「難しい」を伝える英語フレーズ!できないと思った時の言葉10選!
仕事や勉強をしているときに、「これは難しい。」「できないかもしれない。」と思ったときどのように伝えますか?何でもできれば良いのですが、人間ですからそうはいかないもの・・・。
今回は、さまざまな「難しい」を伝える英語フレーズを紹介します!
「少し難しい」簡単じゃないと伝えるフレーズ
「すごく難しいというわけではないけど、簡単でもない。」というときに使えるフレーズを紹介します。
It’s not so easy.
そんなに簡単じゃない。
難しくはない、でもやろうとすると簡単じゃない・・・そんな気持ちを伝える英語です。”so”をつけることで、「そんなに」というニュアンスを表現できます。
A: You’re always almost late. You should get up earlier.
(いつも遅刻ギリギリだよね。もっと早く起きれば?)
B: I know I should do that, but it’s not so easy for me.
(わかってるよ、でもそんな簡単じゃないんだよ。)
It’s a bit tricky.
ちょっと複雑だね。
全く理解できないわけじゃない、ものすごく時間がかかる難しさではない。でも、ちょっとわかりずらいなと感じるときに使えるのがこの英語!
“tricky”という英語には「手ぎわを要する」「巧妙な」などの意味があり、いろいろと手間がかかることを表現します。そこから「複雑」という意味としても使われていて、この表現では「少し」を表す英語”a bit”を使って、その内容がちょっと複雑で難しいということを伝えられます。
A: Did you get how to go to the Star Hotel?
(スターホテルの行き方、分かった?)
B: Mm...It’s a bit tricky. Can you draw a map for me?
(うーん。ちょっと複雑だね。地図書いてもらってもいいかな?)
It’s not the easiest thing to do in the world.
決して楽なことじゃない。
直訳すると「世界で一番簡単なことではない」となり、ちょっと回りくどい表現に感じられるかもしれませんが、遠回しに「少し難しい」ということを伝えられます。相手の気持ちを不快にさせないように、こういった遠回しな表現を覚えておくことも大切です。
A: You should always make your girlfriend happy! It’s the key to get along well with her.
(いつも彼女を幸せな気持ちにさせればいいんだよ。それが上手くやっていくコツだって。)
B: I think it’s not the easiest thing to do in the world.
(そんな楽なことじゃないと思うよ。)
It isn’t a walk in the park.
単純なことじゃない。
「単純なことじゃないんだよ、そんなに・・・」と言いたくなったら、このフレーズを使ってみましょう!
“a walk in the park”で「公園での散歩」という意味で、それくらい気軽で簡単なことを指しています。そこに否定するための、”It isn’t”をつけることで、「そんな単純なことじゃない。」となります。
A: Just ask her to be your girlfriend.
(彼女になってほしいって言っちゃえば。)
B: It isn’t a walk in the park.
(あのね、簡単にはできないよ。)
「凄く難しい」大変と伝えるフレーズ
「たくさん課題を出されてしまった!」「大きなプロジェクトを任された」仕事や学校でそんな状況になることがあると思います。終わらせるのに時間がかかったり、自分の能力以上のことをやらないといけないときに使えるフレーズを紹介します。
It’s tough.
つらいよ。
量がものすごく多いし、時間もかかるし、締切もあるし・・・いっぱいいっぱい!そんなときもありますよね。その物事が大変なものだったり、容赦ないことを表現する英語です。
A: Is your report going well?
(レポートは順調?)
B: No, it’s really tough. I don’t think I can finish it by next week.
(いや、すごく苦労してる。来週までに終わる気がしないよ。)
It’s stiff.
厳しいね。
いろいろな条件や状況を考えて、「これは相当厳しいな。」と感じたときの英語です。この英語は、通常よりも状況が難しかったり深刻なときに使われます。
他の表現と比べて「難しい」を表現するときに使われる頻度は少なめですが、使うときには状況がものすごく厳しいものだと伝えることができます。
A: Do you think Ted is up against some stiff competition?
(テッドは厳しい競争に耐えられると思う?)
B: Well, I don’t think so.
(うーん、そうは思わないな。)
It’s almost impossible.
ほぼ不可能です。
ハッキリ無理とは言わないけれど、可能性はほぼゼロに近いよね・・・とあきらめにも似たそんな気持ちを表現できる英語です。
「お金持ちで優しくてカッコいい人と結婚する」とか「ビジネスを成功させて1カ月で1億円稼ぐ」とか・・・あり得なくはないけど、「奇跡」が起きない限り無理だろうという気持ちが込められています。
A: It’s almost impossible to understand everyone’s feeling.
(みんなの気持ちを理解するなんてほぼ不可能だよね。)
B: Yeah, I agree, but we should try to do that.
(うん、その通りだね。でも、努力はしないとね。)
「今のままでは難しい」努力が必要と伝えるフレーズ
ただ難しいだけではなく、かなりの努力が必要だと感じたときに使えるフレーズです。
It’s strenuous.
相当な努力が必要だ。
やってやれなくはないよ、でも相当頑張らないと無理でしょ!そんなときにはこの英語が使えます。努力の中でも、力仕事や体仕事など特に体力的なことに対して使われます。
A: Mr. Harris asked us to carry these boxes to the 15th floor.
(ハリスさんがこの箱を15回まで運べって。)
B: What? The elevator is not in service now, so we have to go up the stairs. It’s strenuous.
(何だって?エレベータはメンテナンス中だから、階段上らなきゃ。これは大変だぞ。)
It’s quite demanding.
要求がかなり多い。
「あれもやらなきゃ!これもやらなきゃ!」そう感じることもあると思います。そんなときはこのフレーズがピッタリです!これは、多くの仕事やスキルが必要とされていると感じる気持ちを表現します。
“quite”は”very”などと同様に何かを強調するときに使う英語です。”demanding”で「何かを要求する」という意味です。
A: How’s your babysitting job?
(ベビーシッターの仕事はどう?)
B: It depends on kids. It’s sometimes quite demanding.
(子供による。時々、かなりのスキルを要求されるよ。)
It can be grueling at times.
かなり大変なこともあるかもしれないよ。
必ずとは言わないけど、努力が必要になるかもしれないというときに役立つ英語です。上の2つとは違って、あくまでも可能性の話。
“grueling”には「長時間の努力が必要である」「へとへとに疲れる」ということを意味し、この表現を直訳すると「時々、ものすごく努力が必要な可能性がある。」となり、もしかしたらたくさん努力をしないと終えることができないかもしれないと伝えられます。
A: I’ll take the French course of Mr. Jones.
(ジョーンズ先生のフランス語の授業を取ることにしたよ。)
B: Are you sure? It can be grueling at times.
(本当に?かなり大変なときもあるみたいだよ。)
おわりに
いかがでしたか?「難しい」を表現する英語フレーズを紹介しました。「難しい」という一言にもいろいろな表現の仕方があります。自分がやらなくちゃいけないことは、一体どのくらい難しいことなのか、フレーズを上手に使いわけて伝えられるといいですね!