電話会議/テレビ会議の英語!進行を円滑にするための表現28選!
遠く離れた部署とのミーティングに便利なのが「電話会議/テレビ会議」。マイクとカメラがあれば、どこでも打ち合わせができますよね!
英語ミーティングの進行方法は、この記事をチェックすれば完璧!
ただし電話やビデオを使った打ち合わせでは、機材を使いますし、その場に一緒にいないため、普通の英語会議とは違ったやり取りが求められることも。
今回はそんなミーティングを円滑に進行させる「電話会議/テレビ会議の英語フレーズ」をご紹介します!
参加者を確認する
まず始めに、電話会議/テレビ会議に出席する参加者の確認フレーズを見ていきましょう。冒頭で役に立つ英語表現ですよ!
Who’s on the call?
誰が参加していますか?
電話会議に参加中の人を知りたい人は、この英語表現を使いましょう。誰かが代表で出席者の名前を報告してくれるはず!
こちら側の出席者を伝える時は、このフレーズを!
We have ○○, △△, and myself from Japan team.(日本チームは○○さん、△△さん、そして私が参加しています。)
We’re just waiting for everyone to join.
みなさんが参加しているのを待っている状態です。
接続をしたのに、会議が始まらずにだんまりな状態だと心配になってしまうもの。でもこの英語表現を使えば、出席者全員の参加を待っているという進行状況を報告することができます。
こういう一言をサッと言えると気が利きますよね!
一緒にこんな英語フレーズを使っても良し!
We’ll get started in a few minutes.(あともう少しで始めます。)
We’ll just wait a few more minutes.(あともう少し待ちましょう。)
Are we waiting on anyone else?
誰か他に待つ人はいますか?
接続してくるのを待たなきゃいけない人が他にもいるかどうかを知りたい時は、この英語フレーズを投げて確認してみましょう。司会進行が声をかけてあげるといいですね。
“wait on”は「(出来事が起きるのを)待つ」という意味なので、接続されるのを待っている状態にピッタリの英語になります!
Is ○○ joining the call today?
今日○○さんは参加予定ですか?
具体的な名前をあげて、その人が電話会議に参加するかどうかを尋ねたい場合に使いましょう!
Is Taka joining the call today?
(今日タカさんは参加予定ですか?)
Should we wait for ○○?
○○さんを待つべきですか?
参加予定の人が接続をしてこない場合、その人なしで電話会議を進行していいのか判断に悩みますよね。
2、3分の遅刻であれば待った方が良さそうですが、15分も遅れるとなると先に始めてしまった方が賢明です。またその人が何かの発表者である時は、尚更待っておいた方がいいでしょう。
こういった判断をするために周りの意見や指示を求めたい時は、この英語フレーズを使ってみてください!
Should we wait for Yamada san? Is she presenting anything today?
(山田さんを待つべきですか?今日彼女は何か発表します?)
自分が遅れた側であれば、参加と同時にこの一言を添えましょう。
Sorry, we’re late.(すみません、遅れてしまいました。)※1人の場合
Sorry, I’m late.(すみません、遅れてしまいました。)※複数人の場合
Are we all on?
みなさん、いますか?
電話会議に参加すべき人が全員オンラインであるかを確認するなら、この英語フレーズを使いましょう!電話が繋がっているか、ビデオに接続されているかどうかをチェックできます。
全員がそろっていることを報告するなら、この英語表現を!
We’re all present over here.(こちらは全員います。)
I think we’re all set.
みなさん、そろってますね。
参加者全員が接続したら、この一言を使いましょう。”set”は「用意ができた」という意味になります。電話会議を進行させるためのきっかけフレーズに!
こんな言い方も!
I think we’re all here.(みなさん、そろってますね。)
I think we’re ready to begin.(始める準備ができたようですね。)
Can I ask that we all state our names, please?
みなさん、それぞれ名前を言って頂いていいですか?
電話会議だと顔が見えないので、誰が参加できているかが確認しづらいものです。その時は冒頭で名前をそれぞれ伝えて、出席をチェックするのがオススメ!
司会者はこの英語表現を使って、名乗るように指示をしてあげましょう。電話会議の進行がスムーズになります!
Let’s begin by taking a roll call.
点呼をとって始めましょう。
参加者確認をしたい場合は、この指示を出しましょう。
“roll call”は「出席確認」や「点呼」を表す英語です。そのためこの場合は司会者がそれぞれの名前を読み上げて、それに対して参加者が返事をするという進行になります。
名前を呼ばれて返事をする時は、以下のいずれかを使ってください!
Here.(はい、います。)
I’m here.(はい、います。)
Yes, I’m here.(はい、います。)
That’s me.(私です。)
Now that we’re all signed in, let’s begin.
みなさん接続ができたので、始めましょう。
参加者全員が無事接続できたら、この英語表現を使って電話会議の始まりを伝えましょう!司会進行の立派な役目ですね。
こんな言い方でもOK。
Now that we’re all connected, let’s get started.(みんさん接続ができたので、始めましょう。)
自己紹介する
電話会議は顔が見えない状況なので、誰が喋っているのかを伝えるのは大切!自分が誰であるかを表現する英語を学びましょう!
It’s ○○ in △△.
△△にいる○○です。
自分の名前と一緒に、どの地域に所属しているのかを伝えれば、手短にしっかりと自己紹介をすることができますよね!○○には名前を、そして△△には地名をいれましょう!
簡潔に情報を入れることで、電話会議の進行がスムーズに!
Good morning. It’s Masako in Tokyo.
(おはようございます。東京にいるマサコです。)
こんな表現もできます。
This is Hide from Osaka branch.(大阪支店のヒデです。)
○○ speaking.
○○が喋っています。
名前の後に”speaking”をつけるだけで、誰が今話をしているのかを報告することができます。とてもシンプルでカッコいい!
Ryo speaking. Can we take a break?
(リョウが喋っています。少し休憩を挟みませんか?)
音声を調整する
電話会議であれ、テレビ会議であれ、音声がしっかり設定されていないと進行できません!音声環境を整える英語フレーズを学びましょう!
Can everybody hear me?
みなさん聞こえますか?
電話会議/テレビ会議では、音声のチェックがとても大切!参加者全員に問いかける形で、自分の声が届いているかを確認しましょう。
きちんと聞こえていることを伝える時は、この英語表現で!
I can hear you loud and clear.(ハッキリ聞こえています。)
Can everyone please mute their lines when you’re not speaking?
みなさん、喋っていない時は音声をミュートにしてもらってもいいですか?
発表者以外のマイクがオンになっていると、たくさんの音声を拾ってしまうため、聞き取りづらくなることがあります。発言している時以外は、消音にしてもらうようにお願いしましょう!
Does everyone hear that echo?
みなさんもこのエコーが聞こえますか?
声がエコーしている時は、参加者全員が同じトラブルにあっていないかをチェック!もし全員が抱えているトラブルであることが分かれば、接続をし直すなどしてすぐ対応を取りましょう。
エコーが無くなったら、こう報告!
It’s gone now.(もうなくなりました。)
またエコーが発声した時はコチラ!
It’s back again.(また戻ってきました。)
こんな英語フレーズもいいですね。
How do we get rid of this echo?(どうやったらこのエコーを無くせるんでしょうか?)
It’s hard to hear you.
聞き取りづらいです。
相手の発言が音声設定の関係で聞こえづらい時は、この英語フレーズを使って教えてあげましょう。この場合は音量に対しての話なので、自然に耳に入ってくる音に使われる”hear”(聞く)が適切です。
他にもこんな言い方を試してください!
I’m having trouble hearing you.(聞こえづらいです。)
Would you please speak a little closer to the microphone?
もう少しマイクに近づいて話してくれますでしょうか?
音量が小さいことに関して具体的に相手に指示を出したい時は、マイクとの距離について話をするのがいいでしょう。もし既にマイクの近くで話をしていた場合は、それ以外の部分で問題があることが分かるので、お互いの設定環境確認にも役立ちます!
こんな言い方もできます。
Could you try moving the microphone?(マイクを動かしてみてもらってもいいですか?)
大きな声で話して欲しい時はこちら!
Could you please speak up a little bit?(もう少し大きな声でお願いできますか?)
接続/カメラの不調を訴える
次は電話会議/テレビ会議によくあるシチュエーションの「接続・カメラ不調」に対応する英語フレーズです!
The connection is very bad today.
今日は接続状態が非常に悪いです。
回線状況の関係で繋がりが悪い時は、この英語表現を使いましょう。
“connection”を”line”に置き換えてもOK!
The line is very bad today.(今日は接続状態が非常に悪いです。)
たまに音声や画像が乱れる程度であれば、この言い方でもいいですね。
The connection isn’t very good today, but we should be okay.(今日は接続状態があまり良くないですが、問題はないでしょう。)
The audio was breaking up.
音声が乱れていました。
相手が話をしている途中で音が乱れてしまったら、内容を全部理解できなくなってしまいますよね。その時は素直にこう伝えて、もう一回言ってもらえるように促しましょう。
ノイズがたくさん入ってくるようであれば、この英語表現を!
There is a lot of noise.(ノイズがたくさんあります。)
Let me try connecting again.
もう一回接続し直させてください。
接続状態が悪い時は、一度最初からやり直すのが賢明。その際は一回電話会議から抜けることになるので、事前に相手に一言入れてあげましょう!
I think ○○ dropped off.
○○さんが落ちたみたいです。
特定の人からの接続が途絶えてしまった場合は、何かが原因で落ちてしまっている証拠。そのことを指摘したい時は、この英語表現が便利です!
Excuse me, but I think Yoko san dropped off.
(すみませんが、ヨーコさんが落ちたみたいです。)
支店名でもいいですね。
I think Tokyo branch dropped off.(東京支店が落ちたみたいです。)
まだコチラの声が聞こえているかどうかチェックしたい場合は、こんな表現も!
Are you still with us, Kaoru san?(カオルさん、まだ聞こえてますか?)
Your image has frozen.
そちらの映像がフリーズしてしまいました。
回線の影響で向こう側の画像が固まってしまった時は、この英語表現を使いましょう!”freeze” (凍る)の過去分詞形は”frozen”なので、注意してください。
映像は動いているものの、ギクシャクしていて滑らかではない場合は、”jerky”という表現がピッタリ!
Your image is jerky.(映像がギクシャクしています。)
映像と音声がズレてしまっている時は、このフレーズを使いましょう。
The image and sound are out of synch.(映像と音声がズレています。)
画面が止まるどころか、映像が消えてしまった場合はコチラ!
Your image has disappeared.(映像が消えてしまいました。)
The camera seems to be pointing in the wrong direction.
カメラが間違った方向を向いているようです。
向こうから届いた映像が正しくない時は、恐らくカメラが変な向きで置かれているのかもしれません。それを指摘する時は、この英語表現を使えばOK!
カメラの調整をお願いするならコチラ!
Could you try adjusting the camera?(カメラの調整をしてもらってもいいですか?)
聞き返す
通常の英語会議でも、相手の発言が聞き取れないことはたびたびあります。しかし電話会議/テレビ会議となると、そのシチュエーションはもっと多くなるはず。
よく分からないことをそのままにしておくのは、ビジネスパーソンとしてNGです。聞き返しや確認をする英語表現を覚えて、しっかり電話会議に対応するようにしましょう!
Could you speak more slowly, please?
もう少しゆっくりお話頂けますか?
相手の話すスピードについていけない時は、無理をせずこうお願いしましょう。聞き漏れがあって、ビジネスに支障があってはいけません!
また回線状況が悪い場合は、普通のスピードで喋っていても聞き取りづらい時もあります。ゆっくり話してもらうことに越したことはないのですよね!
Could you repeat that, please?
もう一度言って頂けますか?
電話会議中は音声が途切れることがしょっちゅうあります。しっかり聞き取ることができなかった場合は、この英語フレーズが役に立ちますよ!
こんな言い方でもOK!
Could you say that one more time?(もう一回言って頂けますか?)
何回も聞き直してしまって申し訳ない時は、「これが最後だから」という意味でこんな表現も。
Could you just say that one last time?(最後にもう一回だけ言ってもらってもいいですか?)
Would you mind spelling that for me, please?
私のために綴りを言ってもらってもいいですか?
電話会議は音声だけの情報に頼るので、時にしっかり言葉を認識できないことも。その場合はスペルを言ってもらうことで、確実に相手の言っていたワードを把握することができますよ!
“for me”(私のために)をつけることで、相手に非がないという印象を出すことが可能です。
Could you explain that in another way?
別の方法で説明してもらってよろしいですか?
相手の発言が理解できなかった場合は、別の表現でもう一度説明し直してもらいましょう。ビジネスではお互いの認識を確認し合うのは普通ですので、心配する必要はありません!
言葉の意味を確認したい時はコチラ!
I’m sorry, I don’t understand the word. Could you tell me what it means?(すみません、言葉の意味が分かりません。どういう意味か教えて頂けますか?)
Who was that just now?
今のは誰でしたか?
電話会議で相手が名乗らず、誰の発言だったかを判別できない時は、この英語フレーズを使って確認しておきましょう!
「もしかしたら○○さんかも」と思った場合は、名前を出しながら聞くことも。
Was that Brian?(今のはブライアンですか?)
おわりに
いかがでしたか?
ただでさえ慣れない英語を、電話やビデオを通して使うのは緊張しますよね。
しかし前向きに考えれば、電話会議の場合、何か聞き取れないことがあっても、接続や回線のせいにして気軽に聞き返すことができるんです。また面と向かって話していないからこその余裕も出てくるはず!
とにかく今回ご紹介した電話会議の英語フレーズをしっかり覚えて、気楽&冷静に対応してみてください!