気になる話題イッパイ!英会話の上達に役立つニュースメディア

「提案」を英語で!ビジネス場面で考え&アイデアを伝える表現14選!

 

LINEで送る
Pocket

s_124923509

海外とビジネスでやり取りをする際は、自分の考えやアイデアを率直に伝えるのが大切!ただ外国人を目の前にすると、急に英語での提案に自信がなくってしまうことも…。

でも大丈夫!ビジネスで提案をする前に、ある程度お決まりの英語フレーズを知っておけば、本番でも落ち着いて伝えることができます。

今回は「ビジネスシーンで提案をする時の英語フレーズ」をご紹介します!



①周囲の注意を引く

s_26860798

提案をする前には、何らかの合図を出すのが一番!一言声をかけてから提案ができるように、相手の注意を引く英語フレーズを見ていきましょう。

Excuse me.

すみません。

相手の注意を引く時の定番フレーズがコレ。何を言うにも、話を中断するならまずこの一言があると自然ですね!短い上に、間違いのない一言になります。

May I interrupt?

ちょっとよろしいですか?

“interrupt”は「中断する」や「邪魔する」という意味の英語。「邪魔していいですか?」と言うことで、一旦話の流れを止めることが可能です。

そして”May I ○○?”は許可を求める丁寧な表現なので、失礼にはなりませんよ!

Excuse me, may I interrupt?
(すみません、ちょっとよろしいですか?)

Can I just say something here?

ちょっと一言いいですか?

「何か言いたいことがある」と伝えたい時は、この英語フレーズがオススメ。軽い感じで、あまり長い話にならないようなニュアンスがあるので、気軽に使えますね!

“here”は「ここ」という場所を表すわけではなく、「このトピックに関して」という感覚で使われているのがポイント!

もちろん、より丁寧な印象にしたいなら、”May I just say something here?“と言ってもOKです。

他にもこんな英語表現がありますよ!
Can I just mention something here?(ちょっと一言いいですか?)

Can I come in here?(ちょっといいですか?)

Can I add something here?(ちょっと一言付け加えていいですか?)

I’m sorry to interrupt, but can I just say something here?

中断して申し訳ないのですが、ちょっと一言いいですか?

先ほど紹介した “May I interrupt?” と “Can I just say something here?” の要素を組み合わせたのがコチラ!「邪魔してすみません」というオープニングに、「一言伝えたい」という意思を合わせることで、提案前にピッタリの英語表現になるんです!

ビジネスシーンだとしても、手短に “Sorry” で問題ありません。
Sorry to interrupt, but can I just mention something here?(中断して申し訳ないのですが、ちょっと一言いいですか?)

Do you mind if I come in here?

ちょっとよろしいですか?

“come in”には「口を挟む」という意味もあるんです。そして”Do you mind if ○○?”はお願いをする時の定番ビジネスフレーズで、「○○をしたら気にしますか?」と丁寧に伺いを立てる時に使われます!

他にはこんな英語フレーズも!
Do you mind if I jump in here?(ちょっとよろしいですか?)


②提案をする意思を伝える

s_275800298

周りの注目を集めたら、提案をしたい内容があることを伝えましょう!

Here’s an idea.

こういう案があるんです。

直訳をすると「ここにアイデアがあります」となるこの英語。何か考えがアイデアがある時は、この一言を伝えてから提案をするとかっこいい!

日常会話でもよく出てくる英語フレーズです。

How about this for an idea?

この案はいかがでしょうか?

「アイデアとして、これはどうですか?」という意味で使われ、自分の考えを述べる前の前置きとして役に立つ一言になります。

ちなみに “idea” というのは、ちょっとした考えや提案を表す英語なので、堅苦しい感じがしないのが特徴。そういう意味でも、意見を言う前に「あくまでもアイデアだ」というニュアンスを出せるので、オススメです!

I’ve got a suggestion.

提案があります。

“I’ve got ○○.”は「現在完了形のこと?」と思いがちですが、これは自分の持物を伝える “I have ○○.” と同じ意味で使われる言い方なんです!日常会話ではかなり登場します。

つまり「提案を持っている=ある」と言いたい時は、”I’ve got a suggestion.”と言えばいいわけなんですね!”I’ve got ○○.”は比較的カジュアルなシーンで使われることが多いですが、ビジネスシーンでももちろん問題なく使われるので安心してください。

I’d like to make a suggestion.

提案したいことがあります。

ストレートに「提案したい」という気持ちを表現するならコチラ!”I’d like to” は “I would like to”(させて頂きたい) の短縮形で、”I want to”(したい)よりもビジネスシーン向けの言い方になります。

また”make a suggestion”は「案を出す」という意味の英語なので、提案時に覚えておきたいフレーズです!

“propose”でも同じような意味合いになります!
I’d like to propose something.(提案したいことがあります。)


③提案する

s_125338145

それでは最後に提案をする時の英語表現をご紹介!ビジネスシーンで失礼にならない、安全で使いやすいフレーズを学んでいきましょう!

How about ○○?

○○はどうでしょう?

ふわっと提案をする時に一番使いやすいのが、この英語フレーズ。「〇〇はどうですか?」と質問することで、自分の考えを言いつつ、相手の反応を伺うことができます!

ちなみにこのフレーズにはいくつか使い方があるので、それぞれを見ていきましょう。

① How about <動詞+ing>?

この場合は<動詞+ing>の形にするスタイルなので、何らかのアクションに対しての提案になります。

How about changing the package?
(パッケージを変えるのはどうでしょう?)

② How about <主語>+<動詞>?

通常の完全な文章を、そのままシンプルに “How about” の後ろに足したのがコチラ。「誰が何をするのか」を明確にできます!

How about we all brainstorm safer ways?
(私たちみんなでより安全な方法を考えるのはどうでしょう?)

③ How about <名詞>?

ものを対象にして提案をする時は、名詞を使いましょう!

How about Shibuya? We can approach to many young people there.
(渋谷はどうでしょう?大勢の若者にアプローチできますよ。)

ちなみに”What about ○○?”でもOKですよ!
What about opening a branch in Osaka?(大阪に支店を出すのはどうでしょう?)

It’s just an idea, but ○○.

アイデアに過ぎないんですが、○○。

日本のビジネスシーンでも最近よく聞かれるのが、「ジャストアイデアなんですが…」という言い方。「思いつきなんですが」という意味で使っているのですが、これは立派な和声英語!

恐らく”just an idea”の冠詞が抜け落ちて、「ジャストアイデア」となってしまったのかもしれません。自然な英語フレーズにするなら、ここで紹介したように “It’s just an idea.” という言い方になるので、注意しましょう!

気軽に自分の考えを伝えたい時にオススメの前置きフレーズです。

It’s just an idea, but how about targeting women in their 30’s?
(アイデアに過ぎないのですが、30代の女性をターゲットにするのはどうでしょう?)

Perhaps we should ○○.

恐らく○○をすべきなんじゃないでしょうか。

“We should ○○.”(○○すべきだ。)は、言い方次第キツい印象になってしまうことも。しかし”perhaps”(恐らく)を頭につけると、途端に柔らかなトーンで提案ができるようになるんです!

「自分が正しい」という姿勢が薄れるので、”perhaps”はオススメ!

Perhaps we should just go back to the original.
(恐らく原型に戻るべきなんじゃないでしょうか。)

例文のように”just”をつけると、より軽い感じになります。高圧的な印象になりたくない時は、これらのワードを駆使するのが賢いやり方!

One possibility would be to ○○.

一つの可能性としては、○○。

“possibility”は「可能性」を表す英語で、実際に起こり得るものを指して使われます。そのため提案をする際に、「一つの可能性としてあるのが…」という形で話をスタートする時にピッタリなんです!

考えを押し付けず、賢さをアピールできる便利フレーズになります。

Well, one possibility would be to use the previous data.
(そうですね、一つの可能性としては前回のデータを使うことですかね。)

What if we ○○?

○○してみたらどうなるんでしょう?

“What if ○○”は「もし○○だったらどうなるか?」という意味で使われるので、「この選択をしたら、結果はどうなるのか」という思考を使う時にピッタリの表現になります。

自分の考えを言う時のバリエーションの一つとして押さえておくと、言い回しが広がっていいですよ!

It’s just an idea, but what if we hold a showcase in Dubai?
(アイデアに過ぎないんですが、ドバイで展示をしてみたらどうなるんでしょう?)

おわりに

いかがでしたか?
今回はビジネスシーンで使える「提案の英語フレーズ」をご紹介しました!

人前で自分の意見を述べるのはドキドキしますが、ずっと黙っていては仕事になりませんよね。「生意気かも…」と思わず、アイデアはしっかり周りに伝えましょう!

ただし嫌な印象にならないためには、言い方にコツがいります。今回ご紹介したフレーズを使って、賢く考えを伝えてみてくださいね!

LINEで送る
Pocket