アパレルの接客英語!ショップ店員の英会話フレーズ13選!
ショップに外国人のお客様。でも、英語で何て話しかけたら良いかわからなかった…。そんな経験ありませんか?
でも自信を持って、外国人のお客様を英語で接客できるようになりたいですよね!
そこで、今回はアパレルショップの接客でつかえる基本的な英語フレーズと、試着や商品説明に役立つフレーズをご紹介します!
基本の接客編
May I help you?
何かお探しですか?
アパレルのみならず、接客の世界ではとても頻繁に使われるポピュラーな接客フレーズですね。
訳はそのお店の種類によって様々ですが、アパレルの世界では「いらっしゃいませ」の気持ちも込めて「何かお探しですか?」、「何かお手伝いいたしましょうか?」との意味を持って声をかけることが多いですね。
A: May I help you, sir?
(何かお探しですか?)
B: Yes, I am looking for a jacket.
(はい、ジャケットを探しているんですが。)
Let me know if you need any help.
何かありましたらお声がけくださいね。
“May I help you?”と声をかけて”I’m fine”や”Just looking, thanks”などと「大丈夫です。」と言われたときに使えるフレーズです。
しつこい接客が嫌がれるのは日本人も外国人も一緒です!
Is there anything you are looking for in particular?
何か決まったものをお探しですか?
ちょっと足早に特定の場所へ直行されているお客様…きっと何か決まったアイテムをお探しのはず。そんなときはこちらの英語フレーズです。
A: Is there anything you are looking for in particular, ma’am?
(何か決まったものをお探しですか?)
B: Yes, I’m looking for the white jacket with a tall collar. I saw it here yesterday.
(襟の高い白いジャケットを探しているんです。昨日見たんですが。)
How do you like this one?
こちらはいかがですか?
何かアドバイスを求められ、それに合ったものをお持ちしたときに使える英語フレーズですね。
”How do you like ~”は直訳すると「~は好きですか?」となりますが、アパレルの接客で用いるときは「いかがですか?」、「お好みに合いますか?」という意味合いになります。
A: I’m looking for a white light jacket.
(白い薄手のジャケットを探しているんですが。)
B: Then, how do you like this one?
(そうしましたら、こちらはいかがですか?)
試着編
Would you like to try it on?
試着してみますか?
“try”には「試す」という意味がありますよね。”try on”で「(試しに)着て/履いてみる」という意味になりますので、アパレル店員さんはぜひ覚えておきたいとても便利な英語フレーズです。
Here is the fitting room.
こちらが試着室です。
“fit”には「(衣服などのサイズや型が)合う」という意味があります。こちらから派生して”fitting room”でサイズや型が合うか確認するための「試着室」となります。
A: Can I try this on?
(これを着てみてもいいですか?)
B: Certainly. Here is the fitting room.
(もちろんです。こちらが試着室です。)
How is it?
いかがですか?
アパレルの接客で使う場合は”How does it fit you?”「(サイズや色)は合いますか?」という表現を簡略化した言い方としてこちらの英語フレーズが使われます。
こちらのフレーズで試着中のお客様に大きすぎないか、小さすぎないか、色が合っているかなどを確認していることになります。
A: How is it, Sir?
(いかがですか?)
B: It fits perfecty!
(ぴったりです!)
Would you like to try a larger/smaller size?
大きい/小さいサイズを試してみますか?
試着室で試されたお客様に呼ばれたときにかけてあげる英語フレーズですね。もちろん洋服以外の靴など、サイズ展開のあるものであればこちらのフレーズでOK。
A: It seems like it is too big around the waist.
(ウェストまわりが少し大きいようです。)
B: Would you like to try a smaller size?
(小さめのサイズを試してみますか?)
Would you like to try this ◯◯?
こちらの◯◯も試着してみますか?
色、サイズ、デザインは衣服選びにはどれも重要なポイントですね。選択肢を増やしてあげるのもアパレルの接客では大切。色やデザインの展開が豊富なアイテムのときはぜひ使ってみてください。
A: Would you like to try this design?
(こちらのデザインも試着してみますか?)
B: Yes, I’d love to!
(ぜひ!)
商品説明編
Let me know if you need a different size.
ほかのサイズをご希望でしたらおっしゃってください。
お店のアイテムを見ているお客様が何かひとつを手にとったときにぜひかけたい英語フレーズです。
ここでひとつぜひ覚えておきたいサイズにまつわる英語知識をご紹介します。
サイズを表すとき、日本語のように”S(エス)”、”M(エム)”、”L(エル)”という表現方法は一般的ではありません。英語では”Small”、”Medium”、”Large”と略さずに言い、これはファーストフードでポテトやドリンクのサイズを伝えるときも一緒です。
また、フリーサイズ(サイズ展開がひとつ)は和製英語なので、英語では”one size fits all”と表現します。
A: Let me know if you need a different size.
(ほかのサイズをご希望でしたらおっしゃってください。)
B: Thanks. This looks a bit too small for me. May I have a look at a larger one?
(そうね、ちょっと小さそうだから大きいのを見せてくれる?)
It comes in different colors too.
ほかの色もありますよ。
何かのアイテムを手にとられたお客様に、ほかの色もあることを伝えたい場合に使える英語フレーズですね。
”come in ~”「~で売られている/生産されている」という表現方法があります。アパレルの世界ではよく使われる表現ですね。”different colors”のほかに”different sizes”(ほかのサイズ)、”two designs”(二種類のデザイン)などと応用ができます。
A: This skirt comes in different colors too.
(ほかの色もあるんですよ。)
B: Really? Can I see them all?
(本当に?全部見せてもらえますか?)
It is very suitable for the coming season.
これからのシーズンにぴったりですよ。
生地の厚さや色味など、シーズンに合ったものを提案するのもアパレルの接客ではとても重要ですよね。
A: This light blue jacket will be very suitable for the coming season.
(この水色のジャケットはこれからのシーズンにぴったりですよ。)
B: I see. Then I’ll take this one.
(なるほど。じゃこれにします。)
It is scheduled to arrive in ◯days(weeks).
あと◯日(週)で入荷する予定です。
残念ながら店頭には欠品状態。でもせっかく気に入ってくださったのであれば、ぜひ買っていただきたいですよね。そんなときはこちらの英語フレーズで次の入荷状況をご説明してみましょう。
日数を表すときは”in a week”「一週間で」、”in three days”「3日で」と表現します。
A: Unfortunately, it is out of stock at the moment. It is scheduled to arrive in three days. Would you like us to keep one for you?
(申し訳ありません、今在庫がないのですが、あと3日で入荷します。お取り置きしておきますか?)
B: That will be great. I’ll come back then.
(それは助かります。またそのときに来店します。)
単数?複数?間違いやすいアイテム例
【単数扱い】
スーツ / a suit
以下は“pair of”がついてふたつでワンセットとなる単数扱いのアイテム
靴下 / a pair of socks
靴 / a pair of shoes
イアリング/ a pair of earrings
めがね / a pair of glasses
【複数扱い】
洋服 / these clothes
ズボン / these trousers
短パン/ these shorts
おわりに
アパレルショップの接客はある程度決まったフレーズで対応することが多いですね。
さらに進んで色々とご提案するには、今回ご紹介したフレーズに、アパレル特有の衣服の名称やデザイン用語などを合わせて覚えておくと、かなり幅広い英会話に発展させることができるはずです!