「間違えた」の英語表現!自分のミスを伝えるフレーズ11選!
英語で自分のミスを伝えるときにはどんなフレーズが使えるでしょうか?「間違えちゃった!」とだけ言うのか、「○○を間違えちゃった!」と具体的に言うのかで使う表現も違ってきます。
今回は「間違えた!」を表現する英語フレーズを紹介します!
間違えた!
何か失敗してしまったとき、日本語でも「間違えちゃった!」など思わず口に出てしまうことありますよね。そんなとき、英語ではどのように表現するのが良いでしょうか?
まずは、さまざまな場面で使える「間違えた」のフレーズを見ていきましょう。
I made a mistake.
ミスった。
ミスをしてしまったり失敗してしまったり・・・「間違えた」ということを伝えられるシンプルな表現です。
A: I made a mistake during the presentation.
(プレゼンでミスしちゃったよ。)
B: Don’t worry. Everyone has a bad day!
(気にするなって。誰にだってダメな日はあるんだから!)
I screwed up.
ミスった。
“I made a mistake.”と同様の意味ですが、こちらの方が心からその失敗を悔いてる印象が強いです。「バカなことをしちゃった」みたいなニュアンスが含まれています。
A: Oh, I screwed up. I am really sorry.
(ああ、ミスをしちゃったよ。本当に申し訳ない。)
B: Never mind. That’s not a big deal.
(気にしないで。そんな大きなことじゃないよ。)
“screwed up”を使って、他にこのように言うこともできますよ。
I got screwed up.(ミスをした。)
I really screwed up.(大失敗した。)
I blew it.
失敗しちゃった。
“blew”というのは、「吹き飛ばす」という意味をもつ英語”blow”の過去形です。
この表現は直訳すると「それを吹き飛ばした。」となります。「ある上手くいってたことを吹き飛ばした。」イコール「台無しにした」とイメージができます。
つまり「あることを台無しにしてしまう失敗をした」ってことです。面白い表現ですね。
A: How was your date last night?
(昨日のデートどうだったの?)
B: Well, I blew it. I made her mad.
(うーん、失敗しちゃったよ。彼女をすごく怒らせちゃったんだ。)
I messed up.
失敗しちゃった。
“mess up”には「何かをめちゃくちゃにする」という意味もありますが、「失敗する」「しくじる」というような使い方もあるんです。
A: I messed up at work today, and I might get fired.
(今日仕事で失敗しちゃったよ。クビになっちゃうかも。)
B: What on earth did you do?
(一体何やらかしたんだよ?)
時間を間違えた!
待ち合わせや仕事の時間を間違えしまった・・・できればそんなことはないようにしたいものですが、もしそうなってしまったときは英語でどんなフレーズを使うことができるでしょうか?
「時間を間違えた」というときのフレーズを紹介します!
I got the time wrong.
時間を間違えた。
“I got ○○ wrong.”で「○○を誤解する」「○○を勘違いする」などの意味になります。なので、○○の部分に”the time”を入れれば「時間を間違えてしまった」というニュアンスで使えます。
A: I got the time wrong. I thought it would be at 10:30.
(時間を間違えてたよ。10時半だと思ってた。)
B: You should have written down the time on your agenda.
(予定表に時間を書いておくべきだったね。)
I was mistaken about the ○○ time.
○○の時間を勘違いしてた。
ある時間について勘違いしていたときにはこの表現が使えます。”I was mistaken”で「勘違いしていた」「間違っていた」という意味です。
○○に入れる言葉を変えれば、様々な時間に関して使うことができます。
A: You said you would come home from the dentist by 6:00.
(6時までに歯医者から帰ってくるって言ってなかった?)
B: I was mistaken about the appointment time.
(予約の時間を勘違いしてたんだ。)
特に何の時間を言う必要がなければ以下のように言うこともできます。
I was mistaken about the time.(時間を勘違いしてた。)
書き間違えた!
書類を書いたりメールを打ったりしているときに、うっかり言葉やスペルを間違えてしまうことってありますよね。そんなときに使える便利な英語フレーズをいくつか紹介します!
I spelled it wrong.
スペルミスした。
“I spelled it”で「私はそれを綴った(スペルした)」という意味です。そこに「違った」という意味の”wrong”をつけると、「スペルミスをした」という表現になります。
A: I’m afraid this isn’t correct.
(申し訳ないのですが、これは正しくないと思います。)
B: Oh, I spelled it wrong.
(あ、スペルミスしてしまいました。)
I made a typo.
タイプミスした。
パソコンやスマホなどで文字を打ち間違ってしまったときにはこの表現がおススメです。”typo”という表現を使います。ちなみに”typographical error”の略です。
日本語で言う「タイプミス」は和製英語なので、そのまま使うことはできません。
A: Jack, what does this sentence mean?
(ジャック、この文はどういう意味?)
B: Let me see… I made a typo.
(ちょっと見せて・・・タイプミスしちゃったみたい。)
I mistakenly input the wrong ○○.
うっかり違う○○を入力してしまった。
このフレーズは、「数字」や「日付」などを入力するときに間違ったものを入れてしまったときに使えるフレーズです。例えば「100」としなくてはいけないところを「110」としてしまったなどです。
A: I mistakenly input the wrong number.
(うっかり違う番号を入れてしまいました。)
B: Oh, did you? Input the correct number now.
(え、そうなの?じゃあ、正しい番号を入れて。)
聞き間違えた!
何かをミスしてしまった原因の1つとして「聞き間違い」というのもありますね。
聞き間違えてしまったときの英語フレーズを紹介します!
I heard you wrong.
聞き間違えた。
“hear ○○”で「○○の声を聞く」という意味で、”heard”というのは”hear”の過去形です。
直訳すると「あなたの声を間違えて聞いた」となりますが、つまり「あなたの言ってることを間違って聞いちゃってた」ということなんです。
A: I didn’t ask you to buy this.
(これを買ってきてなんて頼んでないよ。)
B: What? I think I heard you wrong.
(え、そうなの?聞き間違えちゃったんだ。)
I misheard you.
聞き間違えた。
こちらは”mishear”という動詞の過去形”misheard”を使った英語フレーズです。”I heard you wrong.”と同様に、相手に言ったことを聞き間違えてしまったという場合に使うことができます。
A: I’m sorry I misheard you.
(ごめん、聞き間違えてた。)
B: No problem. It’s not your fault.
(全然大丈夫よ。あなたのせいじゃないから。)
おわりに
今回は自分のミスを表現する英語フレーズを紹介しました。いかがでしたか?
単に「間違えた!」と言うときと具体的に「○○を間違えた!」と言うときでは、使うフレーズが変わってきます。その場面に応じて上手く使い分けられるようにしておきましょうね。