「奇妙な」の英語表現!変な人/話/体験を表すフレーズ12選!
町で見かけた変な人やテレビでやっていた妙な事やお店で見つけたおかしな物など、私たちの周りには奇妙なものがいろいろとありますよね。
英語でそれを説明する時に何て言っていいか分からないとか、ワンパターンなんて事はありませんか?
今回は変な事を聞いたり見たり体験したりした時にピッタリな英語のフレーズをシチュエーションごとに紹介しますね。
おかしな人を表現する
あなたの周りに変わっている人はいませんか?ちょっと世間と違う事を言う人や普通じゃない事をする人を英語で説明できれば使いたい時に表現できるので便利ですよね。
ここでは普通じゃない奇妙な人を英語で表現できるフレーズを紹介します。
You are strange.
あなたは奇妙だね。
この表現なら知っているという人も多いかもしれません。普通の人と比べて少し変わっている人に使ってみてください。
“strange”は英語で「奇妙な」という意味でよく使われている単語です。「異様」というような少しマイナスなイメージもあるので気をつけて使ってくださいね。
ここでは例として“you are”と言っていますが、誰のことを表現するかによって“he is”や“they are”などに置き換えてくださいね。
A: I like baking bread but I don’t really like eating them.
(私はパンを焼くのは好きですけど食べるのはあまり好きじゃないんです。)
B: You are strange. I love bread so you can give them to me when you bake.
(あなたは奇妙ね。私はパンが大好きだから今度焼いたら私にちょうだいよ。)
You are weird.
あなたは異様だね。
“weird”はどの世代にも頻繁に使われている英語で「奇妙な」や「異様な」という意味の形容詞なんですよ。ぜひ覚えてみてくださいね!
この表現は相手の行動や言動が普通とは違うと思った時にふざけた感じで使う事ができます。もちろん悪口にも使えますよ。
A: I like to smell my cat’s paws. I want to stick them to my nose.
(私は私の猫の肉球の匂いを嗅ぐのが好きなんだ。私の鼻にあの肉球をくっつけたいな。)
B: You are weird. Do they smell that good?
(あなたは異様だね。そんなにいい匂いがするの?)
He is funny.
彼はおかしいね。
こちらのフレーズの方が先ほど紹介した“you are strange”よりもポジティブな意味になります。悪い意味と勘違いされたくない時はこっちを使ってくださいね。
“funny”は英語で「おかしい」という意味なので、気持ち悪い感じの奇妙さよりも明るい面白い感じの奇妙さになるんですよ。
A: Peter said he likes to have rice with raisins.
(ピーターはご飯をレーズンと一緒に食べるのが好きなんだって。)
B: He is funny. I don’t think they match well.
(彼はおかしいね。あんまり合わないと思うんだけど。)
They are crazy.
彼らは狂っている。
この表現は聞いたことがあるという方が多いと思います。いい意味でも悪い意味でも使えるフレーズなんですよ。
“crazy”は英語で「狂っている」という意味なんですよ。このフレーズはちょっと狂っている感じの奇妙さを表現できます。
A: Did you see those people who are dressing up as bird?
(あの鳥の格好をした人たち見た?)
B: Yes, they are crazy.
(うん、彼らは狂っているよね。)
She is eccentric.
彼女は変わっているね。
天然な人やちょっと変わっている人にはこの表現がピッタリですよ。どっちかと言うとポジティブなイメージがある「奇妙な」という言い方かもしれません。
“eccentric”は英語で「風変わりな」という意味なんですよ。あなたの周りで独特な雰囲気のある不思議な人に使ってみてください。
A: Hannah likes to collect stones. She sees something in it.
(ハナは石を集めるのが好きなの。石に何かが見えるみたいだよ。)
B: She is eccentric. She must have an artistic sense.
(彼女は変わっているね。芸術的なセンスがあるんじゃない?)
He is quite a character.
彼は変わり者だ。
このフレーズも“funny”に似ている感じの「奇妙な」という英語表現になります。おもしろおかしい人にピッタリな言い方なので覚えてみてくださいね。
“a character”っていうと「キャラクター?」ってあなたは思うかもしれませんが、ここではその意味で使われていません。この表現には英語で「個性の強い人」っていう意味もあるんですよ。
A: I’ll introduce Ryan to you next time. He is quite a character and I think you’ll like him.
(今度ライアンをあなたに紹介するね。彼は変わり者であなたも好きだと思うよ。)
B: That will be great. I can’t wait to meet him.
(それはいいね。彼に会うのが待てないな。)
変な体験を表現する
「偶然?!」と疑うような奇妙な体験はしたことがありませんか?心霊体験だったり、奇跡的なことが起こったり・・・鳥肌が立ちそうですね。
ここではそんな不思議な体験を表現するピッタリの英語のフレーズを紹介しますね。
It was bizarre.
あれは異様だった。
奇妙な体験をした時にはこのフレーズを使ってみてくださいね。不思議で信じられないような事を話す時にも使えますよ。
“bizarre”は英語で「異様な」や「奇怪な」という意味なんです。何かいつもと違う奇妙な事があったら、このフレーズがピッタリだと思いますよ。
A: I heard you lost your new shoes. How do you lose a pair of shoes?
(あなたが新しい靴を無くしたって聞いたよ。どうやって靴を無くすの?)
B: It was bizarre. I was wearing them when I left home but I don’t remember after that.
(あれは異様だった。家を出た時は履いていたのにその後は覚えていないんだ。)
他にもこんな英語表現が。
It was weird.(あれは異様だった。)
It was strange.(あれは奇妙だった。)
I find it odd.
私はそれが奇妙だと思う。
何か奇妙な話を聞いた時や何かが変だと思う時はこのフレーズがピッタリですよ。
“I find it ○○”は英語で「○○であると感じる」というような表現なんですよ。過去形にしたい時は“find”を“found”に置き換えてくださいね。
“odd”は英語で「変な」や「奇妙な」という意味なんです。おかしいと思ったらこう言ってみてくださいね。
A: I want to buy clothes for my dog.
(私の犬のために服を買いたいんだ。)
B: I find it odd. Why do you put clothes on your dog? They have fur.
(私はそれが奇妙だと思うよ。なんで犬に服を着させるの?毛があるのに。)
I had a peculiar experience.
私は妙な経験をした。
このフレーズは奇妙な経験の話を他の人に伝える時に使えますよ。
“peculiar”は英語で「奇妙な」という意味で、普通と明らかに違う事を表現できるんですよ。このフレーズは気味が悪い奇妙さというよりも不思議で興味深い感じを伝える事ができます。
“experience”は英語で「経験」という意味で、よく使われる単語なので覚えてみると便利になると思いますよ。
A: How did you find the hot spring?
(温泉はどうだった?)
B: I had a peculiar experience. I think I’m becoming more Japanese.
(奇妙な経験だったよ。私はもっと日本人に近づいていると思うよ。)
I couldn’t believe it.
信じられなかった。
このフレーズはミステリアスな体験の話をする時に使えるとおもいますよ。驚きも表せるので奇妙でビックリしたら言ってみてくださいね。
“believe”は知っている方もいると思いますが、英語で「信じる」という意味なんですよ。その前にある“couldn’t”は“could not”を短縮したもので、「できなかった」という表現になります。
A: I thought I lost this bag but it was lying in my room today. I couldn’t believe it.
(このバッグを無くしたと思っていたのに今日部屋に置いてあったの。信じられなかったよ。)
B: Maybe the fairies found it and left in there for you.
(もしかして妖精が探してくれてそこに置いておいてくれたんじゃないの。)
他の奇妙な物を表現する
私たちの周りには人や体験以外にも沢山奇妙な物がありますよね。例えば、お店で売っている変わった商品や芸術的な作品など・・・
ここでは一風変わっている物に使える「奇妙な」という英語のフレーズを紹介しますね。
That’s strange.
それは奇妙だね。
このフレーズは風変わりな物を見た時に言ってみてくださいね。
ここでも先ほど紹介した“strange”(奇妙な)を使っていますよ。なので少し見慣れない感じで変だというマイナスなイメージを伝える事ができるんです。
A: Look at this hat. It’s in the shape of an underwear.
(あの帽子を見て。パンツの形をしているよ。)
B: That’s strange. You might get reported to a police if you walk with that on.
(それは奇妙だね。それ被って歩いていたら警察に通報されそうだよ。)
他にもこんな英語表現が。
That’s weird.(それは変だね。)
That’s bizarre.(それは奇怪だね。)
That’s funny.
それはおかしいね。
この英語表現も先ほど紹介したものに似ていますよね。“funny”は人以外にもおもしろおかしい物に使う事ができるんですよ。笑っちゃいそうなほど奇妙な物があったら言ってみてくださいね。
A: There are so many seagulls following that man.
(すごく沢山のカモメがあの男の人の後をつけている。)
B: That’s funny. They know he has something yummy.
(あれはおかしいね。カモメたちは彼が美味しいものを持っているって知っているんだ。)
It’s a weird ○○.
これは奇妙な○○だ。
このフレーズは変な物を見つけた時に言ってみてくださいね。ここでは何が変なのかも伝える事ができるので、その物が何なのかを表現したい時に便利ですよ。
“a weird ○○”は英語で「奇妙な○○」という意味なので、空欄にはその変な物の名詞を入れてくださいね。
A: What are you reading?
(何を読んでいるの?)
B: It’s a weird book. I’m half way through but I still don’t know what it’s talking about.
(これは奇妙な本だよ。半分までいったんだけどまだ話がつかめないんだ。)
おわりに
どうでしたか?「奇妙」と辞書で調べると沢山単語が出てきて分からなくなりますが、ここで紹介したフレーズはその中でもよく使われる単語を選んだので分かりやすいと思います。
紹介した中で気に入ったものがあれば覚えてみてくださいね。いろいろな表現の仕方があるので上手く使い分けて、今度奇妙なものを発見した時に言ってみましょう。