気になる話題イッパイ!英会話の上達に役立つニュースメディア

≪バイリンガルMeg流≫子供を英語バイリンガルに!親ができること7選!

 

LINEで送る
Pocket

s_114642343

みなさん、こんにちは!英トピライターのMegです!

お父さん&お母さんの中には「子供をバイリンガルにさせたい!」と強く願っている人も多いのではないでしょうか?「2カ国語が話せて当然」と言われ始めている現代。それでもバイリンガルであることは生きていく上で大きな強みとなります。

確かに本人が努力しなければ言語は習得できませんが、親が子供にしてあげられることはたくさんあるのです。

今回は実際に私がバイリンガルになった経験を生かして、「子供をバイリンガルに育てるために親ができること」をご紹介したいと思います。教育方針を決める上で、ぜひ参考にしてみてください!



子供をバイリンガルに!親ができることとは?

s_270231515

まずは子供のバイリンガル教育のために、「親がしてあげられる具体的な方法」をご紹介します!

映像を見せる

子供にはできるだけ英語が使われている映像を見せてあげましょう!ネイティブが喋っている言葉を映像と共に触れることで、耳と目の両方を刺激しながら学ぶことができます。

例えばこんなものがオススメ!

・NHK「えいごであそぼ
ディズニーアニメーション映画
・NHK「おさるのジョージ

他にも今ではYouTubeなどで様々な映像を閲覧することができますよね。それらをテレビやスマホなどで流して、子供に見せてあげてください。

私の場合は0歳〜2歳までBarney & Friends”(バーニー&フレンズ)というアメリカの教育番組をひたすら見させられていました。現在でもYouTubeにたくさん映像がアップされているので、是非チェックしてみてください!

まずは映像で興味を持たせ、自然と耳を養わせるのがポイントです!英語音声が当然生活環境の中で流れている状況を作りましょう。

もちろん物語を英語で伝えてくれる英語音声教材もいいですが、どんな内容なのかが情景でしっかりと浮かぶ「映像」とセットでまずは入るのがベターです。

歌を一緒に歌う

耳が敏感な幼い時期は、発音やフレーズを音楽を通して覚えるのが最適!好きなメロディーにのせて歌を歌うことで、いつのまにか英語独特の言語リズムを身につけることができます。

ディズニー好きの私は、小さい頃“Disney Sing-Along Songs”(ディズニー・シング・アロング・ソング)の音に合わせて歌うのが大好きでした。最初のうちは何を言っているか分からない歌い方でも、何回も聞いているとどんどん歌詞をしっかり言えるようになるものです。

ディズニー公式YouTubeアカウントにいけば、他にも様々な映像が出てきます。子供と歌を覚えたい場合は、“sing along”のキーワードを入れれば、たくさん動画が出てきますよ!カラオケのように歌詞が表示されるので、非常に見やすいです。

「子供だけ」と思わず、お父さんお母さんも英語で歌を歌ってみましょう!一緒にやれば、子供の関心も高まります。

本を読み聞かせる

0歳〜3歳くらいまでは、耳が敏感なので歌や踊りを通して英語に接するのがベスト。ただしそれより上の年齢になってくると、「ストーリー」を理解し始めるので、物語形式のものに触れるとより言語理解が深まるようになります。

この時期の子供には、たくさん英語で本を読み聞かせてあげてください。「どういう状況なのか」、「登場人物が何て言っているのか」、「場面がどう変わっていくのか」を聞くことによって、物事を伝える言語としての英語に接することになります。

「英語の情報をどう理解するか」を経験することで、脳内での言語処理が活発になること間違い無し!

もしお父さんお母さんが英語に自信がなければ、市販の絵本読み聞かせの音声CD絵本DVDなどを利用してみてください。

ゲームをする

子供はとにかく楽しいことが大好き!英語を「勉強する」感覚で紹介してしまうと、多くの場合やる気を失ってしまいますが、「遊ぶ」感覚で導入すれば親しみを持って接してくれるはずです。

日頃から英語に慣れさせたいなら、英語を使ってゲームをしてみるといいでしょう。ボードゲームテレビゲームオンラインゲームなど、世の中にはたくさんの英語教材が存在します。

ボードゲームなら、「モノポリー」の英語版をネットで購入してみるのもアリ。英語に触れながら楽しくプレイできます!

オンラインゲームで気軽に試したいなら「ESL Games+」がオススメ!とにかくゲームの種類が豊富で、全て無料で試すことができます。小さい子供用から小学生くらいまでを対象にしたものが多いですが、ものによっては大人でさえも学べてしまうゲームもありますよ!

スクールに通わせる

正直に言うと、子供をバイリンガルにするために親がしてあげられる最大の方法が、「英語を使うスクールに通わせる」だと思います。私が考えるに、これが断然一番影響が大きいでしょう。

家から離れた環境で、同年代の友達に囲まれながら英語を学ぶのが、何よりも刺激になります。周りを見ながら社会性を身につけていきますし、他の人が喋っていれば「自分も英語を話さなきゃ」を自然に思うのも当然です。

そして家を出た場所で行うので、メリハリをつけて学びに集中できるはず。教えている先生もその道のプロなので、信頼が置けますよね。

「周りを知る」「学びスイッチをオンにする」という意味で、スクールに通わせるのが最も効果的

ただスクールと言ってもその種類や方法は様々です!

・インターナショナル・スクール
・インターナショナル・プリスクール
・海外の現地校
・英会話スクールの子供向けコース

本来は日本に住む外国籍の子供のためのインターナショナル・スクールに入学させれば、日本にいながらも英語漬けの環境を手にすることができます。ただし大抵入学条件が厳しかったり、金額で手を出せないということが多いでしょう。

幼稚園に上がる前に行くプリスクールの中には、英語教育にフォーカスを置いたものもたくさん存在します。耳が敏感なうちに外で英語を学ばせるなら、こういった学校にお世話になるのもアリ。ただし送り迎えやイベント等が多くなりますし、もちろん高額な費用も忘れてはいけません。

親の海外赴任や留学を通して、英語圏の現地校に通わせることもできます。この場合は日本を離れている環境ですので、とにかく英語に囲まれた学習環境を手に入れられます。ただし海外赴任は簡単に出てくる話ではないですし、留学もお金がかかります。

定番中の定番が、英会話スクールに通わせること。最近では子供向けにデザインされたカリキュラムが豊富に提供されています。習い事の感覚で通わせることになるので、毎月の月謝や教材費が必要となります。

ということでどんな選択肢を選んでも、英語を使うスクールに行かせるということは、とにかくお金がかかるのです。そして学ぶ本人は子供でも、お金を工面するのは親。そういう意味でも、これが親がしてあげられる最大のことと言えるでしょう。

私は13歳から2年間、週2で英会話教室の「ジオス」に通わさせてもらいました。教材費もあったので、親にとって相当な出費であったと思います。

そして15歳からは父親のアメリカ赴任で、カリフォルニア州の現地高校に通うことに。私の負担が少しでも減るようにと、家庭教師を雇ってもらった時期もありました。

両親が私のためにしてくれたことは、確実にお金がかかることだったのです。でもその結果、実際私はバイリンガルになっています。そういう意味で、ここまで投資してくれた両親に本当に感謝しています。

「投資をすればするだけ良い」とは思いませんが、子供をバイリンガルにさせるにはそれなりにお財布に負担がかかると覚悟しておいた方がいいでしょう。

ホストファミリーになる

お家の広さに余裕があれば、日本に来る外国人学生を迎え入れるホストファミリーになってみるのもいいですね。子供に外国人を身近に感じさせる良い機会となります。

世界には日本人以外にたくさんの人がいることを意識させますし、必然的に英語の価値を感じることができるはず!

ネイティブスピーカーであれば、英語で話しかける

国際結婚などで、お父さんお母さんのどちらかがネイティブスピーカーであれば、赤ちゃんのうちから英語で話しかけるも1つの手です。

国籍が日本であっても、帰国子女等のバイリンガルであれば、同じくそのように英語で声をかけてあげてもいいかもしれません。また海外赴任などでネイティブスピーカーが周りにいるのであれば、積極的に赤ちゃんに英語で話しかけてもらいましょう。

生後半年以内に母国語の音を聞き分ける基礎ができると言われているため、幼少期から毎日ネイティブの英語を聞かせてあげるのは非常に大切になります。後のリスニング力に大きな差を生み出すでしょう。

ただし親があまり自信がなければ、むやみに英語で話しかけるのはやめておきましょう。耳が敏感な子供だからこそ、間違った発音をそのまま覚えてしまいがち。悪影響になる可能性があります。


バイリンガルに育てる時のポイント!

s_244059463

具体的にどんなことをしてあげられるかを学んだところで、次はそれを実践する時に大切なポイントについて見ていきましょう!

バイリンガルよりバイカルチャーを意識する

まず始めに知っておくべきなのが「言語を学ぶことは、その国の文化を知ること」という点。言葉や文法を知ればOKなのではなく、カルチャーやニュアンスを学び取らないと「話せるようにはならない」のです。

ということでバイリンガルにしようするのではなく、バイカルチャーを教え込むことを意識しましょう。日本語と英語の文化背景をしっかりと理解できるようにしながら、子供の言語力を伸ばしてあげるのです。

早いうちに英語に親しみを覚えさせる

バイリンガル教育を始める時期は、早ければ早い程いいでしょう。それは赤ちゃんの時から日本語と英語を混ぜて話しかけるということではなく、英語が身近なものであると意識させるという意味で言っています。

小学校・中学校に上がって初めて英文法を学び出すというのでは、あまりにも抵抗が大き過ぎます。それでは「難しいもの」、「理解できないもの」という印象がついてしまうでしょう。

早いうちにバイリンガル教育を導入すれば、幼少期に英語を喋れるようにならなくても、その後の習得過程が非常にスムーズになること間違い無し!

英語の価値を理解させる

英語が話せるとどんな良い事があるのかを理解していれば、学びに向かうのは当然ですよね。

日本にいながらバイリンガル教育をすると、「周りに誰も喋る人がないのに、自分だけ英語を覚えるのは意味がない」と感じがち。そこで親がいかに、英語を使える環境を提供してあげられるかがポイント!

話す機会話したことによるご褒美成功体験があれば、英語に対する見方が良いものになるはず!

親としてバイリンガル教育の目標を決める

学習を進める際、目標を持つことは非常に大切。ただし小さな子供に対して、「あなたのゴールは何ですか?」と聞いても答えが返ってくることはないでしょう。

子供が小さいうちは、親としての目標を決めておくのが大切!「どこまでやってあげるか」、「どのような成長を願うか」という線引きや基準をザックリと決めておくことで、無計画なバイリンガル教育に転ぶことを防止できます。

日本語教育もしっかり行う

英語だけをやればいいのではなく、必ず日本語の教育も徹底的に行うようにしてください。親が日本人&住んでいる場所が日本である場合、どうやっても子供の母国語は日本語になります。

母国語の言語力なしに、第二外国語を習得するのは不可能です。考える力は絶対的に母国語で養われますので、日本語力が低い人は英語力も伸ばしにくくなってしまいます!

親も英語を好きでいる

バイリンガル教育をさせようとする親に多いのが、「自分が喋れないから、子供にはバイリンガルになって欲しい」という考えを持つ方。それ自体は全く悪いことではありませんが、間違っても「英語嫌いなんだよね」という発言をしないようにしてください!

幼少期は親が絶対的な影響力になるのに、「嫌い」、「苦手」、「できない」といった負のイメージを英語に持っていたら、必ずそれを子供も感じ取ります。親が良いと思っていないものに、子供は興味を示せません

思春期ともなれば「なんで自分はできないのに、無理矢理やらそうとするわけ?」と反感を買ってしまう可能性も。

また小さい子供は、特にママが好きなものを一緒に好きになりたいという気持ちが働きます。親も楽しみながらバイリンガル教育に向き合うことで、子供にも積極的に英語を覚えてもらえる環境作りをしましょう!


バイリンガル教育の注意点!

s_160939997

最後に気をつけるべき注意点をご紹介!バイリンガル教育は手段を間違えると失敗してしまうこともあります。成功させるために必ず知っておきたい点を見ていきましょう!

思春期が大変であることを覚悟する

順調にバイリンガル教育を進めていっても、子供の成長に合わせて状況がガラッと変わってしまうのはよくある話です。

特に思春期は「みんなと同じようになりたい」と、環境に適合しようとする時期。この状況の中、家で英語を使って声をかけようとするバイリンガル教育を押し付けると、「なんでそんなことしてくるの?」と拒絶されることもあります。

それもそのはず。所属しているコミュニティーで英語が使われていなければ、それを学ぶ必要も感じません。むしろ1人だけ浮きたくはないので、周りの友達のようになろうと必死になるはず。バイリンガルという特徴は邪魔でしかないのです。
(ちなみに思春期に海外に行くと、逆の考え方でどんどん英語を習得するようになります!)

この時期にバイリンガル教育を行うのは、人によって非常に大変ですので、必ず覚悟をしておいてください!

子供の意思を尊重する

成長の過程で、親が思うように英語を勉強してくれないこともあるかもしれません。しかし大人になれば誰しもがバイリンガルであることの素晴らしさを理解するはず。

いつか分かり合えると信じて、とにかくその時は子供を受け入れてあげてください。親の価値観を押し付けるのは、一番逆効果になります!

その時の子供の意思を尊重し、その子にとって最適な教育の形を考えてあげましょう。子供の成長に柔軟に対応できる余裕を持つのが大切です!

おわりに

いかがでしたか?
今回は私自身が親にしてもらったことを思い出しながら、子供をバイリンガルにするための方法についてお話をしました!

「これが正解!」というのはもちろん存在しません。ただ親が子供の成長を想う気持ちは一緒のはず!家庭環境やその子の性格を考えながら、最善の方法でバイリンガル教育を進めていってくださいね!

LINEで送る
Pocket