「並ぶ」は英語で?整列する時&匹敵する時のフレーズ10選!
レジや乗り物を待つ時、私たちは列に並んで順番を待ちますよね。「並ぶ」ことは、日常生活では欠かせない行動になっています。
また、列に「並ぶ」時以外に、順位や力が同じことも「並ぶ」と言いますよね。
では、これらの表現、英語ではどのように言えばいいのでしょうか?
今回は「並ぶ」の英語フレーズをご紹介したいと思います!
整列する
まずは、整列したり隣同士で座ったりする時の「並ぶ」の英語表現を見ていきましょう!
Excuse me, are you in line?
すみません、並んでいらっしゃいますか?
“be in line”は「列に並んでいる」という状態を表す英語フレーズです。
意図せず順番を抜かしてしまったり、実は並んでいない人の後ろに並んでしまったりしまわないように、列に並んでいるかどうか相手に確認したい時ってありますよね。そんな時にはこのフレーズを使ってみましょう。
”Excuse me”などを冒頭に付けると、唐突感が無く自然です。
A: Excuse me, are you in line?
(すみません、並んでいらっしゃいますか?)
B: Oh, no. Sorry.
(あ、いいえ。すみません。)
Sorry, is this the end of the queue?
すみません、ここが最後尾ですか?
“queue”は「列」という意味の名詞で「キュー」と発音します。
イギリスやオーストラリアなどでは、”line”よりも”queue”のほうが一般的に使われるようです。どちらも日常会話でよく使われますので、意味がわかるようにしておきましょう。
最後尾を確認してから並びたい時にぴったりのフレーズです。
A: Sorry, is this the end of the queue?
(すみません、ここが最後尾ですか?)
B: Yes, it is.
(はい、そうですよ。)
Let’s stand in the shortest line for the cashier.
あのレジの一番短い列に並ぼう。
“stand in line for~”は「~の列に立って並ぶ」という英語フレーズです。
例文は、”the shortest line”=「最も短い列」という意味で、一番短い列に並びたい時に使えるフレーズになっています。
「レジ」は英語では”cashier”が自然です。日本語でも「キャッシャー」と言うことがあるので覚えやすいかもしれません。ただし、アクセントは”-shier”のほうに置かれますので注意してくださいね。
A: We don’t have much time.
(そんなに時間がないね。)
B: Let’s stand in the shortest line for the cashier.
(あのレジの一番短い列に並ぼう。)
Could you get in line, please?
列に並んでいただけますか?
“get in line”は「列に並ぶ」という意味の英語フレーズです。
例文は、”Could you~, please?”という丁寧な依頼の文章にしていますので、接客などを含めてあらゆる場面で使うことができます。
A: Excuse me. Could you get in line, please?
(すみません。列に並んでいただけますか?)
B: Oh, sorry. I didn’t see you.
(あ、すみません。気付きませんでした。)
Please queue here.
こちらにお並びください。
「列」という意味でご紹介した”queue”は、「列に並ぶ」という動詞として使うこともできます。
ご紹介した例文は、受付カウンター前の立て札や看板などでよく見かける決まり文句ですので、ぜひ意味がわかるようにしておきましょう。
A: Excuse me, where is the end of the line?
(すみません、最後尾はどこですか?)
B: I’ll show you. …Please queue here.
(ご案内します。…こちらにお並びください。)
Please line up in two rows.
2列になって並んでください。
“line up”は「列に並ぶ」という意味の英語フレーズです。「~列で」と言いたい時は“in ~ rows”を使いましょう。
“row”も「列」という意味ですが、例えばホールや飛行機の座席のように、横に連なる列のイメージです。
A: Please line up in two rows.
(2列になって並んでください。)
B: I’ll move forward.
(前につめるね。)
We’d like to sit next to each other.
並んで座りたいのですが。
“sit next to each other”は「並んで座る」「隣り合って座る」という意味の英語フレーズです。
座席を確保してもらう時に、ばらばらではなく並んで座りたいことを伝えるのにぴったりのフレーズですので、覚えてくださいね。
A: We’d like to sit next to each other.
(並んで座りたいのですが。)
B: We only have these 2 seats in the first row. Would that be okay?
(1列目のこちらの2席のみになります。それでもよろしいでしょうか?)
We’d like to sit together.
並んで座りたいのですが。
“sit together”は「一緒に座る」という意味ですよね。
とても簡単な言い回しですが、複数人いる時に並んで座りたい、あるいは団体で使う時に固まって座りたいなど、どちらの状況でも使える自然で便利なフレーズです。
A: We’d like to sit together.
(並んで座りたいのですが。)
B: Could you wait for a moment? I’ll check seat availability.
(少しお待ちいただけますか?空席を確認します。)
匹敵する
次は、匹敵するという意味で使われる「並ぶ」の英語フレーズをご紹介します!
The TV weather forecaster is as popular as the news anchor.
そのテレビ気象予報士はニュースキャスターと並んで人気だ。
“A is as ~ as B”は「AはBと同じくらい~だ」「AはBに並んで~だ」という英語のイディオムです。
“anchor”は、いわゆるニュースキャスターのような番組の顔となる人たちのことを指します。「アンカー」と発音しましょう。
A: The TV weather forecaster is as popular as the news anchor.
(そのテレビ気象予報士はニュースキャスターと並んで人気だ。)
B: I’m one of her fans.
(私も彼のファンだもん。)
He has no equal.
彼に並ぶものはいない。
“have no equal”は「並ぶものがいない」という意味の英語フレーズです。
“equal”は「同等のもの」という意味ですので、唯一無二であることを強調する時に使ってみてください。
A: He has no equal.
(彼に並ぶものはいないよ。)
B: I know. He’s very experienced.
(そうだよね。とても熟練しているよ。)
おわりに
いかがでしたか?
今回は「並ぶ」の英語フレーズをご紹介しました。
日常生活で何気なくやっている行動でも、英語では咄嗟に出てこないことって意外とあります。ぜひご紹介したフレーズを覚えて、使ってみてくださいね。