英語での会話の最後に役立つ表現!話を切り上げる時のフレーズ15選!
外出先でたまたま知り合いに会った時、挨拶から会話が始まりなかなか切り上げることができないことってありますよね。英語だとなおさら難しかったり…。
おしゃべりが楽しかったりそうでなかったりした場合も、お互い快く会話を終わらせることができるといいですよね。そういう時、英語の会話ではどういった表現があるのでしょうか?
そこで今回は、なるべく自然に会話を締めくくることができる英語表現をご紹介します!
もう行かなきゃ!
外出中にたまたま知人と出会った時の会話の最後に使える英語表現をご紹介します。
I probably should go now!
もうそろそろ行かなきゃ!
“probably” は「恐らく」という意味の英語ですが、会話中に” I probably ◯◯” という形で持ってくると、直接的な表現を避ける効果があるので語調を少し緩和する効果もあります。
また、少し気まずい雰囲気になった時にも使用できる英語表現です。
A: Hi, how are you doing?
(こんにちはお元気?)
B: I’m doing well, how about yourself?
(元気ですよ。あなたは?)
A: Oh, you know. My boyfriend and I had a huge fight last night, again. And… He didn’t come home last night!
(それがね、いつものことよ。昨日の夜また彼と喧嘩しちゃって。それで…彼昨日の夜は帰ってこなかったの!)
B: Oh, I’m sorry to hear that. I hate to say this to you now, but I have to pick up my mom at the airport. I probably should go now.
(まぁそれは心配ね。あなたがこんな時に申し訳ないのだけど、空港へ母を迎えに行かなくちゃいけないので、もうそろそろ行かなきゃ。)
I’ve got to run now!
もう行かなくちゃ!
“run” は「走る」という意味以外に、「急いで行く、駆け込む」という意味のある英語で、” I’ve got to run” は「急いで行かないといけない」という表現で、すぐにその場を離れるというニュアンスの英語フレーズです。
A: Hey! Fancy seeing you here!
(あれ奇遇だね!)
B: Oh, hi! What are you doing here?
(おおやぁ!何してんのこんなところで?)
A: Well, I’m just waiting for my friends, but they are running late. How about you? Anything new?
(友達待ってるんだけどさ、遅れてて。君は?なんか変わったことあった?)
B: Meh, not much… Hey, you know what? Can I catch up with you some other time? I’ve got to run now.
(や、ないね。っていうか、今度またゆっくり話さない?もう行かなくちゃいけないから。)
I’d better get going!
そろそろ行かないと!
“I’d better ◯◯” は単純に言うと「した方がいい」という意味です。そして「そうしなければ何か悪い結果につながる」という意味を含んだ「した方がいい」という英語表現になります。
「その場に留まりたい」気持ちがあるけれど「行かなくてはいけない」というニュアンスもあり、相手にも「仕方ないね」と思ってもらえる英語の会話表現の一つです。
A: Hi! What’s up? We haven’t talked for a while. I have some things I want to fill you in on!
(やあ!調子はどう?最近あんまり話してなかったね。話したいことが溜まってるんだ!)
B: Oh, hi! It’s good to see you! That sounds fun. But… do you know what time it is now?
(あぁ、こんにちは!久しぶりだね!それもいいね。でも…今何時かな?)
A: It’s quarter to 3. Do you have something going on?
(あと15分で3時だよ。何かあるの?)
B: Yeah. I have to see my client at 3. So, I’d better get going! I’ll see you later!
(そうなんだ。実は3時に顧客と会わないといけないんだ。そろそろ行かないと!また今度ね!)
I should head out!
もう行かないと!
“head out” は「出かける」「出発する」という意味でよく使われる英語フレーズです。「もう行かないといけないからじゃあね」というニュアンスもあり、会話の最後にも使うことのできる表現です。
A: Hey, it’s nice to see you.
(やあ、会えて嬉しいよ。)
B: Oh, hi! You too.
(あら、こんにちは!こちらこそ。)
A: I heard you’re looking for someone to go to Osaka with for this summer. I’m very familiar with the city because I used to live there. So, I was wondering maybe we can go there together.
(この夏に一緒に大阪へ行く相手を探してるって聞いたんだけど、僕は大阪に住んでたことあるから色々と詳しいんだよ。だから僕と一緒に大阪に行くっていうのはどうだろう。)
B: Wow, that sounds…nice. You know what? We should definitely discuss this later. But for now, I should head out!
(わー、それは…いいね。そうだ、この事については今度ゆっくり話しましょ。今はとにかく、もう行かないと!)
I have to get back to ◯◯.
もう◯◯に戻らないと。
“get back to ◯◯” は「◯◯に戻る」という意味で、” I have to get back to ◯◯.” は会話が始まる前までにしていたことに戻るという意味で、会話の最後に使われる英語フレーズです。
A: It’s been so nice running into you here!
(ここで会えてよかったわ!)
B: Yes! I’m glad we could catch up.
(本当に!おしゃべりできて良かった。)
A: Speaking of catching up, did you hear about Mina and her sister?
(おしゃべりといえば… ミーナと妹の話、聞いた?)
B: Oh, umm, I didn’t. I’m very curious about that, but I have to get back to my date.
(え、あの、聞いてないけど。とても興味がある話だけど、もう彼のところに戻らないと。)
お話できて良かったです!
パーティーや交流会など多くの人がいる場面での会話の最後に使える英語表現を紹介します。
It was great running into you.
お会いできて良かったです。
“run into ◯◯” は「◯◯に遭遇する」「◯◯と偶然会う」という意味で、ばったり出会った時に使える会話表現です。
”it was great running into you.” は会話を締めくくるニュアンスがあるので、最後に一言いうことで、自然に相手に「会話はもう終わりですよ」と感じさせる英語フレーズです。
A: Hello, Aiko, it is very nice to see you again. How are you?
(アイコ、また会えて嬉しいよ。元気かい?)
B: Oh, Mr. Gland, it is nice to see you again too! I am doing well, thank you. How are you?
(あ、グランドさん、お久しぶりです!お陰様で元気にやってます。グランドさんは?)
A: I’m doing good. I just got promoted to the regional manager.
(元気にやってるよ。そうそう、最近支店長に昇格したんだよ。)
B: Oh, that is wonderful! Congratulations. I think you deserve it. …Well, I’d like to say hello to a few other people. It was great running into you.
(わあ、凄いですね!おめでとうございます。当然の昇格ですね。…ちょっとご挨拶をしたい方がいらっしゃるので、失礼します。お会いできて良かったです。)
Excuse me for a second, ◯◯.
すみません、◯◯なのでちょっと失礼します。
“Excuse me for a second” はそのまま「ちょっと失礼します」という英語の会話表現で、少し退席したい時やその場を離れる時によく使われるフレーズの一つです。
“Excuse me for a second” だけでも使われますが、最後に理由をちょっと付け加えるとより丁寧な表現になります。” for a second” 「ちょっとだけ」なので、また戻ってくるニュアンスもあります。
A: Hi, it’s been a long time since I last saw you! How have you been?
(あら、最後にお会いしてからしばらくよね!お元気でいらっしゃるの?)
B: Hi! It has been a while! Same old with me, you know. How are you?
(こんにちは!お久しぶりです!相変わらずですよ。お元気でしたか?)
A: Oh, that’s good to hear! I was worrying about you because I didn’t hear from you so often…
(まぁ、それならば良かったわ!あんまり連絡がないから心配していたのよ…。)
B: I’m very sorry about that. Things are quite hectic around me these days…Excuse me for a second, I have to go and say hello to that gentleman over there real quick.
(すみません。最近何かとごたごたしていて…すみません、ちょっと失礼しますね、あちらの方にちょっと挨拶をしてきます。)
If you’ll excuse me, ◯◯.
◯◯なので、私はこの辺りで失礼します。
“If you’ll excuse me,” は「失礼します」という意味の英語表現で、 “Excuse me for a second” よりも丁寧なフレーズになります。この表現もまた、最後に理由を付けると印象がより丁寧になります。
A: Bill! How have you been? Thanks for the business proposal you turned in last week. It was quite impressive!
(ビル!どうしてた?先週は企画書を出してくれてありがとう。とても素晴らしかったよ!)
B: Mr. Honda. Thank you. It’s my pleasure.
(ホンダさん。どうも有難うございます。喜んで頂けて良かったです。)
A: All of my subordinates were so inspired that they all are eager to meet you.
(私の部下達もみんな触発されてね。みんな君に会いたがっているんだよ。)
B: Oh wow. I feel very honored. I think we can arrange something next week. Now, if you’ll excuse me, I have to get back to my date.
(そんな、とても光栄です。来週辺りなんとか調節しましょう。彼女を待たせてしまっているのでこの辺りで失礼します。)
It was a pleasure talking with you.
お話できて良かったです。
” It was a pleasure ◯◯ing with you” は「◯◯できて良かった」という意味の英語表現です。会話しているその場を去る時、最後に一言いうことで印象がとても丁寧になるフレーズです。
A: Hello! It’s so nice to see you here. How are you?
(こんにちは!ここで会えるなんて嬉しいわ。ご機嫌いかが?)
B: Oh, hi! It’s nice to see you here too. I’m doing good. How about you?
(あ、こんにちわ!こちらこそお会いできて嬉しいです。元気にしてます。お元気にされてますか?)
A: I’m good. Keeping myself busy. As for now, I lost my husband and I have to go find him in this crowd of people!
(元気よ。相変わらず忙しくしてるの。今だって、彼を見失ってしまったからこの大勢の人の中探さなくちゃいけないのよ!)
B: Oh, I hope you will find him soon. Well, it was a pleasure talking with you.
(あら、すぐに見つかるといいですね。では、お話できて良かったです。)
I’d like to keep this conversation going but, ◯◯.
このままお話をしたいのですが、◯◯なので失礼します。
” I’d like to keep this conversation going but,” は「このままお話をしたいのですが」という「その場に留まりたい」けどその場を去らなくてはいけないといった意味合いの英語表現です。
会話の最後に持ってくることにより、相手にも「なら仕方ないね」と発言者の退席を自然に受け入れられるフレーズです。
A: Hi, there. Good to see you. What are you up to lately?
(やあ、ここで会えるなんてね。最近どうしてるの?)
B: Hi! Good to see you too. I started working for a new company from last week.
(あ、こんにちわ。こんなとこで会えるなんてね。先週から新しい仕事に就いたんだ。)
A: Oh, yeah? How is that working out for you? Maybe I can give you some advice as I’ve been through many job changing.
(そうなの?それで新しい職はどう?転職活動の先輩としてアドバイスしてあげようか。)
B: That would be nice. …Well, I’d like to keep this conversation going but, I have to go and find my friends.
(そうして頂けると助かります。…このままお話をしていたいのですが、友達を探しに行かなくてはいけないの失礼しますね。)
引き留めてしまって、すみませんでした!
相手を敬いながらおしゃべりを締めくくる、会話の最後に使える英語表現をご紹介します。
I’d better let you go.
ここで失礼します。
“let you go” は「解放する」「行かせてあげる」という意味ですが、「私の相手をすることから解放します」「あなたもお忙しいでしょうし私はそろそろ失礼します」というニュアンスで、相手に気を使って会話を切り上げる時によく使われる英語表現です。
A: Good morning! How are you today?
(おはようございます!調子はいかがですか?)
B: Good morning. I’m doing good. Do you think you can help me with this spreadsheet real quick?
(おはよう。元気だよ。ちょっとこの集計表を手伝って欲しいんだけど、いいかな?)
A: Absolutely! I like spreadsheets! …Oh, I think Mr. Parker is calling me.
(喜んで!集計表は得意なんです!…あ、私パーカーさんに呼ばれているみたいです。)
B: Oh, I’d better let you go. I’ll see you later!
(そっか、それならここで失礼するよ。また後でね!)
I’ll let you enjoy ◯◯.
どうぞ◯◯楽しんで。
“I’ll let you enjoy ◯◯.” は「◯◯を堪能してね」「◯◯を楽しんでね」「◯◯を味わってね」というニュアンスの英語表現で、会話の最後によく使われているフレーズです。
A: Hi! What are you doing here?
(あら!こんなところで何してるの?)
B: Hey. I just thought to grab some coffee and hang out here for a while. What about you? What about you?
(やあ。ここでコーヒーでも飲みながらちょっとくつろいでいこうかなってさ。君の方こそ何してるの?)
A: I’m meeting with my friends over some coffee here.
(私は友達とここでお茶してるんだ。)
B: That’s cool. Well, I’ll let you enjoy the coffee with your friends.
(いいね。まあ、コーヒーと友達との時間楽しんで。)
I’ll let you get back to ◯◯.
どうぞ◯◯を続けて。
“let ◯◯ get back to ◯◯” はもともと「◯◯を◯◯に戻らせる」「中断が入る前にしていたことを続けさせる」という意味の英語で、会話では「どうぞ作業を続けて」「私にお構いなく」というニュアンスで使われているフレーズです。
A: Good morning! How are you today?
(おはよう!今日の調子はどう?)
B: Hi, good morning to you too! I’m good. How are you? You seem busy.
(あ、おはよう!元気だよ。君は?なんか忙しそうだけど?)
A: Yeah, I’m just preparing for my presentation I have to give this morning.
(そうなんだ、今朝プレゼンがあるからその準備だよ。)
B: I see. I let you get back to it then. Good luck with your presentation!
(そっか。どうぞ作業を続けて。プレゼンうまくいくといいね!)
I don’t want to take up all your time.
時間を取らせては悪いので私はこれで。
“take up ◯◯” は「◯◯を占領する」「◯◯を取る」という意味の英語です。
” take up all your time” はそのまま「あなたの時間を占領する」という表現になり、” I don’t want to take up all your time.” は「あなたもお忙しいのに時間を取らせてごめんね」というニュアンスで、相手を気遣うように会話を切り上げるフレーズとしてよく使われる表現です。
A: Hi, how are you?
(やあ。元気かい?)
B: I’m good. You look busy, as always.
(はい。相変わらず忙しそうですね。)
A: Yes. I have to run to the branch and have some briefings with multiple clients. Did you want to go over the meeting now?
(そうなんだ。支店へ行って顧客数人とブリーフィングがあるんだ。会議の見直し今からやるかい?)
B: Well, it’s okay. I don’t want to take up all your time.
(いえ、大丈夫です。時間を取らせては悪いので私はこれで。)
I’m sorry for holding you up so long.
長々と引き止めてしまってごめんね。
“hold up” は「引き止める」「足止めを食らわせる」という英語で、” I’m sorry for holding you up so long.” は「長く引き止めてごめんね」と「自分に付き合わせた」と相手を気遣うニュアンスのある会話表現です。
A: It was really nice running into you today.
(今日は偶然会えて良かった。)
B: Yes, likewise to you.
(僕もだよ。)
A: I enjoyed our catching up with each other.
(お互いの近況報告もできて楽しかったよ。)
B: I know! It was nice. I’m sorry for holding you up so long.
(そうだね!楽しかったよ。長々と引き止めちゃってごめんね。)
おわりに
いかがでしたでしょうか?
今回は会話の最後に使える英語表現をつのシチュエーション別にご紹介しました。
ここでご紹介したような表現で、会話の流れをスムーズにコントロールできるようになるといいですね!