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「正直なところ」を英語で!本音や隠し事を伝える時のフレーズ15選!

 

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本音を伝えたい時や秘密を教える時って少し言いにくいですよね。

そんな時、「正直なところ」で文を始めるといくらかは言いやすくなります。これを英語でも言えるようになりたくはありませんか?

今回は英語で「正直なところ」をどう表現するのかシチュエーションごとに紹介しますね。



自分の話をする時の「正直なところ」

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あなたの本音や秘密を相手にばらす時に「正直なところ」と一言伝えておきたいですよね。英語ではそれをどう表すのか知っていますか?

ここではそんな時にピッタリな英語のフレーズを紹介しますね。

Frankly speaking, ○○.

率直に話すと、○○。

相手ががっかりしてしまうような真実や本音を話す時に使ってみてください。“frankly”は英語で「率直に」という意味の副詞なんですよ。

A: I made a cake. Try some!
(私はケーキを作ったんだよ。食べてみて!)
B: Frankly speaking, I don’t like cakes. I’m not good with sweet things.
(率直に話すと、私はケーキが好きじゃないんだよね。甘い物が苦手なんだ。)

Honestly speaking, ○○.

正直なところ、○○。

先ほど紹介した英語のフレーズに似ていますよね。”frankly”を”honestly”に置き換えただけです。

“honestly”は「正直に」という意味の副詞なんですよ。正直にどう思っているのかを明かしたい時に文の始めに付けてみてくださいね。

A: This is my dog, Sally. She is very gentle.
(この子は私の犬、サリーだよ。彼女はすごくおとなしいんだ。)
B: Honestly speaking, I don’t really like dogs.
(正直なところ、あんまり犬が好きじゃないんだよね。)

他にもこんな英語表現が。
Honestly, ○○.(正直なところ、○○。)

In all honesty, ○○.

正直なところ、○○。

このフレーズも先ほど紹介したものと似ていて意味も一緒ですよ。“honesty”は“honest”(正直な)の名詞になります。こちらも文の冒頭に「正直なところ」と言いたい時に使ってくださいね。

A: In all honesty, I’m not sure if I still love Daniel.
(正直なところ、私はまだダニエルの事を愛しているのかどうか分からないんだ。)
B: What makes you think like that?
(どうしてそういう風に思うの?)

To be honest, ○○.

正直なところ、○○。

本音などを打ち明けたい時はこのフレーズを使って話を切り開いてみてください。先ほど紹介したように“honest”は英語で「正直な」という意味の形容詞なんです。

“to be honest”はビジネスシーンでも普段でも幅広く使える、便利なフレーズなんですよ。だから是非覚えてみてくださいね。

A: What is it that you wanted to discuss with me?
(あなたが私と話し合いたかった事とは何だい?)
B: It’s about William. To be honest, I don’t think he knows what he should be doing.
(ウィリアムの事です。正直なところ、彼は自分で何をやればいいのかよく分かっていないんだと思います。)

他にもこんな英語表現が。
To be honest with you, ○○.(正直なところ、○○。)

To be frank, ○○.

率直に言うと、○○。

先ほど紹介した“to be honest”はビックリされるような事を言う前に使う事が多いんですよ。でも、こちらのフレーズはどちらかと言うと相手をがっかりさせる事を言う前に使います。

このフレーズも先ほどと同様、ビジネスシーンでも普段の会話でも使う事ができるんですよ。

A: I told the boss that I’ll introduce you to him next week at the party.
(来週のパーティーで君を社長に紹介するって彼に言っておいたよ。)
B: To be frank, I can’t go to that party because I’ll be away.
(率直に言うと、その時僕は不在なのでそのパーティーに参加することができないんです。)

他にもこんな英語表現が。
Frankly, ○○.(率直に言って、○○。)
Quite frankly, ○○.(すごく率直に言うと、○○。)

Actually, ○○.

実は、○○。

このフレーズもいままで紹介した「正直なところ」と意味が似ています。

先ほど紹介した“honestly”は正直な気持ちを表す時に使います。でも、こちらは相手を否定する事実を言いたい時に使う事が多いんですよ。

A: Let’s have Japanese barbecue for dinner. I know a really good place.
(夜ご飯は焼肉を食べに行こうよ。いいところを知っているんだ。)
B: Actually, I’m vegetarian.
(実は、私ベジタリアンなんです。)

To tell you the truth, ○○.

実のことを言うと、○○。

本当の事や本音を誰かに言う時にピッタリなフレーズですよ。“the truth”は英語で「真実」という意味なんです。

A: I’m going to watch that movie with Pamela. Do you want to come?
(私はパメラとあの映画を見に行くんだ。一緒に来る?)
B: To tell you the truth, I don’t like Pamela.
(実のことを言うと、私はパメラが嫌いなの。)

他にもこんな英語表現が。
The truth is, ○○.(本当はね、○○。)

I’m only telling you this because I care about you.

あなたの事を思って私はこう言うんだからね。

友達や家族が聞いて傷つくかもしれない事を打ち明ける時はこのフレーズがピッタリです。

“I care about you”は英語で「あなたの事を心配する」という意味なんですよ。その前の“I’m only telling you this”は「あなたにこれを教えるのは」という表現になります。

相手の事を思って相手を傷つけてしまう本音や事実を伝える前か後に言ってみてくださいね。

A: Why are you looking at me like that?
(なんでそんな目で私を見ているの?)
B: I’m only telling you this because I care about you. You need to break up with Christopher.
(あなたの事が心配だから私はこう言うんだからね。あなたはクリストファーとは別れないとダメよ。)

If I shoot from the hip, ○○.

思い付きで言うと、○○。

この面白いフレーズは先ほど紹介した“frankly speaking”に少し似た表現ですよ。

“shoot from the hip”をそのまま訳すと「拳銃を腰に差したまま撃つ」という表現になります。そんな事をしたら、早く撃ててもどこに弾が当たるかわかりませんよね。

ここではこんな意味でこのフレーズを使うわけではありません。「よく考えずに衝動的に行動する」という意味もあるんですよ。

率直に思いついた事を発言する前に付けてみてくださいね。

A: If I shoot from the hip, you don’t look nice in that dress.
(思い付きで言うと、あのドレスは君には合わないよ。)
B: You are a horrible person. But thank you for telling me the truth.
(あなたは最低な人ね。でも、本当の事を教えてくれてありがとう。)


人に聞く時の「正直なところ」

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友達や同僚が本当はどう思っているのかを知りたい時ってありますよね。他にも誰かの秘密を聞き出したい時とかもあったりします。

ここではこういう時に使える「正直なところ」の英語表現を紹介しますね。

Tell me the truth.

真実を教えて。

友達などに本当の事を教えてもらいたい時はこの英語のフレーズを使ってみてください。

先ほども紹介した“truth”(真実)をここでも使っていますよ。最初に“please”を付けると丁寧な言い方になります。

A: Who broke my necklace? Tell me the truth.
(誰が私のネックレスを壊したの?真実を教えてよ。)
B: It was an accident. I’m so sorry.
(そのつもりはなかったの。本当にごめんなさい。)

What are you really thinking?

本当は何を考えているの?

相手が本音を言っていないと思った時や何を考えているのか分からない時にピッタリですよ。ここでは“really”は英語で「本当は」という意味になります。

A: What are you really thinking?
(本当は何を考えているの?)
B: Nothing. Just don’t worry about me.
(何にも。私の事は気にしないで。)

Speak your mind.

素直に言って。

本音や正直な考えを知りたい時はこの英語のフレーズを使ってみてくださいね。

先ほども紹介した“speak my mind”を相手に向けたバージョンですよ。ここでも最初に“please”を付けると目上の方にも使う事ができます。

A: I don’t think you are being honest. Speak your mind.
(あなたは正直に言ってないんじゃないの。素直に言ってよ。)
B: Okay. Then, I don’t want to go out today because I’m tired.
(わかった。じゃあ、疲れているから今日は出かけたくないです。)

Let’s be honest.

正直になろうよ。

相手が嘘をついていると思った時はこのフレーズがいいかもしれません。

“let’s be ○○”は英語で「○○になろうよ」という表現になります。正直なところ相手がどう思っているのか聞きたい時に使ってくださいね。

A: I know you are lying. Let’s be honest.
(あなたが嘘をついている事は分かっているんだよ。正直になろう。)
B: I’m not lying. This is the truth!
(噓なんてついてないよ。これが真実なの!)


丁寧に言いたい時の「正直なところ」

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上司やお客さんに反対するような本音や事実を伝えるのは少し難しいですよね。

ここではそんな時に少しでも言いやすくする「正直なところ」のフレーズを紹介しますね。

Please allow me to speak my mind.

私に本音を言わせてください。

礼儀正しく素直な考えを伝える前にはこのフレーズを使ってみてください。

“allow me”は英語で「失礼ですけど」という意味なんですよ。そして、“speak my mind”は「素直に言う」という表現になります。最初に“please”を付ける事で更に丁寧な表現になるんですよ。

A: Is there anyone who wants to say something?
(誰か何か言いたい事がある人はいますか?)
B: Please allow me to speak my mind. I don’t think this new policy is going to work.
(本音を言わせてください。私はこの新しいやり方が上手くいくとは思えません。)

With all due respect, ○○.

お言葉ですが、○○。

目上の人に反対する意見など、これから失礼な事を言うという時に使ってみてください。

“respect”は知っている人もいると思いますが、英語で「尊敬」という意味なんです。「失礼ながら」と言ってから反対の意見を伝えたい時にピッタリですよ。

A: What do you think of my proposal?
(私の提案についてどう思う?)
B: With all due respect, I think it’ll be hard to achieve.
(お言葉ですが、それを成し遂げるのは難しいと思います。)

おわりに

いかがでしたか?自分の意見が相手のものと違う時は、少し言いにくくなりますよね。ここで覚えた「正直なところ」の英語表現を使えば、本音も伝えやすくなると思いますよ。

でも、あまりにも思った事をすぐ言ってしまうと相手を傷つけてしまうかもしれません。空気を上手に読みながら、正直な思いを伝えてみてくださいね。

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