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「解散する」を英語で!バンド/企業/チームが終わる時の表現7選!

 

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今まで一緒にやってきたバンドや企業などのメンバーがバラバラに別の道に進む時、「解散する」という言葉を使いますね。

あるいは、何かに区切りが付いてそれぞれが家に帰る時などにも「解散する」という言い方をします。

そのような場面で、英語で「解散する」を表現するにはどんな言い方をすればよいのでしょうか?

今回は、「解散する」を英語で表現する時に使えるフレーズを紹介します!



永久的に解散する

まずは、「もう今後一緒に活動していかない」や「ずっとバラバラになる」というニュアンスで使う「解散する」の英語フレーズを見ていきましょう。

〇〇 will break up.

〇〇は解散します。

バンドや音楽のグループが解散すると言う場合は、英語の”break up”という表現を使います。

“break up”には「解散する」や「別れる」という意味があるんです。

The group will break up next month.
(来月そのグループは解散します。)

「解散した」と過去形で言う場合は、”broke up”となります。

SMAP broke up, and many fans were shocked.
(SMAPが解散して多くのファンがショックを受けた。)

ちなみに、この”break up”はカップルなどが分かれる時にも使われる表現です。
Tom and Lisa broke up last month.(トムとリサは先月別れたんだよ。)

〇〇 will split up.

〇〇は解散します。

こちらもバンドなどが活動を終えてメンバーがバラバラになることを示す際の「解散する」を表現出来るフレーズです。

“split up”は”break up”と同様の意味で使うことが出来ます。

The company will split up into several companies.
(その企業は解散して、いくつかの会社に分かれます。)

この”split up”の過去形は変化せず、そのまま”split up”です。

The band split up because of lack of planning for the band’s future.
(そのバンドは将来性がなくなり解散しました。)

こちらもカップルなどの別れに関しても使えますが、”break up”と違うのが夫婦の別れにも使うことが出来るという点です。

つまり「離婚する」というニュアンスでも使えます。
My parents split up when I was a child.(子供の頃に両親は離婚したんだ。)

〇〇 will disband.

〇〇は解散します。

英語の”disband”という言葉を使っても「解散する」を表現することが可能です。

ちなみに、”band”という言葉が入っているからといって、バンドの解散だけに使うというわけではありません。

企業などに関しても使ってOKです。

Do you know when the organization will disband?
(その組織がいつ解散するか知ってる?)

“disbanded”を使えば、過去形のニュアンスで表現することが出来ます。

The popular rock band disbanded some years ago.
(その人気ロックバンドは数年前に解散したよ。)

〇〇 will dissolve.

〇〇は解散します。

企業の中の組織や団体、チームなどが解散するという場合は、”dissolve”という言葉を使うことも出来ますよ。

ただ、バンドなどの解散に対して使うと、少し堅苦しすぎる感じがします。

“dissolve”には「解体する」とか「分解する」という意味があり、「解散する」という意味でも使えるんです。

物などがバラバラになるイメージを持っている言葉なんですね。

The foundation will dissolve in the near future.
(その財団は近い将来解散します。)

過去形で表現する場合は、”dissolved”を使います。

I didn’t know that the marketing department dissolved.
(マーケティング部が解散したことを知らなかった。)


一時的に解散する

続いては、帰る時間になったり区切りが付いたりして、一時的にバラバラになる場合の「解散する」の英語フレーズを紹介していきます!

Let’s call it.

解散にしましょう。

カジュアルな「解散にしましょう」という言い方です。

英語の”call it”には「解散する」とか「終わりにする」という意味があり、作業が終わったり、その日やるべきことが済んだ時などに使われます。

Let’s call it here.
(ここで解散にしましょう。)

ちなみに、この”call it”を使って以下のように言うと、「解散」というよりは「今日はこれで終わり」という感じのニュアンスになります。

もちろん、解散の合図として使ってもいいですね。

Let’s call it a day.
(今日はこれで終わり。)

Let’s split.

解散にしましょう。

英語で「離れる」とか「ばらける」という意味を持つ”split”を使って、一時的な「解散する」を表現してもいいですね。

OK. Let’s split here.
(よし、ここで解散にしましょう。)

Let’s dismiss.

解散にしましょう。

先に紹介した2つの言い方とは違い、少し硬めの表現になりますが、”dismiss”を使っても一時的な解散の表現が出来ますよ。

Let’s dismiss now. See you tomorrow.
(では解散にしましょう。また明日。)

“dismiss”という英語を使って、以下のように表現することも出来ます。いずれも少し固い印象になりますね。
We are dismissed now.(では解散です。)
Shall we dismiss now?(では解散にしましょうか?)

他に、「解散!」という感じで”Dismiss!”という言い方もありますが、軍隊で使われるようなイメージが強いです。

さらに、英語の”dismiss”には「解雇する」という意味もあるので「クビだ!」という感じにもなるので、一時的な解散の合図として、この言い方はしない方が良いでしょう。


おわりに

今回は、バンドや企業、チームが「解散する」と言う時に使える英語フレーズを紹介しました。いかがでしたか?

同じ「解散する」でも、それが永久的なのか一時的なのかによって、言い方が違っていましたね。

単に日本語を訳すのではなく、状況に合わせながら表現をしっかり使いこなせるようにしましょう!

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