かっこいい英語スラング!絶対に覚えておきたいフレーズ13選!
生きた言葉を学びんで、かっこいい英語を喋りたい…そう思っているならおさえておきたいのがスラング。教科書には載っていない用法で使われる英語はたくさん存在します。知っているかいないかで日常会話は大きく変わってきますよ。
ということで今回は絶対に覚えておきたい「かっこいいスラング」をご紹介します!使いこなせると一気にネイティブ感が増す英語スラングなので、要チェック!
日常会話系
What’s up?
最近どう?
アメリカの日常会話でしょっちゅう耳にするのがこの英語スラング。初めて聞いた人は、返答に戸惑ってしまいますよね。
これは親しい間柄で交わされる挨拶で「最近何かあった?」といった感覚で使われます。”How are you?”(元気ですか?)に近いものがありますが、”What’s up?”は最近起こった出来事を聞くニュアンスが強い挨拶です。旅行に行った話や最近デートに行った話などの話題があればそのことを伝えてもいいし、特に何もなければ”Not much.”や”Nothing much.”(特に何もないよ。)と返事をしましょう。ちなみに”Not much.”と返すことの方が圧倒的に多いので、無理に話題を探さなくても構いませんよ!
Hey, what’s up?
(やぁ、最近どう?)
Not much.
(特に何もないよ。)
ちなみにこの”What’s up?”は相手の返答を全く求めない声かけとしても使われます。日本で言うところの「よっ!」「おっす!」と少し感覚が似ているかもしれません。すれ違った友達や出会い頭にサラッと言うパターンが多いですね。いずれにせよ、この英語表現に対する返答は深く考えなくても大丈夫。自然にこの英語が使えるようになるとかっこいいですね。
I’ve got so much stuff to do.
やることがいっぱいあるんだよ。
“stuff”は考えうるあらゆるものを示す便利なスラングです。基本的にどんな言葉にも置き換えられます。説明がめんどくさい時、的確な言葉が見つからない時、適当に返事をしたい時などの場面で大活躍。しかし使いすぎると非常に中身のない会話になるのでご注意!
Sorry, I can’t go shopping with you today. I’ve got so much stuff to do.
(ごめん、今日一緒に買い物いけないや。やることいっぱいあるの。)
What did you buy at the mall?
(モールで何買ったの?)
I bought some summer sale stuff.
(夏物セールのものを買ったよ。)
日本人がよくやる間違いが”stuffs”というように”s”をつけて複数形にしようとすること。”stuff”は既に複数形の英語なので、”s”をつける必要はありませんよ。
Dude
おまえ/ ねぇ /すげぇ
“dude”という英語はなかなか説明の難しいスラングです。とにかく意味が多く、適切な日本語訳がないかもしれません。いくつかある使われ方を紹介します。
①人を示す
“dude”はもともと「やつ」「野郎」を意味する英語でした。サーファーやスケーターの間でよく言われていたのですが今では多くの人が使い、女性を対象にしても用いられるスラングです。
Who’s that dude over there?
(あそこにいるやつ誰?)
②会話を始める
特に意味を持たず、ただ何かを発言する前に”Dude, 〇〇.”と言うことがあります。日本語でいうところの「ねぇ」の感覚でしょうか。カリフォルニアの若者がよく使うスラングですね。いかにもネイティブらしいかっこいい使い方です。
Dude, you have no idea what I did yesterday.
(ねぇ、昨日私がやっちゃったこと想像もつかないよ。)
③相手の発言に対する反応
相手が言ったことに対して、驚きや感動を表す英語としても”dude”は使われます。
I got a new car!
(新しい車買ったよ!)
Dude, that’s awesome!
(すげぇ、やったじゃん!)
よく使われるスラングなので、覚えておきましょう!かっこいい相手を見つけた時は”Dude, that guy was so hot!”(ねぇ、さっきの人超かっこいいじゃん!)なんて友達と盛り上がってみては?
賛同系
Word.
その通り。
“word”というと「単語のこと?」なんて思う人もいますが、使い方によっては「その通り。」「言えてるね。」という同意を表す英語になります。”I agree.”(同意です。)のスラングという認識で覚えましょう。
Man, this song rocks!
(おい、この歌最高にかっこいいじゃん!)
Word!
(ね!)
一言で済んでしまうので、トライしやすい英語ですね!
Can I get an amen?
同意してくれる?
“Amen.”(アーメン)はキリスト教で祈りの最後に唱える言葉ですよね。しかし”amen”は「その通り」「よろしい」といった同意を表す英語でもあります。つまり”Can I get an amen?”は「あなたの同意をくれますか?」という訳になるので、自分の発言に同意をして欲しい時に言うことができますよ。フォーマルの場では使われないスラングですので、友達間で言いましょう。
How he treated her the other day was so rude. Can I get an amen?
(この間の彼の彼女に対する扱い、すごく失礼だったよね?そう思わない?)
アメリカ英語では”amen”を「エイメン」という言うことが多いので、発音には気をつけましょう!
遊ぶ系
Let’s hang out.
遊ぼうよ。
“hang out”とはカジュアルに誰かと遊びに出かける時に使われる動詞です。特に目的やイベントがあるわけでなく、ただブラブラする時に適した英語表現ですね。
Hey, it’s great to see you again. Let’s hang out sometime.
(また会えて良かったよ。たまに遊ぼうね。)
また、友達に「今なにしてるの?」と聞いた時に”Just hanging out.”と返事がきたら、「特に何もしてなくて暇」と捉えて大丈夫です。
What are you doing?
(何してるの?)
Nothing much. Just hanging out with Melanie.
(特に何も。メラニーとブラブラしてるだけ。)
Just chilling.
ダラダラしてるだけ。
“chill”にも複数の意味があるので、いくつか紹介します。
①くつろぐ
“chill”とは「冷ます」などの意味で使われますが、「たむろする」「くつろぐ」といったスラングとしても知られています。友達といる時にも使われるので”hang out”に少し似ているところがありますが、リラックスしている様子がニュアンスとして強いです。
What are you guys doing?
(何してるの?)
Just chilling. Wanna come round?
(ダラダラしてるだけ。来たい?)
②かっこいい/イケてる
他にも「かっこいい」という形容詞としても使われます。人や物の両方を対象に言うことが可能です。
Check out my new phone.
(新しい携帯見てみろよ。)
Yeah, that’s pretty chill.
(いいね、かっこいいよ。)
③落ち着け
もし誰か別の人に”You need to chill.”と言われたら、良い意味ではありません。これはあなたが過剰反応をしている時やイライラしている時に「落ち着きなって」という気持ちを込めて言われるスラングです。”chill out”という英語表現になることもありますよ。
The test was so hard. I’m definitely gonna fail.
(あのテスト難し過ぎだよ。絶対落ちたわ。)
You need to chill out. I’m sure you’ll be fine.
(落ち着けって。大丈夫だから。)
感想系
It was awesome.
最高だったよ。
これは好印象なほぼ全てのものに対して使える便利な英語スラング。人・物・経験など対象は様々で、幅広い年齢層が使っています。「素晴らしい」「すごい」「イケてる」といった意味として覚えておきましょう!
How was the movie?
(映画はどうだった?)
It was awesome!
(最高だったよ!)
“Awesome.”の一言で、 シンプルに応答をすることもできます。相手の言ったことに対して「いいよ。」と同意を表す時に使いましょう。
So I’ll pick you up at 2, is that okay?
(じゃあ2時に迎えに行くけど、それでいい?)
Awesome.
(いいよ。)
That was sick.
イケてたよ。
病気のことではありませんよ!スラングとして使われる”sick”は「かっこいい」「イケてる」「すごくいい」という意味を持っています。
Did you enjoy the party last night?
(昨晩のパーティー楽しめた?)
Totally. That was sick!
(もちろん。イケてたよ!)
“awesome”に近い英語ですが、”sick”は若者を中心に使われる言葉です。中高年が使うと、ある意味ギャグになってしまうかも!?
That was a killer.
すごく難しかったね!
「殺人者」で知られる”killer”ですが、スラングで使われるとネガティブな意味とポジティブな意味の両方を合わせ持った英語になります。
①すごく難しい/つらい
ネガティブな場合は、すごく難しいことやつらいことを表現する際に使われます。試験の問題が難しい時や、10km走らされて体力的にしんどい時などに適していますね。
That exam was a killer!
(あの試験、相当難しかったよ!)
②非常にいい/素晴らしい
逆にポジティブな場合は、感動するほど良かったものや素晴らしいものを対象に使われます。
That was a killer performance!
(最高にかっこいいパフォーマンスだったね!)
褒め言葉系
○○ is on fleek.
完璧な○○。
そもそも”fleek”という英語は存在しません。”on fleek”は最近出てきたスラングなので、知っているとかっこいいですね!このフレーズは何かが「完璧」「素晴らしい」時に使われる英語表現です。”○○ is on fleek.”というようにbe動詞を入れる時もあれば、省略をして”○○ on fleek.”とされることもありますよ。
Your eyebrows are on fleek today.
(今日の眉毛キマってるね。)
You have swag.
かっこいいね。
ヒップホップ音楽でよく耳にするこの”swag”というスラング。アメリカの若者を中心に使われる英語で、センスやファッションなどを表す言葉として知られています。
もともとは花飾りなどを表す単語だったのですが、現代スラングとして使われている定義は実は曖昧です。傾向としては”cool”と思うものに対して、褒め言葉として使われます。「自分を持っていること」や「かっこいいスタイル」を表す英語としてよく使用されているようですが、あまりこの言葉を連発していると知性を疑われることがあるので注意したいスラングです。
That guy has swag.
(あいつは自分を持っていてかっこいい。)
You’re ripped.
筋肉ムキムキじゃん。
“ripped”は「引き裂かれた」という意味で通常使われますが、スラングとして使用された場合は「筋肉モリモリの」「ムキムキ」のという形容詞になります。通常男性に対して使われる英語で、しっかりと鍛えていて身体がムキムキであることを表します。コレを言われたら、どの男性でも嬉しいのでは?
Dude, you’re so ripped!
(おい、すごいムキムキじゃん!)
I started working out 2 hours a day.
(1日2時間運動し始めたんだ。)
おわりに
どうでしたか?海外ドラマなどで聞いたあのスラングもあったりして?
言語も生き物ですので、時代が変わるごとに意味や用法も変化していきます。つまり生きた英語を学ぶためには、その時に使われているスラングの勉強が必須!教科書で学ぶ英語だけではなく、ネイティブが使っている言葉を使えたらかっこいいですよね。
フォーマルな場ではNGなスラングも多いので使うシーンはきちんと判断して、今日から早速スラングを使ってみよう!