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「久しぶり」の英語!手紙/SNS/電話/会話で使える表現を紹介!

 

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長い間会っていなかった人や、連絡を取り合っていなかった人に対して使う「久しぶり!」という表現。

日本語では、どの場面でも「久しぶり」という言葉を使うことができますが、英語ではどんな表現が使えるのでしょうか?

今回は、手紙、SNS、電話、会話、それぞれの場面でオススメの表現を紹介します!



【基本編】どの場面でもOK

まずは、手紙、SNS、電話、会話のどの場面でも使える便利な「久しぶり」のフレーズをご紹介します!

It’s been a long time./It’s been a while.

久しぶりだね。

“a long time”も”a while”も、英語で「長い間」を意味する表現です。どちらを使ってもOK。

ちなみに、この”It’s been”は”It has been”を短縮したものです。現在完了形が使われています。

そして、この”It’s been”を使うと、過去のある時点から今まで続いている状態を表現できるんです。なので、この表現は「長い時間が経っている」ということを意味し、「久しぶり」の挨拶として使われるんですよ。

「〇〇してから随分経ったね」という気持ちを込めて、以下のように表現することもできます。
It’s been a long time since we had a chat.(チャットしてから久々だね、)

It’s been a while since we last met.(最後に会ってから随分経ったね。)

We haven’t had much contact recently./We haven’t had a lot of contact recently.

最近、連絡取り合ってなかったよね。

「最近、連絡を取っていなかった」と言うことで「久しぶり」の気持ちを伝える英語表現。

“much”や”a lot of”は「たくさん」を意味する言葉で、”contact”のように数えられない名詞に対して使えます。どちらの言葉を使っても、フレーズのニュアンスは変わりません。

ここでは、”We haven’t had”という現在完了の形が使われています。「(過去のある時点から)私たちは持っていなかった」というニュアンスになるんです。

ということで、このフレーズを直訳すると「私たちはたくさんの連絡を持っていなかった」、つまり「私たちは連絡を取り合っていなかった」という意味になります。

We haven’t talked for a long time./We haven’t talked for a while.

ずいぶん、話してなかったね。

こちらは「長い間、話をしていなかった」と言うことで、「久しぶり」の気持ちを表しているフレーズです。

この表現でも、”We haven’t talked”という現在完了形が使われています。


【シーン別①】手紙

続いては、手紙で「久しぶり」と書きたいときに使えるおススメのフレーズを紹介します。

I’m sorry that I didn’t write to you.

手紙を書かなくてごめんなさい。

手紙を書かなかったことを詫びる表現です。

“write to 〇〇”で「〇〇に手紙を書く」という意味になります。

Nice to hear from you again.

あなたからまた連絡もらえて嬉しいです。

“hear from 〇〇”で「〇〇から連絡をもらう」という意味です。

久しぶりに手紙をくれた人への返事の手紙に書くことができます。連絡をもらえたことが嬉しいという気持ちを伝える時に使いましょう。

It’s been ages.

久しぶり。

こちらの英語フレーズは、かなりカジュアルですね。お友達同士での手紙などに使いましょう。

こちらも”It has been”という現在完了形が短縮された形になっています。

“ages”には、”a long time”や”a while”と同じような意味がありますが、カジュアルな印象です。


【シーン別②】SNS

今は、SNSで友達と連絡を取り合うという人も結構多いですよね。そのSNSで使える「久しぶり」の英語フレーズを確認していきましょう!

Sorry for not keeping in touch.

連絡しなくてごめん。

“sorry for not 〇〇ing”には「〇〇しなくてごめん」という意味になります。そして、”keep in touch”という英語表現には「連絡を取り合う」というニュアンスがあるんです。

これらを組み合わせることで「連絡しなくてごめん」という、しばらく連絡できなくて申し訳ないという気持ちを表現できます。

Nice to hear from you again.

あなたからまた連絡もらえて嬉しいです。

手紙のときと同様に、SNSでも久しぶりに連絡をくれた人に対して、このフレーズを使うことができます。

Nice to talk to you again.

またあなたと話せて嬉しいです。

SNSは実際に声のやりとりで話すわけではありませんが、「SNS上で会話する」は”talk”という言葉を使って表現できます。

“Nice to hear from you again.”の”hear from”を”talk to”に変えればOKです。

ltns/LTNS

久しぶり

これは、SNSならではの表現という感じですね。”Long time no see.”という「久しぶり」を意味するフレーズの略です。

それぞれの単語の頭文字を取ったネットスラングになります。

【シーン別③】電話

続いては、電話で使える「久しぶり」の英語フレーズを見ていきましょう。

It’s great to hear from you again.

あなたからまた連絡もらえて嬉しいです。

手紙やSNSで、”Nice to hear from you again.”という表現を紹介しましたが、こちらもそれと同様のニュアンスのフレーズです。

ただ、こちらは”It’s”を省略しない形になっています。そうすると、少し丁寧な印象になりますね。

そして、”nice”ではなく、”great”という言葉を使うこともできるんです。

もちろん、”nice”のまま、以下のように言ってもいいですね。
It’s nice to hear from you again.(あなたからまた連絡をもらえて嬉しいです。)

I’m happy to talk to you again.

またあなたと話せて嬉しいです。

SNSで使える表現として”Nice to talk to you again.”というものがありましたね。それと同じ意味合いで使える英語フレーズです。

そのフレーズを電話で使ってもよいのですが、”I’m happy”という言葉を使うこのフレーズもオススメです。

【シーン別④】直接の会話

ここまでは相手と顔を合わせないやりとりでの「久しぶり」を紹介してきました。

最後は、実際に顔を合わせる会話で使える「久しぶり」の英語フレーズを紹介します!

Nice to see you again.

また会えて嬉しいです。

実際に顔を合わせているので、「会う」という意味の”see”を使うこの表現がおススメ。

手紙、SNS、電話というのは、顔を合わせているわけではないので、”see”は使うのは不自然です。

ちなみに、この表現と混同しやすいものに”Nice to meet you.”があります。実は、”Nice to meet you.”は、初めて会う人にしか使うことができません。

というのも、”meet”には「会う」以外に「誰かと知り合いになる」という意味があるからです。「あなたと知り合いになれて嬉しいです」というニュアンスなんですね。

一方で、”see”には「知っている人と会う」という意味があります。なので、久々に会えて嬉しいことを伝えるのには”Nice to see you again.”が使われるんです。

It’s a pleasure to see you after such a long time.

久しぶりにあなたとお会いできて嬉しいです。

これは、フォーマルな表現の1つです。

“pleasure”には「喜び」という意味があり、この表現を直訳すると「長い時間の後であなたと会えることは喜びです」となります。

つまり、「久々に会えて嬉しいです」という気持ちを伝える表現ということです。

親しい人に使うには少々硬すぎる感じがするので、ビジネスなどのフォーマルな場面でおススメですね。

おわりに

今回は、「久しぶり」を表現する英語フレーズを紹介しました。いかがでしたか?

まずは、どの場面でも使えるフレーズをマスターしておくと良いでしょう。

そして、それに慣れてきたら、バリエーションを増やすために、場面別の表現を使えるように練習してみてくださいね。

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