてくると思います。

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