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「ざっくり」は英語で?大まかに話/予定/金額を伝える表現10選!

 

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詳細を省いて大まかに話す時、まだ確定していないだいたいのスケジュールを伝える時、概算で見積もりを出す時、日本語では「ざっくり」と言いますよね。

英語ではどのように言うのでしょうか?

今回は3つのシチュエーション別に「ざっくり」の英語フレーズをご紹介します。



内容を簡潔にする時

まずは話や説明等を簡潔にする時使える英語フレーズをご紹介します!

This is my rough idea.

私のざっくりした考えです。

まずは「ざっくり」の表現には欠かせない単語、“rough”から覚えましょう。

「大ざっぱな」「おおよその」という意味です。

“This is my rough idea.”で「自分のざっくりした考え」を相手に伝える表現になります。

A: This is my rough idea.
(私のざっくりした考えです。)
B: I like your plan. Please keep me posted!
(いいプランだね。また進捗を教えて!)

Roughly speaking,

ざっくり言って、

“rough”から派生した副詞、“roughly”を使った表現です。

“Roughly speaking,”を文頭につけると「大ざっぱに言って」「ざっくり言って」という意味になります。

話の内容を簡潔にまとめたい時使ってみてくださいね。

A: Roughly speaking, only half the members attended the event.
(ざっくり言って、メンバーの半数しかイベントに出席しなかったよ。)
B: Well, that’s pretty serious.
(それはかなり問題だね。)

Let me tell you briefly.

簡潔に伝えるね。

“briefly”は「簡潔に」「手短に」という意味の副詞です。

先ほどの“roughly”が「大ざっぱな内容」なのに対して、”briefly”は「短く要点だけ話

す」イメージです。

“let me ○○”は「私に○○させてね」という意味の定番英語イディオムなので、ぜひ覚えておきましょう。

A: Let me tell you briefly.
(簡潔に伝えるね。)
B: Thanks! Just tell me the key points.
(ありがとう!要点だけ教えて。)

先ほどご紹介した“Roughly speaking,”と同様に、“briefly”を文頭につけて言う事もできます。こちらは「手短に言うと」「簡単に言えば」という意味です。

“speaking”は省略することもできますよ。

Briefly speaking, this is a free app for managing your loyalty cards.(手短に言うと、これはポイントカードを管理できる無料アプリなんだ。)

Please tell me your idea in broad strokes.

君の考えをざっくり教えて。

“stroke”は「一かき」「行程」など様々な意味を持つ単語です。

“in broad strokes”で「大まかなアウトライン」「概略」を伝える、ビジネス向きの英語イディオムになります。

「細かな点は省いて、概要をコンパクトに伝える」といったイメージです。

A: Please tell me your idea in broad strokes.
(君の考えをざっくり教えて。)
B: In my opinion, we should promote teleworking.
(私の意見としては、在宅勤務を促進するべきだと思っています。)


大まかな予定について話す時

次に大まかなスケジュールを伝える時に使える英語フレーズを見てみましょう。

This is a rough schedule.

こちらはざっくりしたスケジュールになります。

「予定」「スケジュール」を意味する“schedule”を使った表現です。

“rough schedule”で「だいたいの予定」「大まかな予定」という意味。

あくまで現時点でのスケジュールで、変更の可能性があるというニュアンスです。

A: This is a rough schedule.
(こちらはざっくりしたスケジュールになります。)
B: Wow, it’s going to be quite tight, isn’t it?
(わあ、かなりタイトなスケジュールになりそうですね。)

I’ll show you a rough schedule.

大まかなスケジュールをお見せします。

こちらも“rough”を使った表現です。相手にだいたいのスケジュールを提示する時使う英語表現になります。

A: I’ll show you a rough schedule.
(大まかなスケジュールをお見せします。)
B: Thank you. That’ll be a great help.
(ありがとう。すごく助かります。)

Please show me your rough schedule.

だいたいのスケジュールを見せてください。

 こちらは相手に大まかなスケジュールを提示してもらう時のフレーズです。

A: Please show me your rough schedule.
(だいたいのスケジュールを見せてください。)
B: OK. It’s a temporary one, so not fixed yet.
(わかりました。暫定版なのでまだ確定ではないです。)

副詞の“roughly”を使って次のようにも言えますよ。

Please show me your schedule roughly.(大まかにスケジュールを教えてください。)

 


だいたいで計算する時

最後にビジネスでだいたいの見積もりを提示する時に使える英語フレーズです。

This is a rough estimate.

こちらがだいたいの見積もりです。

“estimate”は「見積もり」「概算」という意味の単語です。

“rough estimate”で「だいたいの見積もり」「ざっくりした見積もり」になります。

A: This is a rough estimate.
(こちらがだいたいの見積もりです。)
B: I hope the final estimate will not be too far from this.
(最終見積もりもこれとあまり変わらないといいな。)

This plan will cost roughly one million yen.

このプランだとざっくり100万円くらいになります。

“cost”は「(金額・費用)がかかる」「○○の値段である」という意味の動詞です。

“roughly”と合わせて使うことで、「だいたいの費用」を相手に伝えることができます。

A: This plan will cost roughly one million yen.
(このプランだとざっくり100万円くらいになります。)
B: We can’t afford it. How about another plan?
(予算が厳しいなあ。別のプランはどうですか?)

About one million yen. 

だいたい100万円くらいです。

「およそ」「約」の意味の“about”を使った英語表現です。

“about”の後に金額を付けるだけなので、シンプルで覚えやすいですね!

A: How much will it cost?
(いくらになりそうですか?)
B: About one million yen. 
(だいたい100万円くらいです。)

同様の単語として、「おおよそ」「約」という意味の“approximately”があります。“about”より少し畏まったニュアンスになりますよ。

Approximately one million yen.(おおよそ100万円くらいです。)

 

おわりに

いかがでしたか?

今回は「ざっくり」を表す英語フレーズをご紹介しました。

まずは定番の“rough”を使った表現を丸ごと覚えると役立つと思います。ぜひ日常会話やビジネスで使ってみてくださいね!

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