オリンピックの英語!競技や試合について話すため単語とフレーズ!
4年に1度行われるオリンピック。普段はスポーツ見ないという人でも、この時期はワクワクしたり夢中で選手たちを応援するという人も多いのではないでしょうか?
世界的なイベントなので、英語でオリンピックについて話せたら、海外の人たちとの共通の話題として盛り上がれるかもしれませんね!
今回は、オリンピックの競技や試合について英語で話すための単語やフレーズを紹介します!
「競技」の単語
オリンピックには様々な競技があります。それらを英語で言うと、どのように表現するのでしょうか?それぞれの「競技」を表す単語を紹介!
今回は、”soccer”や”judo”など一般的に英語の言い方がよく知られている競技については紹介せず、日本であまり知られていない英単語をお伝えしますよ!
swimming
競泳
オリンピックの「競泳」は”swimming”でOKです。シンプルな表現ですね。競泳での各種目名は以下のように言います。
freestyle(自由形)
backstroke(背泳ぎ)
breaststroke(平泳ぎ)
butterfly(バタフライ)
individual medley(個人メドレー)
medley relay(メドレーリレー)
diving
飛び込み
「飛び込む」という意味の英語”dive”に”ing”をつけた”diving”で、競技の「飛び込み」を表現できます。
飛び込みの種目は以下のような言い方です。
3m springboard(3m飛板飛び込み)
10m platform(10m高飛び込み)
synchronized diving(シンクロナイズドダイビング)
water polo
水球
日本語では「水球」というので”ball”を使うのかと思いきや、英語では”water polo”と表現します。
“polo”というのは「馬に乗り木製のボールをゴールに入れる競技」のことです。それを水中で、馬の代わりに樽に乗って始めたことから、”water polo”と呼ぶようになったという説があります。
modern pentathlon
近代5種競技
馬術、フェンシング、ピストル射撃、自由形水泳、クロスカントリーを行う「近代5種競技」は”modern pentathlon”と言います。
“pentathlon”には「5種競技」という意味があり、そこに「近代」を表す英語”modern”をつけて表現した言葉です。
shooting
射撃競技
射撃は”shooting”と言います。「撃つ」という意味の英語”shoot”を”ing”の形にしただけですね。
射撃には2種目あります。
rifle shooting ライフル射撃
cray shooting クレー射撃
rhythmic gymnastics
新体操
「新体操」は”rhythmic gymnastics”と言います。音楽に合わせて行うってことで、「リズミカルな体操」というニュアンスの表現になるんですね。
ちなみに、新体操で使う道具は以下のように表現します。
hoop(フープ)
clubs (こん棒)
ball(ロープ)
ribbon(リボン)
rope(ロープ)
gymnastics/artistic gymnastics
体操
体操競技は”gymnastics”または「芸術的」という意味の英語”artistic”をつける言い方もあります。
体操競技の各種目は以下の通りです。
<男女共通>
team overall/team competition(団体総合)
individual all-round(個人総合)
floor exercises(床運動)
vault(跳馬)
<男子のみ>
horizontal bar(鉄棒)
parallel bars(平行棒)
pommel horse(あん馬)
rings(釣り輪)
<女子のみ>
uneven bars(段違い平行棒)
balance beam(平均台)
equestrian
馬術
聞きなれない単語ですね。馬術は”equestrian”と言います。
馬術の各種目は以下の通りです。
dressage(ドレッサージュ/馬場馬術)
jumping(障害馬術)
eventing(総合馬術)
athletics
陸上競技
オリンピックの「陸上競技」は”athletics”です。
各種目は以下のように言います。
100 meters/100-meter dash(100m走)
800 meters/800-meter race(800m走)
110-meter hurdles(110mハードル)
3000-meter steeplechase(3000m障害)
20-kilo meter walk(20m競歩)
high jump(走り高跳び)
long jump(走り幅跳び)
triple jump(3段跳び)
javelin throw(槍投げ)
pole vault(棒高跳び)
discus throw(円盤投げ)
hammer throw(ハンマー投げ)
shot put(砲丸投げ)
heptathlon(7種競技)
decathlon(10種競技)
skating
スケート
冬のオリンピックでおなじみのスケート。英語では”skating”と表現します。
各種目については以下の通りです。
figure skating(フィギュアスケート)
short track speed skating(ショートトラック)
speed skating(スピードスケート)
skiing
スキー
こちらも冬のオリンピックではおなじみ。”skiing”という英語で表現します。
それぞれの種目は以下のように言いましょう。
alpine(アルペン)
cross country(クロスカントリー)
Nordic combined(ノルディック複合)
ski jumping(スキージャンプ)
freestyle(フリースタイル)
「試合や選手」について話すフレーズ
では、オリンピックついて話すための英語フレーズにはどんなものがあるでしょうか?
○○ is one of the gold medal hopefuls in △△.
○○は△△の金メダル候補の1人だよ。
金メダル候補の選手や国について話すときの英語フレーズです。○○には選手や国の名前、△△には競技名を入れましょう。
A: Do you think that he will win?
(彼は勝つと思う?)
B: Yes, I think so. He is one of the gold medal hopefuls in judo.
(うん。彼は柔道の金メダル候補だよ。)
○○ is the △△ record holder.
○○は△△記録保持者なんだ。
記録を保持している選手について言いたいときに使えます。△△に”world”を入れると「世界記録保持者」、”Japan”を入れると「日本記録保持者」です。
あるいは具体的に競技名を入れるときは以下のように言えます。
A: She is a really good swimmer.
(彼女は本当にいい水泳選手だね。)
B: Yes, she is the Japanese breaststroke record holder.
(うん、日本の平泳ぎの記録保持者なんだよね。)
I believe ○○ will win the gold medal.
○○が金メダルを取るって信じてるよ。
「金メダルを取る」は英語で”win the gold medal”と表現します。
もし、金メダルを取ると確信している選手や国について言う場合は、”I believe”をつけてこのフレーズのように言いましょう。
A: I believe Japan will win the gold medal.
(日本が金メダルを取るって信じてるよ。)
B: Me too. They can do it.
(僕も。彼らならやってくれるよ。)
It’s unbelievable that ○○ couldn’t win a medal.
○○がメダルを取れなかったなんて信じられないよ。
オリンピックでメダル確実と思ってた選手や国がメダルを逃してしまうと、信じられないという気持ちになりますよね。そんな気持ちを表現する英語フレーズです。
A: What’s wrong?
(どうしたの?)
B: It’s unbelievable that he couldn’t win a medal.
(彼がメダルを取れなかったなんて信じられない。)
I hope ○○ will pass the qualifying round.
○○には予選を突破してもらいたいな。
「予選」は”qualifying round”と表現します。他に”qualifier”という言い方もできますよ。
そう願っている気持ちを表現するときは、このフレーズのように”I hope”を使います。
A: I hope Japan will pass the qualifying round in football.
(日本にはサッカーの予選を突破してもらいたいな。)
B: I hope so.
(そうだね。)
○○ made the final.
日本は決勝に進出したよ。
“make the final”で「決勝に進出する」という意味です。
A: How was his match yesterday?
(昨日の彼の試合はどうだった?)
B: He made the final.
(彼は決勝進出したよ。)
Japan beat ○○ △ to □.
日本が○○に△対□で勝ったんだ。
“beat”は「打ち負かす」という意味で、試合に勝つことを表現する言葉です。過去形も”beat”なので、そのまま使えます。
A: Did you watch the game last night?
(昨日の試合見た?)
B: Yes, of course! Japan beat USA 1 to 0.
(うん、もちろん!日本がアメリカに1対0で勝ったんだよ。)
Japan was beaten by ○○ △ to □.
日本は△対□で○○に負けちゃったよ。
こちらは、上のフレーズに対して負けてしまったことを伝える表現です。”be beaten”と受動態の形を使うと「打ち負かされた」というニュアンスになります。
A: How was the result of the game?
(試合の結果はどうだった?)
B: Japan was beaten by USA 1 to 0.
(日本が1対0でアメリカに負けちゃったよ。)
I’m glad ○○ won a prize.
○○が入賞して嬉しいよ。
オリンピックで「入賞する」は”win a prize”を使います。
A: I’m glad she won a prize in marathon.
(マラソンで彼女が入賞して嬉しいよ。)
B: Oh, did she? That’s amazing!
(そうなの?すごいね!)
I’m upset that ○○ lost in the first round.
1回戦で○○が負けちゃって動揺してるんだ。
勝つと思ってた強い選手や国が、1回戦で負けてしまうこともオリンピックでは起こり得ること。
そんなときは、応援してる私たちも動揺してしまうものです。その気持ちを表現する英語フレーズ。
A: I’m upset that he lost in the first round.
(1回戦で彼が負けちゃって動揺してるんだ。)
B: I understand your feeling. I’m so disappointed.
(君の気持ちわかるよ。僕もガッカリしてる。)
○○ set a new record.
○○は新記録を作ったんだ。
オリンピックでは新記録が出ることもありますよね。そんなときに使えるフレーズです。
“set a new record”で「新記録を作る」という意味になります。”set”の過去形は”set”なので、そのままで「新記録を作った」と言う表現です。
A: He set a new record in the 100m dash.
(彼は100m走で新記録を作ったんだ。)
B: Wow! He’s a really great athlete!
(わあ!彼って本当にすごい選手だね!)
他に”break a record”で「記録を破る」という言い方もあります。
He broke a record in the 100m dash.
おわりに
今回は、英語でオリンピックの競技や試合などについて話すときに使える単語とフレーズを紹介しました。いかがでしたか?
様々な単語やフレーズを身につけて、海外の方たちとオリンピックの話題でどんどん盛り上がっちゃいましょう!
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