「知っている」の英語表現!分かっていることを伝えるフレーズ13選!
「その子よく知ってるよ!」「○○に聞いたよ!」など自分が「知っている」と伝えたいとき、英語で何て言ったら良いのでしょうか?
今回は相手に分かっていることを伝えるときの英語フレーズをご紹介します。主に”know”が使われますが、シチュエーションで使い分けができれば相手とのコミュニケーションが取れやすくなります。ぜひ使ってみてくださいね!
“know”+○○で伝える方法
I know that ◯◯.
◯◯だということを知っている。
“that”以降には確認したい内容文が入りますが、この”that”は省略してもOK。その情報について実際にその現場にいて見ている場合、あるいは誰かから話を聞いている場合など、どんなシチュエーションでも使える便利な英語フレーズです。
A: Do you know her well?
(彼女のことよく知ってる?)
B: Not really, but I know that she was seeing somebody else when dating John.
(いいや、でも彼女がジョンと付き合っていたときに他の人とも会っていたことは知ってるよ。)
I know ◯◯.
◯◯を(個人的に)知っている。※主な対象は人物
こちらは誰かのことを質問されたときに使う英語フレーズになりますが、具体的には「実際に会ったことがある」、「付き合いがある」場合に使うのがポイントです。
A: Do you happen to know Mr. Jones?
(ジョーンズ氏のこと知ってたりする?)
B: Of course I know him! We used to be in the same class in high school!
(もちろんだよ!高校のとき同じクラスだったんだだから!)
A: Do you know Claire in the sales department?
(営業部のクレア知ってる?)
B: Yeah, I know her well.
(あぁ、よく知ってるよ。)
※”I know her (well).”という表現は相手の良いところも、悪いところも全て熟知している、という意味合いが含まれたひとつの決まり文句とし使われますよ。
I know about / of ◯◯.
◯◯を知っている。
上の”I know”に対して、こちらの英語フレーズは実際に会ったことはないけれど、話しに聞いたことはある、という程度の場合に使われます。
具体的には、”know about”は「見聞きして」、”know of”は「間接的に」と表す表現なので、有名人の話などをするときにぴったりですよ!人物以外にも物や事柄にたいして使うこともできますよ。
A: Do you know of Martha Stewart?
(マーサ・スチュアートって知ってる?)
B: Yes, but I only know about her on TV.
(うん、テレビで見たことがあるよ。)
I know!
わかってるよ!
すでに分かっていることを指摘されると鬱陶しく感じるときってありますよね。そんなときに使いたい英語表現です。語調を強めに”I know!”と言ったりして、このフレーズのみで使われることも多いですね。
A: Did you know that you’re running out of time?
(もう時間ないってわかってる?)
B: I know!
(わかってるよ!)
I knew it!
やっぱり! / わかってたのに!
「わかってはいたけど、やっぱりこうなったか…」と、想像していた通りの悪い結果を招いてしまって、後悔をしている様子がにじみ出るような「わかってたのに!」です。独り言のように使うことも多いですよ。
A: I knew it! I can’t believe why I didn’t stop there.
(やっぱり!あそこでやめなかった自分が信じられない。)
B: What are you mumbling about weighing yourself on the scale?
(体重計に乗りながら何をぶつぶつ言ってるの?)
I know, don’t I?
よく知っているでしょ?
自分の知識をちょっと自慢気に披露したときにこちらの英語フレーズを付け加えると、ちょっとおちゃめなニュアンスが出て嫌味なかんじがなくなるかも?!
A: Wow! I never knew cows had so many stomachs!
(え!牛にそんなにたくさん胃があったなんて知らなかったよ!)
B: I know, don’t I?
(よく知ってるでしょ?)
“know”以外で伝える方法
Of course!
もちろん!
「もちろんでしょ!」「当たりまえでしょ!」といった英語表現がこちらです。
A: Did you know that earth revolves around the sun?
(地球は太陽の廻りを回っているって知ってた?)
B: Of course. What do you think I am?
(当たり前じゃない。私をなんだと思ってるの?)
I’ve heard of ◯◯.
◯◯について聞いたことがある。
直接それを見たり、経験しているわけではないけれど、話しを聞いたことがある、という場合に使えるのがこちらの英語フレーズです。
A: I’ve heard of the opera you were talking about. Maybe I should try getting a ticket too.
(今話していたオペラのこと私も聞いたことある。私もチケット取ってみようかな。)
B: I really recommend that opera! It was simply fabulous!
(本当におすすめだよ!ただただ素晴らしかった!)
I have the answer to ◯◯.
◯◯の答えを知っている。
“answer”は知ってのとおり「答え」の英語ですね。テストや問題の解答のことを話しているときはもちろんのこと、”have the answer”なので、ここでは、何か大きな問題への解決策を持っているよ、という意味合いで使われています。
A: You know what? I finally have the answer to that long term issue.
(聞いて!長期戦になっているあの問題の解決策がわかったよ!)
B: You are kidding me! Tell me!
(うそでしょ!早く言って!)
相手に問うときの方法
Do you know that ◯◯?
◯◯ということを知ってる?
“that”以降の内容について質問するときに使うシンプルなフレーズですが、相手がその内容について恐らく知らないであろう、という前提で使われることが多いようです。そのため「◯◯なんだって。」と相手に教えるようなニュアンスを持っています。
A: Do you know that she is moving to Australia next month?
(彼女来月オーストラリアに引っ越すんだって。)
B: Really? That’s so sad.
(本当に?それは悲しいね。)
Did you know that ◯◯.
◯◯って知ってた?
“Do you know ◯◯”ととても似た言い回しですよね。ネイティブもあまりその差を意識して使っていないようですが、”Do you know that ◯◯”が相手が知らないのを前提としていることが多いのに対して、”Did you know that ◯◯”は一般常識や経験上、相手がその内容を恐らくは知っていて、それをリマインドしてあげるようなときに使わることが多いようです。
そして、もう一つの違いとしては、現在形の”do”に対して過去形の”did”を使っているので、今現在の知識として持っているのか、あるいは過去のとあるタイミングで知っていたのかの違いで使い分けることもできます。
A: Did you know that you only have a week until the exam?
(試験まであと一週間しかないって知ってた?)
B: I know! No need to remind me every single day!
(わかってるよ!毎日毎日言わなくていいよ!)
Do you know about ◯◯?
◯◯について知ってる?
“about”以降の事柄について尋ねていますね。具体的な説明でも使えますし、例えば”about him”などとすれば「彼のあの件」という意味合いを含めることもできます。
A: Do you know about him?
(あいつの例の件のこと知ってる?)
B: Yep, I heard it from himself. It must have been tough.
(ああ、本人から聞いたよ。大変だったろうな。)
You know, don’t you?
知ってるよね?
“don’t you”と付加疑問文を使うことで確認の意味も出ますが、「知ってなきゃおかしいからね!」という念押しのニュアンスが含まれる場合があります。
A: I asked you about it yesterday. You know where it is, don’t you?
(昨日確認したよね。どこにあるか知ってるでしょ?)
B: I’m so sorry, I have to admit that I have no idea where it is now.
(本当にごめんなさい。正直どこにあるか検討もつきません。)
おわりに
似たような英語フレーズが出てきましたが、”know”をうまく活用してより的確な表現ができるといいですね。ちなみに、今回の記事では述べていませんが、もちろん”Yes”や”Yeah!”でも通じるケースはたくさんありますよ(笑)!