接待の英語フレーズ!外国人のお客様と会食する時お役立ち表現15選!
外国人のお客様を日本でおもてなし…そんなシチュエーションで一番多いのが、「食事の席」ではないでしょうか?
英語を使った会食は、慣れないとさらに緊張をしてしまいがち。接待中に使える英語フレーズをマスターしておけば心強いですよね!
今回は外国人のお客様との会食で便利な、「接待の英語フレーズ」をご紹介します!
接待のお誘いフレーズ
まずは接待へのお誘いから!事前に聞いておきたい質問フレーズもご紹介します。
We would like to take you out to dinner.
ディナーにお連れしたいのですが。
接待へのお誘いなら、この英語フレーズでストレートに意思を伝えてみましょう!”take out”(連れ出す)という言葉を使うことで、こちらが主催して案内をするという姿勢を示すことができます。
丁寧な言い方なので、フォーマルな印象になりますよ!
A: So since you are visiting us all the way from New York, we would like to take you out to dinner.
(はるばるニューヨークからお越し下さっているわけですので、ディナーにお連れしたいと考えているのですが。)
B: Sounds great. That’s very kind of you.
(いいですね。ご親切にありがとうございます。)
こんな英語表現もいいですね!
We would like to invite you to dinner.(ディナーにご招待したいのですが。)
We were hoping you would join us for dinner.(ディナーにご参加頂ければ幸いです。)
We would like you to be our guest for dinner.(ディナーにご招待したいのですが。)
How about a drink after work?
仕事後に一杯どうですか?
接待とはいえ、気軽なアプローチで攻めたい場合は、こんなカジュアルフレーズもアリ!何回もやり取りをして交流を深めているような取引先には、あえて距離を縮めてみると良好なビジネス関係を期待できます。
他の言い回しもありますよ!
Would you like to go out for a drink after work?(仕事後に一杯飲みにいきませんか?)
Which would you prefer; Japanese, Italian, or American?
日本食、イタリアン、アメリカンの中なら、どれがお好みですか?
接待の約束が取れたら、次は相手の好みについて質問をしましょう。会食場所をこちらで勝手に決めてしまうより、ある程度先方の意見を聞いてからのほうが、押しつけが強くなくて好印象に!
ある程度オプションを提供してあげるのも親切心です!
Do you have any preference on the type of restaurant?
レストランの種類に何か好みはありますか?
こちらで選択肢を出さずに接待相手の好みを伺うなら、この英語フレーズが便利!”preference”は「好み」や「傾向」を表すので、先方の希望をザックリと聞くことができます。
Is there anything specific you would like to try while you are here?
滞在中に食べてみたいものとかはありますか?
人によっては「せっかく日本に来たから○○が食べたい!」といった希望を持っていることもありますよね。そういった願望を聞き出すという意味で、この英語表現は非常に役に立ちます!
“try”は「試す」を表す英語ですが、もちろん「食べてみる」という食事に対しての行為にも使えるので覚えておきましょう。
Is there anything specific you would like me to take into consideration when choosing a restaurant?
レストランを選ぶ際に、考慮して欲しいことなどありますか?
長い英語フレーズですが、使えれば非常に心強いものになります。というのも人によってはアレルギーを持っている場合もありますし、宗教的な理由である一定の食材が食べれないことも。またベジタリアンという可能性だってあります。
こういった様々な要素を全て含めて質問ができてしまうので、とても頼もしい言い回しなんですね!是非練習しておいてください!
「もっと簡単に言いたい」という場合はコチラ!ただし先ほどの表現のほうがしっかりとした印象になるかもしれません。
Just so I choose a place we can all enjoy, is there anything that you don’t eat?(みんなで楽しめるレストランを選ぶために聞いておきたいんですが、何か食べないものなどはありますか?)
純粋に好き嫌いを尋ねたいのであれば、この言い方でもいいですね。
Is there anything that you don’t like?(何か嫌いな物はありますか?)
接待中の雑談フレーズ
それでは、接待の食事の席で役立つ雑談フレーズを見ていきましょう!
They serve the best ○○ here.
ここは一番美味しい○○を出してくれるんですよ。
会食場所に到着直後は、なかなか話のネタをパッと出せないもの。そんな時に助かるのが、そのレストランの定番料理の話!接待用に選んだお店の自慢を教えてあげましょう。
A: They serve the best tuna here.
(ここは一番美味しいマグロをだしてくれるんですよ。)
B: Great, I’m very excited!
(いいですね、とっても楽しみです!)
これから一緒に食べるものの話題は必ず共通のトピックになりますし、特色を説明するという意味でも便利なフレーズになります。
What would you like to drink?
お飲物は何がいいですか?
一番最初に注文をする時にもそうですが、グラスが空きそうになる度にも使えるのがこの英語表現!一言加えるだけで、接待中ずっと活躍してくれます。
A: What would you like to drink next?
(次は何を飲まれますか?)
B: Well, can I see the menu again?
(そうですね、もう一回メニューをみてもいいですか?)
接待相手への配慮をアピールできますし、会話に困った時にとりあえず一言いれられるお助けフレーズになること間違い無し!
Please enjoy the food while it’s still warm.
温かいうちにお召し上がりください。
日本人のように大袈裟に遠慮をしない傾向はあるものの、海外の人も「先に食べては失礼」というマナーを持っていることもあります。そんな不要な気遣いに気づいた場合は、この一言を使ってみましょう!
冷めたら美味しさが減ってしまいますもんね!
I’m sorry that the weather has been so bad here in Tokyo.
ここのところ東京の天気が良くなくて残念です。
雑談の定番といえば天気の話題。もしお客様が滞在中にあまり天気が良くなければ、接待中にそのことについて触れてみてもいいですね!
I’m sorry that the weather has been so bad here in Tokyo. It’s not alway like this though.
(ここのところ東京の天気が良くなくて残念です。いつもはこうじゃないんですけどね。)
天気に関して質問をしてみてもグッド!
How is the weather in London?(ロンドンの天気はどうですか?)
What do you think about Japan so far?
今のところ日本にはどのような感想をお持ちで?
相手に日本滞在で感じたことを聞いているのが、コチラの英語フレーズ。”so far”は「今までのところ」を表すので、来日してから今の間で感じたことについて尋ねることができます。
日本人の目線では気づけないような面白い話が聞けるかも!?
I’ve never been to ○○. What is it like there?
○○に行ったことないんですよね。どういう所なんですか?
これは場所について話を広げる時に便利な英語表現になります。相手の出身国だけでなく、話に上がった地域や場所のことなど、とにかく幅広いトピックで使えるのでオススメ!
Actually, I’ve never been to India. What is it like there?
(実はインドに行ったことがないんです。どういう所なんですか?)
“What is it like there?”という質問は、相手に説明をさせるフレーズなので、こちらが聞き手に徹することができるチャンス!喋らせていた方が楽なので、なるべく「話をしてもらう」流れを作りましょう。
接待後の便利フレーズ
会食が終わったあたりで活躍する英語フレーズをご紹介!
It’s our treat.
私たちのおごりです。
コチラ側で会計を済ませたい時は、サラッとこの一言を。”treat”には「おごり」以外にも、「もてなし」という意味があるので、比較的ポジティブな印象で使うことができます!
この表現なんかも便利ですね。
Let us treat you.(私たちにおごらせてください。)
We insist.
(お会計に関して)いや、本当にいいですから。
“We insist.”の日本語訳は、正直「いや、本当にいいですから」にはなりません笑。ただしお会計をどちらが持つかというような状況では、それに近いニュアンスになるのです!
例文を見てみましょう。
A: We’ll get this.
(ここは私たちが。)
B: No, no, let us pay this time. You treated us last time.
(いえいえ、今回は私たちに払わせてください。前回ごちそうになってしまったので。)
A: We insist.
(いえ、本当にいいですから。)
“insist”は「強く主張する」ことを表すので、「私たちが払うんです!」という姿勢を一切崩す気がないことを示すことができます!
ちなみに複数人を代表して”we”(私たち)を使っていますが、もちろん”I”(私)を主語にして言い換えることも可能です。
This is a small gift from us.
私たちからのささやかなプレゼントです。
接待の最後にちょっとした贈り物を渡す時は、この英語表現を使うといいでしょう。”small”はもちろんサイズとして小さいものを指すこともありますが、「ちょっとした」という意味でも使うことが可能です!
Before we leave, this is a small gift from us. I hope you’ll like it.
(お開きの前に、私たちからのささやかなプレゼントです。気に入ってくれるといいのですが。)
こんな英語表現でもOK!
This is a small gift for you.(あなたにささやかなプレゼントです。)
Here is a small gift from us.(私たちからのささやかなプレゼントをどうぞ。)
おわりに
いかがでしたか?
この記事では「接待(会食)の英語フレーズ」をご紹介しました!気軽に使える簡単なものから、少し暗記の練習が必要なものまで色々ありましたね。
接待はビジネスでありながら、仕事でのやり取りより距離を縮められる特別な場です。練習した英語を使って、しっかりとコミュニケーションを取ることで、今後の関係を良好にできるようにしましょう!