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≪英語講師AMO流≫中学英語のやり直し!基礎から復習する学習法!

 

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「中学英語からやり直したい!」そんな風に感じていても、どんな風にやったらいいかわからないという人も多いかと思います。

どんな勉強法にも言えることですが、自分のペースに合った方法で続けていくことが1番です。

今回は、私AMOがおススメする中学英語のやり直し方法を紹介します。みなさんに合う方法をぜひ試してみて下さい!



中学英語のやり直し【文法編】

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まずは、中学英語の「文法」からやり直し方法です!

参考書を読んでまとめる

まずは、しっかりと知識を固めることに専念しましょう。

使う参考書は、人それぞれに「合う、合わない」があるので「絶対にコレ!」とは言い切れないのですが、最初はシンプルな内容で薄めの本1冊に絞ることをおススメします。

基礎だけをサラッとおさらいできるくらいの内容がいいですね。

「さあ、勉強するぞ!」とか「中学英語からやり直すぞ!」と気合いが入っている最初のうちは良いのですが、いきなり内容ぎっしりの厚めの本を選んでしまうと、段々しんどくなってきてしまう可能性があります。

なので、まずは広く浅くおさらいすることから始めてみて下さい。

参考書を読むだけでなく、ノートに内容をまとめていきます。このときもポイントをまとめるくらいで良いでしょう。できれば、単元ごとに後で付け足して書き込めるスペースを残しておくこと。

広く浅くおさらいして、何となく中学生の頃の記憶がよみがえってきたら、次は深く1つ1つの単元を復習していきます。ここからは、じっくりと期間を費やす覚悟が必要です。

今度は内容が盛りだくさんの厚めの本を使いましょう。

1つ1つの内容をしっかりと納得して理解できるようになるまで、読み込みましょう。そして、あらかじめまとめておいたノートに新たに気づいた点などを、補足として書き込んでいって下さい。

参考書だけでは、どうしても理解できない部分があれば、ネットを活用しましょう。文法を解説しているサイトやブログというのは数多く存在します。

そこで気づいたことがあれば、またノートに付け足して書き込んでいきましょう。

問題集を解く

文法のおさらいができたら、次は問題集を使って、自分の理解度をチェックしていきます。

文法項目を全てやり直してからでもいいですし、文法項目を1つやり直しするごとでもいいです。自分に合う方で進めていきましょう。

問題を行っていって、間違えたところや曖昧な部分はしっかりと復習してくださいね。

その部分を改めて参考書や自分でまとめたノートで確認するのはもちろんですが、問題集についてる解答集の解説をしっかり読むようにしましょう。

問題そのものの解説なので、「なぜできなかったのか?」、「どうしてこういう答えになるのか?」がハッキリとします。

なので、問題集を選ぶときには解答の解説が充実しているものを選ぶと良いですよ。


中学英語のやり直し【単語編】

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次に、中学英語の「単語」のやり直し方法です!

意味を覚える

まず、これは基本ですね。単語集を1冊用意します。できれば、持ち歩けるサイズがおススメです。空いた時間に見て、学習できるようにしましょう。

あとは、「文法」の参考書や問題集を進めていく中で、分からない単語があった場合には、ノートにメモをしておくと良いですね。いつでも見られるように、このノートも持ち歩けるサイズがおススメ。

「この単語の意味は大丈夫だな」と思う言葉に関しては、次のステップとして、他の意味がないかを調べます。

単語の中には複数の意味を持っているものもあり、状況によって違う使われ方をします。

これも知っておくと、中学英語のやり直しという点だけでなく、今後のさらなる英語学習において役立ちますよ!

例文で覚える

単語集でも辞書でも、「単語」の意味とセットで「例文」が載っています。

この「例文」を使って「単語」を覚えましょう。

「単語」だけで意味を覚えていても、どんな風に文で使われるのかが分からないと、その「単語」を本当に理解できたということにはなりません。

複数の意味を持っている単語に関しては、それぞれの意味ごとに例文を覚えて、使われ方の違いを学びましょう。

例文をただ読むのではなく、声に出したり紙に書いたりすることで、より定着が速くなります。「1日○回」というように、目標を決めてやってみましょう。

中学英語のやり直しが1番の目的ではありますが、実際に声に出したり紙に書いたりすることが、後々スピーキング力やライティング力のアップに役立ってくるので、やっておいて損はありませんよ!

ちなみに、この例文で覚えるという方法は、できれば中学英語の「文法」をしっかりとおさらいした後に行うことと良いですね。

「単語」を身につけるために「例文」を活用するというのは1つの方法なのですが、ある程度、文の内容が理解できてないといけません。

そのためには「文法」の知識というのが必要になってきます。

「文法」の知識があやふやなまま、「例文」で覚えようとすると、文全体の内容はもちろんですが、覚えようとしている「単語」の意味すら頭に入ってこない可能性があります。

なので、きちんと「文法」が理解できて、文の内容が感じ取れるようになったら、ぜひこの方法で学習してみて下さい。

テストを解く

中学英語のやり直しに限らず、英語学習において、これは私が個人的に好きな勉強方法の1つです。

どれくらいの「単語」が身についているかを確認するために、テストを解いてみましょう。テストと言っても、どこかで受ける試験というわけではなく、自作のテストのことです。

「単語を日本語から英語に直す」テストでもいいですし、またはその逆。「例文」を使って、「穴埋めテスト」や「文を訳すテスト」でもいいですね。

自分の学習状況に合わせて、オリジナルの単語テストを作りましょう。

テストで理解度をチェックできるのはもちろんですが、テストを作っていく中で改めて単語の意味や例文を確認するので、テストを作成することで同時に復習もできるんです。


中学英語のやり直し【聞き取り編】

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では、最後は中学英語の「聞き取り」のやり直し方法についてです。

学校の教科書の内容を聞く

実際に中学生が使っている教材の音声を使って、「聞き取り」をしてみましょう。

この音声CDは、書店などで「教科書ガイド」や「問題集」と一緒に販売されています。

「ちょっと聞き取りが難しいな」という人は、「教科書ガイド」も合わせて購入して、最初のうちはそこに書いてある文章を見ながらCDを聞きましょう。

そして、どの言葉や表現が聞き取れていないのかをチェックして、その部分を重点的に聞き続けて下さい。

慣れてきたら、本を見ずにCDだけ聞いて、始めたころと比べてどのくらい理解できるようになっているかを確認してみましょう。

「だいたい聞き取れているな」という人は、CDと一緒に発話してみたり、聞こえた表現や単語を書き取ったり、という学習をすることをおススメします。

ラジオの基礎英語を聞く

中学英語の「聞き取り」のやり直し方法として、もう1つのオススメがNHKラジオの「基礎英語」シリーズを聞くことです。

シリーズは1,2,3と分かれていて、それぞれが1年生レベル、2年生レベル、3年生レベルとなっています。

内容もストーリー性が合って楽しめますし、各シリーズが1回15分で月~金の放送なので、気軽にしかも継続して続けることができるんです。

さらに、朝・夕方・夜と放送があるので、朝聞き逃しちゃったとしても、夕方や夜の再放送を聞くチャンスがあります。

このラジオ基礎英語では、「聞き取り」だけではなく、中学英語の「文法」や「単語」も詳しい解説入りで復習できるのでおススメ。

中学英語の「文法」と「単語」のおさらいを十分に行って「聞き取り」もある程度できる人や、全体的にある程度分かっているから細かいやり直しが必要はないと感じている人は、ラジオ基礎英語を活用してみましょう。

その上で、曖昧な部分が出てきたら、各項目を改めてじっくりとやり直してみるのも1つの方法ですね。

おわりに

いかがでしたか?今回は中学英語のやり直し方法を紹介しました。

1度学んでいることの「やり直し」なので、気合と忍耐が必要になってくることは間違いないです。

最初のうちは、なかなか成果が出なくて大変かと思いますが、自分の出来る範囲でコツコツと続けていくようにしましょう。少しずつでも必ず成果は現れてきます!焦らずに学習を進めていって下さいね。

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