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「増える」の英語の使い分け!単語別のニュアンスを徹底解説!

 

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英語で「増える」という意味を持つ言葉は、いくつか存在します。

日本語で言うと同じ「増える」と訳すことが出来るそれぞれの言葉ですが、ニュアンスは全く一緒なのでしょうか?

実は、それぞれ異なるニュアンスを持っていて、使える場面や状況に応じて使い分けが必要です。

今回はそんな「増える」を意味する英語の言葉の使い分けについて、紹介していきます!

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「増える」を意味する単語のニュアンス

今回の記事では、「増える」という意味を持つ代表的な英語の単語3つを取り上げたいと思います。

まずは、それぞれの言葉に込められているニュアンスの違いを簡単に掴んでおきましょう。

「増える」を意味する単語が持っている意味合いの違いは、以下の通りです。

“increase” ⇒ 段々と増える
“multiply” 一気に増える
“rise”上がって増える

日本語で言うと同じ「増える」という訳になりますが、微妙に違っていますね。

“increase”と”multiply”は「どんな風に増えるか」という点に重きを置いていて、”rise”は「単に増える」ということを表現している感じです。

それでは、それぞれのニュアンスを単語別に詳しく確認していきたいと思います!

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「increase」のニュアンス

段々と増える

英語の”increase”が持つ「増える」には、「徐々に何かが増える」というニュアンスが込められています。

「ジワジワ」、「じっくり」と数が少しずつ増えていくイメージ。グラフで表すと緩やかな曲線を描いていく感じですね。

では、この”increase”を使った例文でニュアンスを掴んでいきましょう。

The population of this town will increase within ten years.
(この町の人口は10年以内に増えるだろう。)

この場合、10年以内に町の人口が徐々に増えていくことを予想して、”increase”を使っています。

急激な増加ではなく、少しずつ人口が増加していくイメージです。

Too much drinking increases the risk of liver disease.
(お酒の飲み過ぎは肝臓の病気の危険性を増やします。)

この例文では、”increase”を使って「危険性がじわじわと増していく」というニュアンスで伝えています。

急に危険な状態になるわけではなく、病気になる可能性が少しずつ増えていくということです。

My weight increased in the past few months.
(この数か月で体重が増えた。)

体重は少しずつ増えていくものなので、”increase”を使うのが適しています。

「あれ?3キロも増えている!」と急に増えたようなイメージがありますが、気づいていないだけで徐々に増えているんですよね(苦笑)

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「multiply」のニュアンス

一気に増える

英語の”multiply”の持つ「増える」のニュアンスは、「勢いよく何かが増える」です。

ぐんと数字が増えたり、とどまることなくどんどんと増えていくイメージになります。

“multiply”には「掛ける」という意味合いも含まれていますから、元々の状態から何かを掛けて倍に増えていくような感じです。

The population of this town will multiply within ten years.
(この町の人口は10年以内に一気に増えるだろう。)

この例文で表しているのは「人口の数が急に増える」というニュアンスです。2倍3倍と人口が増えるようなイメージですね。

Too much drinking multiplies the risk of liver disease.
(お酒の飲み過ぎは肝臓の病気の危険性を増やします。)

この例文では、”multiply”を使って、危険性がどんどん増えていくということを伝えています。

「お酒を適度に飲んでいる状態と比べて、お酒を飲み過ぎることでそのリスクが倍になってしまう」というようなニュアンスです。

Germs in food multiply in the hot, humid climate.
(暑くて湿気の多い気候では食べ物の中の細菌は一気に増殖します。)

細菌というのは、少しずつ増えるというよりも、一気に増えるイメージです。

そのため、「細菌が増える」と言う場合は、「どんどん増える」と言うニュアンスを持っている”multiply”がピッタリなんですね。

「rise」のニュアンス

上がって増える

英語の”rise”が表す「増える」には、「上昇する」とか「上がる」というニュアンスが含まれているんです。

“increase”や”multiply”のように、増え方に重点は置いておらず、単に「数などが増えて上昇する」ということを表しています。

元の状態から数字などが挙がっているということを伝えられる言葉です。

The population of this town will rise within ten years.
(この町の人口は10年以内に増えるだろう。)

この場合、どんな風に人口が増えていくかは特に表現されていません。「人口が増える」という点だけに注目しています。

The risk of liver diseases rises from too much drinking.
(お酒の飲み過ぎは肝臓の病気の危険性を増やします。)

この例文では、その危険性がどんな風に増すかはわかりませんが、とにかく危険性が増えるということを伝えています。

この例文を見て、「あれ?他の単語では”Too much drinking”が主語だったのになぜ?」と感じた方もいるかもしれませんね。

ほぼ同じ内容なのに、なぜ文の形が他の2つの単語を使う時と異なるのでしょう?

それは、この”rise”が自動詞としての役割しかないためです。「〇〇が増える」や「〇〇が上がる」というニュアンスでしか使えないのです。

“increase”や”multiply”のように「〇〇を上げる」とか「〇〇を増やす」といったニュアンスを表す他動詞の役割はありません。

“Too much drinking”を主語にしたい場合は、「〇〇を増やす」とか「〇〇を上げる」という意味合いが表現出来る”raise”という動詞を使うのが適切です。

Too much drinking raises the risk of liver disease.
(お酒の飲み過ぎは肝臓の病気の危険性を増やします。)

また、”rise”には「上がって増える」という意味合いがあるので、「気温が上がる」ということを伝える時に適しています。

The temperature will rise this summer.
(今年の夏は気温が上昇するでしょう。)

どんな風に上がるかは意識せず、とにかく気温が上がることを表現しているんです。

おわりに

今回は「増える」を意味する単語のそれぞれのニュアンスを紹介しました。いかがでしたか?

それぞれの単語が表す「増える」には微妙な意味合いの違いがありましたね。

それぞれの単語に込められているニュアンスを上手く掴んで、状況にあった適切な言い方が出来るようにしていきましょう!

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