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前置詞「with」の使い方を覚える!所有・理由・道具を表す英語を!

 

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たくさんの使い方がある”with”ですが、他の前置詞と同様にイメージを掴むことが大切になってきます。

前置詞”with”のイメージは「つながり」です。2つのものがくっついてる、またはロープでつながれている様子を思い浮かべてみましょう。

あくまでもイメージなので、実際にくっついてたり、つながれていたりする必要はありません。

では、そのイメージを踏まえて、前置詞”with”の使い方を見ていきましょう!



「所有」を表す使い方

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「所有」というのは「誰かが自分のものとして何かを持ってること」ですね。「人」と「持ち物」に「つながり」が感じられることから、“with”には「所有」を表す使い方があります。

その他、「持ち物」以外にも「容姿」「特徴」なども、その人や物が「所有している」と考えて“with”を使うことができます。

では、詳しくその使い方を紹介します!

持ち物

「○○を持って出かけた」など、自分の持ち物を表現するときの使い方です。

その持ち物が手に触れていなくても構いません。バッグの中に入っていてもポケットの中に入っていても”with”を使うことができます。

その人が行くところに共にくっついていってるというイメージです。

I need to go there with some money.
(そこにいくらかお金を持っていかないと。)

人の容姿

「長い髪の女性」「髭を生やした男性」など、人の身体的な特徴について言いたいときも”with”が使われます。

「髪」「髭」など、その人にくっついてるものですから、「つながり」が感じられますよね。

A beautiful woman with blue eyes talked to me suddenly.
(青い目のキレイな女の人が急に話しかけてきたんだよ。)

I’ve seen that woman with blonde hair before.
(あの金髪の女の人、見たことある。)

物の特徴

「ポケットが付いてる洋服」など、物についてるものを表現するときの使い方があります。

こちらも人と同様にそのものにくっついてるわけですから、「つながり」がイメージできますよね。

I like that shirt with some pockets.
(ポケットが何個か付いてるあのシャツが好き。)

Look at that house with the red roof.
(あの赤い屋根の家を見て。)

悩みや問題

もちろん、実際に「悩み」や「問題」は目に見えません。

ですが、人に対してつきまとってくっついてるイメージがありますよね。「人」と「悩み」「問題」がつながってる。だから”with”が使えるんです。

He looks irritated. What’s the matter with him?
(彼イライラしているみたい。何があったんだろう?)


「理由」を表す使い方

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何か「理由」があっての行動であることを説明したいときにも”with”を使います。ちょっと不思議な感じがするかもしれませんが、これもイメージで考えればスッキリ!

その「行動」には「理由」がある。つまり「行動」と「理由」に「つながり」が感じられるからなんですね。

「理由」を表すときの使い方を紹介します!

感情

ある人の行動の理由が「感情」であるときの使い方です。ある「感情」が起きてることによって、結果としてその「行動」になっている。そんなときにも”with”がピッタリ。

Tim couldn’t sleep with excitement.
(ティムは興奮して眠れなかった。)

「ティムが眠れないこと」は「興奮していること」が理由ですから、その2つにも「つながり」というものが感じられます。

出来事

何か物事が「理由」になっているときにも”with”で表現できます。何かがあってからの「行動」または「感情」を言うときのパターンです。

I’m disappointed with my test score.
(テストの点数にガッカリした。)

「テストの点数」によって、「ガッカリした」という気持ちがもたらされています。ここにもしっかりと「つながり」がありますね。


「道具」を表す使い方

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あることをするために何かを使った場合にもこの”with”を使います。なぜ”with”が使われるのか?そこにも「つながり」があるからです。

「そのものがなければ、その行動ができない」とイメージしてみて下さい。「行動」と「道具」がセットである必要がある。だから”with”なんです。

では、どのように使われるのか見ていきましょう!

使うもの

手を使う道具には”with”を使います。直に手で持つものですから「つながり」のイメージがわかりやすいですね。

あとは、「その行動と道具が同時に存在する」という風に考えると「つながり」がわかりやすいかもしれません。

I drew the picture with crayons.
(クレヨンでその絵を描いた。)

この場合、絵を描いてるときにクレヨンは必ずそこにありますよね。なければできません。「絵を描く」という「行動」と「クレヨン」という「道具」が同時に存在しています。

手伝い

「道具」ではありませんが、”with”で誰かの「手伝い」や「手助け」を表現することもできます。

I completed the document with his help.
(彼の助けで書類を完成させることができた。)

この例文には「書類を完成できたのは彼の助けがあってこそ。」という気持ちが込められています。

もちろん”I completed the document.”と伝えることも可能ですが、そこに同時に存在していた「彼の助け」というのを”with”を使って「つながり」を表現しています。

おわりに

今回は前置詞”with”の使い方を紹介しました。いかがでしたか?

今回紹介したのは”with”の使い方の一部です。他にもたくさんのパターンがあります。ですが、どれにも「つながり」があります。しっかりとイメージをしながら、使い分けていきましょうね。

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