「無事」は英語で?安否を報告する/安全を祈る時の表現10選!
「大丈夫だよ!」と安否を報告する時、大切な人の安全を祈る時、どちらも日本語で「無事」という表現を使いますよね。
これって英語ではどのように言うのでしょうか?
今回は「無事」を表す英語フレーズをご紹介します!
無事を報告する
まずは相手に安否を報告する時のフレーズをご紹介します。
I’m alright.
私は無事です。
相手に安否を伝えるフレーズはたくさんありますが、まずはシンプルなこちらの表現から覚えましょう。
“alright”は「大丈夫」を表す“all right”と同義語です。
カジュアルで便利なフレーズですよ。
A: I’m alright. Everything’s OK.
(私は無事です。何も問題ないよ。)
B: Really? Don’t you need anything?
(本当?何かいるものはない?)
さらにシンプルに“I’m OK.”でも安否を伝えられます。
I’m OK.(私は大丈夫だよ。)
We got to the destination alright.
無事に目的地に着きました。
“destination”は「目的地」という意味。“get to 場所”で「○○に着く」「到着する」という表現です。
旅先から誰かに電話する時などに使ってみてくださいね。
A: We got to the destination alright.
(無事に目的地に着きました。)
B: That’s a relief! Enjoy your stay!
(それはよかった!楽しんでね!)
「到着する」は他にも“arrive at”を使って表すこともできますよ。
We arrived at the destination alright.(無事目的地に着きました。)
The operation went well.
手術は無事うまくいきました。
こちらは手術が成功した事を伝える英語フレーズです。
「手術」は“operation”で表せます。“go well”は「うまくいく」という意味です。
手術結果を待つ側は心配で落ち着かないですよね。こういった表現を覚えておけば相手を安心させてあげられますよ。
A: The operation went well.
(手術は無事うまくいきました。)
B: What a relief! I couldn’t sleep last night.
(ああよかった!昨晩眠れなかったよ。)
His surgery was a success.
彼の手術は成功しました。
こちらも手術の成功を報告する表現です。
「手術」は“surgery”でも表すことができます。「成功」は英語で“success”です。
A: His surgery was a success.
(彼の手術は成功しました。)
B: I’ve believed so!
(そうだと信じていたよ!)
“success”の形容詞、“successful”を使って言うこともできますよ。
His surgery was successful.(彼の手術は成功しました。)
We are all safe and sound.
私たち全員無事です。
このフレーズでの“sound”は「病気やけがのない」という意味です。
“safe and sound”で「安全で元気」という意味の英語表現になります。
「何事もなく大丈夫だよ。」と伝えたい時にぴったりのイディオムですね。
A: We are all safe and sound.
(私たち全員無事です。)
B: Good to hear that! I’m relieved at last!
(よかった!やっと安心できるよ!)
I came back in one piece.
無傷で帰ってきました。
“come back”は「帰る」「戻る」の意味。
“piece”は「一かけら」「一切れ」という意味の名詞です。日本語でもカットしたケーキやジグソーパズルに「ピース」を使いますよね。
“in one piece”だと「完全な姿で」「無傷で」という英語イディオムになります。
例えばハードな出張から帰ってきた時などに「命からがら帰ってきた」と少し大げさに言いたい時等に使えますよ。
A: I came back in one piece.
(無傷で帰ってきました。)
B: You’re so lucky!
(ほんとラッキーだったね!)
無事を祈る
続いて相手の安全を祈りたい時のフレーズをご紹介します。
I wish you good luck.
無事を祈ります。
“wish”は「祈る」という意味の動詞です。“good luck”は「幸運」。
“I wish you good luck.”で「幸運を祈ります。」という意味の英語フレーズなので、相手の安全を祈りたい時にも使えます。
少しあらたまったニュアンスです。
A: I wish you good luck.
(無事を祈ります。)
B: Thank you! See you later!
(ありがとう!いってきます!)
もう少しカジュアルに伝えたい時は“Good luck!”と言ってみてください。
Good luck!(気をつけてね!)
Have a safe journey home!
気を付けて家まで帰ってね!
“safe”は「安全な」という意味の形容詞、”journey”は「旅」という意味があります。
“Have a safe journey home!”で「家まで安全に帰ってね。」と伝えたい時に使う表現です。
旅先から家に戻る人に対して使ってみてください。
A: Have a safe journey home!
(気を付けて家まで帰ってね!)
B: Thanks, I will!
(ありがとう、気をつけるよ!)
もう一つ同様の表現をご紹介します。
“trip”が「旅行」、“back home”が「家に帰るまで」という意味です。
Have a safe trip back home!(気をつけて家まで帰ってね!)
I hope everything’s alright with you.
何事もない事を祈ります。
“hope”は「望む」「祈る」という意味の動詞です。“everything”は「すべて」の意味。
“I hope everything’s alright with you.”で「あなたがすべて問題ないことを祈ります。」という文章になります。
あらたまった表現なので、メールや手紙に使うのもおすすめですよ。
A: I hope everything’s alright with you.
(何事もない事を祈ります。)
B: Yeah, everything’s going well so far.
(今のところ全て順調だよ。)
I hope you’re safe with your family.
ご家族と一緒に無事である事を祈ります。
こちらもあらたまったフレーズなので、会話の中よりもメールや手紙に向いている表現です。
“safe with your family”で「家族と一緒で安全」という意味です。
相手とご家族が大丈夫かどうかを確認したい時に使ってくださいね。
“safe”を“alright”に言い換えても同様に使えますよ。
I hope you’re alright with your family.(ご家族と一緒に無事なことを祈ります。)
こちらの表現も安全を祈るフレーズです。
I hope you and your family are all safe.(あなたとご家族みなさんが無事でありますように。)
おわりに
いかがでしたか?
今回は「無事」の英語フレーズをご紹介しました。
大切な人の身の安全は気がかりなものですよね。
自分が安否を報告する側の時も、安全を祈る側の時も、英語で言いたい事を伝えられるよう練習してみてくださいね!