「そういえば」の英語!話を変える/思い出した時のフレーズ7選!
会話の中で話題を変えたい時や、何かを思い出した時に、「そういえば」という表現を使うことってよくありますよね。
何気ない言葉ですが、これを英語で表現するとしたら、どんなフレーズを使えばいいと思いますか?
今回は「そういえば」の英語フレーズを紹介します!
By the way,
そういえば、
「そういえば」を表す英語フレーズの中で、一番良く使われているものの1つです。
そのまま訳すと「道からそれて」というような意味になります。
「道からそれる」というのは、元々進んでいた方向からずれるってことですよね。
そのイメージを「元々していた話題からずれる」という状況に置き換えて、話を変える時の「そういえば」というニュアンスの表現として使われているんです。
By the way, how was the baseball game last night?
(そういえば、昨日の野球の試合はどうだった?)
その他、会話の内容に情報を付け足す場合にも、「そういえば」とか「ちなみに」というニュアンスでも使うことが出来ます。
A: I’ve heard that the writer is popular among young men.
(若い男の人たちの間で、その作家は人気があるらしいね。)
B: By the way, I read his latest novel.
(そういえば、彼の新しい小説を読んだよ。)
話し言葉ではもちろんですが、メールやチャットでも使うことが出来ます。
親しい人とのメールやチャットでは、”By the way”を省略して”BTW”と表記することがよくあります。
BTW, where were you then?
(そういえばさ、その時お前どこにいたんだよ?)
Speaking of which,
そういえば,
こちらのフレーズも話題を切り替える時に、「そういえば」とか「ということは」みたいなニュアンスで使われます。
Speaking of which, how is your family?
(そういえば、君の家族は元気?)
“By the way”と同様に、相手が言った内容に新たな情報を付け加えたり、少し本題からは逸れるけど関連したことを言ったりする時に使うことが可能です。
A: I haven’t seen Rachel lately.
(レイチェルと最近会ってないな。)
B: Speaking of which, she started her own business.
(そういえば、彼女自分の会社を立ち上げたんだって。)
Incidentally,
そういえば、
“By the way”や”Speaking of which”と同じように、話題を変えたり、情報を加えたりする時に使うことが出来ます。
ただし、この”Incidentally”の方が若干フォーマルな印象です。
A: Let’s call it a day here today.
(今日はここで終わりにしましょう。)
B: Yeah. Incidentally, did you send an email to Ms.Owen?
(そうですね。そういえば、オーウェンさんにメール送りました?)
A: I’ll go to the new restaurant tonight.
(今晩、新しいレストランに行こうと思ってるんです。)
B: I’ve heard that it is really nice. Incidentally, Greg said he will go there, too.
(すごくいいって聞ききましたよ。そういえば、グレッグもそこ行くって行ってましたね。)
Come to think of it,
そういえば、
こちらのフレーズは、「よくよく考えたら」とか「そう言われてみれば」という意味合いが含まれています。
ここまで紹介した表現が持つ「そういえば」のニュアンスはもちろんですが、色々考えてみた結果、自分の意見や考えが少し変わったことを伝えられる言い方です。
元々は”When I come to think of it”という形で「それについて考えてみた時」という意味を持っています。
会話では、”When I”の部分を省略して使われるのが通常です。
A: John is really nervous about his speech. Why did you ask him to make a speech?
(ジョンはスピーチのことですごく緊張してるよ。なんで彼にスピーチするように頼んだの?)
B: Come to think of it, he hates speaking in front of a lot of people.
(そういえば、彼は大勢の前で話すのが苦手だったね。)
A: You’re going to buy a new car, aren’t you?
(新しい車買うんだってね?)
B: Actually, no. Come to think of it, I just bought my car a year ago.
(いや買わないよ。考えてみれば、今の車1年前に買ったばっかりだもん。)
You know what?
そういえば
相手に対して「そういえば、あれ知ってる?」のようなニュアンスで使える「そういえば」の言い方です。
元々「あのね」や「ちょっと聞いて」という意味の表現ですが、場面によっては、その時の話題に関する事柄をふと思い出したというニュアンスで使うことが出来ます。
特に”Oh”を加えて使うと、その意味合いが表せますよ。
A: I don’t have any plans for the next vacation.
(次の休暇には特に予定がないんだよ。)
B: Me neither. Oh, you know what? Mr. Smith is going on a trip to Spain again.
(私も。あ、そういえば。スミスさんってば、またスペインに旅行行くんだって。)
Now that you mention it,
そういえば
会話の途中で何かを思い出した時に使える「そういえば」の英語フレーズです。相手が話している内容で、それに関することを急に何かを思い出した時に使えます。
ニュアンスとしては「あなたが今言ったことで思い出したけど」という感じですね。
スラングというわけではないのですが、カジュアルな感じがします。
A: I want to drink a good cup of coffee.
(美味しいコーヒーが飲みたいな。)
B: Now that you mention it, a new cafe opened near my office.
(そういえば、職場の近くに新しいカフェがオープンしたんだよ。)
That reminds me,
そういえば
こちらも「そういえば」を表現するカジュアルな英語フレーズです。
“Now that you mention it”と同じように、相手が言った何かで自分もそれに関することを思い出した時に使うことが出来ます。
“〇〇 reminds me”で「〇〇は私に思い出させる」という意味です。
このフレーズでは、〇〇に”That”という表現が使われていますが、この”That”は「直前に相手が言った内容」を指しています。
A: I planted some flowers in the garden yesterday.
(昨日庭に新しい花を植えたの。)
B:That reminds me, I forgot to water the flowers in my garden!
(そういえば、うちの庭の花に水やるの忘れてた!)
おわりに
今回は、話題を切り替える時に使える「そういえば」の英語フレーズを紹介しました。いかがでしたか?
いつもワンパターンの表現にならないように、多くのフレーズを覚えてどんどん使っていきましょう!