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「二度と」は英語で?同じことを繰り返さない時のフレーズ10選!

 

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「もう二度としないよ。」
「二度とあの店には行きたくない。」

こんな風に同じ事を繰り返さない事を表すのに、日本語では「二度と〜しない」と言いますよね。この表現、英語ではどんな風に言うのでしょうか?

今回は、「二度と」の英語フレーズを3つのカテゴリーに分けてご紹介します。



二度としない

まずは、ミスをしてしまった時や相手に注意された時など、以後同じことを繰り返しません、と伝えたい場面で使える英語フレーズを見ていきましょう!

I promise I won’t do it again.

もう二度としないって約束するよ。

“won’t”は”will not”の短縮形で、「〜する意思はない」という意味です。”will not”も”won’t”も意味は同じですが、口語では短縮した”won’t”の方をよく使います。発音は「ウォント」といった感じです。

英語”again”は「再び」という意味なので、”I won’t do it again.”の部分は「もうしません」となります。相手に責められたり、注意された時に謝罪するような形で使える英語フレーズです。

A: I promise I won’t do it again.
(もう二度としないって約束するよ。)
B: Okay. Please keep your word.
(わかった。自分の言ったことはちゃんと守ってよ。)

I’ll never do it again.

もう二度としないよ。

“will”は「〜する」という意思、”never”は強い否定を表すので、”will never”で「絶対に〜しない」というニュアンスになります。

先ほど紹介した”I won’t do it again.”よりも「もうしない」という事を強調することができます。”never”の部分を強く発音して、より強い気持ちを表現してくださいね。

こちらも謝罪する場面で使える英語フレーズです。

A: I’m sorry about what happened. I’ll never do it again.
(こんな事になってごめん。もう二度としないよ。)
B: I hope so.
(そうだといいけど。)

ちなみに、”never”の後に”ever”を付け加えると、「もうしない」という事をさらに強調できますよ。大げさな言い方なので普段使いではなく、ここぞという時に使ってくださいね。

I’ll never ever do it again.(もう絶対にしないよ。)

I’ll make sure it won’t happen again.

今後、二度と起きないように気をつけます。

“make sure”は英語で「確実に〜する」という意味です。

後半の”it wont’ happen again”の部分は直訳すると「それは二度と起きない」となり、主語の”it”は、自分自身の間違いやミスだけではなく、自分の責任下で起きてしまった問題なども表すことができます。

フレーズ全体で「それがまた起きないようにします」といったニュアンス。仕事でミスをしてしまった時や注意された時など、「以後、気をつけます」と言いたい場面でぴったりの英語表現ですね。

A: I hope you understand how important this is.
(これがどれだけ重要な事かわかってくれてるといいんだけど。)
B: Yes, I do. I’ll make sure it won’t happen again.
(はい、わかっています。今後、二度と起きないように気をつけます。)


二度としたくない

続いて、嫌な経験をした時にもう今後同じ事はしたくない、と言いたい時の英語フレーズを紹介していきます。

I don’t wanna see him again.

もう彼には二度と会いたくない。

“wanna”は、「〜したい」”want to 〜”が短縮した口語表現です。

カジュアルな日常会話でよく使うと思います。”again”は「再び」という意味なので、”don’t wanna 〜 again”で「もう決して〜したくない」となります。

A: How was your first date with Jay?
(ジェイと初めてのデートはどうだった?)
B: It was the worst. I don’t wanna see him again.
(最悪だったよ。もう彼には二度と会いたくない。)
A: Oh no, what happened?
(それは残念、何があったの?)

否定の気持ちをもっと強調したい時には、”never”や”never ever”を使ってもいいですね。最高に嫌な事があってもう絶対にしたくない!という場面で、感情を込めて使ってください。

I never wanna see him again.(もう彼には絶対に会いたくない。)

I never ever wanna see him again. (もう彼には一生会いたくない。)

I’ll never go back there again.

あそこにはもう二度と行かない。

“I will never 〜.”は、「絶対に〜しない」というニュアンスでしたね。先ほどは謝罪のニュアンスで紹介しましたが、この英語フレーズのように「もうこりごり」「もういやだ」といった気持ちを表す事もできるんです。

ちなみに、前半の”I’ll never”の部分は、短縮せずに”I will never”としてもニュアンスは同じです。”never”の部分を強調すれば、よりネイティブっぽくなりますよ。

A: Where did you go for lunch?
(ランチどこに行ったの?)
B: The new Italian restaurant on Church street, but it’s definitely overrated. I’ll never go back there again.
(チャーチ通りに新しくできたイタリアンだけど、過大評価されすぎだよ。あそこにはもう二度と行かない。)

I’m not doing this again.

こんな事もうしたくない。

こちらは、現在進行形”be 〜ing”を使った英語フレーズです。何かをし終わったばかりの時やしている最中に、「もうこりごり」「もうこんな事はしたくない」とうんざりした気持ちを表すのに使えます。

A: I guess this class was a bit too hard for a beginner. Are you ok?
(このクラスは、初心者にはちょっとキツすぎたかもね。大丈夫?)
B: Not really, my whole body is hurting. I’m not doing this again.
(ううん、あんまり、体中が痛いよ。こんな事はもうしたくない。)

こちらも”not”の代わりに”never”を使えば、うんざりした気持ちを強調することができます。

I’m never doing this again.(こんな事はもう絶対にしたくない。)

Never again.

もう二度とごめんだ。

こちらは、強い否定を表す”never”と「再び」という意味の”again”のみを使った、シンプルな口語表現です。

嫌な思いをした時やひどい経験をした時など、「もうごめんだ」「こりごりだ」という飽き飽きした感じを表せます。

A: How was the blind date?
(ブラインドデートはどうだった?)
B: Oh, never again. It was the worst date ever.
(あぁ、もう二度とごめんだ。史上最低のデートだったよ。)


二度とするな

最後に、相手に同じ事を繰り返さないよう注意したい時に使える英語フレーズをご紹介します。

Promise me you’ll never do that again.

もう二度としないって、約束して。

こちらも、”will never”「決して〜しない」を使っている英語表現です。

前半の”promise me”は「私に約束して」、後半の”you’ll never do that again”は「あなたは決してそれを繰り返さない」となるので、全体で「もうしないと約束して」というニュアンスになります。

A: Promise me you’ll never do that again.
(もう二度としないって、約束して。)
B: Yes, I promise.
(うん、約束するよ。)

ちなみに、”ever”を付け加えて、「絶対にしない」という事をさらに強調することもできます。

Promise me you’ll never ever do that again.(もう絶対にしないって、約束して。)

Don’t let it happen again.

二度としないようにね。

英語”let”は、”let ◯◯ △△”の形で「◯◯に△△させる」という意味を表します。

“let it happen”で「それを起こさせる」となるので、フレーズ全体で「またそれが起きないようにしてね」といったニュアンスになります。

“Don’t do it again.”だと少し直接的になりますが、”Don’t let it happen again.”だと「またそれが起きないように気をつけてね」といった感じで少し間接的な印象になりますよ。

A: I’m sorry it’s my falut.
(すみません、私の責任です。)
B: That’s okay. Anybody makes mistakes. Just don’t let it happen again.
(大丈夫。誰でもミスはするからね。ただ、二度としないようにね。)

Let’s not do it again.

もうしないようにしてね。

英語”let’s”は、相手に「〜しよう」と提案する時に使いますよね。このフレーズでは”not”が付いて否定の形になっています。”let’s not 〜”で「〜するのをやめよう」という意味です。

あくまでも提案の形で自分も対象に含まれるので、相手にやんわりと注意ができる英語フレーズです。「二度としないようにしよう」というニュアンスがあって、子供に優しくさとす時にも使いますね。

A: See what happended to the couch when you keep your shoes on.
(靴を履いたままでいると、ソファーがどうなったかわかるよね。)
B: Yes, it’s dirty!
(うん、汚い!)
A: Right, so let’s not do it again.
(そうだね、もうしないようにしてね。)

おわりに

いかがでしたか?

今回は、「二度と」の英語フレーズを紹介しました。ミスしてしまった時やひどい経験をした時など、もうしない!もう絶対したくない!と言いたい場面って意外とありますよね。

ぜひ紹介したフレーズを使って会話してみてくださいね。

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