「誘いを断る」英語!用事がある/行きたくない時のフレーズ16選
せっかく友人や同僚からお誘いがあったのに、断らないといけないことってありますよね。
英語ではどうやって誘いを断るのでしょうか?
今回は行けない時、用事がある時、行きたくない時などの、「誘いを断る」英語表現をご紹介します。
行けそうにない時
まずは行けそうにない時に誘いを断る、基本的な英語の表現です。
I’m sorry, but I can’t.
ごめん、行けない。
“I can’t ”の後には「誘われた遊びやディナーに行けない」という”I can’t go~” や” I can’t join~” という英語の文章が続きます。しかし、会話の中で何の話をしているのか分かっているので、”I can’t. “の後ろは省略することができます。
A: Do you want to have dinner with me tonight?
(今夜一緒にご飯食べない?)
B: I’m sorry but I can’t.
(ごめん、行けない。)
I don’t think I can make it.
行けないと思う。
“I can make it.” で「約束に行ける」や「間に合う」という意味があります。ストレートに「行けません」と誘いを断るのも良いですが、” I don’t think ~”を先に持ってくることで、「行けないと思う」と少し和らいだ英語の表現にすることができます。
A: Can you come to our party today?
(今日のパーティー来れる?)
B: I don’t think I can make it.
(行けそうにないと思う。)
I’m afraid I can’t go.
残念だけど行けない。
“I’m afraid “は” I’m sorry “と近いですが、「残念だけど」「申し訳ないけれども」と丁寧な態度と、残念な気持ちを英語で表現することができます。
A: Are you coming to Ken’s birthday party?
(ケンの誕生日パーティー来る?)
B: I’m afraid I can’t go.
(残念だけど行けないんだ。)
仕事が理由で断る時
仕事が理由で誘いを断る時は、シンプルに仕事があることを伝えましょう。
I’d love to, but I have to finish my work.
行きたい、でも仕事を終わらせないといけないんだ。
“I’d love to”は”I would love to”の省略の形です。”I want to”と同様の意味で「OOしたい」という気持ちを表し、”I want to”よりもより丁寧な英語の表現です。
A: What time do you get off today? Do you want to grab some dinner?
(何時に仕事終わる?夜ご飯食べに行かない?)
B: I’d love to, but I have to finish my work.
(行きたい、でも仕事を終わらせないといけないんだ。)
I want to, but I’m still at work.
行きたいけど、まだ仕事中。
仕事先にいるという意味の”I’m at work.” 。まだ仕事先にいる=まだ仕事をしているということで、行けないという意味が伝わります。直接誘いを断っていませんが、結果的に断る意図が伝わりますね。
A: We are having dinner today. Do you want to join us?
(今日みんなでディナー行くんだけど、来ない?)
B: I want to, but I’m still at work.
(行きたいけど、まだ仕事中。)
I’ve got a lot of things to do.
たくさんやることがあるんだ。
これは仕事以外の理由で誘いを断る時にも使えます。”things to do”で「やること」という意味です。「とにかくやることが多くて時間が取れない」ため誘いを断る時に、ぴったりの英語のフレーズです。
A: Why don’t we grab a beer or something?
(ビール飲みに行くか何かしない?)
B: I’ve got a lot of things to do.
(たくさんやることがあるんだ。)
用事が理由で断る時
次に、用事や先約がすでにある時に誘いを断る英語の表現です。
I’m sorry, but I have something to do today.
ごめん、今日は用事があるんだ。
具体的な用事の内容を説明しなくても、”something to do”で「やること」、つまり用事があると表現することができ、誘いを断る表現になります。
A: Have you tried the new Italian restaurant? Do you want to go today?
(あの新しいイタリアンのお店行ったことある?今日行ってみない?)
B: I’m sorry, but I have something to do today.
(ごめん、今日は用事があるんだ。)
I’m sorry, but I already have a plan.
ごめん、すでに予定が入ってるんだ。
先約や計画していた用事がある時は、「用事がある」と伝えて誘いを断りましょう。
A: We could finish work early today! Let’s go drinking!
(今日は仕事が早く終わったね!飲みに行こうよ!)
B: I’m sorry, but I already have a plan.
(ごめん、すでに予定が入ってるんだ。)
行きたくなくて断る時
次に、行きたくない時に「やめておく」と言って誘いを断る英語の表現です。
Sounds fun, but I think I’ll pass.
楽しそうだね、でもやめておくよ。
英語の“pass”は日本語でも使われている「パスする」ですね。”I’ll pass.”だけだとせっかく誘いを受けたのに少し素っ気なく断るような印象を受けます。”I think”を入れることで英語の表現を和らげましょう。
さらに、文頭に”Sounds fun”を持って来れば「楽しそうだね。」と相手に関心を示すこともできますね。
A: Hey, I’m having lunch tomorrow with Anne. You want to come?
(ねえ、明日アンとランチするんだけど。あなたも来ない?)
B: Sounds fun, but I think I’ll pass.
(楽しそうだね、でもやめておくよ。)
I should stay home today.
今日は家にいるよ。
誘われたけど外に出るのが億劫な時。家にいたい」という気持ちを伝えて誘いを断る英語の表現です。
A: Such a nice weather today. Let’s go out!
(今日はいい天気だね。どこか行こうよ!)
B: I should stay home today.
(今日は家にいるよ。)
I want to, but I’m not feeling well today.
行きたいけど、今日は気分がよくないんだ。
“I’m not feeling well”で「気分や具合がよくない」という意味です。仮病を使って誘いを断る時はこの英語の表現が良いでしょう。
A: I have free movie tickets. Do you want to come with me?
(無料の映画券があるんだけど。一緒にどう?)
B: I want to, but I’m not feeling well today.
(行きたいけど、今日は気分がよくないんだ。)
I’d love to, but I want to catch up many things today.
行きたいけど、今日は色々とできなかったことをしたいんだ。
特別な用事があるわけではないけど、溜まった用事を片付けたり、ゆっくり本を読んだりしたいことってありますよね。そんな時に誘いを断る英語の表現です。
A: Do you want to go shopping today?
(買い物いかない?)
B: I’d love to, but I want to catch up many things today. It’s my only day off.
(行きたいけど、今日は色々とできなかったことをしたいんだ。今日しか休みがないからね。)
埋め合わせを約束する時
最後に、誘いを断るだけでなく、次の約束や日程の変更をお願いしたい時の英語の表現です。
Rain check?
また今度でいい?
用事があってまた今度にして欲しい時に”rain check”という英語の表現があります。
A: Let’s go see the new movie today.
(今日新しい映画見に行こうよ。)
B: Well, I’m busy today. Rain check?
(えっと今日は忙しいんだ。また今度でいい?)
“Rain check?”だけでも良いですし、他に動詞”take”と合わせてこんな使い方もできます。
I’ll take a rain check. / Can I take a rain check? (また今度でいいかな?)
I’ll make it up to you.
埋め合わせするよ。
“Make up”は「埋め合わせをする」という意味で、ここでの”it”は約束を破ったことや、誘いを断ったことを示しています。
A: I’m sorry I missed the party last week. I’ll make it up to you.
(先週パーティー行けなくてごめんね。埋め合わせするよ。)
B: Don’t worry about it.
(気にしないで。)
Can we reschedule?
他の日にできる?
誘われたその日は行けないけれど、別の日にちで調整したい時の英語の表現です。
A: We want to have a meeting tomorrow. Are you available?
(明日ミーティングをしたいんです。空いていますか?)
B: I’m attending a conference tomorrow. Can we reschedule?
(明日はカンファレンスに参加するんだ。他の日にできる?)
How about some other time?
また別の時はどうかな?
こちらも別の日にちに変更したい時の英語の表現です。
A: I can’t go today. How about some other time?
(今日はいけないんだ。また別の時はどうかな?)
B: Yeah sure, no problem!
(うんわかった、いいよ!)
おわりに
誘いを断る英語の表現がたくさんありましたね。せっかく誘いを受けたので、より丁寧に断るような英語の表現も使って行きましょう。