「余裕がない」を英語で!ゆとりがない&いっぱいいっぱいのフレーズ14選!
「あーもういっぱいいっぱいだよ!」
気持ち的にパンクしそうな時、スケジュールがつまっている時、お金が厳しい時、物理的にスペースがない時…。こういったシチュエーションで共通して使えるのが「余裕がない」という表現。
今回はこの「余裕がない」を英語でどう表現するかをご紹介!早速フレーズを見ていきましょう!
気持ちに余裕がない時
まずは、心にゆとりがない時に使える英語フレーズから見ていきましょう!
I have no room in my mind.
心に余裕がない。
“room”は一般的に「部屋」という意味で知られていますが、他にも存在や活動などの「機会」、「余地」、「可能性」などを語る時にも使われるのです。
“mind”(心)の中に余地がないと伝えることで、精神的にいっぱいいっぱいな様子を伝えることができますよ!
I have no room in my mind to think about it now.
(それについて考える余裕がない。)
また”mind”は「精神」という意味もあるので、こういった使い方も可能です。
I have no room for negative thoughts in my mind.(ネガティブな考えに対するスペースは私の心の中にはありません。)
「そういうスペースはない」と伝えることで、自分に嫌な影響を与えるものを拒絶している精神を表すことができますよ!
There is no room in my heart.
心に余裕がない。
先ほどのフレーズでは”I have no room”という英語を使い、「余裕を持っていない」と表現しましたよね。他にも”There is no room”で「余裕がない」と言い表すことができるのです。
また”mind”だけでなく、「心」や「気持ち」を意味する”heart”に変えても良し!バリエーションの1つとして覚えておきましょう。
I’m too busy these days. I feel like there is no room in my heart.
(最近忙しすぎる。心に余裕がないって感じ。)
I have a lot on my plate.
やるべきことをたくさん抱えている。
“I have a lot on my plate.”は直訳すると「自分のプレートにたくさんのっている」になります。つまりやらなくてはいけない事柄が目の前に一杯あるという状況を表す英語。
日常生活や仕事に追われていて、心にゆとりがない人にピッタリのフレーズです!
I have a lot on my plate at the moment, so please let me focus.
(やるべきことが今たくさんあるので、お願いだから集中させてください。)
他にもこんな言い方でもOK!
I’ve had a lot on my plate.(やるべきことをたくさん抱えている。)
I have enough on my plate.(やるべきことをたくさん抱えている。)
I’ve got a a lot on my plate.(やるべきことをたくさん抱えている。)
I’m not in the right frame of mind.
適切な精神状態でない。
“frame of mind”は「気構え」や「精神状態」を表す英語。それが正しい様子でないと伝えることで、心がいっぱいいっぱいな状態を英語にすることができますよ!
I’m not in the right frame of mind to handle this situation.
(このシチュエーションを処理できるような適切な精神状態でない。)
I don’t have the headspace for it.
それに対する心の余裕がない。
“headspace”とは本来「密封容器の上部にできた空間」を指す英語ですが、スラング的に「心の状態」という意味で使われます。
忙し過ぎたりして、ある一定の事柄について考える余裕がない時に最適なフレーズですね!
I honestly don’t have the headspace for it today.
(今日は正直それに対する心の余裕がありません。)
My mind is too busy.
私の心は忙しい。
気にしなければいけない事柄が多いと、心は忙しくなりますよね。その状態を直訳してしまったような英語表現がこちら!
My mind is too busy figuring out my life.
(私の心は人生の答えを見つけ出すので忙しい。)
時間に余裕がない時
タイトな日程の時に便利な英語フレーズをご紹介!
I can’t afford to ○○.
○○する余裕はありません。
スケジュール的に何かをする余裕がないことを言いたい時は、この英語フレーズを使いましょう!
金銭的に「支払うことができる」という意味でよく知られている”afford”ですが、実は「に対する余裕がある」を全般的に意味することもできるんです。時間的・心理的な余裕のニュアンスもある便利ワードなので覚えておいてくださいね。
My work is too busy, so I can’t afford to travel now.
(仕事が忙し過ぎて、今は旅行をする余裕はありません。)
I don’t have time to spare.
割ける時間がない。
“spare”は「(時間を)割く」という意味の英語。「割けるような時間がない」と伝えることで、余裕のなさをアピールすることができます!
Can we talk about this later? I don’t have time to spare at the moment.
(この件は後で話し合わない?今割ける時間がないんだ。)
I’m tight on time.
時間に余裕がない。
スケジュールがパツパツに詰まっていて時間がタイトな時は、そのままシンプルにこんな英語表現を使うことができますよ!
I’m going to be tight on time next week.
(来週は時間に余裕がない予定なんだ。)
お金に余裕がない時
経済的に厳しい状況の時に使いたい英語フレーズです!
I can’t afford it.
買える余裕がないよ。
先ほども登場した”afford”。ここでは一般的によく知られている「買うことができる」という意味での使い方です。
金銭的に余裕がない時は、その支払い対象の名詞指して”I can’t afford it.”と言ってみましょう!こうすれば「お金が足りない」というわけでなく、「支払った後のバランスも考えると余裕がないので買えない」というニュアンスが伝わります。
Do you want me to go to college? I can’t afford it.
(大学に行って欲しいって?そんな余裕ないよ。)
こんな表現もできますね。
I can’t afford college.(大学に行く余裕がないよ。)
I’m tight on money.
お金に余裕がない。
こちらも先ほど見かけたような表現ですね。”tight”は時間だけでなく、お金に対しても使うことができます。
I’m tight on money this week.
(今週はお財布が厳しい。)
There is no room in my budget.
私の予算に余裕はない。
「余地」という意味で使われる”room”は、”budget”(予算)と合わせることでお金に対しても使うことができます!予算内でのやりくりがキツい時に使いたいですね。
There is no room in my budget to justify spending this much money on clothes.
(これだけのお金を服にかけることを正当化できるような余裕は私の予算にない。)
場所に余裕がない時
物理的なスペースにゆとりがない時はこちらの英語表現を使いましょう!
There is no room for you.
あなたが入れる余裕はありません。
スペースとして相手が入ってこれる余裕がない場合は、この英語フレーズを使いましょう!例えば2人しか住めない部屋にもう1人引っ越そうとしてきた時や、6人乗りの車に7人乗ろうとしている時など、物理的にゆとりがない状況にピッタリです。
“for”をつけて、誰・何のスペースがないかを明確にするとより分かりやすいですね!
I’m sorry, but there’s no room for you here.
(すみませんが、ここにはあなたが入れる余裕はありません。)
There is no room to sit down.
座れる場所がない。
同じフレーズですが、”to”の後に動詞の原型を入れることで「その行為をするための余裕がない」ことを説明することができます。
There is no room to sit down on this train at this time.
(この電車には今座れる場所がありません。)
“for”と組み合わせてもOK!
There is no room for us to sleep.(私たちが寝れる余裕はありません。)
おわりに
どうでしたか?
「余裕がない」こと表す英語は、ある程度パターンがあることがお分かり頂けたかと思います。
シチュエーションに合わせてしっかりと使い分けができるようにしてくださいね!