「おごる」を英語で!スマートにご馳走したい時のフレーズ11選!
年齢や経験を重ねていくほど、人にご馳走する機会は増えていくもの。
皆さんは外国人相手にさらっとご馳走するやりとりはできていますか?お互いに気を使う場面でも、さりげなく英語でやりとりが出来る人は、素敵です。
今回はスマートにおごりたい時に使えるフレーズを紹介します!
友人・同僚におごる時
まずは、友人や同僚におごる時に使える英語フレーズを見ていきましょう!わりとカジュアルな関係にある人に使える表現で、上から目線にならないので押さえておきたい言い回しです。
It’s on me.
今日は私のおごりです。
今回のように”on”を使った英語表現には、 シンプルで使いやすいものが多く、人に何かをおごる時の定番です。
気軽に「おごるよ。」と言いたい時に便利な英語での言い回しなので、覚えておけば友人や後輩を飲みに誘うときに困りません。
A: Oh my God! I’ve never been to a fancy restaurant like this.
(うわ、こんな高そうな店来たことないですよ。)
B: Don’t worry, it’s on me today!
(心配すんな、今日は俺のおごりだから。)
The first drink is on me.
最初の一杯はおごるよ。
上の”It’s on me.”は、その食事や飲み会全体をおごるというニュアンスが強くなるのに対し、最初の一杯だけご馳走したいときは、このフレーズがピッタリです。
お互いに誤解をしない言い方を知っているのも、大人の嗜みのひとつ。後輩を飲みに誘う場合は気を使ってあげたいところですよね。
A: Wanna have dinner with me? The first drink is on me.
(夜ごはん一緒に行かない?最初の一杯はおごるわよ。)
B: Yay! Actually, I have something to tell you.
(やった!実はちょっと先輩にお話ししたいことがあるんです。)
誰かを招待しておごる時
次は、誰かをおもてなししたい時の英語フレーズです。一緒にご飯を食べに行く。というよりは、誰かを招待したい時に使いたい表現です。
It’s my treat.
私がご馳走します。
「もてなす」や「扱う」という意味の”treat”には「おごる」という意味も含まれます。カジュアルな食事や飲み会でも使えるフレーズですが、バースデーパーティーなどのお祝いの席でさらっと使えると素敵な表現です。
ご馳走してもらった人へのご褒美感がぐっと増します。
A: It’s my treat today, eat and drink whatever you want!
(今日は私がご馳走するよ、好きなだけ飲み食いしていいぞ!)
B: Wow! I’ll have a bottle of champagne!
(ワォ!じゃシャンパン開けたい!)
I’ll treat you to dinner.
夕食をご馳走するよ。
食事に誘いたい人がいる場合に、誘い文句としても使いえる英語表現がこちら。”It’s my treat.”がすでに食事や飲み会の席が決定しているのに対し、この表現はまだ具体的に話が進んでない状態で使える表現です。
デートに誘いたい時にも便利ですよ。
A: What are you doing this Friday? If you have time, I’ll treat you to dinner.
(今度の金曜は何してるの?忙しくなければご飯ご馳走させてよ。)
B: Sounds good to me! I want some Italian food.
(いいわね!イタリアン食べないな。)
仲間・家族におごる時
次は、仲間や家族など、より近い関係の人に「何かしてあげたい」気持ちが強い時に使いたい英語表現です。頑張った後輩や助けてくれた同僚をねぎらうために一杯おごるなんて時はこのフレーズがピッタリです。
へまをした時のお詫びにも使えますよ。
I’ll buy you a drink.
一杯おごるよ。
「買う」という意味の”buy”という単語も人にご馳走する時に便利です。”buy+人+物”で「人に物を買う」という意味になります。
「おごる」以外でも”I’ll buy you a toy.”なら「おもちゃを買ってあげるよ。」なんて風にも使えるので、ちょっとご褒美をあげたいなんて時にちょうどいい英語表現です。
A: Today’s client was tough. I’m exhausted.
(今日のお客さんは大変だったな。もうへとへとだよ。)
B: You did it well though, I’ll buy you a drink.
(けどお前よくやってたよ、一杯おごるよ。)
Let me buy you lunch.
お昼おごらせて。
友人に何かしてもらったお礼にご馳走する。なんてシーンもよくありますよね。そんな時は上の表現に”let me~”をつけると「わたしに~させて」という表現になります。
単に「おごるよ」というよりも感謝の気持ちや純粋にご馳走したいというような好意を感じられる英語フレーズです。
A: Hey girl, how was the date last weekend?
(ねぇねえ、週末のデートどうだった?)
B: It was great! Thank you for introducing him. Let me buy you lunch! I wanna talk about it!
(最高だったわ!彼を紹介してくれてありがとう。お昼おごらせてよ!デートの話も聞いてほしいし!)
ビジネスパートナーにおごる時
次は、少しかしこまったシーンでも使える英語表現を見ていきましょう。あからさまに「おごる」とか「ご馳走する」と言わなくてもきちんと相手に伝わる表現なので、大人の対応を身に着けたい方は知っておくと便利です。
I’ll take care of it.
ここは私が持ちます。
“take care of~”は「~の世話をする」という意味でよく使われるフレーズですよね。会計の際に伝票を持ってさらりと言えばこなれ感が出ます。このままの言い回しで、仕事でも使えます。「私に任せて下さい。」という意味で、とっても便利。
”it”を他の言葉に置き換えて”I’ll take care of the rest.”にすれば「残りは私がやっておきます。」に早変わり。仕事においても欠かせないフレーズかもしれません。
A: Let’s call it a night. Shall we split the bill?
(今夜はこの辺でお開きにしよう。割り勘でいいよね?)
B: Don’t worry, I’ll take care of it.
(いいよ、ここは俺が持つから。)
I’ll take the bill.
ここは私が。
このフレーズは、食事をしている相手よりも店員さんに対してのフレーズです。相手にも「おごる」という意思を伝えながら、店員さんに支払いをするのは私です。という意思表示ができる英語表現。スマートな大人に使って欲しいですね。
もちろんデート中にもつかえますよ。
A: Here is the bill for the table.
(伝票をお持ちしました。)
B: I’ll take the bill.
(伝票は私に下さい。)
恋人におごる時
最後は、恋人や友人など関係が近い人におごる時のフレーズです。シーンや一緒にいる人によって使う単語を選べるようになると、英語での会話がより楽しめますよね。
I’ll get it.
私が持ちます。
会計の際にさりげなく使うと喜ばれる言い回しです。”get”を使うことでよりカジュアルな印象になります。
上手に使えば次のデートの約束までできてしまうフレーズなので、気になる人がいる方はチャレンジしてみて下さいね。
A: I’ll get it here. You treated me to a wonderful dinner last time.
(ここは私が出すわ。前回素敵なディナーをご馳走してもらったし。)
B: Thank you. It’s my turn next time.
(ありがとう。じゃあ次回は僕がご馳走するね。)
I got it.
支払いは済んでますよ。
女性を喜ばせるのにうってつけのフレーズが、こちら。化粧を直している間に…というやつです。”get”の過去形”got”を使えば、すでに会計を済ませたよ。という表現になります。
このフレーズは会計前にも使えます。払おうとしている相手に「大丈夫だから。払わせて。」というようなニュアンスで使われることが多いです。
A: How much is the bill?
(いくら?)
B: Oh, I got it.
(いいよ、僕が出すよ。)
I’ll bring you a drink.
一杯おごるよ。
「持ってくる」という意味の”bring”を使って「おごる」と表現するのは、英語圏ならではかもしれませんね。直訳すると「君に飲み物を持っていくよ。」という意味ですが、代金と引き換えに飲み物を受け取る海外のバーでは割とよく聞くフレーズです。
映画館やフードコートなど日本でも使える場所がわりとあるので参考にしてみて下さい。
A: I wanted to watch this movie. I’m excited!
(この映画観たかったの。楽しみ!)
B: Me too. Go and keep the seats, I’ll bring you some snacks.
(僕もだよ。先に行って席取っておいて、なんか食べるのも買ってくるから。)
おわりに
相手を飲みに誘って一杯おごるのは、相手との親睦を深めるのに最適。しかも世界共通の方法です。
今回はそのきっかけ作りに役立つフレーズを紹介しました。英語でもスマートにご馳走したい!という方にピッタリの英語表現です。ぜひ使ってみて下さいね。