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「お返し」は英語で?してもらった事/頂いた物への返礼表現8選

 

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人から何かしてもらったり、プレゼントを頂いてお礼をすることを日本語で「お返し」といいますよね。

これは英語だと何というのでしょうか?

今回はカジュアルとフォーマル2つの場面に分けて、相手に感謝の気持ちを伝える「お返し」の英語フレーズをご紹介します!



カジュアルなお返し

まずは日常の場面でしてもらったこと・もらった物へのお礼に使えるフレーズを見ていきましょう。

Let me buy you lunch in return.

お返しにランチをおごるよ。

こちらはプレゼントではなくランチをご馳走してお礼をする時の英語フレーズです。

“in return”が「お礼に」「お礼として」の意味になります。英語で「お返し」といえば真っ先に出てくるイディオムなので覚えておきましょう。

“let + 人 + 動詞”は使役表現といって、「人にやりたいことを許可させる」という意味があります。このフレーズの場合、「お礼に私にランチをおごらせて。」という訳になります。

気軽な間柄で使う表現なので、同僚や友達との会話で使うことが多いですよ。

A: Let me buy you lunch in return.
(お返しにランチをおごるよ。)
B: Thank you! Let’s go to the newly opened restaurant then!
(ありがとう!それなら新しくできたレストランに行ってみようよ!)

What shall I give you in return?

お返しは何がいい?

こちらも“in return”を使った表現です。

お礼に何を贈ったらいいか迷った時、相手に直接尋ねるフレーズになります。

“What shall I ○○?”(何にしましょうか?)と少し謙虚に聞く言い方です。

「お返しは何がいい?」を英語にしようとすると“What do you want in return?”が思い浮かぶかもしれません。

ですがこれだと直接的過ぎるので、今回のように“What shall I give you in return?”の方が相手に与える印象が良いと思います。

A: What shall I give you in return?
(お返しは何がいい?)
B: Sweets are always welcome!
(甘い物がいいなあ!)

You don’t need to send me anything back.

お礼はいらないよ。

相手にお礼の品を求めていない時に使う英語フレーズです。

“send + 人 + back”で「人にお礼の品を送る」という表現になります。

これを命令形で言ってしまうと相手の好意を傷つけてしまう可能性があるので、“You don’t need to ○○”といった間接的な言い方でやんわりと辞退しましょう。

ちなみにお返し不要と謙遜するのは日本人特有だそうですよ。

A: You don’t need to send me anything back.
(お礼はいらないよ。)
B: Oh, come on! Tell me anything you want.
(そんな事言わないで!なんでも欲しい物言ってよ。)

He gave me this in return for my Valentine’s Day gift.

彼からバレンタインのお返しにこれをもらったよ。

“in return”に前置詞の“for”をつなげると、「○○のお礼に」という意味で使います。

冠詞を“my”か“his”で迷うかもしれませんが、この場合「私」から「彼に」贈ったプレゼントなので“my”になるんですよ。

A: He gave me this in return for my Valentine’s Day gift.
(彼からバレンタインのお返しにこれをもらったよ。)
B: That’s so sweet! He has good taste!
(素敵だね!彼センスいいね!)


フォーマルなお返し

続いて結婚祝いや出産祝い等フォーマルな贈り物への返礼に使える英語フレーズをご紹介します。

This is to say thank you for your gift.

これはお礼の気持ちです。

このフレーズを細かく見ていくと、“This is(このプレゼントは○○です)”、“to say thank you(感謝の気持ちを言うため)”、“for your gift(あなたのプレゼントに対して)”で構成されています。

全体で「これはあなたのプレゼントに対しての私の感謝の気持ちです。」という意味です。

このフレーズには「お返し」にあたる単語は入っていませんが、「いただいたプレゼントに対してこれ(お礼のプレゼント)を贈る」状況なので、返礼表現となるんですね。

相手に直接お礼のプレゼントを渡しながら伝えましょう。

A: This is to say thank you for your gift.
(これはお礼の気持ちです。)
B: That’s very kind of you!
(お心遣いありがとう!)

This is for the present you gave me for my marriage.

結婚祝いのお返しです。

こちらも先ほどと似たフレーズですね。

「結婚祝い」を表す英語表現はいくつかありますが、ここでは“the present you gave me for my marriage”にしてあります。

“for the present”で「プレゼントに対しての」という意味です。

A: This is for the present you gave me for my marriage.
(結婚祝いのお返しです。)
B: Wow, thank you for the beautiful gift!
(わあ、素敵なプレゼントありがとう!)

「結婚祝い」は“wedding gift”ともいいますよ。

This is for the wedding gift you gave me.(結婚祝いのお返しです。)

I’m sending you this gift in return for the baby gift.

出産祝いのお返しをお送りします。

カジュアルなお返しでもご紹介した“in return for”を使った英語表現です。

このフレーズは郵送でお礼のプレゼントを送るときに使います。

“I’m sending ○○”で「○○を送ります」という意味になるので、プレゼントに添えるメッセージに使ってみてください。

「出産祝い」は英語で“baby gift”と言いますよ。

This is a small gift to express my gratitude.

感謝の気持ちを込めてささやかですがお返しを贈ります。

こちらも書き言葉として使えるフレーズです。

“small gift”と自分からのお礼のプレゼントを控えめに伝えています。

“express”は「表現する」、“gratitude”は「感謝の気持ち」という意味の単語です。

丁寧で控えめな印象を伝えられる英語表現になりますよ。


おわりに

いかがでしたか?

今回は「お返し」の英語フレーズをご紹介しました。一口にお返しと言っても、気軽な物からかしこまった贈り物まで様々なシチュエーションがありますよね。

場面に応じて使い分けて、相手に感謝の気持ちをしっかり伝えましょう!

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