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「遅らせる」は英語で?スケジュールを後にずらしたい時の表現10選!

 

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「ちょっと待ち合わせ時間を遅らせたいんだけど。」
「会議の日程を少しずらせますか?」

友達との待ち合わせや、会議の予定など、予め決めていたスケジュールを変更しないといけないことってよくありますよね?

そんな時、英語でどうやって尋ねればいいかご存知でしょうか?

今回は、そんな「遅らせる」の英語フレーズを2つのシチュエーションにわけてご紹介します。



予定を遅らせたい

まずは、友達との約束、会議、納期、予約など、決まっていた予定を後ろにずらしたい時の英語フレーズを紹介します。

Could we reschedule our meeting to ◯◯?

会議を◯◯に遅らせることはできますか?

“reschedule”は、英語で「スケジュールを変更する」「予定を再調整する」という意味です。日本語でも「リスケする」と言ったりしますよね。

日常会話でも使えますが、どちらかというとビジネスでよく使う英語表現になります。

A: Could we reschedule our meeting to next week?
(会議を来週に遅らせることはできますか?)
B: No problem. When’s good for you?
(問題ないですよ。いつがご都合よろしいですか?)

もう少しカジュアルにお願いしたい時には、”Can we 〜?”も使えますよ。

Can we reschedule our meeting to 5pm? (会議を5時に遅らせることはできますか?)

Could I delay our meeting to ◯◯?

打ち合わせを◯◯に遅らせることはできますか?

英語”delay”は、飛行機の遅延などで聞いた事があるかもしれません。

「遅延」という意味だけではなく、「先延ばしにする」「時期を後にする」という動詞としての意味もあって、スケジュールを後にずらしたい時に使えます。

こちらも、どちらかというとフォーマルな印象のフレーズです。

A: Could I delay our meeting to 3pm? I’m stuck in terrible traffic. I don’t think I can be back in the office before 3pm.
(打ち合わせを3時に遅らせることはできますか?ひどい渋滞にはまってしまって、3時前にはオフィスに戻れないと思うので。)
B: Ok.
(了解。)

Can we push it back to ◯◯?

◯◯に遅らせることはできますか?

英語”push back”はそのまま訳すと「後ろへ押す」となりますが、スケジュールについて話す時には「(予定を)ずらす」という意味で使います。日常会話でもよく聞く英語表現ですよ。

“to ◯◯”の◯◯に変更したい日時を入れて、いつに遅らせたいのかを伝えましょう。また、ここでの”it”は、ずらしたい予定の事を指しています。

A: Just to remind you. There’s a meeting scheduled at 4pm this afternoon.
(念のための連絡だけど、今日の午後4時から会議があるからね。)
B: Yeah. But you know what, can we push it back to 5pm? There is an emergency situation that I need to deal with right away.
(うん。それなんだけど、5時に遅らせることはできるかな?今ちょっと緊急事態で、すぐに対応しないといけない案件があるんだ。)

ちなみに、”to ◯◯”の代わりに”by ◯◯”を使えば、どれくらいの時間を遅らせたいのか伝える事もできます。

この場合の◯◯には日時ではなく、”30 mintues”や”a couple of days”などの時間を入れてください。

Can we push it back by 30 minutes?(30分、遅らせることはできますか?)

Can we push it back by a couple of days? (数日間、遅らせることはできますか?)

また、”it”の代わりに具体的な予定を入れて使うこともできます。その際は”push ◯◯ back”でも、”push back ◯◯”でもどちらでも大丈夫です。

Can we push back our meeting to 5pm? (会議を5時に遅らせることはできますか?)

I’d like to postpone the shipment till later.

出荷を少し後に遅らせたいのですが。

英語”postpone”には「延期する」「先延ばしにする」という意味で、フォーマルな印象の単語になります。

“till”は「〜まで」という意味で、”postpone”と一緒に「〜まで延期する」という使い方をするのでセットで覚えてしまいましょう。

ここでは「後で」という意味の”later”を使っているので、「少し後に延期する」となります。

“I’d like to 〜.”は「〜したいのですが」といったニュアンスで、丁寧に依頼したい時の英語表現です。

A: I’d like to postpone the shipment till later. I haven’t received a payment for this order.
(出荷を少し後に遅らせたいのですが。こちらの注文分はまだお支払いいただいていませんので。)
B: Ok. Please ship as soon as the payment is recieved.
(了解です。支払いが確認できしだい、出荷をお願いします。)

いつまで遅らせたいのか決まっている場合は、”till later”の”later”の代わりに日時を入れて使えますよ。

I’d like to postpone the shipment till next Monday. (来週の月曜日まで出荷を遅らせたいのですが。)

Is it possible to move it to ◯◯?

◯◯に遅らせることはできますか?

英語”move”には「移動させる」という意味があって、スケジュールを動かしたい場面でも使えますよ。

“Is it possible to 〜?”は、「〜することは可能ですか?」といったニュアンスです。

ここでの”it”は、会議や予約などの予定を指しています。”to ◯◯”の◯◯に日時を入れて、いつに変更したいのか伝えましょう。

A: I’m calling to change my reservation for tomorrow at 7:30pm. My name is Keiko. Is it possible to move it to 8:30pm?
(明日の7時半の予約を変更したいのですが。名前はケイコです。時間を8時半に遅らせることはできますか?)
B: Certainly.
(かしこまりました。)

Can we meet at ◯◯ instead?

待ち合わせを◯◯時に遅らせることはできますか?

“instead”は英語で「代わりに」という意味。フレーズを直訳すると「代わりに◯◯時に会うことはできますか?」となります。

予定の時間をずらしたい場面で”instead”を使えば、「予定を変更して」というニュアンスを表すことができます。

A: Can we meet at 1pm instead?
(待ち合わせを1時に遅らせることはできますか?)
B: That’s fine.
(大丈夫ですよ。)

時間ではなく日にちを変更したい時には、”at ◯◯”の代わりに、”on ◯◯”を使ってくださいね。

Can we meet on Saturday instead? (会うのを土曜日にずらすことはできますか?)

Let’s say ◯◯ instead?

代わりに◯◯にしましょうか?

こちらも「代わりに」という意味の”instead”を使った英語フレーズ。

“let’s say”は”let us say”の略ですが、「例えば〜かな」「〜ということにしておこうか」といったニュアンスがあって、相手に軽く提案したい時に便利な言い回しです。

フレーズ全体で「予定変更して、◯◯にしましょうか?」といった感じになります。◯◯に時刻や日にちを入れて使ってくださいね。

A: Sorry, I’m not sure if I can make it to the lunch meeting on time. Can we delay till a bit later?
(申し訳ないんですが、ランチミーティングに間に合うかどうかわかりません。少し時間をずらせますか?)
B: Oh that’s ok. Then, let’s say 1pm instead?
(大丈夫ですよ。じゃあ、代わりに1時にしましょうか?)


チェックアウトを遅らせたい

続いて、ホテルでチェックアウトの時間をずらしたい時に使える英語フレーズを紹介します。

Could I delay my check-out for a couple of hours?

チェックアウトを数時間ほど遅らせることはできますか?

「チェックアウト」は英語でもそのまま”check-out”です。

“delay”はすでに紹介しましたが「先延ばしにする」「時期を後にする」という意味でしたね。”for”の後には、延長したい時間を入れて使ってください。

“Could I 〜?”を使っていて、丁寧なお願いの仕方になります。

A: How may I help you?
(いかがなさいましたか?)
B: Could I delay my check-out for a couple of hours?
(チェックアウトを数時間ほど遅らせることはできますか?)

Can I push back my check-out to 1pm?

チェックアウトを1時に遅らせることはできますか?

“push back”は「(予定を)ずらす」という意味の英語でしたね。

“to”の後に、チェックアウトを何時にしたいのか入れて使ってください。先に紹介した”Could I delay 〜?”よりも、こちらの英語フレーズの方が少しカジュアルな印象になります。

A: Can I push back my check-out to 1pm?
(チェックアウトを1時に遅らせることはできますか?)
B: One moment please. I’ll check the availability.
(少しお待ちください。空き状況を確認しますね。)

I’d like a late check-out.

チェックアウトを遅らせたいのですが。

英語”late check-out”は、日本語でもそのまま「レイト・チェックアウト」のことです。

“I’d like 〜.”は、「私は〜が欲しい」という意味の”I want 〜.”を丁寧にしたもので、相手に依頼したい時に使える便利な英語表現です。「〜をいただきたいのですが」といったニュアンスになります。

A: I’d like a late check-out.
(チェックアウトを遅らせたいのですが。)
B: Yes, a late check-out is available till 3pm with 50% of the room rate. What time would you like to check out?
(はい、午後3時まででしたら、お部屋料金の50%かかりますが、レイトチェックアウトが可能です。何時にチェックアウト予定でしょうか?)


おわりに

いかがでしたか?

予定を後ろにずらしたい時の「遅らせる」には、いろいろな表現の仕方がありましたね。

やむを得ず予定変更しなければならない時には、紹介した英語フレーズを使ってスマートにお願いできるといいですね!

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