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英語「too」の使い方!強調・賛同を表現するため英単語(※例文あり)

 

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みなさんは英語の”too”を上手く使いこなせていますか?

よく目にしたり耳にしたりする英語の”too”には、いくつかの使い方があるんです。それらを上手く使うことができると、表現力をグンとアップさせることができますよ。

それでは、英語の”too”の使い方を紹介します!



「強調」を表す

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1つ目は、強調するときの使い方です。

同じ「強調」の表現として”very”という単語もありますが、持っているニュアンスが違います。

“very”は単に「とても」と強調するのに対して、“too”は「あまりにも○○すぎる」という意味を持っていてネガティブな印象があるんです。

“too”+「形容詞」/「副詞」

「形容詞」または「副詞」を強調するときに使われるパターンです。「○○すぎる」というように、ちょっと行き過ぎてるというニュアンス。

使い方はとってもシンプルで、強調したい「形容詞」や「副詞」の前に”too”をつけます。

例えば、単に「テストが難しかった」という場合は以下のようになります。

The test was difficult.

これを「いくらなんでも難しすぎた!」というニュアンスで、”too”を使って言うとどうなるでしょう?

The test was too difficult.
(そのテストは難しすぎたよ。)

“difficult”の前に”too”をつけるだけで、難しさのレベルが度を超えちゃってる感じになります。

“too”+「形容詞」/「副詞」+”to”+「動詞」

上の使い方に【”to”+「動詞」】をつける使い方です。

この形の意味は直訳すると「○○するためには、あまりに○○すぎる」となり、「あまりに○○すぎて、○○できない」「○○するには○○過ぎる」というニュアンスになります。

まずは「どういう状態か」ということを言ってから、次に「何をするために」という行動の部分を言いましょう。

例えば、こんな風に言います。

My younger brother was too tired to do his homework.
(弟はあまりに疲れすぎてて宿題ができなかった。)

“tired”という「形容詞」を”too”で強調して「疲れすぎている」という状態を伝え、そのあと「宿題をするためには」という意味で”to do his homework”と続けています。

「弟が宿題もできないほど疲れ切っている」という様子を伝える文ですね。

“too”+「量を表す言葉」+「名詞」

“too”を「たくさんの量」を表す”many”や”much”、「少しの量」を表す”few”や”little”と共に使うことができます。

そのあとに「名詞」を続けることで、ある人や物の度を過ぎた「多さ」または「少なさ」表現することができるんです。

ちなみに”many”と”few”は「数えられる名詞」に対して、”much”と”little”は「数えられない名詞」に対して使われます。

では、まずは「多さ」の度が過ぎちゃってる場合の使い方の例です。

I bought too many clothes.
(私はたくさん服を買い過ぎた。)

“too many clothes”とすることで、ただ「たくさん服を買った」のではなく、「ちょっと度を越えた量の服を買った」ということを表現しています。

次に、「少なさ」の度が過ぎちゃってる場合の使い方の例です。

There is too little water in the river.
(この川にはほんの少しの水しかない。)

こちらは、ただ「少ない」のではなくて、「ものすごーく少ない」ということを”too little water”で表現している例です。


「賛同」を表す

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“too”は「私もそう」というように「賛同」や「同意」を表すときにも使われます。「強調」とは全く別の役割ですね。

ちなみに、主に話し言葉で使われる”too”なので、堅ーい文章などを書くときには使わないようにしましょう。

Me too.

“too”で「賛同」と聞いて、真っ先にこのフレーズが浮かんだ方も多いかもしれませんね。

「私もそうです」と相手の意見などの同調するときに使える1番シンプルなフレーズです。

A: I like his new song.
(彼の新曲好き。)
B: Me too. It is really good.
(私も。とってもいいよね。)

ちなみに、「賛同」を表す”Me too.”ですが、使えるのは相手が肯定文の形で言った時だけなので注意しましょう。

例えば相手が”I don’t like ○○.”というように、否定文の形で言ったとき、「自分も○○が嫌い」と同意するときは”Me neither.”を使います。

You too.

こちらは「あなたもね」というニュアンスで使われる表現です。

相手が自分に向けて言ってくれたことを、自分も相手に返してあげたいときなどに使える表現です。

例えばこんな感じ。

A: Have a nice day!
(良い一日を!)
B: Thanks. You too.
(ありがとう。あなたもね。)

「文」+”too”

何か「文」で言った後に、最後に”too”をつけて「賛同」するパターンです。

相手が言った内容を受けて、その内容を繰り返した後に”too”をつけて使います。

例えば、このような感じ。

A: I respect her.
(私は彼女を尊敬してる。)
B: I respect her, too.
(私も彼女を尊敬してるわ。)

「彼女を尊敬している」と相手が言った内容を繰り返して、最後に”too”をつけることで「自分もそうだ」という「賛同」の気持ちを伝えています。


おわりに

今回は英語の”too”の使い方について紹介しました。いかがでしたか?

とってもシンプルな単語ですが、これを使うことで表現の印象がガラッと変わりますよね。ちょっとしたニュアンスの違いを出すことができます。

そこまで難しい文法の知識を必要とせず使うことができるので、ぜひここで紹介した使い方を覚え、すぐにでも”too”を取り入れて英語でコミュニケーションしてみましょう!

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