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英語の接続詞の使い方!タイプ別に例文つきでしっかり解説!

 

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英語の「接続詞」といえば、何が思い浮かぶでしょうか?

英語にはたくさんの「接続詞」がありますが、どの「接続詞」を使うかによって、文の意味が大きく変わってしまうんです。正確な内容を伝えるために、しっかりとそれぞれの意味を理解する必要があります。

今回は英語の「接続詞」について紹介します!



つながりを持たせるための「接続詞」

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「バラバラのことにつながりを持たせたい」、「関係することをつなげたい」というときは、どんな言葉を使えばよいでしょうか?

つながりを持たせるための英語の「接続詞」を紹介します!

and

「英語の接続詞」と聞いて、これを思い浮かべた方は多いのではないでしょうか?

「○○と○○」のように、同類の物や並行して起こった物事などを並べていくときに使われますね。

I ate french fries and drank soda for lunch.
(お昼にフライドポテトを食べて、ソーダを飲んだよ。)

お昼に並行して行った「フライドポテトを食べたこと」と「ソーダを飲んだこと」を並べるために”and”を使っています。

3つ以上何かを並べるとき、”and”は最後の物事の前につけます。

I went to the library, studied there, and met Lisa yesterday.
(昨日、図書館に行って、そこで勉強して、あとリサに会ったの。)

「図書館に行ったこと」、「そこで勉強したこと」、「リサに会ったこと」を並べていますね。“met Lisa”が最後の事柄になるので、その前に”and”を使っています。

so

理由や原因となる「あることがあった」、そして結果として「こうなった」という2つの事柄を言うときには、”so”を使って文をつなぎます。

「理由・原因」と「結果」をつなぐ役割ってことです。

では、例文を見てみましょう。

He was exhausted so he went to bed earlier.
(彼はすごく疲れていたので早めに寝た。)

まず「彼はすごく疲れていた」という理由があります。そして、それが「早めに寝た」という結果につながる。その2つの事柄をつなぐために、”so”が使われているんですね。


対立させるための「接続詞」

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続いては、ある2つの事柄の内容が「逆のこと」または「対立すること」を言いたいときの英語の「接続詞」を紹介します!

but

「でも」とか「しかし」という意味でおなじみの”but”ですね。

最初にポジティブなことを言って、後からネガティブなことを言うときなどに使えます。「上げて落とす」みたいな感じです(苦笑)

「対立すること」なので、もちろんその逆でもOKです。

例えば、こんな使い方。

She loves him but he doesn’t like her.
(彼女は彼が大好き、でも彼は彼女のことが好きじゃないんだ。)

前半は「彼女は彼が大好き」と言うポジティブな内容、それに反して後半は「彼は彼女のことが好きじゃない」というネガティブな内容です。対立した内容ですよね。だから”but”でつなぐんです。

ちなみに、逆にするとこうなります。

He doesn’t like her but she loves him.
(彼は彼女のことが好きじゃない、でも彼女は彼のことが大好きなんだ。)

前後を入れ替えても、「彼女は彼のことが大好き」、「彼は彼女のことが好きじゃない」という2つの事実自体は変わりません。

どちらを先に伝えるかは、話し手の気持ち次第ってことですね。

though

“though”は”but”と同様に「逆のこと」や「対立すること」を表現します。

では、”but”で使った例文を”though”を使って表現してみましょう。

She loves him though he doesn’t like her.
(彼は彼女のことが好きじゃないけれど、彼女は彼のことが大好きなんだ。)

前後を入れ替えることもできます。

He doesn’t like her though she loves him.
(彼女は彼のこと大好きだけど、彼は彼女のことを好きじゃないんだ。)

どちらを先にも持ってくるかは、これも話し手の気持ち次第ですね。

ここまで見ると、「なんだ。言葉が変わるだけで、全く同じ使い方なんだ」という印象かもしれません。

実は、“but”と”though”には大きな違いが存在するんです。

この”though”は、こんな風に使うことができます。

Though he doesn’t like her, she loves him.

Though she loves him, he doesn’t like her.

“but”にはこの使い方はできません。なぜなら、“but”は前後の文をつなぐという役割をする「接続詞」で、“though”は直後の文とくっつく「接続詞」だから。

どちらも「逆のこと」や「対立すること」を伝えるための英語の「接続詞」なのですが、実はくっつく場所が違っているんです!

イメージとしてはこんな感じです。

「A←”but”→B」

「A ”though”→B」

“but”は「AとBを両手に抱えて一緒に動かないといけない」から、この並びでしか表現できない。

一方の“though”は「Bとセットで、Aとは別で動くことができる」から、先頭でも後ろでも表現できるんです。


比べるための「接続詞」

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「○○か△△」のように、2つの事柄を比較や選択の対象として出すときに使う英語の「接続詞」というのもありますね。

では、どんなものがあるのか見てみましょう!

or

「または」とか「あるいは」という意味を持っている「接続詞」ですね。使われるのを見たり聞いたりしたことも多いかと思います。

2つの事柄を並べて、比較するときに使われます。

よく使われるのは、相手に何か選んでもらうときですね。

You can choose this bag or that one.
(このバッグかあのバッグか選べるよ。)

2つのバッグを比べて選んでもらうために”or”を使って、”this bag”と”that bag”をつないでます。

あとは、こんな使い方もできますね。

We should leave home soon or we’ll miss the train.
(今すぐ家を出ないと、電車に乗り遅れちゃうよ!)

よく「さもなければ」なんていう、ちょっと怖い(笑)訳し方をされてますが、これも2つの事柄を”or”でつないで比べてるだけです。

「今すぐ家を出ること」と「乗り遅れること」のどっちかしかないということを伝えてます。

条件をつけるための「接続詞」

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「もし○○だったら、こうだ」とか「○○じゃない限りは、こうなるだろう」というように、その条件から考えられる結果などについて話すときの英語の「接続詞」を紹介します。

if

「もしも○○なら」とある仮定の条件を表現するときに使われるのが”if”です。

以下の例文を見てみましょう。

He won’t join us if Ann doesn’t come.
(もしアンが来ないなら、彼は私達と一緒に来ないだろうね。)

ここでは「もしもアンが来ないなら」という条件をつけて、「彼は私達と一緒に来ないだろう」という結果を予測してます。

この”if”は、文頭に持ってくることもできます。

If Ann doesn’t come, he won’t join us.

なぜなら、この”if”がくっつているのは直後に来る文だけだからです。別の項目で紹介した”though”と同じ感覚なんですね。

unless

「○○でない限り」とか「○○でなければ」というように、限定した条件を伝えるときに使われる英語の「接続詞」です。

よく「”unless”イコール”if ○○ not”」と言われるのですが、この考え方を持ってしまうと、きちんと”unless”を理解するのに苦労してしまうかもしれません。

確かにそのイコール関係が成り立つ場合もあるのですが、“if”と”unless”は全くニュアンスが違っているので、別物と考えた方が良いです。

例えば、”if”で使った例文を”unless”を使って表現するとこんな感じになります。

He won’t join us unless Ann comes.
(アンが来なければ、彼は私達と一緒に来ないだろうね。)

「やっぱり、“He won’t join us if Ann doesn’t come.”を言い換えただけじゃん。」と思った方も多いでしょう。でも、込められてるニュアンスが違うんです。

“if”の文は、あくまでも「もしも」の話として「こうなったら、こうかもね」という感じ。起こり得る結果の条件を「考えられる可能性」として伝えてるんです。

“unless”の文の場合は、「こうじゃなきゃ、こうだよ」という感じで、起こり得る結果の条件を「ハッキリと限定」して伝えてます。

“if”にはそこまで「限定する」力はありません。

逆に、“unless”には「もしも」というような仮定のニュアンスはありません。「○○じゃなければ」というニュアンスを持ち、そのあとに示す内容が「唯一で絶対の条件であること」を示す言葉なんです。

上の例文を詳しく見てみるとこんな感じです。

“He won’t join us”(「彼は私達と一緒に来ないだろう」という起こり得る結果)→“unless”(「これからいう条件が当てはならない限り」という限定の合図)→“Ann comes”(「アンが来る」ことこれが条件)

「アンが来る」ってことが「彼が一緒に来るための唯一の条件」であり、それが当てはならないのであれば、「彼は一緒に来ないだろう」ってことを”unless”を使って伝えてるんです。

ちなみに、この”unless”も直後の文とだけくっつくという特徴があるので、文頭に持ってくることが可能です。

Unless Ann comes, he won’t join us.

理由を伝えるための「接続詞」

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ある物事が「こういう理由からです」と続けたい場合の英語の「接続詞」を紹介します!どんなものが浮かびますか?

because

「理由」と聞いて、”because”を思い浮かべた方は多いと思います。「○○だから」というときの定番の言葉ですね。

ただ、1つおさえておいてほしいのが、この“because”は「相手がまだ知らないこと」を「理由」として言いたいときに使うのが基本だということです。

では、この例文を見てみましょう。

My boss is still angry because Andy was late again.
(アンディがまた遅刻したから、うちの上司はまだ怒ってる。)

なんで上司が怒っているのかわかっていない人に対して、「アンディがまた遅刻したからだよ」と教えてあげてる感じです。

内容によりますが、「相手がもうすでに知ってること」なのに”because”を使うと、失礼になってしまう可能性があります。

as

“as”も”because”と同様に「理由」を続けるために使われるのですが、少しニュアンスが違っています。

“as”を使って言う「理由」は、補足的な印象なんです。「相手がもうすでに知ってること」や「誰が見てもわかることなど」に関して使われます。

I have to make dinner for my sons as my wife has the flu.
(嫁がインフルエンザだから、俺が息子たちの夕飯作らなきゃいけないんだ。)

この場合、聞いてる人は「奥さんがインフルエンザであること」をもう知っています。補足として付け足してるだけなんです。

なので、もし聞いてる人がそのことを知らないのに”as”を使って「理由」を述べるのは不自然です。

もし相手が知らないことを「理由」として言うのであれば、”because”を使いましょう。

ちなみに、この「接続詞」”as”は文頭に持ってくることもできます。

As my wife has the flu, I have to make dinner for my sons.

since

こちらも”as”と同様に、「相手がすでに知っていること」や「誰が見てもわかること」を「理由」にするときの「接続詞」です。

大きな違いはないのですが、この“since”の方がカジュアルな印象で話し言葉でよく使われています。“as”の方が、より丁寧な感じですね。

Let’s get started since you are ready.
(準備ができてるようなので、始めましょう。)

「始めましょう」と言った「理由」が「あなたの準備ができているから」です。

「あなたの準備ができてること」が自分の目から見ても明らかで、当然言われてる相手も自分の準備ができているのがわかっている状況ですね。

この”since”も”as”と同様に、文頭に持ってくることができます。

Since you’re ready, let’s get started.

おわりに

いかがでしたか?今回は英語の「接続詞」の使い方について紹介しました。

ここでは基本的なものを中心に紹介しましたが、英語にはこの他にもたくさんの「接続詞」というものが存在します。1つ1つの役割を理解して、自分の表現の中でどんどん使ってみましょう。伝えられることの幅が広がっていきますよ!

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