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英語「that」の使い方!代名詞・形容詞・接続詞・関係代名詞の4用法!

 

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英語の”that”と聞いて、みなさんはどんな使い方や意味を思い浮かべますか?

様々な表現の中で使われる”that”ですが、実は全て役割が同じというわけではありません。いろんな使い方があるんです。

今回は英語の”that”の使い方を4つの用法に分けて紹介します!

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 他の言葉との違い

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はじめに、”that”の使い方を見ていく前に、混乱しやすい他の言葉との違いを確認しておきましょう。

“it”との違い

“that”と”it”の違いはなんでしょうか?

“that”→文脈全体を指す

    相手の話の内容すべてを指す

 ”it”→単語のみを指す

    相手の話の内容の1点を指す

それでは、それぞれの例文を見てみましょう。

まずは”that”を使う場合。

A: Lisa won the piano competition.
(リサがピアノコンクールで優勝したよ。)
B: That‘s great!
(すごいね!)

Bさんは「リサがピアノコンクールで優勝した」という内容全体について「すごい!」と言っているので、”that”を使います。

これを”it”を使って”It’s great.”と言うと、「ピアノコンクールっていうものがすごい」というニュアンスになってしまいます。

次に”it”を使う場合です。

A: How was the party last night?
(昨日の夜のパーティーはどうだった?)
B: It was great.
(よかったよ。)

ここでは、Bさんは“the party”というものだけを指して、”it”を使っています。

“that”を使うと、Aさんの質問”How was the party last night?”という内容全体を指す感じになって、不自然な響きがしてしまうんです。

“that”は「あれ」、”it”は「それ」という訳から離れて考えるようにしましょう。

では、ニュアンスの違いをもっと感じるために、次の2つの会話で使い方を見ていきます。

A: I bought this dress last week.
(先週、このワンピースを買ったの。)
B: That‘s nice.
(それはいいね。)
C: It‘s nice.
(それはいいね。)

日本語で見ると、同じ「それはいいね」という返事になっていますが、違いを感じられましたか?

Bさんは“that”を使うことで「ワンピースを買ったこと」について、Cさんは“it”で「Aさんが買ったワンピース」について、それぞれ「いいね」と言っています。

“this”との違い

では、次は”this”との違いを見てみましょう。

“that”→遠くにあるもの

    自分の手の届かない範囲にあるもの

“this”→近くにあるもの

    自分の手の届く範囲にあるもの

※ただし、近くにあるものでも相手の手の中にあるものは”that”で表現します。

では、例文で確認してみましょう。

A: Who’s the woman in the picture?
(写真の女の人は誰?)
B: That is my mother.
(私のお母さんだよ。)

Bさんは“that”を使っているので、写真が少し離れた場所にあるか、または近くてもAさんの手元にあるということがわかります。自分の手の届かない範囲なんですね。

次は、”this”を使った例文です。

A: Who’s the woman in the picture?
(写真の女の人は誰?)
B: This is my mother
(私のお母さんだよ。)

この場合は、Bさんは“this”を使っています。なので、写真が近くにあるか、Bさん自身の手元にあるということですね。

“that”は「あれ」、”this”は「これ」という訳にも縛られないでくださいね。

あくまでも感覚で捉えることが大切です。

それでは、”that”について詳しく見ていきましょう!

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「代名詞」としての役割

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「代名詞」というのは「具体的な人や物の名前の代わりに使う言葉」です。

「会話の中で1度出した名前」や「あえて名前を出さなくても相手と自分が分かっているもの」などに使います。

“that”にはその「代名詞」としての使い方もあるんですよ。

離れた位置にあるもの

自分から離れている場所にいる人や物を指すときなどに使われます。自分の手の届かない範囲にあるイメージですね。

例えばこんな風に言います。

That is my house.
(あれが私の家だよ。)

私の家は見えてるけど、遠くにあるので”that”を使っています。

前に出てきたこと

会話の中で、前に出てきた内容の全体を指すときに使うパターンです。

次の会話文を見てみましょう。

A: I broke my favorite cup.
(お気に入りのコップを割っちゃった。)
B: Oh, that‘s too bad.
(それは残念だね。)

ここでBさんが使っている”that’s too bad”の”that”が何を指しているかというと、「お気に入りのコップを割っちゃった」というAさんの話の内容全体を指しています。

この使い方では、相手が言ったことだけではなく、自分が言ったことに関しても使うことができます。

I lost my wallet yesterday. That was terrible.
(昨日財布失くしちゃったんだよ。最悪だったね。)

ここでの“that”は、先に自分が言った「昨日財布を失くした」という出来事全体を指しています。

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「形容詞」としての役割

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「形容詞」とは「名詞を説明する役割の言葉」です。”that”はその働きもするんです。

使い方を見ていくと、一見「代名詞」と同じように感じられるかもしれませんが、「名詞」とセットで使うという点が大きく違います。

「ある人や物が遠くにいる、ある」という状態を説明する「形容詞」の役割になるんですね。

離れた位置にあるもの

自分から離れた位置の人や物について指すときの使い方です。日本語の「あの○○」や「その○○」という感覚。

例えば、離れた位置にある家が自分の家だと説明する場合、こんな風に言うことができます。

That house is mine.
(あの家がうちだよ。)

内容としては、先ほど「代名詞」の項目で使った例文”That is my house.”と同じですが、”that”の役割を変えるだけで文の作り方が変わります。

前の項目で紹介した例文では、“That is”という形を使っていました。

そうすると、その後に「あれが一体何なのか?」ということを表す具体的な「名詞」が必要になります。だから「私の家」という意味で”my house”を使っていたんです。

ところが、この「形容詞」での使い方では、先に”that house”と具体的な「名詞」を使っています。

なので、そのあとは「わたしのもの」という意味の”mine”を置くだけで大丈夫なんですね。

前に出てきたこと

前に話された内容全体を指して「あの話」とか「そのニュース」という感じで使うこともできます。

では、早速例文を見てみましょう。

A: Have you heard John and Ian had an argument last night?
(ジョンとイアンが昨日ケンカしたって聞いた?)
B: Yes, I heard that story.
(うん、その話聞いたよ。)

BさんはAさんが言った「ジョンとイアンがケンカした」という内容を指して”that”を使ってます。

「代名詞」での使い方のように”that”だけでもいいのですが、“story”という「名詞」を続けて「その話」というニュアンスにもできるんです。

「接続詞」としての役割

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「接続詞」というのは、「2つ以上の言葉やをつなぐための言葉」です。

実は英語の”that”というのは、その使い方もできるんですよ。

「主語」+「一般動詞」のあと

例えば「私は○○だと思う」とか「彼は○○だと知っている」のような表現の仕方です。

先に「主語」と「一般動詞」で「誰はこうです」と言った後に、その「動詞」の対象になる内容をつなげるときですね。

I didn’t know that she is a doctor.
(彼女が医者だってこと知らなかったよ。)

「私は知らなかった」と先に言ってから、「彼女が医者だってこと」を言っています。そして、その2つを”that”でつないでいますね。

以下は、このパターンでよく使われる動詞の一部です。

think(思う)

feel(感じる)

hope(希望する)

believe(信じる)

say(言う)

admit(認める)

explain(説明する)

「主語」+「be動詞」+「形容詞」のあと

こちらは【「主語」+「be動詞」+「形容詞」】で感情などを表した後で、どんなことに対する感情なのかを説明する使い方です。

I’m afraid that he can’t come tomorrow.
(彼は明日来られないんじゃないかって心配なの。)

“I’m afraid”で「心配している」という感情を伝えて、「じゃあ、それが何についての感情なのか」というのを”he can’t come tomorrow”で説明しています。

そして、やはりこの2つをつなぐために”that”が使われているんですね。

ここまで紹介してきた「接続詞」の役割を持つ”that”ですが、省略して使うことができます。

上で紹介した例文は、それぞれ以下のようにも言えるんですよ。

I didn’t know she is a doctor.

I’m afraid he can’t come tomorrow.

内容自体は変わりませんが、“that”を使うとより丁寧でかしこまった響きになります。

「関係代名詞」としての役割

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「関係代名詞」とは、「直前に出てきた人や物などについて、付け足して説明するための言葉」です。

いろいろな種類や使い分けがありますが、この「関係代名詞」としての”that”は「人」または「物や動物」について使うことができます。

「人に対して使う”who”」、「物や動物に対して使う”which”」、それぞれの代わりに使われるんです。

「○○」+”that”+「動詞」

誰かについて紹介した後で「その人は○○なんですよ」、または何かについて紹介した後で「それは○○なんですよ」と情報を加えたいときのの使い方です。

形は【○○+”that”+動詞】になります。“that”の後に続く動詞が○○に入る人または物や動物と【主語+動詞】の関係になります。

人について情報を加えるときの例文です。

She has a boyfriend that lives in the US. 
(彼女にはアメリカに住んでる彼氏がいる。)

「彼女に彼氏がいる」と言うことを言った後に、”that”をつけることで「その彼氏について説明する」と言う合図をして、「アメリカに住んでいる」という説明を入れます。

“that”の前の”boyfriend”と後の”lives”が【主語+動詞】の関係になっていますね。

こちらは、物について情報を加えるときの使い方です。

I use a computer that was made in Japan.
(私は日本で作られたコンピュータを使っています。)

“that”の前が、物である”a computer”になっているだけで、使い方は人について情報を加えるときと一緒。

ここも”that”の前後にある“computer”と”was”が【主語+動詞】の関係です。

「○○」+”that”+「△△」+「動詞」

誰かについて紹介した後で「また別の人がその人に○○してる」、または何かについて紹介した後で「誰かや何かがそれに○○してる」と説明する使い方です。

【○○+”that”+△△+動詞】となり、△△には○○とは別の人が入ります。【△△+動詞】の部分が【主語+動詞】の関係で、○○はその動詞の「対象」となっている人や物、動物を表しています。

では、人についての情報を加えるときの使い方を見てみましょう。

That man is our boss that everyone respects.
(あの男性はみんなが尊敬してる私たちの上司だよ。)

“boss”の後に”that”をつけて説明する合図をして、“everyone respects”という【主語+動詞】となる表現を続けています。

“boss”が「みんなが尊敬している対象」となっているんですね。

次は、物について情報を加えるときの例文です。

He wears the watch that he bought ten years ago.
(彼は10年前に買った時計をつけている。)

“that”で「時計について説明する」という合図をして、「彼が10年前に買った」という情報を加えています。

“watch”が”he bought”の「対象」ですね。

ちなみに、このパターンの使い方では「関係代名詞」の”that”は省略が可能です。

That man is our boss everyone respects.

He wears that watch he bought ten years ago.

さて、ここまでは「関係代名詞」の”that”が、”who”または”which”の代わりとして「人や物、動物」に対して使われる例を見てきました。

ここからは、「関係代名詞」の”that”に見られる特別な傾向についてです。

“who”や”which”の代わりとしてではなく、”that”しか使えないという場合がいくつかあります。

説明したい「人や物・動物」が具体的に示されている場合、つまり”the only” や”the first”など、または最上級である「人や物、動物」を説明する場合です。

“the ○○”+”that”+「動詞」

具体的に”the”で示された○○と”that”の後の「動詞」が【主語+動詞】の関係になります。

Maria was the only student that had lived abroad.
(マリアは海外に住んだことがある唯一の生徒だった。)

“the only”という具体的に限定する表現が使われているので、”that”しか使えません。

”the ○○”+”that”+「△△」+「動詞」

こちらは、”that”の後の【△△+動詞】の部分が【主語+動詞】の関係で、”the”で具体的に示された○○はその動詞の「対象」となっている人や物、動物を表しています。

This is the most interesting movie that I’ve ever watched.
(これは今まで見た中で1番面白い映画です。)

“the most interesting”という英語の最上級の形が使われていますね。だから、使うのは”that”です。

この使い方でも”that”は省略することができますよ。

This is the most interesting movie I’ve ever watched.

おわりに

今回は英語の”that”の使い方について紹介しました。いかがでしたか?

「あれ」とか「あの」という訳だけでは考えられない、幅広い使い方が”that”にはあるんですね。

それぞれの役割を上手く活かせれば、今よりももっと伝えたいことをスムーズに表現できるようになりますよ!たくさん練習して、ぜひ使ってみて下さいね。

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