映画館の接客英語!チケット販売で使える便利なフレーズ15選!
映画館でチケット販売の仕事をしていたら、海外からのお客様が!どうやら、あまり日本語は得意ではなさそう・・・。そんな時どうしますか?
どの上映時間にするか、座席はどこにするか・・・など、映画館の接客で使う表現は多いものです。今回は、そんなときに役立つ映画館での接客英語のフレーズを紹介します!
映画について説明する
This movie is ○○.
この映画は○○です。
映画のジャンルを説明するときにはこの英語フレーズでOKです。内容を聞かれたからと言って、これから映画を見ようとする人に細かくあらすじを説明する必要はありません。そんなことしたらネタバレですからね(笑)
ただ、映画館で働く人間としては聞かれた映画のジャンルくらいはパッと答えられるようにしておきたいですね。
では、それぞれのジャンルをどんな風に表現したらよいでしょうか?おさえておきたい言葉を紹介します!
action(アクション)
adventure(アドベンチャー・冒険)
comedy(コメディ)
crime(犯罪)
detective(刑事・探偵)
documentary(ドキュメンタリー)
fantasy(ファンタジー)
horror(ホラー)
love story(恋愛)
mystery(ミステリー・推理)
romance(ロマンス)
science fiction(サイエンスフィクション・SF)
thriller(スリラー・サスペンス)
It’s with ○○ subtitles.
○○の字幕付きです。
その映画が字幕付きであることを伝える表現です。○○の部分にはその字幕がついている言語を入れましょう。
It’s with English subtitles.
(英語の字幕付きです。)
It’s just been released.
公開したばかりです。
その映画が最新のもので公開されたばかりのときにはこんなフレーズもおススメ。”released”という映画はCDや本などだけではなく、映画にも使うことができるんです。
It’s been out for about ○ weeks/months.
公開されて○週間くらい/○カ月間くらい経ってます。
こちらは映画が公開されてどのくらい経つかを伝えるときに使えます。
A: Has it just been released?
(公開されてばかりですか?)
B: No, it’s been out for about two weeks.
(いいえ、公開されて2週間くらい経ってます。)
映画を選んでもらう
Which movie/film would you like to see?
どの映画をご覧になりますか?
どの映画を見たいのか聞くときの表現。”movie”はアメリカ英語、”film”はイギリス英語です。
アメリカの方に”film”と言って通じないということはありません。その逆でイギリスの方に”movie”と言ってもわかります。ただ、念のためどちらの表現も知っておきましょう。
For what time?
何時上映の回にしますか?
映画を選んでもらったら次は時間ですね。どの映画館でもおなじみの流れだと思います。シンプルですが、これだけで時間を尋ねることができるのでご安心ください。
座席について説明する
Where would you like to sit?
どちらに座りたいですか?
ほぼどの映画館でも座席を選ぶことができるようになっていますね。そんなときに役立つ表現です。
その他にもこんな言い方ができますよ。
Which seat would you like to sit? (どの席に座りたいですか?)
We don’t have any seats available for this movie.
この映画の座席は空いてません。
残念ながら席がいっぱいのときにはこの表現を使って伝えましょう。これだけだと、少し冷たい感じもしてしまうので”I’m sorry, but~”や”I’m afraid~.”をつけて言ってもいいですね。
ちなみに”available”という英語は「利用できる」「得られる」などの意味を持ち、座席などに対して使うと「空いている」というニュアンスになります。
A: I’d like to watch this movie.
(この映画を見たいのですが。)
B: I’m sorry, but we don’t have any seats available for this movie.
(申し訳ありません、この映画の座席は空いてないんです。)
We have several seats available for the ○:○○ movie and the ○:○○ movie.
○:○○と○:○○上映の席は空いています。
具体的な時間を伝えて、席が空いていることを伝えられる英語フレーズです。もし空いてる時間が2つ以上、または1つだけの場合は、それに応じて”the ○:○○ movie”の表現を減らしたり足したりすればOKです。
We have several seats available for the 4 o’clock movie and the 7:30 movie.
(4時と7時半上映の座席は空いてます。)
年齢確認をする
Are you a student or adult?
学生の方ですか、成人の方ですか?
日本人でもそうですが、外国人の中には見た目だけでは年齢が判断しづらい方もいます。そんなときにはこの表現で確認をしましょう。
May I see your student ID?
学生証を見せていただけますか?
学生証を見せてもらいたいときにはこのフレーズを使います。”student ID”という英語で「学生証」という意味になります。
May I see your ID such as a driver’s license or a passport?
免許証やパスポートなど身分証明書はありますか?
多くの映画館で、大人でもシニアデーなどで料金が安くなるサービスがありますよね。
学生以外の方に身分証明書を出してもらうときには、このように言いましょう。日本人だと免許証の他に保険証を使うことが多いですが、海外の方にはパスポートの方が一般的です。
チケットを渡す
Here is your ticket.
こちらがチケットです。
チケットを渡すときにはこちらの言葉を忘れずに。”Here you are.”でも良いのですが、せっかくなので一味違う表現も覚えておきましょう。
もしチケットが複数あった場合にはこのようになります。
Here are your tickets.(こちらがチケットです。)
Please go to screen ○.
スクリーン○へどうぞ。
チケットを渡しながら、どのスクリーンへ行けば良いか案内してあげると親切です。
Enjoy the movie.
映画を楽しんでくださいね。
“Thank you.”などのお礼だけでなく、映画を楽しんでもらいたいという気持ちを最後に伝えるのも良いですね。日本の映画館に来て、こんな言葉を掛けてもらえたらお客様も嬉しいはず!
おわりに
今回は映画館で使える接客英語を紹介しました。いかがでしたか?
短めの表現から少し長めの表現までいろいろありますが、映画館で接客するときにはどれも欠かせないものばかり。少しずつ練習をしておいて、いざというときにスムーズに接客ができるようにしておきましょう!