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「私も」は英語で?基本〜スラングまで!相手に賛同する時の表現!

 

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相手の発言に同意したい時や自分も同じシチュエーションであることを伝えたい時、「私も!」という一言が便利ですよね。簡単な反応ではありますが、その後の会話がしっかり広がるワードです。

短いこの表現ですが、実は「私も」の英語表現が色々存在するって知っていましたか?

今回は定番のものからスラングまで、「私も」の英語についてお話をします!



基本の「私も」

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それでは日常英会話でよく使われる鉄板の「私も」表現を見ていきましょう!

Me too.

私も。

「私も」と言えばこの英語表現をパッと思い浮かべる人も多いでしょうね!2単語だけで構成されるので、非常に簡単で使いやすい言い方になります。

通常 “me”は「私に」や「私を」を表す英語ですが、話し言葉では「私」自体を意味する使われ方がされます。つまり “Me too.”はある意味例外的に崩した英語表現とも言えるんです!

ということで実はややカジュアルな言い方であるという認識を持っておきましょう。ビジネスシーンでは避けた方が無難です。

A: I’m craving for chocolate!
(無性にチョコレートが食べたい!)
B: Me too! We’re both sugar addicts.
(私も!私たち砂糖中毒者だね。)

I ○○, too.

私もです。

“I”(私は/が)を主語にした文章に “too”をつければ、たちまち賛同や同意をしている内容に変化します!当たり前と言えば当たり前なのですが、別に “Me too.”の英語表現に頼らなくても、「私も」と伝えることはできるのです。

ニュートラルな使い方なので、日常会話ではもちろん丁寧なビジネスシーンでも問題なく使えますよ!

I like this band, too.
(私もこのバンド好きだよ。)

日常会話で相手が言った事に関して同意するなら、全文丸々言い直すのではなく、短く置き換えて反応するのが普通です。

A: I always trick my friends into watching my favorite movies with me by pretending I’ve never seen them.
(観たこと無いってふりで騙して、いつも友達に自分のお気に入り映画を観させちゃうんだよねー。)
B: Haha, I do that, too.
(はは、私もやるよソレ。)

So ○○ I.

私もです。

“Me too.”の他の言い方としてよく紹介されるのが、この “So ○○ I.”。とは言うものの、実は “So ○○ I.”の方が主流と考えた方が良かったりするんです。

先ほども言った通り、 “Me too.”はある意味例外な英語表現なので正統派とは言えません。それに比べて “So ○○ I.”には何も問題がないニュートラルな表現なので、ビジネスシーンでも使うことができます!

さて細かい使い方を見ていきましょう!基本的に○○の中には主動詞を反映したワードが入ります。例えばコチラのような使い方を観てください。

A: I drink coffee every morning.
(毎朝コーヒーを飲みます。)
B: So do I.
(私もです。)

ここではAさんの文章中で使われた “drink”という主動詞に注目します。コレは一般動詞の現在形ですよね。なので”So ○○ I.”の○○部分には、最もシンプルなフォームである “do”が入ってきます。

理解を深めるために、もっと例文を見てみましょう!

A: I took a bus today.
(今日はバスに乗りました。)
B: So did I.
(私もです。)

A: I’m from Hawaii.
(ハワイ出身です。)
B: So am I.
(私もです。)

A: I was very nervous.
(とっても緊張してたな。)
B: So was I.
(私もです。)

A: I have finished my homework.
(宿題終わったよ。)
B: So have I.
(私もです。)

どうでしょう?パターンが見えてきましたか?変わるのは真ん中の○○だけなので、相手の文章形に注意しながら変化させましょう!


スラングの「私も」

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続いてはスラングの英語表現をご紹介します!日本ではあまり知られていない「私も」の言い方が出てくるかもしれません。

Same here.

私も。

日常会話でよく登場するのがこの英語表現。スラングと言うほどカジュアル過ぎるものではありませんので、気軽に使って構いません!

「私も」を表す英語で、場所としての話をしている時やシチュエーションなどが一緒の時に適した言い方です。「こっちもそうだよー」なんてニュアンスになります。

A: I miss ramen.
(ラーメンが恋しいよ。)
B: Same here.
(私も。)

A: During summer, it’s really hot in Tokyo.
(夏の間、東京はとても暑いよ。)
B: Same here. You wouldn’t like the summer in New York.
(こっちもだよ、夏のニューヨークは気に入らないはずさ。)

“here”を無くして、“Same.”“The same.”だけで返す人もいます!

ちなみに注文などで、他の人と同じ物を頼む時は “The same for me.”(私も同じので。)なんて言い方もOKです!「同じ」を表す “same”は色々な応用ができそうですね!

Likewise.

同じく。

“likewise”は「同じく」、「同様に」を表す英語です。通常単体で使う言葉ではないのですが、日常会話ではソロでの使い方がされることがあります。

相手が言ったことに同意する時や、自分にも該当する内容の際にピッタリ!

A: I’m so broke. I need my pay check.
(超金欠だよ。給料が必要だ。)
B: Likewise.
(同じく。)

Welcome to the club.

これで私と同じだ。

直訳すると「クラブへようこそ」となるこの英語表現。一体なんのこっちゃと思いますが、これも立派な「私も」のスラングフレーズなんです!

自分も同じようなシチュエーションに以前なっていて、相手がそれと同じような状況になった際に、「やっと私と同じ経験したんだね。待ってました。」と面白おかしく言っているスラングなんです!

比較的ネガティブな内容で使われることが多く、慰め合ったり、自虐ネタにしたい時に登場します。クラブという集団を意識することで、「君一人じゃないよ」なんて意味合いもでますね。

A: Man, I got a speeding ticket.
(ちぇっ、スピード違反切符もらっちゃったよ。)
B: Welcome to the club!
(ようこそいらっしゃいました!)

「クラブに参加しなよ」という言い回しで、“Join the club.”という英語フレーズも有名です!

A: I got dumped last night.
(昨日フラれたよ。)
B: Join the club!
(これで私と同じだな!)

先輩面できるユニークなスラング英語でしたね!

Ditto.

同じく。

“Ditto”はカジュアルな表現で、ふざけて日常会話で登場することがほとんどです。

この言葉は「上記の内容は繰り返されるべき」と、前に発言した人に賛同する役割があります。そのため “Me too.”(私も)や “I agree.”(同意します)という意味合いで使われているんですね!

色々ある同意表現の中で圧倒的に短いワードなので、雑に手を抜いている印象は否めません…。知識として知っておくと面白いですね!

A: I love this song.
(この歌大好き。)
B: Ditto.
(私も。)

若干この”Ditto”というスラングは、言葉としての流行りが過ぎている感もあるので、積極的に使うのは様子見にしておきましょう。


おわりに

いかがでしたか?
今回は「私も」の英語表現について見ていきました。

「自分も同じである」ということ伝えるフレーズですが、予想以上に色々言い回しがあったかと思います。定番の表現を改めて考え直したり、考えもしなかった新しいスラング表現に触れて頂けたら嬉しいです!

状況に合わせて使い分けてみてくださいね!

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