「面倒くさい」を英語で!仕事や性格が面倒な時に使えるフレーズ15選
やりたくない事を疲れている時などに頼まれた経験は皆さんはありませんか?その他にも、複雑な性格の人に対応する時や、ごたごたしている事情を友達から聞いた時・・・こんな時に一番初めに思い浮かぶ言葉は「面倒くさいな~」ですよね。
でも、いざ英語で伝えたい時に何て言っていいか分からないと困りますよ!
今回はいろいろなシチュエーションで使える英語の「面倒くさい!」というフレーズを紹介しますね。
やりたくない仕事に対して
やりたくない仕事や家事を人から頼まれた時や、やらなくてはいけない時・・・このような状況で使える「面倒くさい」という英語のフレーズをここで紹介します。
I can’t be bothered.
面倒くさいです。
“be bothered”とは英語で「邪魔をされる」というような意味ですが、“I can’t”を前に付けることによって「やる気になれない」という表現になるんですよ。やりたくない面倒くさい事があるときに言ってみてくださいね。
何が面倒くさいのかを表現したい時は最後に“to ○○”を足して、空欄にはやりたくない事の動詞を続けてください。
例えば、“study”(勉強する)や“go to work”(仕事に行く)などを空欄に入れることができますよ。
A: Andrew, could you go and buy a carton of milk from the supermarket?
(アンドリュー、スーパーマーケットまで行って牛乳を1本買ってきてくれる?)
B: Do you really need it? I can’t be bothered to move.
(本当にミルク必要なの?動くのが面倒くさいよ。)
I’m too lazy.
私は怠け者なので。
“lazy”は英語で「怠惰な」という意味ですが、ここでは「怠けすぎて、動きたくない」というようなニュアンスとして使われています。ぐうたらで何をするのにも面倒くさい時に言ってみましょう。
ここでも先ほどと同じで“to ○○”を足すことによって、何をやりたくないのかを表現できますよ!
A: What’s for dinner tonight?
(今日の夜ご飯は何?)
B: I’m too lazy to cook. Can we go out to eat?
(怠け者だから料理するのが面倒くさい。外食にしない?)
他にもこんな英語表現が。
I’m feeling too lazy.(私は怠け者に感じる。)
I’m not in the mood.
私はそういう気分じゃない。
“in the mood”とは英語で「気が向く」ですが、その前に“not”をつけることで「その気にならない」という意味になります。やる気がでなくて面倒くさい時にピッタリなフレーズですよ。
A: Let’s go to the gym!
(ジムに行こう!)
B: I’m not in the mood. Can we go tomorrow?
(そういう気分じゃないな。明日行かない?)
I’m feeling too tired.
私は疲れすぎている。
“tired”とは「疲れた」という意味です。くたびれて、何をするのにも面倒くさいと感じる時に使ってくださいね。
A: Can you clean your room?
(自分の部屋の掃除をしてくれない?)
B: I’m feeling too tired, so I’ll do it tomorrow.
(疲れすぎているから明日やるよ。)
複雑な性格の人に対して
すぐ不機嫌になる人、すごくプライドが高い人、ネガティブな人、束縛する人、他人のグチばっかり言う人・・・世の中には、いろんな面倒くさい性格の人がいますよね。
ここでは、そんな複雑な性格で面倒くさい人を英語でどう表現するのかを紹介します。
You are complicated.
あなたは複雑だ。
“complicated”とは英語で「複雑な」という意味です。ここでは“you are”を使っていますが、誰のことを話しているかによって“he is”や“she is”に置き換えてくださいね。
A: I don’t want you to give me an advice, I just need you to listen to my concerns.
(あなたにアドバイスをしてもらいたくないの、ただ話を聞いてもらいたいだけ。)
B: Okay. You are complicated.
(わかった。君は複雑だね。)
She is difficult.
彼女は難しい。
“difficult”つまり「難しい」は人の性格にも使うことができますよ。やっかいな性格をした人の事を言う時にピッタリですよ。
A: She get angry if I don’t reply to her message within 5 minutes.
(僕が5分以内にメールの返事をしないと彼女は怒るんだよ。)
B: She is difficult. You better take your mobile with you everywhere.
(彼女は難しいね。どこにでもケータイを持って行った方がいいよ。)
他にもこんな英語表現が。
She is not easy.(彼女は簡単じゃないね。)
He is tricky.
彼は扱いにくい。
ここで使われている“tricky”は英語で「扱いにくい」という意味です。接するのが難しい人の事を言いたい時に使うといいですね。
A: No matter how wrong he is, he will not stop arguing until he wins.
(彼はどんなに間違っていようとも、彼が勝つまで口論を続けるんだ。)
B: He is tricky. I won’t be able to get along well with him.
(彼は扱いにくいね。私は彼とは仲良くなれないだろうな。)
She is demanding.
彼女は多くを要求する。
“demanding”とは英語で「要求が厳しい」という意味なので、いろいろと面倒な事を求めてくる人の事をいう時にピッタリですよ。
A: She says she doesn’t mind anything but when I choose she says she doesn’t like it.
(彼女はなんでもいいって言うけど、僕が選ぶとそれは好きじゃないって言うんだよ。)
B: She is demanding. Lucky that you are very patient.
(彼女の要求は難しいね。君は忍耐強くて良かったよ。)
他にもこんな英語表現が。
She is fussy.(彼女は小うるさい。)
She is needy.(彼女は要求が多い。)
She is high-maintenance.
彼女は手がかかる。
“high-maintenance”は人に使うと「わがまま」や「要求が多い」という意味になります。気配りをしてあげないと不機嫌になる面倒くさい人にピッタリな表現ですよ。
A: She tells you that she gained weight, but if you agree to her, you are in big trouble.
(彼女は体重が増えたと言うけど、それに同意すると大変な事になるよ。)
B: She is high-maintenance. I’m scared to say anything.
(彼女は手がかかるね。何を言うにも怖くなるよ。)
ごたごたしている事情に対して
ちょっと複雑な事情がある家族や友人や恋愛関係などの話を聞いていると「ごたごたしていて面倒くさい」と思ったりしますよね。
ここではそんな時に使える英語のフレーズを紹介しますね。
That’s complicated.
それは複雑ね。
先ほど紹介した“complicated”は人だけではなく、面倒くさい状況などを説明する時にも使えますよ。他人の事を言う時には“that’s”を使いますが、自分の事の場合は“it’s”を代わりに使ってくださいね。
A: I have a cat but my boyfriend is allergic to cats.
(猫を飼っているんだけど彼が猫アレルギーなの。)
B: That’s complicated. What do you do then?
(それは複雑ね。そしたらどうするの?)
That’s annoying.
それは面倒ね。
普段“annoying”は英語で「イライラさせる」などの意味で使われますが、迷惑がかかるような面倒な事情を表現する事もできますよ。
A: My mother-in-law is coming next weekend so I’ll have to clean the house.
(来週、私の姑が来るから家の掃除をしなくちゃ。)
B: That’s annoying. She always makes a nasty comment about you.
(それは面倒ね。彼女はいつもあなたに意地悪な事を言うわ。)
It’s a pain in the neck.
頭痛の種です。
これはネイティブがよく使う慣用句です。日本で言う「目の上のこぶ」ですね。面倒な事を表現するのに使えますよ。
A: Every morning at work, I have to deal with all the complaints over the phone.
(毎朝仕事で、すべての苦情電話に対応しなくちゃいけないんだよ。)
B: It’s a pain in the neck.
(頭痛の種だね。)
他にもこんな英語表現が。同じ意味ですが少し砕けた言い方になります。
It’s a pain in the ass.(尻の痛みの種です。)
興味がない・どうでもいい事に対して
興味がなくて、考えようとしたりするのも面倒くさい事ってありませんか?
ここでは、そんなどうでもいい事に使える少し失礼な英語のフレーズを紹介しますね。
It’s not my concern.
私の知った事ではない。
“my concern”は英語で「私の関係」や「私の心配事」という意味です。聞かれた事や頼まれたことが面倒くさいと思った時に使えますよ。
A: I need money so I can repay my debt.
(借金を返済するのにお金が必要なんだ。)
B: It’s not my concern. Get lost.
(私の知った事ではない。出て行け。)
Whatever.
どうでもいい。
面倒くさくて答えたくない事を聞かれた時に使う返事です。失礼な言い方なので、使い方には気を付けてくださいね!
A: Should I have this pasta or this salad? I’m on diet but I feel like pasta!
(このパスタかこのサラダどっちがいいかな?ダイエット中だけどパスタ気分なんだよ!)
B: Whatever. I’m not the one eating.
(どうでもいいよ。私が食べる物じゃないからね。)
I don’t care.
構わん。
考えるのも面倒くさい時に使えるフレーズです。いい意味だと「気にしない」という事になりますが、使い方によっては少し失礼な言い方ですよ。
A: Where do you want to go on the weekend?
(週末はどこに行きたい?)
B: I don’t care. I’m too busy now.
(構わん。今は忙しい。)
他にもこんな英語表現が。
I couldn’t care less.(どうでも構わない。)
I don’t give a damn.(そんなもの知るもんか。)
おわりに
いかがでしょう?「面倒くさい」はいろんな事に使いますが、英語でその表現の仕方はシチュエーションによって違ってきます。
たくさん紹介しましたが、一気に覚えるのは大変なので少しずつ練習して使ってくださいね。あなたの求めていたピッタリなフレーズがあるといいです。