忘れ物の英語!ホテルに置いてきてしまった時の対応表現12選!
あちゃー…どうやらホテルに忘れ物をしてきたみたい…!
海外旅行先でウキウキ気分でいると、ついついうっかりとしてしまいがち。大切なものを部屋に置きっぱなしにしてきちゃうなんてこと、意外に結構ありますよね。
海外は日本とは違い、落とし物をしても戻ってくる可能性が非常に少ないです。しかしホテルの部屋に置き忘れたのであれば、まだ望みはあるはず!
万が一のケースに備え、今回は「ホテルで忘れ物をした時の対応英語フレーズ」を学んでいきましょう!
その場で気づいてフロントで聞く場合
チェックアウト後に「あ!」と気づけた場合は、そのままホテルのフロントまで行って対応してもらいましょう!
I have just checked out, but I realized that I left something in the room.
今チェックアウトしたばかりなんですが、部屋に忘れ物をしてしまったことに気づきました。
ポイントは「さっきチェックしたばかり」を伝えること!ホテル側はお客さんがいつ泊まっていたのかやいつチェックアウトしたのかという情報を頼りに忘れ物を探すので、「今日チェックアウト」したことを伝えるのは大切です。
現在完了形に “just”を合わせることで、「まさに今したばかり」を英語で表現できます。
A: Excuse me. I have just checked out, but I realized that I left something in the room.
(すみません。今チェックアウトしたばかりなんですが、部屋に忘れ物をしてしまったことに気づきました。)
B: Okay, no problem. What room was that?
(分かりました、問題ありません。お部屋はどちらでしたか?)
A: It was 705.
(705号室でした。)
忘れ物をしたのがホテルの部屋なのかが確信を持てない場合は、”I think”を前に置くといいでしょう!
I have just checked out, but I think I left something in the room.(今チェックアウトしたばかりなのですが、部屋に忘れ物をしちゃったと思うんですけど。)
Would you please check it for me?
私の代わりに確認してもらってもいいですか?
基本的に「忘れ物をした」と伝えれば、ホテル側がその後の手順を色々提示してくれるはずですが、もし自分から対応をお願いするなら、コチラの英語表現を使ってみてもいいですね!
鍵を返してしまっているので、ホテルのスタッフに確認してもらうのが一番楽でしょう。”for me”をつけることで、「私のために」、「私の代わりに」といったニュアンスを出せます。
May I go and get it?
自分で取りに行ってもいいですか?
部屋のどこに忘れてきたかの自覚があるなら、自分で行った方が早いもの。忘れ物の詳細や置き場所を英語で説明するのが緊張しちゃうという場合も、やはり自分で行きたいですよね!
その場合はきちんと自分で取ってもいいかを確認しましょう。ただしセキュリティの都合上、スタッフと同伴で行く事になるかもしれませんが、自分の目で見れるので安心ですよね!
現地で気づいて電話をする場合
ホテルを出てからしばらく経ってしまったけど、まだ現地にいる場合はすぐに電話で問い合わせてみましょう!
I checked out of your hotel yesterday, and I just realized that I left my jacket in the room.
昨日そちらのホテルをチェックアウトした者ですが、今部屋にジャケットを忘れてしまったことに気づきました。
先ほど紹介した英語フレーズと似ていますが、ここでのポイントは「あなたのホテルをチェックアウトした」というアピールと、「いつチェックアウトしたか」の情報です。
そして既にホテルから離れていることを考えると、自ら確認できないので、忘れ物の内容を具体的にした方がいいですよね!例文の “my jacket”のように何を忘れたのかをハッキリと言うのがいいでしょう。
A: Good afternoon. ABC Hotel. Kate speaking.
(こんにちは、ABCホテルです。ケイトが承ります。)
B: Hi. I checked out of your hotel yesterday, and I just realized that I left my jacket in the room.
(もしもし、昨日そちらのホテルをチェックアウトした者ですが、今部屋にジャケットを忘れてしまったことに気づきました。)
A: Okay, I’ll connect you directly to the lost and found team. Just one moment, please.
(705号室でした。)
B: Thank you.
(ありがとうございます。)
Yes, exactly that.
はい、まさにそれです。
電話で問い合わせをすると、基本的に向こうがどんどんリードしてくれるはずなので、聞かれた質問にその都度答えていればOKです。
“What room was that?”や“What was your room number?”(お部屋はどちらでしたか?)と聞かれたら、部屋番号を“505”(five-o-five)というように答えれば良いですし、“Could you describe your item?”(どんな物か説明してくれますか?)だったら、なるべく細かく忘れ物の詳細を伝えましょう。
そういったやり取りの後、向こう側が自分の忘れ物を「コレですか?」と尋ねてきたら、“Yes, exactly that.”(はい、まさにそれです。)と返事をすればOK!
この英語表現なら、興奮して”Yes yes yes!”なんて反応するよりもクールに対応できますよね笑
A: What was your room number?
(部屋番号は何でしたか?)
B: 505.
(505号室です。)
A: Okay, what we have with us is a black leather jacket with studs on the shoulders.
(そうですね、あるのは肩にスタッズのついた黒のレザージャケットですが。)
B: Yes, exactly that.
(はい、まさにそれです。)
忘れ物のシチュエーションでなくとも、相手の言った内容に対して「まさにそれです」と同調したい時は、“Exactly that.”を使ってみてくださいね!
Could you send that over?
こちらに送って頂けますか?
配送をしてもらいたい場合は、”send”もしくは”send over”という英語表現を使って質問しましょう!”send”だけでも「送る」の意味になるのですが、わざわざ遠い場所まで送る感じなので「越えて」というニュアンスの “over”をつけると自然で良いですね。
A: Could you send that over?
(こちらに送って頂けますか?)
B: Sure. We’ll have to charge the shipping to your credit card that’s on the account. Is that okay?
(もちろんです。アカウント上に載っているクレジットカードに送料を請求することになりますが、大丈夫でしょうか?)
A: No problem. Should I give you my address now?
(問題ないです。今住所をお伝えしましょうか?)
B: We already have your address on file, but will that be different?
(記録にお客様の住所が既にあるのですが、違うものになるでしょうか?)
A: Then, it should be fine. But just to be sure, could you read out it for me?
(であれば大丈夫です。でも念のため読み上げてもらってもいいですか?)
送ってもらう時は、しっかり住所を確認しましょう!場合によっては電話番号やメールアドレスなども聞かれるので、自信がない人は前もって紙に書いておいてスラスラ読み上げられるように準備しておくといいですね。
I will come back and pick that up today.
今日戻って引き取りに行きます。
チェックアウト後でもまだ現地にいる場合は、最悪ホテルに戻ることも可能ですよね。それができるのであれば、この英語フレーズを使ってみましょう!
その際は「いつ取りに行くか」を忘れずに伝えてくださいね。
A: I will come back and pick that up today. Probably around 4.
(今日戻って引き取りに行きます。恐らく4時くらいに。)
B: Okay. When you get here, could you tell your name and confirmation number to a desk clerk?
(分かりました。着きましたら受付にお客様の名前と承認番号を伝えてもらっていいですか?)
A: I will. Could you repeat the confirmation number again?
(分かりました。もう一回承認番号を言ってもらってもいいですか?)
What was your name again?
お名前をもう一回お伺いしてもいいですか?
電話でのやり取りは証拠が残らないので、念のため担当してくれた相手の名前を控えておくのが理想的です!
恐らく電話に最初に出た際に向こうは名乗っていたかもしれませんが、しっかり聞き取れて覚えていられる日本人なんて滅多にいません。もう一回聞くのは決して不自然なことではないので、安心してください!
他にはこんな聞き方でもいいですね。
Could I have your name again?(お名前をもう一回お伺いしてもいいですか?)
帰国後に気づいてメールをする場合
帰国後に「しまった…」と気づいた場合は、メールでのやり取りを試みてください!
My name is ○○, and I stayed at your hotel from September 19 to 22.
私の名前は○○で、9月19日から22日におたくのホテルに滞在しました。
まずは自分が何者であるかを伝えたいですね。宿泊客であると分かれば、ホテル側も記録を辿って確認を楽にすることができるはず。「名前」、「宿泊客であったこと」、「滞在日」は必ずメールの頭に入れておくようにしましょう!
部屋番号はカッコ書きで横に添えると情報が集約されていて見やすいかもしれません。
My name is Satomi Yokota, and I stayed at your hotel from September 19 to 22 (Room No. 408).(私の名前はヨコタサトミで、9月19日から22日におたくのホテルに滞在しました<部屋番号408>。)
After I got back home, I realized that I left my skirt in the room.
自宅に帰って後、部屋にスカートを忘れたことに気づきました。
もし現地で気づけていたら、直接フロントに行くか電話をするのが早いはず。でもそうではないメールで対応しているわけなので、「家にもう戻ってしまった」ことを伝えると相手も状況を理解しやすいですよね。
こういう状況であれば、見つかったとしても送ってもらうしか他に道がありません。向こうも次の対応がしやすくなります。
Would you please check if the lost and found has it?
遺失物係が保管しているかどうか確認して頂けますでしょうか?
忘れ物の特徴を細かく説明したら、ホテルの遺失物係がそれを預かっているか確認してもらうようにお願いしましょう。メールの一番の目的になります。
“lost and found”とは直訳すると「無くされて発見された」となり、日本で言うところの落とし物係の扱いになります。面白い英語なので、これを機に覚えておきたいですね!
I would appreciate it if you could send it by cash on delivery to the address below.
以下の住所まで着払いで送って頂けるとありがたいです。
メールの第二の目的は自分の忘れ物を取り返すこと!送ってもらうしかないので、どうして欲しいかをしっかり最後に書いておきましょう。
“cash on delivery”は「代金引き換え払い」を意味し、受け取った側が送料を払う形で送ってもらうことを表す時に使われます。この英語フレーズを書いたら、その下に住所を記載しておきましょうね!
おわりに
いかがでしたか?
今回はホテルで忘れ物をした時の対応英語フレーズをご紹介しました!
忘れ物を海外でとなるといつも以上にパニックになりがちですが、一流のホテルであれば見つかる可能性も高いでしょう。「英語でコンタクト取るの面倒だし…」と思わず、勇気を出して問い合わせてみてください!