気になる話題イッパイ!英会話の上達に役立つニュースメディア

「知ったかぶり」は英語で?全て分かっているような態度の表現6選!

 

LINEで送る
Pocket

あまり知らないのに何でも知っているかのように振る舞う人やもっともらしく知ったような口を利く生意気な人のことを、日本語では「知ったかぶり」と言いますよね。

この表現、英語ではどのように言えばいいかご存知ですか?

今回は「知ったかぶり」に該当する英語フレーズを、口語表現も含めてご紹介したいと思います!

She is a know-it-all.

彼女は知ったかぶりだ。

“know-it-all”は「知ったかぶりをする人」の代表的な英語フレーズです。

直訳すると「それを全て知っている人」となりますが、何でも知っているかのように振る舞う嫌な感じの人、というネガティブなニュアンスで使われます。

A: What was your first impression of her?
(彼女の第一印象はどうだった?)
B: Hmm, she is a know-it-all, I guess.
(うーん、彼女は知ったかぶりだと思う。)

He is a smart aleck.

彼は知ったかぶり屋だね。

“smart aleck”は「利口ぶる人」「知ったかぶりをする自信過剰な人」という意味の英語の口語表現です。

“smart”は「賢い」、”aleck”は男性の名前である”Alexander”=「アレクサンダー」の愛称ですので、直訳すると「賢いアレックくん」と言ったところでしょうか。

一見賢そうに気取っているものの、実は中身のない嫌味なやつというニュアンスがあります。

A: I can’t stand his attitude. He is a smart aleck.
(彼の態度には我慢できないよ。知ったかぶり屋だね。)
B: I know. He thinks he knows everything, but he doesn’t know a thing at all.
(そうそう。彼は自分が何でも知っていると思ってるけど、実際は何も知らないよ。)

He is a wise guy.

彼は知ったかぶりだ。

“wise guy”は「知ったかぶりをする人」「高慢な嫌味なやつ」という意味の英語フレーズです。

“wise”は「賢い」という意味ですから言葉をそのまま受け取ると「賢い人」となりますが、実は”wise guy”は嫌味のニュアンスを含む定番のフレーズになります。

誤解を与えないように覚えておいてくださいね。

A: What is he like?
(彼ってどんな人?)
B: He’s nice, but sometimes he is a wise guy.
(いい人だけど、時々知ったかぶりをするね。)

Don’t be such a smarty pants.

知ったかぶりはやめて。

“smarty pants”は「知ったかぶりをする人」「賢そうに気取っている人」という意味の英語の口語表現です。

おもしろいことに、”pants”=「ズボン」を使ったイディオムが英語にはたくさんあります。ぜひ覚えてくださいね。

A: I think she lacks musical talent.
(彼女には音楽的な才能がないと思うな。)
B: Hey, don’t be such a smarty pants. Musical ability is something you can learn.
(ちょっと、知ったかぶりはやめて。音楽的な能力は生まれた後に身につけられるものだよ。)

She pretends to know everything.

彼女は何でも知っているようなふりをする。

“pretend to know everything”も「知ったかぶりをする人」を表す英語フレーズです。

“pretend to~”は「~のふりをする」「~を装う」という意味の単語ですので、直訳すると「全てを知っているようなふりをする」となります。

A: She is a know-it-all, don’t you think?
(彼女って知ったかぶりだよね、そう思わない?)
B: Agree. She pretends to know everything.
(そう思う。何でも知っているようなふりをするね。)

Don’t act like you know everything.

何でも知っているようなふりしないで。

「~のようにふりをする」「~であるかのように演じる」という意味の“act like~”を使ったフレーズです。

「全て知っているようなふりをする」=「知ったかぶりをする」ことを表すことができます。

A: You should not stick to the plan. I can tell.
(その計画に固執するべきじゃないよ。僕にはわかるんだ。)
B: Don’t act like you know everything. You tell me how to do it then.
(何でも知っているようなふりしないで。じゃあどうすればいいか言ってみてよ。)



おわりに

いかがでしたか?

今回は「知ったかぶり」の英語表現をご紹介しました。

全て知っているかのように振る舞う様子をそのまま表すこともできますが、英語ならではの口語表現もご紹介しました。

なかには、意味を知らないと全く反対の意味に誤解してしまうものもありますので、ぜひ覚えてくださいね。

LINEで送る
Pocket