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「破る」は英語で?紙/約束/記録/ルール/殻を破る時の表現10選!

 

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紙をびりっと裂く時、約束を守らない時、記録を塗り替える時、これまでのやり方を打破する時、日本語では色々なものを「破る」と言うことができますよね。

これって、それぞれ英語ではどのように言えばいいのでしょうか?

今回は、色々なものを「破る」時の英語フレーズをご紹介します!



紙を破る時

まずは、紙などの素材を引き裂く時の英語表現を見ていきましょう!

I accidentally tore the papers.

間違って書類を破いちゃった。

“tear”は「破る」「引き裂く」という意味の動詞です。過去形は”tore”、過去分詞形は”torn”となります。

“tear”の発音は「テア」に近いです。「ティア」と発音すると同じスペルの「涙」という意味になってしまいますので気をつけてくださいね。

例文の”accidentally”は「間違って~してしまった」「思わず~してしまった」というニュアンスを出せる副詞です。

A: I accidentally tore the papers.
(間違って書類を破いちゃった。)
B: No problem. I have spare papers.
(問題ないよ。予備の書類持ってるから。)

I ripped open the envelope.

封筒を破って開けた。

“rip”は「(ぴりっと)切り裂く」「引き裂く」という意味の動詞です。

例文のように、”rip”の後に補語である”open”を付けると、「破って開いた状態にする」「裂いて開封する」と言うことができます。

A: Do you need my paper knife?
(私のペーパーナイフいる?)
B: That’s fine. I ripped open the envelope.
(大丈夫。封筒を破って開けたから。)

Make sure to shred anything containing personal information.

個人情報を含むものは全てシュレッダーにかけるようにしてください。

“shred”は「ずたずたに裂く」「細かく刻む」という意味の動詞です。

「シュレッダー」は、この”shred”の持っている意味を元に生まれた言葉ですので「シュレッダーにかける」という動作も”shred”で表すことができます。

A: Make sure to shred anything containing personal information.
(個人情報を含むものは全てシュレッダーにかけるようにしてください。)
B: That’s noted.
(了解しました。)


色々なものを破る時

次は、約束/記録/ルール/殻/型を破る時の英語表現を見ていきましょう!

If you break your promise again, I’ll never trust you.

もしまた約束を破ったら、二度とあなたのこと信じないからね。

“break one’s promise”は「(誰々が)約束を破る」という意味の英語フレーズです。

“break your promise”で、相手が約束を破った時に使える表現になります。

A: If you break your promise again, I’ll never trust you.
(もしまた約束を破ったら、二度とあなたのこと信じないからね。)
B: I’m so sorry. I’ll never let you down.
(本当にごめん。もう絶対にがっかりさせないから。)

I can’t believe that he broke his word.

彼が約束を破るなんて信じられない。

“break one’s word”も「(誰々が)約束を破る」という意味の英語フレーズです。

“word”は「言葉」という意味ですが、”one’s word”とすると「約束」「保証」というニュアンスを持ちます。

A: I can’t believe that he broke his word.
(彼が約束を破るなんて信じられない。)
B: Yeah. I haven’t sorted out my feelings yet.
(うん。まだ気持ちの整理がついてないの。)

I think he can break the world record.

彼なら世界記録を破れると思う。

“break a record”で「記録を破る」という意味の英語フレーズです。

例文は「世界記録」ですので”the world record”としています。

A: I think he can break the world record.
(彼なら世界記録を破れると思う。)
B: I think so, too. He’s in the zone.
(私もそう思うよ。彼すごく調子いいもんね。)

I want to beat his record.

彼の記録を破りたい。

“beat a record”も「記録を破る」という英語フレーズです。

“beat”には、相手を負かすという意味合いがありますので、立ちはだかる記録を破って打ち負かすというニュアンスがあります。

A: Why can you keep practicing so hard?
(なんでそんなに厳しい練習を続けられるの?)
B: I want to beat his record.
(彼の記録を破りたいんだ。)

Rules are meant to be broken.

ルールは破るためにある。

ルールを「破る」の英語表現も”break”を使うのが自然です。

例文の“be meant to ~”は「(最初から)~であることを意図されている」「~する運命にある」という英語フレーズですので、”be meant to be broken”で「破られる運命にある」となります。

A: Hey, that’s against the rules.
(ちょっと、それはルール違反よ。)
B: Come on. Rules are meant to be broken.
(おいおい。ルールは破るためにあるのさ。)

I want to come out of my shell.

自分の殻を破りたいんだ。

“come out of my shell”は「自分の殻を破る」という意味の英語フレーズです。

“come out of~”は「~から出る」、”shell”は「殻」という意味ですので「自分の殻から出る」=「自分の殻を破る」となります。

A: I think your sense of fashion has changed. What happened to you?
(ファッションのセンス変わったよね。どうしたの?)
B: I want to come out of my shell.
(自分の殻を破りたいんだ。)

He broke the mold.

彼は従来の型を打ち破った。

“break the mold”は「型を破る」という意味の英語フレーズです。

”mold”は「型」という意味ですが、従来の慣習や古い型に囚われないポジティブなニュアンスで使われることの多い表現ですので、例文では「従来の型」と訳しています。

A: He broke the mold and showed us a better way.
(彼は従来の型を打ち破って、より良いやり方を示してくれたよ。)
B: Yeah. He made our work more efficient.
(そうだね。彼は我々の仕事をより効率的にしてくれたね。)


おわりに

いかがでしたか?

今回は、色々なものを「破る」時の英語フレーズをご紹介しました。

色々なシチュエーションで使える表現ですので、ぜひ覚えて使ってみてくださいね。

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